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2020年5月17日 (日) 08:45時点における版

塩村 文夏
しおむら あやか
ファイル:Shio
mura
生年月日 (1978-07-06) 1978年7月6日(46歳)
出生地 日本の旗 広島県福山市
出身校 共立女子短期大学
前職 グラビアアイドル
放送作家
所属政党みんなの党→)
民進党→)
国民民主党→)
立憲民主党
称号 準学士
配偶者
公式サイト 塩村あやかオフィシャルWEBサイト

選挙区 東京都選挙区
当選回数 1回
在任期間 2019年7月29日 - 現職

選挙区 世田谷区選挙区
当選回数 1回
在任期間 2013年7月23日 - 2017年7月22日[1]
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塩村 文夏(しおむら あやか、1978年昭和53年)7月6日[2] - )は、日本政治家放送作家[3]タレント、元グラビアアイドル立憲民主党所属の参議院議員(1期)。元東京都議会議員(1期)。芸能事務所オフィス・トゥー・ワンに所属[4]。ペンネームは眞野夏帆という名義を使っていた。

来歴

広島県福山市出身[5]1991年3月、福山市立光小学校卒業[2]1994年3月、福山市立鷹取中学校卒業[2]

高校在学中の1996年(平成8年)、スポーツ用品販売会社アルペンのイメージガールコンテストに応募して準グランプリ、翌年には『第8回ニューカレドニアプリンセス[6]』に応募して審査員特別賞を得た[7][8]1997年3月、岡山県岡山市北区にある私立就実高等学校を卒業[2]

1998年(平成10年)、『ミスヤングマガジン』(準グランプリ)となり[9]、『ヤングマガジン』(講談社)をはじめ、『スコラ』(スコラ)[10]、『ヤングジャンプ』(集英社[11]、『ヤングサンデー』(小学館[12]などのグラビアに出演した。1999年3月、共立女子短期大学卒業[2]

2001年(平成13年)頃に一旦芸能活動を退く。その後イギリスに語学留学しオーストラリア・Australian School of Hospitality and Hotel Managementでホスピタリティマネジメントを学ぶ[13][14]

2007年(平成19年)、明石家さんまが司会を務めるテレビ番組『恋のから騒ぎ』(日本テレビ)の第14期生として、同番組に出演。同期のMVPを獲得した[4]。『恋のから騒ぎ』への出演終了後、同番組を手掛けていた山田美保子に憧れ[15]、日本テレビ系の番組を担当する放送作家としての活動を始める[16]

2012年(平成24年)に開講した維新政治塾の塾生となり[17]、その後慶應義塾大学通信教育課程に進む[18]。2013年にみんなの党に入党し、2013年6月23日投開票の東京都議会議員選挙世田谷区から公認候補として立候補し、23,621票を得て6位で初当選を果たした[19]。当選同期に石川良一日本維新の会のち都民ファーストの会所属)、上田令子(みんなの党のちかがやけTokyo所属)、音喜多駿(みんなの党のちかがやけTokyo所属)、川松真一朗自由民主党所属)らがいる。

東京都都議会議員となった後は、都議会会派「みんなの党 Tokyo」副幹事長、厚生委員会 副委員長(2013年より)、動物愛護管理審議会 委員(2013年 - 2014年)、東京都議会東京多摩国体推進議員連盟を務めた。みんなの党解党後も後継会派「かがやけTokyo」に所属していたが、2015年2月1日に離脱し一人会派「東京みんなの改革」を設立[20]

2016年4月、民進党広島県連が道路交通法違反(酒気帯び運転)により摘発され支部長を解任された橋本博明に代わる衆議院広島3区の新支部長に福山市出身の塩村を充てることを検討[21][22]。2017年2月に正式に広島3区支部長に内定した[23]。国政選挙への立候補が内定していることから、2017年の都議選には立候補しなかった[24]

第48回衆議院議員総選挙では民進党の希望の党への事実上の合流が決まり、民進党から公認を得る事ができなくなった。2017年10月2日、自身のFacebookで、無所属(連合推薦)で選挙に挑むことを表明[25]。希望の党への公認申請については元々出していないとする報道[25](本人のFacebookも同様の記述。ただ希望の党からの立候補意向の確認で希望したことは認めている[26][27] 。)と、希望の党からの立候補を目指していたとする報道[28][29]両方ある。6日には日本共産党が独自候補擁立を取りやめて、塩村を支援することになった[30]。投開票の結果、自由民主党の河井克行に敗れ落選。その後、民進党が希望の党の一部と合流し国民民主党が結成されるとこれに参加し、同党の広島3区支部長に就任した[31]

