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2020年6月18日 (木) 11:15時点における版
亀井 貫一郎(かめい かんいちろう、明治25年(1892年)11月10日 ‐ 昭和62年(1987年)4月7日 )は、日本の政治家。元衆議院議員。旧津和野藩主亀井伯爵家の一族。
年譜
- 1892年11月 - 東京に亀井茲迪の長男として生まれる
- 1905年3月 - 東京高等師範学校附属小学校(現・筑波大学附属小学校)卒業
- 1910年3月 - 東京高等師範学校附属中学校(現・筑波大学附属中学校・高等学校)卒業
- 1917年7月 - 東京帝国大学法科大学政治学科卒業、10月 - 外交官及領事官試験合格、11月 - 外務省入省
- 1921年9月 - 外務事務官・通商局総務課
- 1923年6月 - 休職、陸軍大臣官房特別嘱託、海軍大臣特別嘱託(~1923年10月)
- 1924年12月 - 依願免本官
- 1928年2月 - 衆議院議員(社会民衆党)(第16,18~20回総選挙当選)
- 1930年 - 桜会謀議参画、秋山定輔、麻生久らと近衛の新体制運動を推進(~1931年)
- 1940年10月 - 大政翼賛会総務兼企画局東亜部長(~1941年4月)
- 1942年12月 - 軍機保護法違反で禁錮8月・執行猶予1年の判決を受ける
- 1943年5月 -「財団法人聖戦技術協会」(産業経済研究協会の前身)の設立に伴い、理事長に就任。
- 1946年4月 - 公職追放
- 1951年1月 - 懲役3年執行猶予4年の判決を受ける(軍服事件) 8月 - 追放解除
- 1987年4月 - 死去
軍服事件
亀井と厚生同胞協力会の元関係者らが、軍服の払い下げ話を新潟県農業会西蒲原支部など三十数団体に持ち掛け、約1500万円を詐取した事件[1]。
関連項目
- 筑波大学附属中学校・高等学校の人物一覧
- 華族ゆかりの人物・団体
- 森鷗外
- 永田鉄山
- 石井四郎
- 亀井久興
- 亀井凱夫(実弟)
- 毛里英於菟(義弟、妹の夫)
脚注
- ^ 「執行猶予の判決 亀井元代議士に」『朝日新聞』昭和26年1月27日3面