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「邪神ちゃんドロップキック」の版間の差分

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; 遊佐(ゆさ)
; 遊佐(ゆさ)
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: [[雪女]]のような姿をした氷族の一員である上級悪魔。身長は162cm{{R|height}}。魔界で自身の氷の力を生かした商売を行っており、魔界の閑散期には人間界で出稼ぎにも来ているが商才はあまりなく、自分に好意的な浩二やゆりねでさえも辟易させたこともある。部屋の中で吹雪を起こしたり、息を吹きつかせることで、相手を氷漬けにすることができる。'''チャーリー'''という名前の叔父がおり、チョコレート工場の経営を行っている。
: 妹をいじめる邪神ちゃんに対して敵愾心を抱いている一方で、仲良くしてくれるゆりねに対しては好感を持っている。天使であるぺこらに対しても誠実に接し、邪神ちゃんが困っている時には助けたりと基本的に優しい性格の持ち主である。幼少時のモグラのような顔を気にしており(彼女曰く氷族が最も気にしている事らしい)、それに対する侮辱を最も嫌う。着物なので分かり辛いが、巨乳でスタイルが良い。
: 妹をいじめる邪神ちゃんに対して敵愾心を抱いている一方で、仲良くしてくれるゆりねに対しては好感を持っている。天使であるぺこらに対しても誠実に接し、邪神ちゃんが困っている時には助けたりと基本的に優しい性格の持ち主である。幼少時のモグラのような顔を気にしており(彼女曰く氷族が最も気にしている事らしい)、それに対する侮辱を最も嫌う。着物なので分かり辛いが、巨乳でスタイルが良い。
; 浩二(こうじ) / 氷ちゃん(こおりちゃん)
; 浩二(こうじ) / 氷ちゃん(こおりちゃん)
: 声 - [[寺田御子]]{{R|natalie20180209}}
: 声 - [[寺田御子]]{{R|natalie20180209}}
: 氷族の一員である悪魔。邪神ちゃんによると身長は80cm程{{R|height}}。遊佐の妹だが、下級悪魔で成人ではないため小柄で、邪神ちゃん曰く「[[モグラ]]」のような顔をしている。血液がイチゴシロップで、尿がレモンシロップとなっており、彼女の能力で[[かき氷]]を作ることができる。また、遊佐同様に部屋の中を涼しくしたり、息を吹くだけで相手を氷漬けにできる。
: 氷族の一員である悪魔。邪神ちゃんによると身長は80cm程{{R|height}}。遊佐の妹だが、下級悪魔で成人ではないため小柄で、邪神ちゃん曰く「[[モグラ]]」のような顔をしている。血液がイチゴシロップで、尿がレモンシロップとなっており、彼女の能力で[[かき氷]]を作ることができる。また、遊佐同様に部屋の中を涼しくしたり、息を吹くだけで相手を氷漬けにできる。
: 下級悪魔だけにひ弱で能力を振り絞れば邪神ちゃんに勝つこともあるが基本的には負けることが多い。
: 邪神ちゃんにはいじめられたり、トラウマを植え付けられたりしているため、彼女のことを快く思っておらず、度々反抗心を見せることもしばしばで、邪神ちゃんが墓穴掘ったり、ピンチになったりする、ほくそ笑んだりしている。逆に自身と仲良くしてくれるゆりねには懐いている。作中で台詞が無いが人間であるゆりねに邪神ちゃんの悪事している場面存在するで喋れる可能性い。
: 邪神ちゃんにはいじめられたり、トラウマを植え付けられたりしているため、彼女のことを快く思っておらず、度々反抗心を見せることもしばしばだが正攻法勝つこと考えて勝利するなど陰険な行いしておらず良心的な性格をしている。自身と仲良くしてくれるゆりねには懐いており邪神ちゃんの「ゆりねは死んだ」という冗談を真受けて、邪神ちゃんを襲ったこともある(ただ返り討ちにあった。そして、ゆりねが生きていたと知ったら泣いて喜びもした)。作中でせりふはない、少なくとも周り人物とは会話成立して
: 姉の遊佐のことは慕ってはいるが商才を認めることは出来ておらず、無理のある採算をしたさいには顔をしかめ、このときばかりは邪神ちゃんから「お前の姉さん、バカじゃないの?」と言われても(しかも二度言われて二度も)反抗することが出来なかった。
: 「浩二」という呼び名は遊佐から連想して{{efn|繋げると声優の「[[遊佐浩二]]」となる。}}ゆりねが提案したものだが、邪神ちゃん以外は使用していない。
: 「浩二」という呼び名は遊佐から連想して{{efn|繋げると声優の「[[遊佐浩二]]」となる。}}ゆりねが提案したものだが、邪神ちゃん以外は使用していない。
; 悪魔A
; 悪魔A

2020年5月8日 (金) 10:33時点における版

邪神ちゃんドロップキック

テレビアニメ・第1期のタイトルロゴ
ジャンル ギャグ漫画ブラックコメディ
漫画
作者 ユキヲ
出版社 フレックスコミックス
掲載サイト COMIC メテオ
レーベル メテオCOMICS
発表期間 2012年4月25日 -
巻数 既刊14巻(2020年4月現在)
漫画:ミノスのビーフ100%
原作・原案など ユキヲ(原作)
作画 結希シュシュ
出版社 フレックスコミックス
掲載サイト COMIC メテオ
レーベル メテオCOMICS
発表期間 2018年8月29日 -
巻数 既刊1巻(2020年4月現在)
アニメ:邪神ちゃんドロップキック(第1期)
邪神ちゃんドロップキック'(第2期)
原作 ユキヲ
監督 佐藤光
シリーズ構成 筆安一幸
キャラクターデザイン 古賀誠
音楽 栗原悠希、神馬譲
アニメーション制作 ノーマッド
製作 邪神ちゃんドロップキック製作委員会
放送局 BSフジほか
放送期間 第1期:2018年7月10日 - 9月18日
第2期:2020年4月 -
話数 第1期:全11話+OVA1話
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

邪神ちゃんドロップキック』(じゃしんちゃんドロップキック)は、ユキヲによる日本ウェブコミック作品。『COMIC メテオ』(フレックスコミックス)にて2012年4月25日より連載中[1]

本作は、魔界出身の悪魔・邪神ちゃんと彼女を召喚した女子大生・花園ゆりねの同居生活を描いたコメディ漫画であり、邪神ちゃんがミンチにされるなど過激なシーンが多く含まれている[2]

第148話「危険な存在」は2019年7月中までの配信予定だったが、川崎市登戸通り魔事件の翌日に公開終了となった[注釈 1]

2018年8月29日にはスピンオフ読み切り漫画『ミノスのビーフ100%』が公開され[3]、2019年5月15日より連載化されている[4]。作画は結希シュシュ。

あらすじ

神保町に住む女子大生・花園ゆりねは魔界から悪魔・邪神ちゃんを召喚することに成功するも、悪魔を帰す方法がわからず、邪神ちゃんを自宅に住まわせることにした。召喚者が死ねば魔界に帰れることを知っていた邪神ちゃんは、ことあるごとにドロップキックでゆりねを殺そうとするが、そのたびに返り討ちにされるのであった。

