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「I LOVE YOU -now & forever-」の版間の差分

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#:[[ベンチャーズ]]風のサウンドが特徴的な楽曲で、歌詞中に出てくる「ベンちゃん」は実在の人物という。桑田は“嘉門雄三”名義で参加し、小林と共にボーカルもとっている。
#:[[ベンチャーズ]]風のサウンドが特徴的な楽曲で、歌詞中に出てくる「ベンちゃん」は実在の人物という。桑田は“嘉門雄三”名義で参加し、小林と共にボーカルもとっている。
#'''ジャンクビート東京''' [5:59]<br/>(作詞・作曲:[[いとうせいこう]] & [[戸田誠司]] / 編曲:リアル・フィッシュ)
#'''ジャンクビート東京''' [5:59]<br/>(作詞・作曲:[[いとうせいこう]] & [[戸田誠司]] / 編曲:リアル・フィッシュ)
#:[[1987年]]に[[リアル・フィッシュ|Real Fish]] featuring 桑田佳祐・[[いとうせいこう]]名義で発表した楽曲。
#:[[1987年]]にReal Fish featuring 桑田佳祐・[[いとうせいこう]]名義で発表した楽曲。
#:当時の日本ではあまり認知、理解されていなかったヒップホップ曲で、桑田はアルバム発売時の[[スイッチ・パブリッシング|SWITCH]]の取材に応じるまで、この曲に対しての思い出をほとんど覚えていなかったという。
#:当時の日本ではあまり認知、理解されていなかったヒップホップ曲で、桑田はアルバム発売時の[[スイッチ・パブリッシング|SWITCH]]の取材に応じるまで、この曲に対しての思い出をほとんど覚えていなかったという。
#'''LONG DISTANCE LOVE''' [3:25]<br/>(words & music:[[ローウェル・ジョージ|Lowell George]] arrangement:Ira Ingber)
#'''LONG DISTANCE LOVE''' [3:25]<br/>(words & music:[[ローウェル・ジョージ|Lowell George]] arrangement:Ira Ingber)

2020年6月21日 (日) 10:50時点における版

桑田佳祐 > I LOVE YOU -now & forever-
『I LOVE YOU -now & forever-』
桑田佳祐ベスト・アルバム
リリース
ジャンル ロック
アニメソング(Disc 2 #13)
時間
レーベル タイシタレーベル
SPEEDSTAR RECORDS
プロデュース 桑田佳祐
専門評論家によるレビュー
  • CDJournal.com link
チャート最高順位
  • 週間1位(3週連続、オリコン[1]
  • 2012年7月度月間1位(オリコン)
  • 2012年8月度月間4位(オリコン)
  • 2012年度年間6位(オリコン)[2]
ゴールドディスク
桑田佳祐 アルバム 年表
MUSICMAN
2011年
I LOVE YOU -now & forever-
(2012年)
がらくた
2017年
EANコード
EAN 4988002617753(通常盤)
EAN 4988002619207(完全生産限定盤)
ミュージックビデオ(Full ver.)
「幸せのラストダンス」 - YouTube
「100万年の幸せ‼︎」 - YouTube
「愛しい人へ捧ぐ歌」 - YouTube
ミュージックビデオ(Short ver.)
「幸せのラストダンス」 - YouTube
「100万年の幸せ‼︎」 - YouTube
「愛しい人へ捧ぐ歌」 - YouTube
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I LOVE YOU -now & forever-』(アイ・ラブ・ユー ナウ・アンド・フォーエバー)は、桑田佳祐の3枚目のベスト・アルバム[† 1]2012年7月18日発売。発売元はタイシタレーベル / SPEEDSTAR RECORDS

背景

桑田が2012年にソロデビュー25周年を迎え、自身のアルバムとしては、『MUSICMAN』から約1年5ヶ月ぶり、前作のベストアルバム『TOP OF THE POPS』から約9年8ヶ月ぶりとなる作品である[3]

食道がん克服、紅白出場などを経てアルバム『MUSICMAN』発売、東日本大震災チャリティなどこれまでと比べ大きな出来事の多かった第5期ソロ活動において、1987年以降のソロワークスの集大成として発売されたベストアルバム。初回限定盤は桑田がボーカルやトリビュートのみで参加し廃盤となった作品のボーナスディスクが付属しており、これらの楽曲が桑田ソロの作品に収録されるのは初のことである。マスタリングはテッド・ジェンセン

