コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「海南航空」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Asami976 (会話 | 投稿記録)
Cewbot (会話 | 投稿記録)
40行目: 40行目:
* 1996年11月12日 : '''海南航空股{{lang|zh|份}}有限公司'''と改称。
* 1996年11月12日 : '''海南航空股{{lang|zh|份}}有限公司'''と改称。
* 1997年6月 : [[上海証券取引所]](B株)に上場。
* 1997年6月 : [[上海証券取引所]](B株)に上場。
* 1997年9月8日 : [[山東航空]]、[[四川航空]]、[[深セン航空|深圳航空]]、[[武漢航空]]、[[中原航空]]とともに、'''新星航空聯盟'''を設立。
* 1997年9月8日 : [[山東航空]]、[[四川航空]]、[[深圳航空]]、[[武漢航空]]、[[中原航空]]とともに、'''新星航空聯盟'''を設立。
* 1999年11月 : [[上海証券取引所]](A株)に上場。
* 1999年11月 : [[上海証券取引所]](A株)に上場。
* 2000年8月30日 : [[長安航空]]の株の86%を取得し、事実上子会社化。
* 2000年8月30日 : [[長安航空]]の株の86%を取得し、事実上子会社化。

2020年6月20日 (土) 11:21時点における版

海南航空
Hainan Airlines
ファイル:HNA Logo.jpg
IATA
HU
ICAO
CHH
コールサイン
HAINAN
法人番号 9700150073436 ウィキデータを編集
設立 1993年
ハブ空港 北京首都国際空港
海口美蘭国際空港
西安咸陽国際空港
焦点空港 太原武宿国際空港
ウルムチ地窩堡国際空港
三亜鳳凰国際空港
マイレージサービス 金鵬倶楽部
(Fortune Wings Club)
親会社 Grand China Air Limited
保有機材数 238機(75機発注中)
就航地 100+都市
本拠地 中国海南省海口市
代表者 謝皓明(取締役)
テンプレートを表示
海南航空
各種表記
繁体字 海南航空
簡体字 海南航空
拼音 Hăinán Hángkōng
発音: ハイナン ハンコン
日本語読み: かいなんこうくう
英文 Hainan Airlines
テンプレートを表示
海南航空本社
ボーイングB737-800型機

海南航空(かいなんこうくう)は、中国航空会社。正式名称は海南航空股公司 (HAINAN AIRLINES CO.,LTD.) で、略称は、海航海南省海口市海口美蘭国際空港本拠地としている。

イギリス・スカイトラックス社による航空会社の格付けで、実質最高評価の「ザ・ワールド・ファイブ・スター・エアラインズ(The World's 5-Star Airlines)」の認定を得ている[1]

沿革

海南航空 社歴[2]

  • 1989年 : 海南航空の前身である海南省航空公司が設立。
  • 1993年1月 : 海南省航空公司を株式会社化。公式ホームページによると同年を会社の成立としている。
  • 1993年5月2日 : 海口 - 北京/首都線が就航開始し、正式に営業開始。資本金は7億3,000万
  • 1996年11月12日 : 海南航空股有限公司と改称。
  • 1997年6月 : 上海証券取引所(B株)に上場。
  • 1997年9月8日 : 山東航空四川航空深圳航空武漢航空中原航空とともに、新星航空聯盟を設立。
  • 1999年11月 : 上海証券取引所(A株)に上場。
  • 2000年8月30日 : 長安航空の株の86%を取得し、事実上子会社化。
  • 2001年7月7日 : 経営難に陥っていた山西航空に経済援助を実施し、傘下会社化。
  • 2001年:初ワイドボディ機ボーイング767受領。
  • 2004年:初国際線、北京=ブダペスト線就航。
  • 2004年9月16日 : 海口 - 大阪/関西線が日本航空とのコードシェア便として就航開始。
  • 2007年:初エアバス機A330受領。
  • 2009年:中国本土でスカイトラックス社、初四ツ星評価獲得
  • 2011年:スカイトラックス社、五ツ星評価獲得
  • 2016年1月6日:国際的領有権係争のある南シナ海スプラトリー諸島向け海口国際空港よりボーイング737-800中国南方航空機とともに運航し、約2時間飛行後ファイアリー・クロス礁の飛行場へ着陸し、試験飛行を行った[3]
  • 2016年7月13日:前日に裁定された国際仲裁法廷のオランダ・ハーグにある常設仲裁裁判所の判断に反発し、中国政府に徴用されたボーイング737-800を海口国際空港より南シナ海スプラトリー諸島向け運航し、約2時間飛行後、スビ礁の飛行場へ着陸し、試験飛行をCCTVが中継して、民間利用による領有権を主張した[4]
  • 2017年1月16日:キルギスの首都ビシケクの空港近くで、グループ会社(My Cargo)の貨物機747-400型機が墜落した。香港発ビシケク行きの「ボーイング747-400」型機。[5]
  • 2018年7月8日:南仏プロバンス地方のボニュー村にて設立者であり海航集団の王健(ワン・ジエン)董事長(会長)が転落事故により死亡[6]。以前から過剰投資により債務不履行が多発していたが、会長死亡以降、銀行からの資金調達も困難になってきていて[7]エアバスへの発注機支払い遅延を理由にエアバスは海南航空や天津航空を傘下に置く、海航集団(HNAグループ)への機材の納入を中止していると報じられ[8]、株式、不動産などの資産売却を進めているが会社身売りの噂が出る状況になっている[9]
  • 2020年2月21日:海南省政府は、新型肺炎ウイルス流行の影響で海航集団が債務を返済できなくなったことを受け、政府管理下に置く事実上の破綻になった[10]

保有機材

運航機材

2019年9月現在、海南航空の機材は以下の通りである。

海南航空 運航機材一覧[11]
機材 運用機数 発注機数 座席数 備考
C PY Y Total
エアバスA330-200 9 36 186 222
エアバスA330-300 25 32 260 292
24 279 303
エアバスA350-900 7 8 33 301 334
30 309 339
ボーイング737-800 146 8 156 164 うち1機は「UC browser」特別塗装機

うち1機は小門神英語版特別塗装機

うち1機は「新華社通信国家ブランドプロジェクト」特別塗装機

ボーイング737MAX8 11 39 8 168 176
ボーイング787-8 10 - 36 - 177 213
ボーイング787-9 30 8 30 - 259 289
30 36 226 292
26 21 247 294
COMAC C919 - 20 No Data
238 75

同社が自社発注したボーイング社製旅客機の顧客番号(カスタマーコード)は4Pで、航空機の形式名は737-44P、737-84P、などとなる。

退役済機材

サービス

スカイトラックス社より、中国の航空会社では、初めてとなる「5つ星」としてランクされた[12]

金鵬倶楽部

海南航空グループの大新華航空祥鵬航空天津航空西部航空香港航空と共通のマイレージ・プログラムである[13]

就航路線

国内線

海口北京/首都中国新華航空)、西安長安航空)、太原山西航空)を拠点に80都市に就航

国際線

東京/成田東京/羽田大阪/関西札幌/新千歳 [14]釜山済州台北/桃園バンコクプーケットシンガポールデンパサールマレアルマトイチタイルクーツクモスクワ/シェレメーチエヴォサンクトペテルブルクベルリンプラハブリュッセルパリ/シャルル・ド・ゴールローマニューヨークトロントシアトルサンノゼロサンゼルスシカゴボストンカルガリーシドニー[15]メルボルン[16]ラスベガス[17]ティフアナ

脚注

関連項目

外部リンク