登場キャラクター

主人公

邪神ちゃん(じゃしんちゃん)
- 鈴木愛奈[5]
本作の主人公である悪魔。上半身は金髪の美少女だが下半身は蛇(コブラ)の姿をしている。本名は30分では言い切れないほど長く誰にも覚えてもらえないが、「邪神」から始まるため「邪神ちゃん」と呼ばれている。誕生日は10月28日。身長は150cm[6]さそり座。ゆりねが偶然入手した魔法書(上巻)によって人間界に召喚されたが、帰還させる魔法が未所持の下巻の方に書いてあったせいで魔界に帰れなくなってしまう[注釈 2]。呼び出した術者が死ねば自動的に契約が切れて魔界に帰れるため、その場でゆりねに襲い掛かるが返り討ちにあい、家事をすることと引き換えに帰る方法が見つかるまでゆりねのアパートに居候することになった。
長い髪で胸を隠しているだけで基本的に上半身も常に裸のままだが、その状態を周囲から指摘されることはほとんどない(その状態のままアルバイトをする描写すらある)。ただ、サタンの涙を飲んだ時は、人間的にも全裸になることをゆりねから指摘されている。外出時には紐をつけたがま口を首から下げており、それに住所や電話番号が記載されている。
魔界の貴族の娘でお嬢様であり、語尾に「ですの」とつけて喋るなど清楚なキャラを装っているが、興奮すると口調ともどもヤンキー女学生のような地が出る。自分より弱い者に対して尊大な態度を取り、いじめや嫌がらせ、食料の強奪を平然と行い、他にも自分が勝つために卑怯な手段を用いたり、逆に自分より強い者には及び腰になったりなど、基本的にはゆりねからは「クズ」と称されるほどの外道な性格。魔界に帰る事を諦めておらず、隙を見ては様々な手段でゆりねを殺そうとしているが本人が抜けていたり詰めが甘かったりするのが原因で悉く失敗に終わっており、その度に彼女から凄惨なお仕置きを受けている。メデューサには普段自分の要求する物を買わせたり、金をせがむ事が多い。趣味のパチンコソシャゲで生活費を使い込んだりしている。それ以外にも懲りずにいたずらや外道行為を行い、その度にゆりねの機嫌を悪くさせ、自己保身のために嘘を付いたり他人に罪をなすりつけようとしたりしてはすぐに見破られて制裁を食らっている。また、ゆりね以外にも、他人の怒りを買って殴られた事もある。
このような性格のため遊佐や氷ちゃんといった悪魔の中には彼女を快く思っていない者も多いが、両親が電話に出なかったりすると落ち込んだり、自分が原因とはいえメデューサと喧嘩して別れそうになったときは激しく動揺したりするなど、寂しがり屋な一面を持っている。また、メデューサからは「根はすごく優しい」と言われるほど、種族が違っても偏見を抱くことなく接するような優しい一面も持っているため、かつて魔界の学校で接するのを怖がっていたミノスも彼女がきっかけで皆と仲良く遊ぶようになり、また最初は彼女らに接することすら嫌がっていたぺこらやぽぽろんもいつの間にか馴染むようになるような変化も見られる。また、過去にはメデューサの連絡袋を笑った同級生の悪魔を懲らしめようとしたこともある。ゆりねに対しても生活するに連れてある程度の情も持つようになり、彼女がインフルエンザに倒れた際にミノス達に協力を頼んで彼女を助けている。これらのことに関して、ペルセポネ2世からは「いいやつ」、ゆりねからは「一緒にいると変わっちゃう」と好感を抱かれているが、本人は「優しさのカケラも持ってない」と上記の善行に関して素直に認めておらず、ツンデレな一面を見せている。人間は嫌いと公言しているものの、反面では美味しい物が溢れる人間界は気に入っていると発言したり、ゆりねに「人間界の生活は悪くなかった」と告げたりと満更ではない様子も見せており、また人間の子供たちをカードゲームに誘おうとするなど積極的な面もある。
ミノスからは「魔界最弱」と評されており、自身がよくいじめている下級悪魔である氷ちゃんにも能力を使われたら敗北するほどに弱いが、一般人なら睨んだだけで怯えさせる事が可能。刃物で刺される、尻尾を切断される、チェーンソーで切り刻まれてミンチにされるなどといった普通なら死んでもおかしくないほどの目に合わされてもしばらくすると復活している事から、ほとんど不死身に近い再生能力を有していることが伺えるが、ゆりねに対して恐怖心を持っていることから痛みや死を普通に恐れてはいる様子。また、本人は「役に立たない」と断じているが「サイコロで思い通りの目を出す事が出来る」特殊能力を持っている。刃物で腹を刺されても、刺された箇所をア○ンアルファを塗って塞いでいる。
得意技はタイトルの通り蛇の体のバネを生かしたドロップキックだが、上記にもあるように非常に弱いためまともに当たった時ですらゆりねに対して大したダメージを与えていなかった。だが、サタンから与えられた薬「サタンの涙」を飲んで下半身を二本足に変化させた「パーフェクト邪神ちゃん」になった際には威力が飛躍的に増大する。他に第二の殺人技「ロイヤルコペンハーゲン」という右ストレートによるパンチ技を持っているが、ゆりねには片手で受け止められてしまった。
家事や料理が得意であり、食べ物(特に自分が調理した物)を粗末にされることを嫌う。嫌いな食べ物はセロリ。食べかけのおにぎりサンドイッチを机の引き出しやクリアファイルにしまう癖があり、悪臭やゴキブリが湧く等の理由でゆりねに怒られている。が苦手で遭遇すると動けなくなるが、ゆりねが料理した唐揚げは蛙だと気づかず、美味しく感じている。プリンの味を知ってから定期的にプリンを摂取しないと発作が起きる体質になってしまった。神経性胃炎持ち。国民健康保険を人間界と魔界の二箇所に払っている。怒ると512分の1の確率で発光する。好きな音楽はグスターヴ・ホルスト惑星
花園 ゆりね(はなぞの ゆりね)
声 - 大森日雅[5]
本作のもう一人の主人公。邪神ちゃんを召喚した女子大生。オカルトホラー映画が好きで、ゴスロリ衣装に身を包んでいる。中二病的なファッションで、左目に眼帯を付けている。年齢18歳。身長は160cm[6]。誕生日は10月31日(テレビアニメ版)。さそり座。御茶ノ水駅付近に存在するキメラ大学に通っている。
興味本位で邪神ちゃんを召喚したが、帰す方法が分からなかった為に居つかれてしまった。自分を殺そうと襲い掛かって来た悪魔(邪神ちゃん)を返り討ちにした上、その後も人間ならば死んでいるレベルの「お仕置き」を平然と繰り返すなど、サディスティックで型破りな性格の持ち主。一方で自分と同じように型破りの人を見た際は唖然としたり、突拍子な発言に赤面するなどシュールかつコミカルな一面も見せている。邪神ちゃんに対しては圧力をかけて強引に従わせる暴挙を行ったり、時折外道な行いや自身に危害を加えようとすることに対して容赦のない制裁を加えている[注釈 3]が、バイト代が入った際には邪神ちゃんや友人の悪魔たちに食事を奢ったり、他の悪魔たちを邪神ちゃんのしつこい虐めや嫌がらせから助けるなど、基本的には優しいため、邪神ちゃんを除く面々からは慕われている。また、ぺこらやぽぽろん等の天使にも誠実に接している。
長大なまたはチェーンソーを使う事が多いが、扱いに習熟している理由は不明。身体能力も高く常人よりも頑強と思われる邪神ちゃんの鎖骨をチョップで折ったり、彼女を持ち上げてパイルドライバーを決める事が出来る。物語が進むにつれて強さを増しており、目に見えない速さで雪玉を投げたり、邪神ちゃんの頭を両手で掴んで「何かを送り込む」という超能力じみた技も使えるようになる。ミノス達悪魔やぴのを怯ませるほどの気迫を発する事が可能で、彼女らからは本当に人間なのかと疑われている。実家は新宿の花園稲荷神社。石化防止のパワーストーンアキバ露天商から購入して身に着けているため、メデューサの石化能力が効かない。反面、ゴキブリが苦手でこればかりは邪神ちゃんに退治して貰っている。マヨラーで、食事の際は良く自分専用のマヨネーズを料理にかける事がある。また、見た目や性格とは裏腹に可愛いものには目がないといった乙女チックな一面も見せており、「こんなに可愛い」という理由で可愛い悪魔たちを邪神ちゃんの虐めから守った事もある。
人から指を差されることを異常に嫌っており、邪神ちゃんがうっかり差してしまった場合は、指をへし折られたり刃物で体を貫通されたりと、毎度散々な目に合わされているが、ぺこらに差された場合は特にそのような反応は示さない。
同作者の『武蔵野線の姉妹』のパンドラとは友人であり、彼女のアルバイト先である元メイド喫茶の喫茶店「姫武者」でアルバイトをしている。