録音

ソロ活動で発表したシングルA面曲の大半に一部アルバム曲が収録され、DISC 2の11曲目からは着うた配信のみで販売されていたものの初CD化作品である。前ソロベストアルバム『TOP OF THE POPS』ではKUWATA BANDSUPER CHIMPANZEE桑田佳祐&Mr.Childrenの曲も収録されていたが、本作では全曲ソロ名義で発表した曲が収録されている[† 2]

収録曲中9曲がアルバム初収録(初CD化は6曲)で、特に長年商品化されず「幻の曲」と言われていた松任谷由実との共作曲「Kissin' Christmas (クリスマスだからじゃない)」が初収録されることはマスコミでも大きく報じられている(収録までの経緯は曲の記事を参照のこと)[4]

DISC 2は19分弱に及ぶ「声に出して歌いたい日本文学〈Medley〉」をフルで収録した事もあってか、CDの収録時間のほぼ限界である79分20秒となってしまった為に時間面での制約が出てしまい、曲が終わったと同時に次の曲が始まるという事態が発生している[† 3]

タイトルの「I LOVE YOU」はディレクターがつけたもので、後から桑田が「now & forever」を付け足したという[5]

プロモーション

2000年2001年2009年にレギュラー放送されてた桑田のフジテレビ系の冠番組桑田佳祐の音楽寅さん 〜MUSIC TIGER〜』が本作発売に合わせて「桑田佳祐の音楽寅さん2012 “I LOVE YOU -now & forever-”スペシャル」が特別番組として2012年7月11日に放送された[6]

チャート成績

2012年7月30日付のオリコン週間アルバムランキングで初週43.2万枚を売り上げて、初登場1位を獲得した[3]。また、同年8月6日付では12.0万枚[7]、同年8月13日付では6.0万枚を売り上げて、桑田ソロアルバムで初めてとなる3週連続1位を獲得し、サザンオールスターズを含めても1992年発売の『世に万葉の花が咲くなり』で4週連続1位を記録して以来約20年ぶりとなった[1]。また、本作は累計79.6万枚(オリコン調べ)を売り上げた[8]

オリコンによる本作の登場回数は73回である[9]

収録曲

  • タイトルは基本的に、オリジナル発売時の表記に従う。楽曲の解説は各収録作品を参照のこと。[ ]内は演奏時間である。

DISC 1

  1. 悲しい気持ち (JUST A MAN IN LOVE) [3:54]
    (作詞・作曲:桑田佳祐 / 編曲:小林武史 with 桑田佳祐、藤井丈司
    1987年発売のソロデビューシングル。
  2. 今でも君を愛してる [3:26]
    (作詞・作曲:桑田佳祐 / 編曲:小林武史 with 桑田佳祐、藤井丈司)
    1988年発売の1枚目アルバム『Keisuke Kuwata』収録曲。
  3. いつか何処かで (I FEEL THE ECHO) [5:19]
    (作詞・作曲:桑田佳祐 / 編曲:小林武史 with 桑田佳祐、藤井丈司)
    1988年発売の2枚目シングル。
  4. Kissin' Christmas (クリスマスだからじゃない) [7:10]
    (作詞:松任谷由実 / 作曲:桑田佳祐 / 編曲: KUWATA BAND
    当初は初回盤のボーナスディスクに収録される予定であったが、スタッフの意見でこちらに収録されることとなった。
  5. 漫画ドリーム [4:48]
    (作詞・作曲:桑田佳祐 / 編曲:桑田佳祐 & 小倉博和
    1994年発売の2枚目アルバム『孤独の太陽』収録曲。
  6. 真夜中のダンディー [5:14]
    (作詞・作曲:桑田佳祐 / 編曲:桑田佳祐 & 片山敦夫)
    1993年発売の3枚目シングル。
  7. [4:43]
    (作詞・作曲:桑田佳祐 / 編曲:桑田佳祐 & 小倉博和
    1994年発売の4枚目シングル。
  8. 祭りのあと [4:52]
    (作詞・作曲:桑田佳祐 / 編曲:桑田佳祐 & 小倉博和)
    1994年発売の5枚目シングル。
  9. 波乗りジョニー [4:28]
    (作詞・作曲・編曲:桑田佳祐 / 管編曲:山本拓夫 / 弦編曲:島健
    2001年発売の6枚目シングル。
  10. 白い恋人達 [4:40]
    (作詞・作曲・編曲:桑田佳祐 / 弦 & 管編曲:島健)
    2001年発売の7枚目シングル。
  11. ROCK AND ROLL HERO [4:42]
    (作詞・作曲:桑田佳祐 / 英語補作詞:Tommy Snyder / 桑田佳祐 & THE BALDING COMPANY / 管編曲:山本拓夫)
    2002年発売の3枚目アルバム『ROCK AND ROLL HERO』収録曲。
  12. 東京 [6:27]
    (作詞・作曲:桑田佳祐 / 編曲:桑田佳祐 & THE BALDING COMPANY)
    2002年発売の8枚目シングル。
  13. 可愛いミーナ [5:22]
    (作詞・作曲・編曲:桑田佳祐 / 弦編曲:島健)
    シングル「東京」のカップリング曲。
  14. 明日晴れるかな [5:13]
    (作詞・作曲・編曲:桑田佳祐 / 弦 & 管編曲:島健)
    2007年発売の9枚目シングル。
  15. 風の詩を聴かせて [4:56]
    (作詞・作曲・編曲:桑田佳祐)
    2007年発売の10枚目シングル。

