「Turbo Basic」の版間の差分
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下の例のように Turbo Basic の文法は[[ALGOL]]風である。普通のBASICのように行番号を使うことはなく、[[制御構造]]が豊富であり、ALGOL風のサブルーチンをサポートしていた。Turbo Basic などがきっかけとなってBASICの拡張が盛んになり、[[構造化プログラミング]]が可能な言語になっていった。 |
下の例のように Turbo Basic の文法は[[ALGOL]]風である。普通のBASICのように行番号を使うことはなく、[[制御構造]]が豊富であり、ALGOL風のサブルーチンをサポートしていた。Turbo Basic などがきっかけとなってBASICの拡張が盛んになり、[[構造化プログラミング]]が可能な言語になっていった。 |
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INPUT "What is your name:", A$ |
INPUT "What is your name:", A$ |
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PRINT "Hello "; A$ |
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PRINT "Goodbye "; A$ |
PRINT "Goodbye "; A$ |
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== 脚注・出典 == |
== 脚注・出典 == |
2020年7月5日 (日) 23:01時点における版
Turbo Basic は、元々は Robert 'Bob' Zale が開発したBASICコンパイラであり、ボーランドが製品化した。ボーランドが販売終了を決定したとき、Zale はそれを引き取り PowerBASIC に名称を変え、同名の会社を立ち上げてサポートと開発を継続した[1]。
1985年に発売されたソフトウェアであり、当時のボーランドの言語製品である Turbo Pascal 4.0、Turbo C 1.0/1.5、Turbo Prolog 1.1 とよく似た黒い画面が特徴だった。青い画面がボーランドの特徴となるのは1989年ごろの Turbo C 2.0 や Turbo C++ 1.1 からであり、そのころには Turbo Basic や Turbo Prolog は既に販売終了していた。
当時の多くのBASIC処理系とは異なり、Turbo Basic は完全なコンパイラであり、MS-DOS用のネイティブなコードを生成した。他の実装はインタプリタだったり、ランタイムライブラリに依存していた。統合開発環境内でBASICプログラムを実行しデバッグすることが可能で、生成したEXEファイルは完全に単独で動作可能で、Turbo Basic 製品や、ランタイムライブラリのインストールは不要だった。
コード例
下の例のように Turbo Basic の文法はALGOL風である。普通のBASICのように行番号を使うことはなく、制御構造が豊富であり、ALGOL風のサブルーチンをサポートしていた。Turbo Basic などがきっかけとなってBASICの拡張が盛んになり、構造化プログラミングが可能な言語になっていった。
INPUT "What is your name:", A$
PRINT "Hello "; A$
DO
S$ = ""
INPUT "How many stars do you want to print"; S
FOR I = 1 TO S
S$ = S$ + "*"
NEXT I
PRINT S$
DO
INPUT "Do you want to print more stars"; Q$
LOOP WHILE LEN(Q$) = 0
Q$ = LEFT$ (Q$, 1)
LOOP WHILE (Q$ = "Y") OR (Q$ = "y")
PRINT "Goodbye "; A$
脚注・出典
- ^ Gerald Krug (1987). The Program Begins. Lulu. ISBN 0961289007