悪魔

魔界の住人。普段は魔界に住んでいるが、たまに人間界を行き来している。中にはミノスやペルセポネ2世のように人間界で生活する者もいる。堅物な天使と違い、人間界や人間そのものを気に入っている。

メデューサ
声 - 久保田未夢[5]
邪神ちゃんと幼馴染である悪魔で、古代エジプトの女王のような衣装を着た美少女。身長は155cm[6]。一般的に認知されるメデューサ像とはかけ離れた外見だが、見た人間を石化させる性質を持っているため、人間界に来るときは紙袋を被っている。
悪魔らしからぬ気弱で、邪神ちゃんたちの雪合戦が過激になると棄権したり、ゆりねのブラックジョークで気絶したりしているが、反面では心優しい性格をしており、その優しさはゆりねからも認められている。幼少の頃から邪神ちゃんに引っ張りまわされたり、彼女から「ATM」扱いされるほどに金を無心されたりしているが、「(邪神ちゃんは)私がいないとダメだから」とそれを受け入れており、ゆりねからは「邪神ちゃんのクズを加速させている」と認識されている。ぺこらに意地悪をする邪神ちゃんを注意したり、ゆりねを殺す事を諦めない彼女に止めるよう説得するなど時折本当に友人らしい一面を見せることもしばしばあるが、同時に邪神ちゃんの優しい一面も認知しており、「根はすごくいい子」と評している。好物は砂糖入り麦茶。料理と水泳は苦手。
基本的に邪神ちゃんの要望には逆らわないが、本気で怒った時には無表情で敬語で説教する「敬語モード」になる。
本人の自己評価は低いが、「魔界カワイイ子選手権」でグランプリを取ったりしている上、素のレベルも邪神ちゃんより高い。
ミノス
声 - 小見川千明[5]
ミノタウロス族の一員である女悪魔で、 邪神ちゃんの幼馴染にあたる。牛のイメージ通り頭から角が生えており、グラマラスな体型をしている美少女。身長は167cm[6]。快活で、あまり深く物事を考えない性格。原宿で購入した「ビーフ100%」という文字が書かれたTシャツや牛柄のパーカーを着用している。魔界に帰れなくなった邪神ちゃんに会うために数百年振りに人間界に来訪(最後に訪れたのは「鎧着た連中が刀で殺し合いしてた」時代とのこと)した。当初は「人間一匹殺すのに手こずってるなんてカッコ悪い」と邪神ちゃんに苦言を呈していたが、その後は何度か遊びに来る内に人間界を気に入り、ゆりねの隣室に引っ越して来た。仕事をするのが好きで、牛乳配達や工事現場のアルバイトをして生計を立てている。人間界に来なかった時期が長いため、外国人観光客のような行動が当初は多かった。人間にも天使にも分け隔てなく接する性格から、幼い少年達を始めとした近隣住民の人気者である。人間の事は「前の人間たちが死んでも後に生まれた人間たちが後の時代を引き継いで頑張っていける存在」と認識しており、メデューサと共に尊敬の念を抱いている。
とにかく力持ちで、牛乳配達ではリヤカーを引いてたくさんの牛乳を素早く配達したり、工事現場では数人分の仕事をこなしている。また、トレーニングを欠かさないほどの努力家であり、それ故に本気を出せば数倍のスピードで駆け抜けたり、ゆりねと共闘してクラーケンを倒せるほどの実力を有している。
ミノタウロス族は乱暴なイメージが付き纏っていたために、幼い頃は魔界の学校で孤立していたが、それに偏見を抱くことなく接してくれた邪神ちゃんとメデューサと友人になった。邪神ちゃんのことは現在でも友人だと思っているものの、毎回懲りずにゆりねを殺そうとしていることに関しては呆れたような様子を見せており、極めてドライな態度で接している。ゆりねにボコボコにされていても平然と傍観している上に、むしろゆりねの味方をすることの方が多い。邪神ちゃんも幼い頃に彼女の馬鹿力で怪我を負わされたことがあるため、友人関係を認めずお互い喧嘩になったり薄情な一面を見せることもあるが、メデューサ共々時折友人らしい一幕を見せることもしばしばある。
スピンオフ読切漫画『ミノスのビーフ100%』では主人公を務める。
ペルセポネ2世 / ペルちゃん
声 - 飯田里穂[5]
邪神ちゃん達の恩師、ペルセポネの娘で冥界の王、ハーデスを父に持つ悪魔。身長は146cm[6]。全身黒ずくめのマントにガスマスクという怪しい装いで、魔界に帰れなくなった邪神ちゃんを探しに人間界へやってきた。その後は、母親から虚弱体質を治すためにアパートに居住したミノスの同居人として預けられ、少しでも体力を付けようと彼女のアルバイトや朝のランニングに付き合わされている。ゆりねからの提案で名前を考えていた中でメデューサの考案した「ペルちゃん」を気に入り、それ以降は「ペルちゃん」と呼ばれている。
邪神ちゃん以上のドロップキックの使い手であるが、上述の通り虚弱体質の持ち主で作中では頻繁に吐血し、ドロップキックを繰り出した後に脚を骨折するほど。純粋で子供らしい一面を持ち、相手が天使や人間であっても偏見を抱かない優しい性格の持ち主。天使であるぽぽろんと友達になり、まっすぐな優しさで少しずつ彼女の心を溶かしており、そのことはぺこらからも好感を抱かれている。その一方で、邪神ちゃんのからかいに対して的確な言葉で屹然と接する一面を持っており、笑顔で遠慮のない毒舌を吐くこともしばしば。
原作では第84話が初登場だが、テレビアニメ版では2話から登場し、原作よりも出番が増えている。アキバで邪神ちゃんを探し回る様子が描かれているが、彼女と何かとすれ違ったり、周囲からは明らかに怪しい格好のために警察に彼女の居場所を聞こうとして、逆に連行されたこともある。最終話で風船を持って宇宙へ行く邪神ちゃんを発見することができ、それでも会うことは出来なかったが、テレビ未放送の12話では合流し、邪神ちゃん達と海水浴へ出掛けている場面がある。
ベート
声 - M・A・O
ゆりねが町で拾った魔獣ジェヴォーダンの獣。邪神ちゃん曰くジェヴォーダンの獣は魔界に生息する凶暴な魔獣で、魔界に住んでいた頃に酷い目に合わされたというが、ゆりねには犬と認識され、彼女の住むアパートの外でペットとして飼われている。
ゆりねの前では犬のように大人しいが、邪神ちゃんに対しては引っ掻いたり、手首に噛み付いたり、あまつさえ噛みちぎったりすることもあるなど、えげつない一面も見せている。
遊佐(ゆさ)
声 - 荒浪和沙[5]
雪女のような姿をした氷族の一員である上級悪魔。身長は162cm[6]。魔界で自身の氷の力を生かした商売を行っており、魔界の閑散期には人間界で出稼ぎにも来ているが商才はあまりなく、自分に好意的な浩二やゆりねでさえも辟易させたこともある。部屋の中で吹雪を起こしたり、息を吹きつかせることで、相手を氷漬けにすることができる。チャーリーという名前の叔父がおり、チョコレート工場の経営を行っている。