DISC 2

  1. ダーリン [4:36]
    (作詞・作曲・編曲:桑田佳祐 / 弦編曲:桑田佳祐 & 片山敦夫 / 管編曲:桑田佳祐 & 山本拓夫)
    2007年発売の11枚目シングル。
  2. 現代東京奇譚 [5:04]
    (作詞・作曲・編曲:桑田佳祐 / 弦 & 管編曲:斎藤ネコ
    シングル「ダーリン」のカップリング曲。
  3. MY LITTLE HOMETOWN [4:32]
    (作詞・作曲・編曲:桑田佳祐 / 管編曲:山本拓夫)
    シングル「風の詩を聴かせて」のカップリング曲。
  4. 君にサヨナラを [4:47]
    (作詞・作曲・編曲:桑田佳祐 / 弦編曲:佐橋佳幸
    2009年発売の12枚目シングル。
  5. 声に出して歌いたい日本文学〈Medley〉 [18:41]
    (作詞:中原中也高村光太郎太宰治与謝野晶子芥川龍之介小林多喜二樋口一葉石川啄木夏目漱石宮沢賢治 / 作曲・編曲:桑田佳祐)
    シングル「君にサヨナラを」のカップリング曲。
  6. 本当は怖い愛とロマンス [3:31]
    (作詞・作曲・編曲:桑田佳祐)
    2010年発売の13枚目シングル。
  7. 銀河の星屑 [4:20]
    (作詞・作曲・編曲:桑田佳祐)
    2011年発売の4枚目アルバム『MUSICMAN』収録曲。
  8. 月光の聖者達ミスター・ムーンライト [4:22]
    (作詞・作曲・編曲:桑田佳祐)
    アルバム『MUSICMAN』収録曲。
  9. 明日へのマーチ [3:30]
    (作詞・作曲・編曲:桑田佳祐)
    2011年発売の14枚目シングル「明日へのマーチ/Let's try again 〜kuwata keisuke ver.〜/ハダカ DE 音頭 〜祭りだ!! Naked〜」の1曲目。
  10. Let's try again 〜kuwata keisuke ver.〜 [4:49]
    (作詞・作曲・編曲:桑田佳祐 / 管編曲:山本拓夫 & 曽我淳一
    シングル「明日へのマーチ/Let's try again 〜kuwata keisuke ver.〜/ハダカ DE 音頭 〜祭りだ!! Naked〜」の2曲目。
  11. 幸せのラストダンス [4:44]
    (作詞・作曲・編曲:桑田佳祐)
    自身出演の三井住友銀行 CMソング。
    桑田はこの曲について「知り合いの伊豆のそば屋のお嬢さんが結婚する際に思いついた曲で、純粋に2人の旅立ちを祈る気持ちになれたことが嬉しくてそれで書けた曲」と語っている[10][11][5]
    PVには高橋惠子谷桃子が出演し、高橋は桑田の妻、谷はその若い頃を演じている。このPVは2018年1月に発売のミュージック・ビデオ集『MVP』に収録されている。
    2012年のライブツアーでは、会場ごとに結婚間近のカップルを募り、2人の門出を祝うMCと共に披露されている。
  12. CAFÉ BLEU [3:27]
    (作詞・作曲・編曲:桑田佳祐)
    自身出演の森永乳業「マウントレーニア ダブル」CMソング。
    アルバムに収録されている新曲の中では最も早く、2011年11月にオンエアが始まっていた。桑田は「コーヒー豆の粒が描かれたグラフィックデザインがあって、その琥珀色というか、色合いを見ているうちにイメージが湧いてきてできた曲」と語っている[11]
  13. 100万年の幸せ!! [4:40]
    (作詞:さくらももこ / 作曲・編曲:桑田佳祐)
    フジテレビアニメちびまる子ちゃん』エンディングテーマ。
    かねてからさくらももこは桑田のファンであったといい、作曲の依頼の手紙を歌詞と共に桑田の元に送り[11]、桑田がさくらの綴った世界中の幸せを願う内容に共感した事から実現した[12]
    桑田の話によるとさくらからの手紙が届いたのは2012年1月7日であり、文量の多い手紙ではなかったが、当時の世相や子供達の将来の事や「つたない詞を作ったんですけども、曲を作ってくれませんか、ずうずうしくてごめんなさい」といった旨が書かれており、手紙を受け取った翌日までにはさっそく作曲に取りかかっている。また、さくらが書いた歌詞はメロディを作りやすいようにするための配慮か、1行の字数が全て揃っていたとのことで「これは非常に、作曲をする立場としては非常にありがたいなと思って」とコメントしている[13]。制作途中には「さくら先生、ここ1文字加えていいですか?」といったようなやりとりも行われていた[11]
