「テレビ将棋対局」の版間の差分
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[[1972年]][[8月]]、民放テレビ局で初の主催となる「[[早指し将棋選手権]]」という大会が開催されたのをきっかけに誕生。当初は半年間を1つの区切りとした年2回のシリーズだったが、[[1978年]]から1年間をかけての開催に変更。[[1982年]]に満30歳以下を対象とした若手限定大会「早指し新鋭戦」を新設し、およそ半年ごとに「早指し将棋選手権大会」と交互に開催する形式を取り、[[2003年]][[3月]]終了まで続けた<ref name="日本将棋連盟">[http://www.shogi.or.jp/kisen/shoumetsu/12/ 棋戦情報「早指し将棋選手権戦・早指し新鋭戦」]</ref>。 |
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2020年7月16日 (木) 23:09時点における版
テレビ将棋対局(テレビ・しょうぎたいきょく)はテレビ東京(1981年9月30日まで東京12チャンネル)で、1972年-2003年に放送された将棋のテレビ棋戦の番組である。
概要
1972年8月、民放テレビ局で初の主催となる「早指し将棋選手権」という大会が開催されたのをきっかけに誕生。当初は半年間を1つの区切りとした年2回のシリーズだったが、1978年から1年間をかけての開催に変更。1982年に満30歳以下を対象とした若手限定大会「早指し新鋭戦」を新設し、およそ半年ごとに「早指し将棋選手権大会」と交互に開催する形式を取り、2003年3月終了まで続けた[1]。
放送第一回の対局は、森雞二六段対滝誠一郎四段戦(段位はいずれも当時)[2]。対局は森が勝利している。
1982年度以降の各棋戦出場者[1]は以下の基準で選抜されていた。
「早指し選手権戦」(36名選抜)
- 前回選手権ベスト4進出者
- 早指し新鋭戦ファイナリスト
- 前年度の七大タイトル保持者
- 過去10年間の同大会優勝者
- 前年度の七大タイトル戦出場者および一般棋戦優勝者
- 竜王ランキング戦1組在籍者
- 順位戦順位上位16名
- 各タイトル戦における永世称号呼称者
- 上記条件に該当する棋士が36名に満たなかった場合は予選を実施し、予選勝抜者が選手権戦出場となる[3]
「早指し新鋭戦」(16名選抜)
- 30歳以下の成績優秀棋士15名
- 女流棋士1名[4]
毎回島田良夫(テレビ東京アナウンサー→定年後はフリーアナウンサーとして出演)[5]が進行役を勤め「テレビ将棋対局の時間でございます。朝のひと時を早指し将棋でお楽しみください」と挨拶した。
NHK杯テレビ将棋トーナメント、NHK杯テレビ囲碁トーナメント、日曜囲碁対局と並ぶ屈指のテレビ棋戦として長年親しまれた。
出典
- ^ a b 棋戦情報「早指し将棋選手権戦・早指し新鋭戦」
- ^ “「森雞二九段のプロ棋士五十周年を祝う会」に参加する”. 将棋ペンクラブログ. 2020年6月6日閲覧。
- ^ 最終年度(2002年度)は条件該当棋士が36名に満たなかったものの予選は行われず、前年度から同年度にかけての成績優秀棋士が選抜された
- ^ 女流棋士選抜者は年齢に関係なく成績優秀者からの選抜であった
- ^ 「早指し将棋妙手奇手・アナウンサー島田良夫氏」(NIKKEI NET 将棋王国)