妹をいじめる邪神ちゃんに対して敵愾心を抱いている一方で、仲良くしてくれるゆりねに対しては好感を持っている。天使であるぺこらに対しても誠実に接し、邪神ちゃんが困っている時には助けたりと基本的に優しい性格の持ち主である。幼少時のモグラのような顔を気にしており(彼女曰く氷族が最も気にしている事らしい)、それに対する侮辱を最も嫌う。着物なので分かり辛いが、巨乳でスタイルが良い。
浩二(こうじ) / 氷ちゃん(こおりちゃん)
声 - 寺田御子[5]
氷族の一員である悪魔。邪神ちゃんによると身長は80cm程[6]。遊佐の妹だが、下級悪魔で成人ではないため小柄で、邪神ちゃん曰く「モグラ」のような顔をしている。血液がイチゴシロップで、尿がレモンシロップとなっており、彼女の能力でかき氷を作ることができる。また、遊佐同様に部屋の中を涼しくしたり、息を吹くだけで相手を氷漬けにできる。
下級悪魔だけにひ弱で能力を振り絞れば邪神ちゃんに勝つこともあるが基本的には負けることが多い。
邪神ちゃんにはいじめられたり、トラウマを植え付けられたりしているため、彼女のことを快く思っておらず、度々反抗心を見せることもしばしばだが正攻法で勝つことを考えて勝利するなど陰険な行いはしておらず良心的な性格をしている。自身と仲良くしてくれるゆりねには懐いており、邪神ちゃんの「ゆりねは死んだ」という冗談を真に受けて、邪神ちゃんを襲ったこともある(ただし返り討ちにあった。そして、ゆりねが生きていたと知ったら泣いて喜びもした)。作中でせりふはないが、少なくとも周りの人物とは会話が成立している。
姉の遊佐のことは慕ってはいるが商才を認めることは出来ておらず、無理のある採算をしたさいには顔をしかめ、このときばかりは邪神ちゃんから「お前の姉さん、バカじゃないの?」と言われても(しかも二度言われて二度も)反抗することが出来なかった。
「浩二」という呼び名は遊佐から連想して[注釈 4]ゆりねが提案したものだが、邪神ちゃん以外は使用していない。
悪魔A
声 - 遊佐浩二
バフォメットのような姿の悪魔。名前は不明だが、テレビアニメ版では「悪魔A」とクレジットされている。原作ではセリフがなく物語の間でその姿を描かれているだけだが、テレビアニメ版では語り部や解説を行ったり、ゆりねたちの住む街で観光やかき氷などを食べていたりと、大幅に出番が増加している。ゆりねたち登場人物に直接絡むことはないが、作中の邪神ちゃんやベートにツッコミを入れたりなどしている。
単眼ちゃん
声 - 影山灯
一つ目の小柄な悪魔。この作品の悪魔達にはレベルが設定されており、レベルアップ時に様々な褒章が魔界から与えられる。それを悪魔達に贈呈する役回りをしている下級悪魔。役目を終えると、爆死して魔界でワンランク上の悪魔に転生する。
あずさ2号
邪神ちゃんが通販サイトで購入した魔界バンビ。ゆりねを油断させる目的で購入し、あずさ2号と戯れている彼女を背後からドロップキックで奇襲したが、回避されてドロップキックがあずさ2号に命中して死亡する。以後はタンスの上に遺影が置かれている。単行本の書き下ろしやテレビアニメ版のED映像で本編で面識が無い氷ちゃんと一緒に描かれている事がある(同一の個体かどうかは不明)。
声 - 久川綾
節分に地獄から邪神ちゃんが呼んだ、ぬいぐるみのような容姿をした小柄な鬼。氷ちゃん同様に邪神ちゃんにいじめられるが、ゆりねに助けられる。
キョンキョン
声 - 山下七海[7]
魔界中国からやって来たキョンシー。身長は148cm[6]。「人間界で善行を積めば人間になれる」という教えを信じており、それを叶える為に困っている人を見かけたら積極的に助ける優しい性格の持ち主。しかしその反面、同情の余地の無い者には容赦がなく、カツアゲをしていた不良達に姉ランランのことを侮辱された際は二人を地面に投げ落として執拗に殴り続ける凶暴な一面も持っており、ランランが止めなければそのまま殺害しそうになったこともある。ゆりねの紹介で書店「ドラゴン書房」でアルバイトをしている。
キョンシーでありながら関節は自由に動き、ミノスと互角に張り合えるほどの身体能力を持つ。だがそれにもかかわらず体はもろく、投げ落とされただけでマネキンのようにバラバラになってしまう(他人にくっつけてもらえばすぐ再生できる)。もち米が苦手で本人曰く「上級キョンシーになれたが、克服出来なかった」とのことで、元を正せば師匠が克服する修行を忘れていたためである。
ランランと共に元々は人間であったが、住んでいた村の戦争で姉共々死亡し、放置されていた死体からキョンシーとして蘇る。その後は本能的に人間を襲ったりしていたが、魔界中国から送られた助っ人に成敗される。しかし、人間を殺していないことに気づいたことから魔界中国に連れて行かれて、その人の師匠となって修行を積んでいった結果、上級キョンシーとなって人間の心を取り戻すに至った。
髪を下ろすとランランと瓜二つだが、ランランよりも胸が大きい。
ランラン
声 - 田中美海[7]
キョンキョンの双子の姉。身長は148cm(パンダの姿では30cm程)[6]。キョンキョンの服の胸元に描かれたパンダの顔の姿をしている。衣服になっているが、一応食べ物を摂取することはできる。小さなパンダの姿で服から出て行動する事が可能。偉い人に人間界に呪いを解く方法が存在すると言われて妹とやって来た。激昂して凶暴さを見せる妹のストッパー役も担っている。
元々はキョンキョンと瓜二つのキョンシーの姿だったが、魔界動物園で魔界パンダを怒らせた事で呪いを掛けられて今の姿に変わってしまっている。その後、イチゴ味の飴を舐めることでわずかな時間だけ元に戻ることが判明し、その都度人間に戻っている。
ペルセポネ1世
邪神ちゃん・ミノス・メデューサの学校時代の恩師で、ペルセポネ2世の母親。初期の娘と同様に全身黒ずくめのマントを羽織っている。魔界教育委員会からの辞令で人間界に滞在することになり、人間界にいる子供の生活を勉強するためにリエールが住んでいる児童養護施設「アイアンコマンドー」に住むことになっている。百年に一度しか使えない技を使用するなどの強力な力を持っているが、使いすぎると体調不良になり、吐血することもある。
生徒思いの優しい性格だが、身体測定でズルをする邪神ちゃんにサイクロプスをけしかけたり、人間界へ登場の際に驚かすために力を使ったりするなどのお茶目な一面も見せている。