    PVはアニメーションで表現され、アニメで描かれた桑田が、まる子をはじめとする『ちびまる子ちゃん』の登場人物[† 4]と共演している。一部を編集してエンディング映像として使用しているが歌詞テロップはゴシック体に変更されている。このPVはミュージック・ビデオ集『MVP』に収録されている。
    2012年のライブツアーでは、本編の最後に挿入され、2番以降は斎藤誠金原千恵子らサポートメンバー全員が楽器を置いて桑田と共にダンスを披露した。この演出は桑田が「ゴールデンボンバーで行くぞ」と提案したことがきっかけである[14]
    さくらの訃報が報じられたことを受け、桑田は2018年9月1日放送の自身のラジオ番組桑田佳祐のやさしい夜遊び』(TOKYO FM)で、冒頭と終盤にさくらを追悼するコメントを述べ、制作時のエピソードやその後の交流を語ったうえで、生歌のコーナーでこの曲を歌唱した[15]
    桑田は2018年11月16日に青山葬儀所で営まれた「さくらももこさん ありがとうの会」に参列し、献歌としてこの曲を歌っている[16][17]
  14. MASARU [4:15]
    (作詞・作曲・編曲:桑田佳祐)
    フジテレビの夏のイベント『お台場合衆国!2012〜ここから始まるNIPPON応援団!〜』テーマソング。
    桑田いわくこの時のフジテレビ側の曲のオファーのされ方は「お忙しいし、時間ないですよね。無理ですよねぇ!?」といったニュアンスのものであり、それに対して意地になって「書きますよ!」と返答したという[11]
    曲名は『桑田佳祐の音楽寅さん』のプロデューサーで『お台場合衆国2012』の統括団長(エグゼクティブプロデューサー)を務めている佐々木将の名前から採られており[18]、歌詞中には「テレビはやっぱチャンネル8」「みんなでお台場へ行こう」「明日へのRainbow Bridge」などフジテレビやフジテレビのあるお台場、『お台場合衆国』を強く意識しているフレーズが散見され、本人も「提灯音楽」と称している[19]。仮タイトルもそのまま「マサル」[20]
    フジテレビの人気番組の出演者・キャラクター達[† 5]ユースケ・サンタマリアも出演したミュージック・ビデオは、『桑田佳祐の音楽寅さん 2012“I LOVE YOU -now & forever-”スペシャル』で初披露された。曲中には内田裕也樹木希林夫妻、エリカ・バドゥなどの人名や、「ジョニー・B.グッド」などの曲名が織り込まれている。
    曲中には女性の笑い声が収録されているが、これはサザンの楽曲「いとしのエリー」の間奏に登場する原由子の笑い声をサンプリングして使用しているものである。
    以前、お台場冒険王で2006年の時にサザンオールスターズの「DIRTY OLD MAN 〜さらば夏よ〜」がテーマソングになったこともある。
  15. 愛しい人へ捧ぐ歌 [4:02]
    (作詞・作曲・編曲:桑田佳祐)
    自身出演のNTT docomo「ドコモthanksキャンペーン」CMソング。また、TBS系列、NTT docomo20周年記念ドラマスペシャル『夢の扉特別編・20年後の君へ』テーマソング。
    桑田曰く「『人に対して優しくありたい』とか、『今、生かされていることに感謝したい』という心境を表した曲」とのこと[11]。アルバムの最後に位置することも多少は意識しており、「こういうタイプの落ち着いた曲があってもいいかな」としている[19]。また、『宮城ライブ 〜明日へのマーチ!!〜』を踏まえ、「再びあの宮城のステージに立ち、東北の皆さんの前で歌う自分の姿をイメージして作ったところもある」[21]という発言もあり、事実、グランディ・21セキスイハイムスーパーアリーナで行われたライブの初日ではステージ上で同様のメッセージを客席に呼びかけている。横浜アリーナでのツアー最終日は、亡き姉岩本えり子の思い出を語ったあとに披露した。
    PVは湘南の海の写真を背景として歌うものとなっている。また、このPVはミュージック・ビデオ集『MVP』に収録されている。

