コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「静岡大学教育学部附属静岡中学校」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
概要: 概要の内容を付け足したり、より詳しくしました。
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 改良版モバイル編集
37行目: 37行目:
* 授業では教科書を使用することが少なく、主にプリント使うことが多く、教師がテーマを生徒に与え、生徒がそのテーマから感じた問いや興味を感じたことを追究しレポートにまとめ、全体で討論をする形式の場合が多い。このため、中学の学習指導要領を超越した範囲の内容を扱うこともあり、高度な内容の授業を行う際は、教師も生徒と共に討論に参加し、相互の議論が展開される。
* 授業では教科書を使用することが少なく、主にプリント使うことが多く、教師がテーマを生徒に与え、生徒がそのテーマから感じた問いや興味を感じたことを追究しレポートにまとめ、全体で討論をする形式の場合が多い。このため、中学の学習指導要領を超越した範囲の内容を扱うこともあり、高度な内容の授業を行う際は、教師も生徒と共に討論に参加し、相互の議論が展開される。
* 年3回程度、教育実習生(主に静岡大学教育学部生)が実習に来る。
* 年3回程度、教育実習生(主に静岡大学教育学部生)が実習に来る。
* 授業後には「追求の記録」(「追究の記録」)という授業の感想、意見、考察などを書く。
* 授業後には「追求の記録」(「追究の記録」)という授業の感想、意見、考察などを書く。書かない時もあり、その頻度は教師によって異なる
* 1学年の定員は約160名。(1クラスの定員は40名)しかし、現2年生から1学年の定員が144名となった。(1クラスの定員は36名)
* 1学年の定員は約160名。(1クラスの定員は40名)しかし、現2年生から1学年の定員が144名となった。(1クラスの定員は36名)
* A組・B組・C組・D組の4クラスに分かれ、それぞれを縦割りにした際は「集団」と呼称する。
* A組・B組・C組・D組の4クラスに分かれ、それぞれを縦割りにした際は「集団」と呼称する。
* 校歌は作詞[[草野心平]]、作曲[[團伊玖磨]]。
* 校歌は作詞[[草野心平]]、作曲[[團伊玖磨]]。
* 生徒会の歌(作詞[[小泉萩子]]、作曲[[永島和子]])を生徒手帳に記載している。が、普段歌われることはない。存在を知らない生徒も多い。
* 生徒会の歌(作詞[[小泉萩子]]、作曲[[永島和子]])を生徒手帳に記載している。が、普段歌われることはない。存在を知らない生徒も多い。
* 制服の指定は無い。男子は学生服、女子は私服と言われることがあるが、事実ではない。
* 制服の指定は無い。男子は学生服、女子は私服と言われることがあるが、事実ではない。但し、卒業式や始業式などの行事の際に着る正装として、学生服を持っている生徒もいる(大半はスーツ)
* 自転車通学や自家用車での送迎が禁止されているため、バスや電車などの[[公共交通機関]]を利用する。
* 自転車通学や自家用車での送迎が禁止されているため、バスや電車などの[[公共交通機関]]を利用する。
* 入学希望者には算数、国語の問題とグループディスカッション、面接試験の選考試験を課す。(隣接する[[静岡大学教育学部附属静岡小学校|附属静岡小学校]]から100名程度面接試験のみで入学する)
* 入学希望者には算数、国語の問題とグループディスカッション、面接試験の選考試験を課す。(隣接する[[静岡大学教育学部附属静岡小学校|附属静岡小学校]]から100名程度面接試験のみで入学する。その生徒の人数によって、外部からの合格人数が変化する。
*静岡県の入学試験を行う中学校(外部生)の中では、倍率が他の中学校と比べて非常に高く、2019年度生の入学試験は倍率が約2.7倍となっている。
* 1年に 1,2年生は、校内テストが2回、静岡県学力調査が1回であり、3年生は校内テストが1回、静岡県学力調査が2回、他社によるテストが2回と、他校に比べとても少ない。
* 1年に 1,2年生は、校内テストが2回、静岡県学力調査が1回であり、3年生は校内テストが1回、静岡県学力調査が2回、他社によるテストが2回と、他校に比べとても少ない。


== 沿革 ==
== 沿革 ==

2020年3月27日 (金) 02:23時点における版

静岡大学教育学部附属静岡中学校

静岡大学教育学部附属静岡中学校
過去の名称 静岡第一師範学校男子部附属中学校
静岡大学静岡第一師範学校附属中学校
国公私立 国立学校
設置者 国立大学法人静岡大学
校訓 真善美・自主独立
設立年月日 1947年(昭和22年)4月1日
創立記念日 6月1日
共学・別学 男女共学
学期 2学期制
所在地 420-0856
静岡市葵区駿府町1番86号
地図
北緯34度58分45.872秒 東経138度23分8.992秒 / 北緯34.97940889度 東経138.38583111度 / 34.97940889; 138.38583111座標: 北緯34度58分45.872秒 東経138度23分8.992秒 / 北緯34.97940889度 東経138.38583111度 / 34.97940889; 138.38583111
外部リンク 公式サイト
プロジェクト:学校/中学校テンプレート
テンプレートを表示