天使

天界の住人。悪魔と対をなしており、悪魔を嫌って狩ろうとする天使が多く、ほとんどが堅物ばかりであり、中には、ぽぽろんのように悪魔だけでなく人間も快く思わなかったり、ぴののように悪魔と一緒に人間も滅ぼそうと考える者など、人間に対しても敵意を持つ天使が存在する。

ぺこら
声 - 小坂井祐莉絵[5]
悪魔狩りを生業とする天使。一人称は「ぺこら」(アニメ初期では「私」も使っていた)。身長は148cm[6]。邪神ちゃんを退治しようとするが、力の源たる天使の輪を紛失したために失敗に終わり、その後は人間界でホームレス生活をする羽目になった。住所不定で、ダンボールハウスを住処にしているが、泥酔した邪神ちゃんに壊された上にゲロを吐かれたり、燃やされたりしてしまっている。主食はパンの耳と牛乳。真面目だが要領の悪い性格をしている上に不幸体質の持ち主であり、邪神ちゃんには度々イジめられたり、からかわれたりという憂き目に合っている。ぴの曰く元々悪魔のことは憎んでいて、ゆりねに対しても悪魔の協力者と見て「魔女」と呼び、警戒する態度を取っていたが、その後差し入れを受けたり食事を奢って貰ったりした為に恩義を感じるようになり、彼女の周囲にいる悪魔達とも自然に馴染むようになった。悪魔達を呼ぶ際、「花園ゆりねの○○」と呼んでいる(例:邪神ちゃん→「花園ゆりねの使い魔」、他→「花園ゆりねの仲間」)。
見た目は中学生くらいの少女だが、ギョロ眼で陰気そうな顔立ちに加えて、生活苦からのやつれで人相が悪くなっており、邪神ちゃんよりも天使と思ってもらえない。上記の天使の輪の紛失と「天使の輪が時間の経過によって再生する」という知っていて当たり前な事実を把握していない事からお世辞にも有能とは言えないため、ぽぽろんからも「地位を奪えそう」または「天使の力が使えなければタダの肉塊。っていうかゴミ」と言われるほどに舐められており、元部下が登場する度に彼女らに命を狙われている。邪神ちゃんから「堕天使」呼ばわりされているが、単行本11巻の時点で天界から「反逆者」と見做されており、立場上は堕天使となっている。
なお、天使の輪は同作者の『武蔵野線の姉妹』の登場人物であるパンドラと由良によってゴミ捨て場に捨てられている。
ぽぽろん
声 - 佐々木李子[5]
ぺこらの元部下である天使。一人称は「ぽぽろんちゃん」。身長は156cm[6]。ゆるふわ系の外見とは裏腹に、自分の昇進の為に力を失ったぺこらを始末しようとするなど、腹黒い性格の持ち主。上司であるぺこらのことは「様」付けで呼びつつも、真面目すぎる性格には嫌気と呆れたような様子を見せており、同時に要領の悪い彼女のことをバカにしている。行動を起こしても上手く行かないぺこらと比べて優秀ではあるが、自分にとって得にならないことは人助けであろうとしようとはせず、また都合が悪くなるとへつらおうとしたり逃げ出そうとしたりする卑怯かつ狡猾な一面も持っている。ぺこら同様、元々悪魔には憎しみを抱いており、「生きる価値のない劣等種」と見下していた。また、人間のことも「自分勝手で救うに値しない奴ら」として見ており、人間にも悪魔にも辛辣な態度で接しているが、自分に恨みを抱く長髪の男性(声 - 中井和哉)から自分を守る為に怪我をしたぺこらの入院費を払ったり、アイドルの自分を応援してくれる施設の子供のためにお金を集めようとするなど、根っからの悪人ではない。ぺこらによれば、昔はここまで歪んだ性格ではなかったとの事。
前述の通りぺこらを始末しに来たが、邪神ちゃんがぺこらに差し入れとして持ってきた肉じゃが(テレビアニメ版ではカレー)を地面に叩き落したため、怒った彼女にボコボコにされた挙句、ガムテープ簀巻きにされて海へと放り投げられた。その後、邪神ちゃんを再び奇襲するも、天使の輪を食べられて力を失ったため退却。輪が再生するまで、人間界のラーメン屋「創世記」で住み込みで働きながら芸能活動をして生計を立てている。天界に税金が無いので邪神ちゃんと違い、国民健康保険を人間界にしか払っていない(ぴのも同様)。芸名は天使のえる。元上司であるぺこらや悪魔達に馴染むようになり、邪神ちゃんのことは「肉じゃが」(テレビアニメ版第1期では「じゃがいも」と呼んでいたが、第2期では原作を読み直したために言い直している)と呼んでいる。特にペルセポネ2世とは天使の力が戻ったときには油断したところを始末すると言いつつも、自身のライブに招待するなど友好関係を築いており、上述のような辛辣な態度も鳴りを潜めるようになっていく。現在はぺこら同様に天界から「反逆者」と認識されている。
上記の邪神ちゃんとの対決時に金属バットを使用しているが、テレビアニメ版では無数の乱杭歯付きの金属バットを使用している。
ぴの
声 - 山田麻莉奈
ぺこらの元部下でお世話係だった天使。一人称は「私(わたくし)」で他の天使と違って自分の名前ではない。身長は160cm[6]。ミノスと対を成すほどのグラマラスな体型をした美少女。ぽぽろん同様、ぺこらのことは「様」付けで呼ぶ。
「ですわ」とお嬢様口調で話す気品さを持っているが、実際は現在の天界の主を始末して新しい主に成り替わるだけでなく、魔界と人間界を滅ぼして全世界の女王になり変わろうと考えるなど、ある意味ぽぽろん以上に歪んだ出世欲の持ち主。その反面、精神が脆く泣き虫な一面があり、ぺこらから「上手に話さないと精神を壊しかねない」と言われるほどのかなり情緒不安定なところがあり、天界からの刺客に狙われている感覚に捉われ急に泣き出したり、主であるリエールが人間界に降りてきたことを聞いて精神崩壊寸前になるほどに取り乱したこともあり、その都度精神安定剤と思われる薬物を服用している。その上思い込みも激しいため、ゆりねに注意されて嫌われたと思い込み号泣している。リエール曰く天界にいた頃もすぐに泣き喚いて死ぬと言う子だったらしく、それを聞いたゆりねからは面倒臭い子だと思われている。
ゆりねに対しては邪神ちゃんに発揮する得体の知れない力から怯えていたが、自身を始末しに降りてきた(と思い込んでいる)主のリエールをパンチで気絶させたことを知って救世主として慕うようになる。そのリエールは前述の通り、自身を始末しに来たと思い込んで怯えており、邪神ちゃんに借金を帳消しにする代わりに殺すようにけしかけたり、家を訪ねてきた際に話も聞かずに毒殺をしようと目論んだこともあり、彼女の話を全く信用していない。同じ部下であったぽぽろんとは虫が好かない子と感じていて、仲がいいとは言い難い。
自分の昇進のため、邪神ちゃんら悪魔と馴れ合うぺこらとぽぽろんを「反逆者」として始末する為に人間界へと降りてきた。しかし、ぺこらに止めを刺そうとする寸前で天使の輪を奪うために戻ってきたぽぽろんの不意打ちを食らい卒倒。この時に天使の輪が割れて失ってしまい、任務失敗を悟って号泣しそのまま立ち去った。その後はどこかの山で隠れるように暮らしていたが、前述の世界を支配するという目的を果たすため、天使の輪が再生するまでゆりね達が住むアパートの管理人となる。これは悪魔たちの暮らすアパートにいれば天界の追っ手が来ないから安全という考えからだが、結果的にゆりねや邪神ちゃんら悪魔たちのペースに巻き込まれていくことになる。単行本12巻の時点でぺこらとぽぽろん同様に天界の主から「悪魔と結託している反逆者」として認識されている。
お菓子作りが得意で、天界お菓子コンテストでグランプリを受賞したと語っている。
リエール
声 - 花井美春[8]
ぺこら達の「主」である神。幼い少女の姿をしており、ぺこらとぽぽろんが出入りしている児童養護施設「アイアンコマンドー」に孤児として入所している。天界ではぺこら曰く「熟女」と表現される姿だったらしいが、本人は子供の姿の方が警戒されにくいので都合がいいと現在の姿になっている。天界での会議により堕落した人間達を地上ごと滅ぼす為に人間界にやってきたが、その前に人間の生活を体験しようと考えており、同時に悪魔と結託している天界の裏切り者であるぺこら・ぽぽろん・ぴのの抹殺も兼ねている。
ぺこら曰く人間に殴られても蚊に刺されたとも思わないそうだが、人間であるゆりねのパンチのダメージで気絶したり、力を使った後にめまいを起こすなどの明らかに弱体化が見られている。それでも邪神ちゃんの尻尾を真っ二つにするなどのそれ相応の力は持ち合わせている。
ぺこら・ぽぽろん・ぴののことは上述の通り抹殺対象にはなっているものの、内心では彼女たちのことを気にかけており、人間界で人間たちと仲良く暮らしていることをゆりねから聞いて安心している。一方で、自身を害する邪神ちゃんのことを厄介に思っている反面、彼女と一緒にいるゆりねのことは得体が知れないので敵対したくないと思っている。

