「島内景二」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
m Bot作業依頼: 森鷗外への記事名変更に伴う変更 - log |
|||
4行目: | 4行目: | ||
[[長崎県]]生まれ。1979年[[東京大学大学院人文社会系研究科・文学部|東京大学文学部]]国文科卒、1984年同大学院博士課程単位取得満期退学、電気通信大学専任講師、1988年助教授、2003年教授<ref>[http://researchmap.jp/read0008987/ ReaD 島内景二]</ref>。2001年『源氏物語の影響史』で東京大学より博士号を取得。 |
[[長崎県]]生まれ。1979年[[東京大学大学院人文社会系研究科・文学部|東京大学文学部]]国文科卒、1984年同大学院博士課程単位取得満期退学、電気通信大学専任講師、1988年助教授、2003年教授<ref>[http://researchmap.jp/read0008987/ ReaD 島内景二]</ref>。2001年『源氏物語の影響史』で東京大学より博士号を取得。 |
||
『[[源氏物語]]』を中心とする中古文学が専門だが、話型学という方法を用い、[[ミヒャエル・エンデ]]や『宮本武蔵』、[[夏目漱石]]、[[森 |
『[[源氏物語]]』を中心とする中古文学が専門だが、話型学という方法を用い、[[ミヒャエル・エンデ]]や『宮本武蔵』、[[夏目漱石]]、[[森鷗外]]なども論じ、2002年頃から文芸評論家を名乗る。[[塚本邦雄]]に師事した[[歌人]]でもある。妻は中世文学専攻の[[島内裕子]]。 |
||
==著書== |
==著書== |
||
21行目: | 21行目: | ||
*『源氏物語と[[伊勢物語]]-王朝文学の恋愛関係』PHP新書 1997 |
*『源氏物語と[[伊勢物語]]-王朝文学の恋愛関係』PHP新書 1997 |
||
*『伊勢物語の水脈と波紋』翰林書房 1998 |
*『伊勢物語の水脈と波紋』翰林書房 1998 |
||
*『[[夏目漱石|漱石]]と[[森 |
*『[[夏目漱石|漱石]]と[[森鷗外|鴎外]]の遠景 古典で読み解く近代文学』ブリュッケ 1999 |
||
*『源氏物語の影響史』笠間書院 2000 |
*『源氏物語の影響史』笠間書院 2000 |
||
*『文豪の古典力 漱石・鴎外は源氏を読んだか』文春新書 2002 |
*『文豪の古典力 漱石・鴎外は源氏を読んだか』文春新書 2002 |
2020年6月18日 (木) 10:57時点における版
島内 景二(しまうち けいじ、1955年7月15日 - )は、国文学者、文芸評論家、電気通信大学教授。博士(文学)。専門は、古典文学、とくに『源氏物語』。
人物
長崎県生まれ。1979年東京大学文学部国文科卒、1984年同大学院博士課程単位取得満期退学、電気通信大学専任講師、1988年助教授、2003年教授[1]。2001年『源氏物語の影響史』で東京大学より博士号を取得。
『源氏物語』を中心とする中古文学が専門だが、話型学という方法を用い、ミヒャエル・エンデや『宮本武蔵』、夏目漱石、森鷗外なども論じ、2002年頃から文芸評論家を名乗る。塚本邦雄に師事した歌人でもある。妻は中世文学専攻の島内裕子。
著書
- 『御伽草子の精神史』ぺりかん社 1988
- 『短歌の話型学 新たなる読みを求めて』季節社 1988
- 『源氏物語の話型学』ぺりかん社 1989
- 『日本人の旅 古典文学にみる原型』日本放送出版協会[NHKブックス] 1989
- 『エンデのくれた宝物 『モモ』の世界構造を読む』福武書店[福武ブックス] 1990
- 『剣と横笛 『宮本武蔵』の深層』新典社 1991
- 『文学の回廊 旅・歌・物語』新典社 1992
- 『初期物語話型論』新典社 1992
- 『源氏・後期物語話型論』新典社 1993
- 『日本文学の眺望 そのメトード』ぺりかん社 1994
- 『読む技法・書く技法』講談社現代新書 1995
- 『光源氏の人間関係』新潮選書 1995/ウェッジ文庫 2008
- 『源氏物語と伊勢物語-王朝文学の恋愛関係』PHP新書 1997
- 『伊勢物語の水脈と波紋』翰林書房 1998
- 『漱石と鴎外の遠景 古典で読み解く近代文学』ブリュッケ 1999
- 『源氏物語の影響史』笠間書院 2000
- 『文豪の古典力 漱石・鴎外は源氏を読んだか』文春新書 2002
- 『歴史小説真剣勝負』新人物往来社 2002
- 『楽しみながら学ぶ作歌文法』短歌研究社 2002
- 『歴史を動かした日本語100』河出書房新社 2003
- 『大吟醸バガボンド 極上の美酒を求めて』エイ出版社 2003、文庫判
- 『北村季吟-この世のちの世思ふことなき』ミネルヴァ書房[ミネルヴァ日本評伝選] 2004
- 『教科書の文学を読みなおす』ちくまプリマー新書 2008
- 『源氏物語ものがたり』新潮新書 2008
- 『柳沢吉保と江戸の夢 元禄ルネッサンスの開幕』笠間書院 2009
- 『中島敦 「山月記伝説」の真実』文春新書 2009
- 『三島由紀夫-豊饒の海へ注ぐ』ミネルヴァ書房[ミネルヴァ日本評伝選] 2010
- 『歌集 夢の遺伝子』短歌研究社 2011
- 『大和魂の精神史 本居宣長から三島由紀夫へ』ウェッジ 2015
- 『和歌の黄昏 短歌の夜明け』花鳥社 2019
編著
- 『批評集成 源氏物語』(全5巻)、小林正明・鈴木健一共編、ゆまに書房 1999
- 『塚本邦雄 コレクション日本歌人選019』笠間書院 2011
- 『心訳『鳥の空音』 元禄の女性思想家 飯塚染子、禅に挑む』 笠間書院 2013
- 『響き合ううたと人形 「三十六歌人」でたどる短歌の歴史』三枝昂之共著・群馬県立土屋文明記念文学館編 笠間書院 2013
- 『源氏物語に学ぶ十三の知恵 シリーズ こころをよむ』NHK出版 2016。放送テキスト
- 『竹山広 コレクション日本歌人選074』笠間書院 2018
- 菅原孝標女『新訳 更級日記』花鳥社 2020