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2020年6月29日 (月) 13:46時点における版

後藤 敬一(ごとう けいいち、1951年9月8日 - )は、日本経産官僚。元国土交通省大臣官房審議官。退官後は、JX日鉱日石金属副社長を務めた。長崎県出身[1]

経歴

1951年長崎県生まれ[1]1975年東京大学工学部を卒業後、通商産業省(現:経済産業省)に入省[1]。入省同期に参議院議員太田房江らがいる。同省所管の金属鉱業事業団、石油公団(現:石油天然ガス・金属鉱物資源機構)等での勤務を経て、1995年通産省非鉄金属課長、1997年資源エネルギー庁鉱業課長[1]2000年国土交通省出向、都市整備に係わる部局の官房審議官を務め、2001年退官[1]

2003年日鉱金属(現:JX金属)執行役員となり、2008年常務執行役員、2010年取締役、2013年取締役副社長。カセロネス銅・モリブデン鉱床(チリ)の開発プロジェクトに携わり[2]2014年6月からはチリ事務所長を務めた[3]。また、日本・チリ両国の防災協力に関する会議で議長を務めるなど、日智間の関係強化に取り組んだ[4][5]2016年に副社長を退き、顧問に就任した。

略歴

入省同期

脚注

  1. ^ a b c d e 『全国官公界名鑑 2001年』(同盟通信社、2001年)[か] 170頁。
  2. ^ JX日鉱日石金属など:チリ銅事業、ペソ高響き10億ドル追加負担”. ブルームバーグ (2011年11月30日). 2016年12月3日閲覧。
  3. ^ 2014年度 役員の人事異動について”. JX日鉱日石金属 (2014年5月9日). 2016年12月3日閲覧。
  4. ^ 第28回日智経済委員会 概要報告” (PDF). 東京商工会議所. 2016年12月3日閲覧。
  5. ^ JX金属、チリの豪雨被災地に寄付”. 日刊産業新聞 (2015年5月25日). 2016年12月3日閲覧。