人間

ゆりねが住む人間界の住人。ゆりねだけは天使と悪魔の存在を認知しており、他は知らないようであるが、ただ細かい所は気にしないらしく、邪神ちゃんたちの姿を見ても気にも留めない者がほとんどである。

橘 芽依(たちばな めい)
声 - 原奈津子[5]
アキバにある万歳橋警察署の婦人警官。「スーパーコップ」を自称している。身長は165cm[6]
極度の可愛いもの好きで、店に置いてある人形を勝手に持ち去ろうとしたり、邪神ちゃんと出会った際に彼女を不当逮捕したり、氷ちゃんを可愛いからと自宅の部屋に連れ込んだりするなど、手に入れるためなら職権乱用などの手段を選ばないが、店の物を持ち去ろうとする姿勢は店員(声 ー 駒田航)からも「ヤバい奴」と評された事がある。また、バレなければ何をしてもいいという考えを持っている上に、自分のものにならないと判断すれば躊躇なく銃を発砲する(テレビアニメ版では剣を投げ飛ばしている)など、邪神ちゃんには「ゆりねに勝るとも劣らないイカれっぷり」と評されるぶっ飛んだ性格の持ち主で、普通であれば警官としてのモラルが問われるような問題行動をとっており、故に周囲からは「不思議ちゃん」と呼ばれて弄られている。他にも注意するために肩に触れただけにもかかわらず、お尻を触ったと勘違いして叫ぶなど迷惑な一面も見せる。可愛いものにすぐ目を奪われて職務放棄したり、仕事中に飲酒をしたり、テレビアニメ版では更に体調の悪い人や怪しい店に連れ込む行為をしているにもかかわらず平然と見過ごしたりなど、お世辞にも警官として有能とは言えずむしろトラブルばかり起こしているが、銀行強盗をメデューサの手柄とはいえ逮捕したり、コインランドリーでは誤解とはいえ遭遇したぺこらの荷物を見て彼女を薬物中毒者として署に連行したり、花見の場では勘違いとはいえ酒を飲む邪神ちゃん達を見かけて「未成年の飲酒は禁止」と注意するなど、全く良識がないわけではない。徹底した考えを持っており、警察官の業務は定時までと決め込み、残業は一切しないと語っている。花見の場で警察官になったのは安定していると思って選んだが、実際は毎日怒られてばかりで、本心では仕事なんてしたくないと職場の事を愚痴るシーンもある。自宅にはトーテムポールなどの奇妙なものを持ち込んで名前を付けているが、特に一番のお気に入りは邪神ちゃんで「大蛇丸」と呼び、ことあるごとに持ち帰ろうとしたり、写メを一緒に撮ろうとするが、当の本人には変態女と嫌がられている。それを利用されゆりねに買収された事がある。可愛さによる興奮が高まると邪神ちゃんの苦しむ表情を見て快感に思ったり、無理矢理ピースをさせようとするなど歯止めがきかなくなり、その行動は滅多に動じないゆりねさえも唖然としていた。また、バス停(テレビアニメ版ではネットオークションで落とした様な描写がある)や地蔵を持ち去ったり、等身大フィギュアを軽々と放り投げるなど、見かけによらない怪力の持ち主でもある。またミノスや遊佐に匹敵するほどのグラマラスな体型をしている。
千葉 茂、尾崎 比呂
声 - 落合福嗣(千葉)、福間竣兵(尾崎)
アイドル「天使のえる」としてのぽぽろんのファンである2人組のオタク。彼女の勤めるラーメン屋やライブといった場面に登場している。ぽぽろんに怒鳴っていた邪神ちゃんに食って掛かるなど度胸がある一方で、その邪神ちゃんをゆりねが圧倒した際は彼女に怯えるなど臆病な面も見せている。同作者の『武蔵野線の姉妹』の登場人物でもある。
桂 大五郎(かつら だいごろう)
声 - 鈴木崚汰
オタクで、上記の千葉と尾崎の友人。『武蔵野線の姉妹』にも一回だけ登場した。メデューサに道を聞かれ、彼女の声の可愛さに無理矢理に紙袋を取って石化されたり、テレビアニメ版では咳き込んでたペルセポネ2世に声を掛け、ガスマスクを取った彼女を見て声の可愛さを指摘した。
棚橋
声 - 稲葉和彦
ぺこらのアルバイト先に毎回登場している男性。原作での名前は不明だが、アニメ化で上記の名前が付けられた。複数の職場を掛け持ちしているのか、同じ姿をした別人なのかは不明であり、よく見かけるぺこらからは顔は覚えられているが、本人はぺこらの事は一切覚えていない。また、ぺこらの名前を覚える気が無いのか、彼女の事を「バイト」と呼び、不器用な彼女に辛辣に接して扱き使っているが、そのために彼女から「知性を感じられない声」や「頭が悪そうな声」と嫌われている一方で、「天使のえる」のような立場が上の相手には普通に名前を呼んでおり、有能なミノスには柔らかな態度で接している。
絵瓜 杏(えうり あん)
声 - 金子有希
アキバで絵画商法を行っている女性。原作では邪神ちゃんを勧誘したが、彼女に睨まれ撃退された。テレビアニメ版では桂大五郎を勧誘することに成功している。
緑川 ひかる(みどりかわ ひかる) / パンドラ
同作者の『武蔵野線の姉妹』の主人公姉妹の妹。ゆりねの友人でアルバイト先のカフェ「姫武者」のバイト仲間。アキバでゆりねのアルバイト先を探す邪神ちゃんを目撃している。第2話でゆりねが彼女らしき人物と彼女の姉の事を話題にして通話しているので彼女がゆりねに「姫武者」でのアルバイトを勧めたと思われる。
『武蔵野線の姉妹』の4巻書き下ろしで作者に「髪のベタが描き難い」という理由で紙袋を被せられた事がある。
英 由良(はなぶさ ゆら)
同作者の『武蔵野線の姉妹』の登場人物。ゆりねのアルバイト先のカフェ「姫武者」のバイト仲間。パンドラから邪神ちゃんの事を聞かされても「アキバだから」と流した。ぺこらの天使の輪を道端で拾い、蛍光灯と勘違いしてゴミとして捨てた。

ゲーム版オリジナルキャラクター

マンドラゴラ
声 - 金田朋子
邪神ちゃんが捨てたヘタから増殖したマンドラゴラ。邪神ちゃんが食べようとしていることを知り一斉に彼女を殺害しようとする。ボス戦ではハエトリグサのような姿に変貌して襲い掛かるが敗北し、邪神ちゃんの説得に納得して撤退していく。テレビアニメ版では魔界のレアなおもちゃとして登場し、ゆりねに気に入られたが、直後邪神ちゃんに潰されたことで壊れた。
魔物
邪神ちゃんが誤ってワープした魔界の地域に住む単眼の種族。独自の言葉を話すが、日本語を逆から書いただけのものなので解読は容易である(メダャチキ!→キチャダメ!(来ちゃ駄目!)等)。最初に遭遇した個体が村に近づかないよう邪神ちゃんに警告するものの言葉が通じず、彼女が村に侵入したことで村の住民と戦うことになる。最後に巨大なボスの個体が邪神ちゃんを食い殺そうとするが敗北し、邪神ちゃんは逃げ回って書いた軌道が偶然魔法陣になったことにより生還する。
競技「エクストリーム豆まき」の審判を務める二人の巨大な鬼。ボス戦ではHPを共有しており、二人で一体のボスという扱いになっている。
強盗
邪神ちゃんとメデューサが訪れた銀行を襲撃していたガスマスクを被った男。逃走するつもりで邪神ちゃんが誤って彼の元に向かってしまったことで対決するが敗北し、到着した警察に逮捕される。
なお、何故かボス戦では巨大なロボットが登場し、本人は参戦しない。
魔王
太った猫のような姿をした、メインクエストの最終ボス。ゲームを無事に終わらせられなくする為に鍋料理の準備をしていた邪神ちゃん達の元に突如出現し、鍋を倒されて激高した邪神ちゃんと対決する。
作中で唯一第二形態を有し、変身するとエイリアンのような外見になる。最終的に一同に敗北し、邪神ちゃんに蹴り飛ばされる。
メフィストフェレス
アクションモードの最終ボス。一つ目の死神のような姿をした悪魔で、序盤は姿を現さずに邪神ちゃんに力を与える形で間接的に協力し、最終ステージでゆりねと直接対決するが、敗北し正体を明かす。
学校で同級生だった彼は邪神ちゃんに思いを寄せており、ゆりねに召喚されたことで帰れなくなった彼女を助けることが目的であった。ゆりねが下巻を早く見つけることを約束したほか、自分の寿命は悪魔に比べたらずっと短いことを説明されたことで納得し、二人を解放して魔界に帰っていく。