その後2019年1月25日に国民民主党に離党届を提出し、同年夏の第25回参議院議員通常選挙東京都選挙区から立憲民主党公認で立候補することを表明した[32]。これを受けて国民民主党は同年2月6日の同党総務会で、党規約が定める「党の名誉及び信頼を傷つける行為」、党規約・倫理規則が定める「本党の運営に著しい悪影響をおよぼす行為」、倫理規則が定める「他政党を利する行為・言動など、党の結束を乱す行為・言動」に該当するとして離党届は受理せず、塩村を除籍処分相当とし[33]、3月6日の拡大総務会で正式に除籍を決定した[34]

2019年の第25回参議院議員通常選挙において、東京都選挙区で当選した[35]

政策・主張

  • 掲げる主な政策に「譲渡の拡大に頼らないペット殺処分ゼロ」、「核兵器廃絶の取り組みを加速」などがある。
  • 日本政府による韓国への輸出管理厳格化措置(日韓貿易紛争)を巡っては、立憲民主党代表の枝野幸男が日本政府の姿勢を概ね支持する考えを示した一方、塩村は「失ったマーケットは二度と戻ってこない」などとtwitterに投稿し、政府を批判した[36]

塩村あやかの公式サイトによると[37]

  • 企業にメリットの大きい経済政策から、人に家族に光のあたる経済政策に転換する。派遣法など労働法制の見直しをする。介護士保育士給与を平均水準まで引き上げる。不本意な非正規雇用を法律での制限。望めば正社員になることのできる社会作り。安心して働き暮らすことのできる賃金の確保を目指し、個人消費を上げる。ロスジェネについて塩村は「個人の問題じゃなくて社会の問題です。わたし自身がロスジェネですから、どれも自分と地続きの問題としてしっかりやっていきたいと思っている。」と述べている[5]
  • 不妊の検査や治療を進める夫婦へ積極的な支援策を充実させる。原発ゼロ基本法の制定。多様な個性や価値観が認められ、基本的人権が尊重される「共に生きる社会」の実現。
  • 災害時の避難所で、人が人らしく生きるために必要なスペースなどを定めた国際基準である「スフィア基準」を重視。
  • 2017年の朝日新聞によるアンケートにおいて、選択的夫婦別姓制度導入に賛成、としている[38]

人物

やじ報道

2014年(平成26年)6月18日東京都議会本会議において、塩村が晩婚化対策に関する東京都の支援について質問していた最中に、複数の男性の声で「早く結婚した方がいいんじゃないか」「産めないのか?」等、議員席からやじを飛ばされて涙ぐむ場面があり、女性に対するセクシャルハラスメントだとして、6月20日に都議会議長宛に提出した処分要求書は不受理となったが[39]、社会的にも批判や抗議が巻き起こり[40]、世界にも報道され、名乗り出たやじ発言者や発言者が所属する党役員などが謝罪した[41])。

被爆2世

2012年に死去した父は11歳の時の1945年8月6日、広島市への原子爆弾投下により被爆しており、塩村は被爆2世である[2][42]。被爆者が亡くなると原爆死没者名簿に記されて平和記念公園の慰霊碑に奉納されるが、塩村が初めて参列した8月6日の式典でその様子を見た時、「涙があふれた」という[42]

資格など

普通自動車免許英検2級、漢字能力検定2級、硬筆書写検定3級などの資格を取得し、国際コミュニケーション英語能力テスト (TOEIC)のスコアは730であるという[2]日本旅行作家協会正会員[2]温泉ソムリエでもある[43]

ミスコンテスト受賞

テレビ出演

演出

連載

  • 塩村文夏のデパ地下グルマ (デイトナ
  • 塩村文夏の自動車見聞録 (car@nifty)
  • 塩村文夏の地球の走り方 (THE911&PORSCHE MAGAZINE)
  • 塩村文夏の恋愛教習所 (スコラ

眞野夏帆名義

  • 連載 戦う男のボディコーディネイト(日経BP社)
  • タイアップエッセイ(GOGGLE)

