コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「朱色」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
利用者:アルトクールが新しく修正した内容を消して度重なる荒らしと書きやがったら、利用者:アルトクールをぶっ殺すぞ!利用者:アルトクールはウィキの加害者だ!死ね!ぼけ!
タグ: 取り消し
m 119.241.245.37 (会話) による版を 㭍月例祭 による版へ巻き戻し
タグ: 巻き戻し
18行目: 18行目:
[[Image:Cinnabar.jpg|thumb|240px|辰砂(cinnabar)]]
[[Image:Cinnabar.jpg|thumb|240px|辰砂(cinnabar)]]


'''朱色'''(しゅいろ、しゅしょく、しゅういろ)は[[色]]の一つ。[[朱肉]]のような、やや黄を帯びた[[赤色]]について呼ばれる。[[色相]]では[[赤]]と[[オレンジ色]]の[[中間]]([[赤橙]])に位置する。[[JIS慣用色名]]では「あざやかな黄みの赤」(略号 vv-YR)と定義している<ref name="JISZ8102">[[日本産業標準調査会|日本産業標準調査会(JISC)]]、[https://www.jisc.go.jp/app/jis/general/GnrJISNumberNameSearchList?show&jisStdNo=Z8102 JISZ8102 物体色の色名(1957年10月30日制定、2001年3月20日改正)]、p20(付表1 慣用色名 色名1)。2020年1月31日閲覧。</ref><ref name="kb">{{kotobank|1=朱色|2=色名がわかる辞典}}</ref>。日本の[[伝統色名]]である。単に'''朱'''(しゅ)ともいう。[[暖色]]のひとつ。
'''朱色'''(しゅいろ、しゅしょく、しゅういろ)は[[色]]の一つ。[[朱肉]]のような、やや黄を帯びた[[赤色]]について呼ばれる。[[JIS慣用色名]]では「あざやかな黄みの赤」(略号 vv-YR)と定義している<ref name="JISZ8102">[[日本産業標準調査会|日本産業標準調査会(JISC)]]、[https://www.jisc.go.jp/app/jis/general/GnrJISNumberNameSearchList?show&jisStdNo=Z8102 JISZ8102 物体色の色名(1957年10月30日制定、2001年3月20日改正)]、p20(付表1 慣用色名 色名1)。2020年1月31日閲覧。</ref><ref name="kb">{{kotobank|1=朱色|2=色名がわかる辞典}}</ref>。日本の[[伝統色名]]である。単に'''朱'''(しゅ)ともいう。[[暖色]]のひとつ。


== 真朱 ==
== 真朱 ==

2020年4月24日 (金) 06:51時点における版

朱色
しゅいろ
 
16進表記 #EF454A
RGB (239, 69, 74)
CMYK (15, 80, 60, 0)
HSV (358°, 71%, 94%)
マンセル値 4.3R 5.2/8.7
表示されている色は一例です
朱色(日本の伝統色)
 
16進表記 #eb6101
RGB (235, 97, 1)
表示されている色は一例です
辰砂(cinnabar)

朱色(しゅいろ、しゅしょく、しゅういろ)はの一つ。朱肉のような、やや黄を帯びた赤色について呼ばれる。JIS慣用色名では「あざやかな黄みの赤」(略号 vv-YR)と定義している[1][2]。日本の伝統色名である。単に(しゅ)ともいう。暖色のひとつ。

真朱

朱色とは元来は天然赤色顔料辰砂の色であり、色名としての朱色は本来この色をさす。しかし、後に硫黄と水銀から人工顔料の銀朱(バーミリオン)が作られたため、天然顔料としての朱の色であることを強調する場合には真朱(しんしゅ)・本朱(ほんしゅ)という。朱肉にも古くは真朱が用いられていた。

銀朱よりも赤みの強い深い色合いである。

銀朱

バーミリオン
vermilion
 
16進表記 #F26649
RGB (242, 102, 73)
CMYK (0, 75, 75, 0)
HSV (10°, 70%, 95%)
マンセル値 6R 5.5/14
表示されている色は一例です
朱肉

天然顔料本来の色である真朱に対して、硫黄水銀から人工的に作られた化合物としての硫化水銀(II)HgSの色を銀朱(ぎんしゅ)という。英語ではバーミリオンヴァーミリオンVermilion)とよばれ、一般的にはこちらのほうがよく知られる。また、現在「朱」とよばれる顔料も多くはこの色をしており、単に朱色といった場合もこちらの色合いをさす場合がある。朱肉の多くもこの色をしている。

真朱よりは黄色味の強い鮮やかな色である。

シナバー

シナバー (cinnabar)
 
16進表記 #e15a28

辰砂の英訳であるシナバー(cinnabar)が色名として用いられることがあるが、その色合いは実際には銀朱に近いか、さらに鮮やかなオレンジ色であることが多い。

物体色としての朱色

JIS慣用色名に、朱色およびバーミリオンが定義されている。 これらは同じ色として扱われており、真朱と銀朱の中庸的な色合いである。

朱色JIS慣用色名
  マンセル値 6R 5.5/14
バーミリオンJIS慣用色名
  マンセル値 6R 5.5/14

朱の色料

Vermilion, historical dye collection, Technical University of Dresden, Germany

顕色材として用いられる赤色硫化水銀のことである。ただし、結果「朱色」を呈する色料はさまざまある。

近年環境保護のため、水銀などの重金属を使用した顔料の製造が規制され、絵具のバーミリオンは多くが市場から消えてしまった。現在同名で発売されている絵具の多くは硫化水銀ではなく、有機顔料であり、本来の朱とは程遠い色である。

詳しくは赤#赤の色料硫化水銀を参照

近似色

関連項目

応用例

脚注

  1. ^ 日本産業標準調査会(JISC)JISZ8102 物体色の色名(1957年10月30日制定、2001年3月20日改正)、p20(付表1 慣用色名 色名1)。2020年1月31日閲覧。
  2. ^ 色名がわかる辞典『朱色』 - コトバンク