書誌情報

テレビアニメ

2018年7月から9月まで第1期がBSフジTOKYO MXほかにて放送された[9][10]。アニメ化に際し、女子プロレス団体・スターダムとのコラボレーションが行われた[11]。第12話はAmazon Prime Videoで2018年10月1日より配信[12]

第2期『邪神ちゃんドロップキック'』(じゃしんちゃんドロップキックダッシュ)は[13]、2019年1月開催のファンイベントまでに第1期のセルソフト売り上げが2000枚を突破した場合、製作総指揮者である夏目公一朗がイベント内で製作を決断することが公式でアナウンスされ、イベント当日に目標売り上げを達成したことを受けて、正式に放送されることが告知された[14]。2020年4月より放送中[15][13]。また、邪神ちゃん役の鈴木愛奈が北海道千歳市出身であることから、千歳市が市のPRのためにふるさと納税を2000万円募集し、その目標を達成したことでそれらを活用したテレビ未放映のスペシャルエピソードの『千歳編』を制作することが決定し、Amazon Prime Videoで2020年4月30日より配信[16][17]。また、このエピソードが収録されたBlu-rayは希望者から2020年7月以降から順次発送される予定[16]

スタッフ

第1期 第2期
原作 ユキヲ[18]
製作総指揮 夏目公一朗[18]
総監督 - 佐藤光
監督 佐藤光[18] 矢野孝典
シリーズ構成 筆安一幸[18]
キャラクターデザイン
総作画監督
古賀誠[18]
総作画監督 - 代見裕美
美術監督 高木佐和子 佐藤正浩、中西奈津子
色彩設計 野口幸恵[18] 但野ゆきこ
撮影監督 東郷香澄 山本聖
編集 武宮むつみ
音響監督 今泉雄一[18]
音楽 栗原悠希、神馬譲[18]
プロデューサー 高木隆行、大森慎司、野淵大輔、渡邉亜依、白井有希子
五十嵐和樹、本間裕之 藍沢亮、宮田芳史、中林大道、本木円、梶原剛
伊達光良、成田拓也、加茂明夫、加藤真一
アニメーションプロデューサー 大澤明彦
アニメーション制作 ノーマッド[18]
制作 ダンガン[18] -
製作 邪神ちゃんドロップキック製作委員会[18] 邪神ちゃんドロップキック'製作委員会

主題歌

オープニング・エンディング

「あの娘にドロップキック」[19]
邪神ちゃん(鈴木愛奈)、花園ゆりね(大森日雅)、メデューサ(久保田未夢)、ぺこら(小坂井祐莉絵)、ミノス(小見川千明)、ぽぽろん(佐々木李子)、ペルセポネ2世(飯田里穂)によるユニット「邪神★ガールズ」が歌う第1期オープニングテーマ。作詞・作曲・編曲はAgasa.K。
ヲタ芸/サイリウムダンスの世界大会「サイリウムダンスワールドバトル」の競技曲として起用される。[20][21][22]
「Home Sweet Home!」[23]
三浦祐太朗が歌う第1期エンディングテーマ。作詞は三浦、作曲・編曲は前山田健一
「時としてバイオレンス」[13]
halcaが歌う第2期オープニングテーマ。作詞は宮嶋淳子、作曲は原一博、編曲は川崎智哉。
「Love Satisfaction」[24]
ZAMBが歌う第2期エンディングテーマ。
「CHI☆TO☆SE愛歌」
邪神ちゃん(鈴木愛奈)、リエール(花井美春)による第2期千歳編エンディングテーマ。作詞は筆安一幸、作曲・編曲はTORIENA

挿入歌

「ミライドライブ」[25]
佐々木李子が歌う第1期第10話挿入歌。作詞・作曲はNAKO、編曲はMEG.ME。
「神保町哀歌」
邪神ちゃん(鈴木愛奈)が歌う第1期第11話挿入歌。作詞は筆安一幸。
「tell you,tell me」[25]
佐々木李子が歌う第1期第12話挿入歌。作詞・作曲・編曲は毛蟹。
「アヴェ・マリア」
邪神ちゃん(鈴木愛奈)が歌う第2期第5話挿入歌。

各話リスト

話数脚本絵コンテ演出作画監督初放送日
第1期
第一話筆安一幸佐藤光
2018年
7月10日
第二話菊池聡延
  • 菊池聡延
  • 岡野力也
7月17日
第三話矢野孝典
  • 佐藤義久
  • 西村彩
  • 桜井このみ
  • 服部一郎
7月24日
第四話山田浩之藤代和也
7月31日
第五話山田卓
  • 北原章雄
  • 代見裕美
  • 勝谷遥
  • 森悦史
8月7日
第六話村上桃子角地拓大
  • 古賀誠
  • 代見裕美
  • 菊池聡延
  • 岡野力也
  • 佐藤義久
8月14日
第七話永居慎平藤田まり子8月21日
第八話永居慎平佐々木達也
  • 河西睦月
  • Hong ein soo
8月28日
第九話
  • 北原章雄
  • 山田卓
  • 北原章雄
  • 代見裕美
  • 佐藤義久
  • 勝谷遥
  • 中島大智
  • 森悦史
9月4日
第十話筆安一幸花井宏和松村樹里亜
  • 藤田まり子
  • 西村彩
9月11日
第十一話ウシロシンジ佐藤光
  • 岡野力也
  • 代見裕美
  • 細田沙織
  • 山田雄一郎
  • 簾畑由実
  • 森悦史
9月18日
第十二話
(未放送話)
菊池聡延
  • 菊池聡延
  • 山本真嗣
  • 藤田まり子
  • 岡野力也
  • 山口菜
  • 勝谷遥
10月1日
(配信)
第2期
第一話筆安一幸佐藤光矢野孝典
  • 代見裕美
  • 藤田まり子
2020年
4月6日
第二話山田浩之小野田雄亮河西睦月4月13日
第三話
  • 永居慎平
  • 佐藤光
佐々木達也
  • Hong Yu-Nu
  • Lee Young-Mi
  • 張紹偉
4月20日
第四話村上桃子山田卓
  • 北原章雄
  • 佐藤義久
  • 勝谷遥
  • 平田かほる
4月27日
第五話筆安一幸山田浩之小野田雄亮河西睦月5月4日
第六話村上桃子山田卓
  • 石橋友紀恵
  • 宇佐美翔平
  • 柳瀬譲二
 
第七話
  • 愛敬亮太
  • 中山奈緒美
矢野孝典
  • 藤田まり子
  • 山口菜
 
第八話角地拓大
  • 北原章雄
  • 岡野力也
  • 島袋智和
  • 山田雄一郎
  • 平田かほる
 
第九話筆安一幸山田浩之峯友則
  • 袴田裕二
  • 田中小百合
  • 服部一郎
  • 武内啓
  • Jeon Jong Min
  • Han Hyeon Ji
 