BONUS DISC (完全生産限定盤のみ)

  1. 六本木のベンちゃん [3:15]
    (作詞:小林克也・嘉門雄三 / 作曲・編曲:嘉門雄三)
    1982年に小林克也&ザ・ナンバーワン・バンドに提供した楽曲で、アルバム『もも』に収録され、シングルカットもされた。
    ベンチャーズ風のサウンドが特徴的な楽曲で、歌詞中に出てくる「ベンちゃん」は実在の人物という。桑田は“嘉門雄三”名義で参加し、小林と共にボーカルもとっている。
  2. ジャンクビート東京 [5:59]
    (作詞・作曲:いとうせいこう & 戸田誠司 / 編曲:リアル・フィッシュ)
    1987年にReal Fish featuring 桑田佳祐・いとうせいこう名義で発表した楽曲。
    当時の日本ではあまり認知、理解されていなかったヒップホップ曲で、桑田はアルバム発売時のSWITCHの取材に応じるまで、この曲に対しての思い出をほとんど覚えていなかったという。
  3. LONG DISTANCE LOVE [3:25]
    (words & music:Lowell George arrangement:Ira Ingber)
    1997年に発売されたリトル・フィートのギタリストであるローウェル・ジョージのトリビュートアルバム『ROCK AND ROLL DOCTOR』に収録されている楽曲。
    様々なアーティストが参加している中、桑田は日本人として唯一参加している[22]
  4. 突然の吐き気 〜えりの思い出〜 [2:27]
    (作詞:桑田佳祐 & ユースケ・サンタマリア / 作曲・編曲:桑田佳祐)
    2006年『桑田佳祐の音楽寅さん 〜MUSIC TIGER〜 '06夏の思い出作りSP』の中で作成された楽曲。楽器は全て桑田の担当による。
    ユースケ・サンタマリアと桑田がボーカルを取っており、スリーコード進行であり、1音だけで作成され、ユースケの上京した当時の思い出などが歌詞に織り込まれている。また、この「突然の吐き気」は2009年に半年間放送された音楽寅さんの番組仮タイトルの候補にもなった[23]

参加ミュージシャン

既発曲に関しては、各収録作品を参照のこと。

  • 100万年の幸せ!!
    • 桑田佳祐:Vocal, Chorus, Hand Claps
    • 斎藤誠:Electric Guitar
    • 曽我淳一:Keyboards, Computer Programming
    • 原由子:Chorus
  • MASARU
    • 桑田佳祐:Vocal, Chorus, Hand Claps
    • 斎藤誠:Electric Guitar, Hand Claps
    • 片山敦夫:Organ, Organ Bass, Hand Claps
    • 松田弘:Drums
    • 角谷仁宣:Computer Programming
    • 角田俊介:Bass for Pre-Production
  • 愛しい人へ捧ぐ歌
    • 桑田佳祐:Vocal, Chorus
    • 斎藤誠:Acoustic Guitar
    • 片山敦夫:Piano, Synthesizer, Synth Bass
    • 原由子:Piano, Synth Glockenspiel & Pad
    • 角谷仁宣:Computer Programming
    • 加藤茂:Drum Programming
    • 角田俊介:Bass for Pre-Production