脚注

  1. ^ 各選挙区の任期 東京都府中市ホームページ
  2. ^ a b c d e f g h プロフィール | 塩村あやかオフィシャルWEBサイト”. 塩村あやかオフィシャルWEBサイト. 2014年6月26日閲覧。
  3. ^ “塩村文夏”. オフィス・トゥー・ワン. http://www.oto.co.jp/profile/detail.php?category=writer&id=63&name=Ayaka_Shiomura 2017年12月27日閲覧。 
  4. ^ a b OFFICE TWO-ONE 塩村 文夏”. オフィス・トゥー・ワン. 2014年6月26日閲覧。[リンク切れ]
  5. ^ a b ロスジェネ世代が切り拓く未来。非正規、女性の一人として、等身大の声を上げたい(2019年6月16日、パリテ・ナウ)、立憲民主党公式サイト。2019年12月29日閲覧。
  6. ^ 当時の呼称はニューカレドニアイメージガールコンテスト
  7. ^ このコンテストで準グランプリを得たのは菊川怜であった。
  8. ^ オーデションレポート 『月刊Audition』1998年1月号
  9. ^ “「広島の東国原になって」塩村文夏都議に地元が熱烈ラブコール”. アサ芸プラス. (2015年1月27日). https://www.asagei.com/excerpt/31620 2020年2月14日閲覧。 
  10. ^ 1998年7月号・9月号
  11. ^ 1997年2月号・5月号(各巻頭企画)
  12. ^ 1998年8月号
  13. ^ ASCII.jp:拷問しちゃうぞ!「恋からMVP」がLOOX Rを使い倒す (2/4)
  14. ^ Australian School of Hospitality and Hotel Management(Certificate IV ホスピタリティ)
  15. ^ 山田美保子氏“愛弟子”塩村都議を激励!ヤジに「負けないで! スポニチ 2014年6月19日
  16. ^ “塩村文夏”. オフィス・トゥー・ワン. http://www.oto.co.jp/profile/detail.php?category=writer&id=63&name=Ayaka_Shiomura 2017年12月27日閲覧。 
  17. ^ 塩村あやか、ACTION11、みんなの党青年局。
  18. ^ Twitter
  19. ^ 開票結果 東京都議会議員選挙(世田谷区選挙区) (PDF) 世田谷区 選挙情報 2013年6月24日付
  20. ^ 都議会会派 「東京みんなの改革」の所属となりました。
  21. ^ 塩村都議を衆院選広島3区で調整 セクハラやじ被害、民進東京新聞 2016年4月24日
  22. ^ 【重要なご報告】民進党 広島3区総支部長に就任のお知らせ本人サイト
  23. ^ 広島3区に塩村都議、民進が公認 次期衆院選   日本経済新聞 2017年2月28日
  24. ^ 高橋 亮平 (2017年6月5日). “東京都議選大胆予測・全候補者選挙区別一覧”. アゴラ. 2019年10月29日閲覧。
  25. ^ a b 塩村文夏氏は無所属で出馬 希望の党公認申請せず - 日刊スポーツ 2017年10月3日
  26. ^ 【無所属で闘います】 - 塩村文夏 フェイスブック
  27. ^ デマです。 - 塩村文夏 フェイスブック
  28. ^ 無所属はつらいよ 政見放送なし 比例復活なし!選挙資金なし!! - 東京新聞 2017年10月5日
  29. ^ 【衆院選】セクハラやじ受けた都議出身の塩村文夏氏、無所属で出馬へ 希望の党1次公認含まれず - iza 2017年10月4日
  30. ^ 衆院選2017 共産が3区で擁立取りやめ 塩村氏を支援 /広島 - 毎日新聞 2017年10月6日
  31. ^ “衆院選候補16人内定=国民民主”. 時事通信. (2018年6月27日). オリジナルの2018年6月27日時点におけるアーカイブ。. http://archive.is/iHqgR 
  32. ^ “元都議の塩村氏が出馬表明 参院選東京選挙区”. 日本経済新聞. (2019年1月25日). https://r.nikkei.com/article/DGXMZO4049685025012019000000 
  33. ^ 第36回総務会を開催 新たに道府県議選候補者4人を推薦決定 - 国民民主党 2019年2月6日
  34. ^ 国民民主、藤田参院議員と塩村元都議を除籍”. 産経新聞 (2019年3月6日). 2019年3月6日閲覧。
  35. ^ “「頑張り抜く」参院選東京選挙区、当選証書を付与”. 産経新聞. (2019年7月24日). https://www.sankei.com/politics/news/190724/plt1907240005-n1.html 2019年7月28日閲覧。 
  36. ^ “枝野代表を翻弄 山尾、塩村、石垣の立民・個性派3氏”. 産経新聞. (2019年11月11日). https://www.sankei.com/politics/news/191111/plt1911110026-n1.html 2019年11月12日閲覧。 
  37. ^ 政策 塩村あやか 公式サイト
  38. ^ 2017年衆院選、候補者アンケート(朝日・東大谷口研究室共同調査)
  39. ^ “セクハラやじ、議長に処分要求 「被処分者名がない」と東京都議会受け付けず”. 産経新聞. (2014年6月20日) 記事のアーカイブ
  40. ^ “都議会ヤジ問題、欧米メディアからも批判噴出”. 日本経済新聞. (2014年6月22日). http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2201R_S4A620C1CC1000/ 2018年5月5日閲覧。 
  41. ^ “石破氏、やじ問題謝罪「責任者としておわび」”. 産経新聞. (2014年6月23日) 記事のアーカイブ
  42. ^ a b (被爆国から2014秋)被爆2世として 一議員として、聞き手・花房吾早子2014年11月25日、朝日新聞デジタル
  43. ^ 温泉ソムリエ協会公式サイトより。

外部リンク

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