第十話佐藤光矢野孝典
  • 古賀誠
  • 代見裕美
  • 菊池聡延
  • 岡野力也
  • 藤田まり子
  • 山口菜
  • 平田かほる
  • 謝宛倩
 
第十一話佐藤光
  • 代見裕美(作画)
  • 藤田まり子(作画)
  • 岡野力也(作画)
 
SP回(千歳編)
(未放映話)
村上桃子佐藤光
  • 山田卓
  • 佐藤光
  • 岡野力也
  • 佐藤義久
  • 菊池聡延
  • 藤田まり子
  • 北原章雄
  • 杉山直輝
  • 島袋智和
4月30日
(配信)

放送局

日本国内 テレビ / 第1期 放送期間および放送時間[10]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [26] 備考
2018年7月10日 - 9月18日 火曜 0:00 - 0:30(月曜深夜) BSフジ 日本全域 製作参加 / BS放送 / 『アニメギルド』枠
火曜 1:05 - 1:35(月曜深夜) TOKYO MX 東京都
火曜 1:30 - 2:00(月曜深夜) サンテレビ 兵庫県
2018年7月11日 - 9月19日 水曜 2:45 - 3:15(火曜深夜) びわ湖放送 滋賀県
2018年7月12日 - 9月20日 木曜 0:00 - 0:30(水曜深夜) とちぎテレビ 栃木県
木曜 2:20 - 2:50(水曜深夜) 三重テレビ 三重県
2018年7月13日 - 9月21日 金曜 21:30 - 22:00 AT-X 日本全域 CS放送 / リピート放送あり
2018年7月14日 - 9月22日 土曜 1:00 - 1:30(金曜深夜) 千葉テレビ 千葉県
2018年7月16日 - 9月24日 月曜 1:45 - 2:15(日曜深夜) 北海道文化放送 北海道 製作参加
月曜 2:00 - 2:30(日曜深夜) 西日本放送 香川県・岡山県
日本国内 テレビ / 第2期 放送期間および放送時間[10]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [26] 備考
2020年4月6日 - 月曜 22:30 - 23:00 AT-X 日本全域 CS放送 / リピート放送あり
2020年4月7日 - 火曜 0:30 - 1:00(月曜深夜) 群馬テレビ 群馬県
とちぎテレビ 栃木県
火曜 1:15 - 1:45(月曜深夜) TOKYO MX 東京都
火曜 1:30 - 2:00(月曜深夜) サンテレビ 兵庫県
2020年4月8日 - 水曜 0:30 - 1:00(火曜深夜) BSフジ 日本全域 製作参加 / BS/BS4K放送 / 『アニメギルド』枠
水曜 1:50 - 2:20(火曜深夜) 北海道文化放送 北海道 製作参加
2020年4月9日 - 木曜 1:00 - 1:30(水曜深夜) 千葉テレビ 千葉県
2020年4月11日 - 土曜 1:55 - 2:25(金曜深夜) テレビ山口 山口県
2020年4月13日 - 月曜 2:00 - 2:30(日曜深夜) 西日本放送 香川県・岡山県
2020年5月8日 - 金曜 1:00 - 1:30(木曜深夜) テレビ長崎 長崎県

インターネットでは、Amazonプライム・ビデオにて中国を除く全世界独占配信であり、日本では2018年7月9日から9月17日まで第1期が配信され[5][10]、2020年4月6日に第2期が第11話まで一挙配信された[10]。第1期はAmazonプライム・ビデオの配信版でのみテレビ未放送の次回予告が追加されている[27][28]

BD / DVD

発売日 収録話 規格品番
BD DVD
第1期[29]
2018年10月29日 第1話 - 第6話 SMPX-0001 SMPB-0003
2018年11月26日 第7話 - 第11話+テレビ未放送話(第12話) 未発表 未発表
第2期[30]
1 2020年8月5日予定 第1話 - 第4話 HPXR-614
2 2020年9月2日予定 第5話 - 第8話 HPXR-615
3 2020年10月2日予定 第9話 - 第11話 HPXR-616

Web動画

いずれもYouTubeのチャンネル「邪神ちゃんねる」にて配信されている。

15秒でわかる邪神ちゃんドロップキック
2018年4月5日から6月1日まで配信された漫画版紹介ショート動画。全10話。
邪神ちゃんねるV
2018年7月23日からモーションキャプチャーを使用した3DCGでVチューバーとして活動を開始し[31]、出演は邪神ちゃん(鈴木愛奈)、花園ゆりね(大森日雅)。第6話まではテレビ放送に合わせ放送後に配信、第7話からは大幅に遅れアニメ終了後に配信された。第11話で【終】となっていたが、続けて配信されることも発表された。
最終話次週の2018年9月24日(TOKYO MX)には『邪神ちゃんねるVすぺしゃる』が放送された。2018年11月9日にはニコニコ生放送邪神ちゃんねるV出張版 ぺこら降臨祭』を放送。
第15回ではゲームメディアVTuberインサイドちゃんがゲスト出演。第16回で佐々木李子、第21、25回で小見川千明がゲスト出演。
第19回からぺこら(小坂井祐莉絵)出演の「ぺこちゅーぶ」が開始。
2019年5月29日に配信された動画で「うまい棒」の才能が開花、ぺこら様は自身の事を「うまい棒」と仰りました。
天国への階段プロジェクト
2019年4月16日、17日にYouTubeで生配信。クラウドファンディング企画を盛り上げる配信。

ゲーム

『RPGアツマール』とのコラボ企画として、ゲーム制作コンテストを実施し二次創作用の公式素材を提供している[32]。RPGアツマール公式として2018年3月24日より『邪神ちゃんドロップキック〜和気あいあい殺伐バトル〜』を配信。

脚注

注釈

  1. ^ この回では、邪神ちゃんが電車の中で目をつぶりながら音楽を楽しんでいる最中に電車内でナイフを振り回す男に腹を突き刺されるという内容が含まれていた。
  2. ^ 後にゆりねが手に入れていたことが発覚したが、帰還の呪文は複雑なために下巻だけでは書ききれず外典に続きを記してあると書かれていた。厳密に言えば邪神ちゃんが帰るためには外典も手に入れなければならないことが判明したため、ゆりねは邪神ちゃんがショックを受けると思い敢えて言わないでおいていた。実際に真実を知った邪神ちゃんはゆりねの察した通り、ショックを受けて砂になってしまった。
  3. ^ 一方で、メデューサを優しく気遣った際は少しだけ見直したり、風邪をひいた時には最後まで看病してくれた事に礼を言うなど邪神ちゃんの優しさを評価した上で認める事もある。
  4. ^ 繋げると声優の「遊佐浩二」となる。

出典

  1. ^ “邪神と女子大生の同居生活!? 『邪神ちゃんドロップキック』、アニメ化決定”. マイナビニュース (株式会社マイナビ). (2017年12月7日). https://news.mynavi.jp/article/20171207-553303/ 2018年2月21日閲覧。 
  2. ^ “アニメ「邪神ちゃん」鈴木愛奈は「クズいなーって感じてもらえたら勝ち!」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年3月24日). https://natalie.mu/comic/news/275003 2018年4月30日閲覧。 
  3. ^ 「邪神ちゃん」実在する神保町の焼肉屋で、ミノスが肉楽しむスピンオフ”. コミックナタリー. ナターシャ (2018年8月29日). 2018年9月11日閲覧。
  4. ^ 「邪神ちゃん」ミノスが神保町グルメを堪能するスピンオフが連載化”. コミックナタリー. ナターシャ (2019年5月15日). 2019年5月15日閲覧。
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外部リンク