ミュージックビデオ

既発曲のミュージックビデオに関しては、各収録作品のページを参照のこと。

脚注

注釈

  1. ^ 本作の特設サイト等では“スペシャル・ベスト・アルバム”として表記している。
  2. ^ 「Kissin' Christmas」のみ「桑田佳祐&His Friends」名義、かつKUWATA BANDのメンバーによって制作された楽曲である。
  3. ^ これはサザンオールスターズのアルバム『さくら』でも同じような事が起こっている。
  4. ^ ミュージック・ビデオに登場したのはまる子を始めとしたさくら家一同穂波たまえ土橋とし子永沢君男藤木茂山田笑太城ヶ崎姫子笹山かず子関口しんじ富田太郎(ブー太郎)浜崎憲孝(はまじ)野口笑子花輪和彦長山治みぎわ花子丸尾末男山根強小杉太大野けんいち杉山さとし前田ひろみ冬田美鈴戸川秀之穂波真太郎(たまえの父)富田とみ子(ブー太郎の妹)浜崎辰五郎(はまじの祖父)佐々木茂男(佐々木のじいさん)川田守中野小心吉川みどりプサディーマークアマリリス
  5. ^ 参加番組は『めざましファミリーめざましテレビめざましどようびめざにゅ〜)』『とくダネ!』『ノンストップ!』『知りたがり!』『ほこ×たて』『めちゃ×2イケてるッ!』『ネプリーグ』『ピカルの定理』『はねるのトびら』『ちびまる子ちゃん』『Mr.サンデー』『すぽると』『VS嵐』『ペケ×ポン』など。気象予報士天達武史ガチャピンムックラフくんなども出演。

出典

  1. ^ a b 【オリコン】桑田佳祐、ソロ25年初のアルバムV32015年7月18日閲覧。
  2. ^ 2012年度年間アルバムランキング1位〜10位 オリコン 2015年12月11日閲覧
  3. ^ a b 【オリコン】桑田佳祐ソロベストが首位 今年ソロトップの初週43.2万枚2015年7月18日閲覧
  4. ^ 桑田佳祐、ユーミン共作曲初音源化 26年前のXマスソング - オリコン・2012年6月11日
  5. ^ a b スペースシャワーTV 8月6日『V.I.P.-桑田佳祐-』内のインタビューによる。2012年。
  6. ^ 桑田佳祐、冠番組『音楽寅さん』3年ぶり特番 7・11放送 オリコン 2017年2月1日閲覧
  7. ^ 【オリコン】桑田佳祐、9年8ヶ月ぶりV2 今年ソロ初の実売50万枚突破2015年7月18日閲覧。
  8. ^ いま聞くべきベストアルバムはコレ 新定番36 NIKKEI STYLE 2016年3月17日配信・閲覧
  9. ^ I LOVE YOU -now & forever- オリコンスタイル 2018年8月17日閲覧
  10. ^ 2012年6月22日ミュージックステーション
  11. ^ a b c d e f ローソンパンフレット「KUWATA KEISUKE intarview」
  12. ^ 桑田佳祐、「ちびまる子ちゃん」新エンディングテーマを歌うナタリー
  13. ^ 大滝詠一、桑田佳祐... 作詞家・さくらももこは如何に「大物」口説いたか2018年8月28日 j-castニュース
  14. ^ 『I LOVE YOU -now & forever- 完全本』ビクターエンタテインメント、2013年
  15. ^ 桑田佳祐「大恩人」さくらももこさん偲びギター熱唱日刊スポーツ 2018年9月2日0時13分
  16. ^ 桑田佳祐 さくらももこさんに献歌「またいつか、お会いしましょう」2018年11月16日 スポニチアネックス
  17. ^ 桑田佳祐、さくらももこさんへ「100万年の幸せ!!」を献歌2018年11月16日 オリコンニュース
  18. ^ 2012年6月9日『桑田佳祐のやさしい夜遊び』より。
  19. ^ a b サザンオールスターズ応援団会報・代官山通信 Vol.119「桑田佳祐のオールスター読物」。
  20. ^ 2012年5月12日『桑田佳祐のやさしい夜遊び』より。
  21. ^ 『桑田佳祐 言の葉大全集 やっぱり、ただの歌詞じゃねえか、こんなもん』P330,新潮社、2012年
  22. ^ 2006年、TOKYO FM出版『地球音楽ライブラリー サザンオールスターズ』P153
  23. ^ 『桑田佳祐の音楽寅さん 〜MUSIC TIGER〜』2009年8月17日放送分。

関連項目

外部リンク