静岡大学教育学部附属静岡中学校(しずおかだいがくきょういくがくぶふぞくしずおかちゅうがっこう)は、静岡市葵区にある国立大学附属学校(中学校)。静岡大学教育学部の附属中学校である3校のうちの一つ。通称は「附中」(ふちゅう)、「静附」(しずふ)、「静中」(しずちゅう)等。静岡県内で一番偏差値が高い。

概要

  • 国立大学附属学校として、教育研究教育実習を目的とした運営がなされている。
  • 静岡大学には附属高校が無いため、卒業生は県内外の高等学校に進学する。[1]
  • 授業では教科書を使用することが少なく、主にプリント使うことが多く、教師がテーマを生徒に与え、生徒がそのテーマから感じた問いや興味を感じたことを追究しレポートにまとめ、全体で討論をする形式の場合が多い。このため、中学の学習指導要領を超越した範囲の内容を扱うこともあり、高度な内容の授業を行う際は、教師も生徒と共に討論に参加し、相互の議論が展開される。
  • 年3回程度、教育実習生(主に静岡大学教育学部生)が実習に来る。
  • 授業後には「追求の記録」(「追究の記録」)という授業の感想、意見、考察などを書く。書かない時もあり、その頻度は教師によって異なる。
  • 1学年の定員は約160名。(1クラスの定員は40名)しかし、現2年生から1学年の定員が144名となった。(1クラスの定員は36名)
  • A組・B組・C組・D組の4クラスに分かれ、それぞれを縦割りにした際は「集団」と呼称する。
  • 校歌は作詞草野心平、作曲團伊玖磨
  • 生徒会の歌(作詞小泉萩子、作曲永島和子)を生徒手帳に記載している。が、普段歌われることはない。存在を知らない生徒も多い。
  • 制服の指定は無い。男子は学生服、女子は私服と言われることがあるが、事実ではない。但し、卒業式や始業式などの行事の際に着る正装として、学生服を持っている生徒もいる(大半はスーツ)。
  • 自転車通学や自家用車での送迎が禁止されているため、バスや電車などの公共交通機関を利用する。
  • 入学希望者には算数、国語の問題とグループディスカッション、面接試験の選考試験を課す。(隣接する附属静岡小学校から100名程度面接試験のみで入学する。その生徒の人数によって、外部からの合格人数が変化する。)
  • 静岡県の入学試験を行う中学校(外部生)の中では、倍率が他の中学校と比べて非常に高く、2019年度生の入学試験は倍率が約2.7倍となっている。
  • 1年間に 1,2年生は、校内テストが2回、静岡県学力調査が1回であり、3年生は校内テストが1回、静岡県学力調査が2回、他社によるテストが2回と、他校に比べとても少ない。

沿革

  • 1947年4月30日 - (新制)静岡第一師範学校男子部附属中学校として開校。太陽アルミ工場食堂を仮設舎として開校式
  • 1947年5月24日 - 小鹿三菱工場を借用し移転
  • 1947年9月1日 - 城内旧陸軍兵舎の一部を転用し移転
  • 1947年11月21日 - 現在の附属静岡小の場所に移転
  • 1948年 - 校友会の歌(現・生徒会の歌)制定
  • 1948年7月20日 - 現在の校地(当時の地番:静岡市追手町244番地)に移転
  • 1949年6月1日 - 静岡大学静岡第一師範学校附属中学校に改称
  • 1951年4月1日 - 静岡大学教育学部附属静岡中学校に改称
  • 1952年9月9日 - 図書館落成 図書数700冊
  • 1956年5月1日 - 鉄筋校舎完成
  • 1969年3月31日 - 体育館完成
  • 1969年6月1日 - 校旗・校歌制定
  • 1980年3月31日 - プール完成
  • 1987年5月25日 - 多目的ホール完成
  • 2004年 - 国立大学法人化 
  • 2005年 - 体育館耐震工事
  • 2009年 - 校舎改築
  • 2014年 - 武道場完成
  • 2016年 - 附中キャンプが2泊3日から1泊2日に変更
  • 2018年 - 男子・女子硬式テニス部の部員の募集を一時停止し、部活の活動休止予定

校風

  • 校訓は「自主独立」及び「真善美」である。
  • 平成28年度の学校教育目標は「よりよいものを求めてこだわり高め合う生徒」である。
  • 校風は自由であり、生徒の自主性が尊重される。また、討論会も頻繁に行われる。
  • 各行事の運営は生徒が主体となって行われ、年度毎に内容が異なる特徴を持つ。

学校行事

  • 4月 - 始業式、入学式、1年生を迎える会
  • 5月 - 教育実習II・III
  • 6月 - 教育実習III
  • 7月 - 本栖キャンプ (浩庵テント村へ1泊2日のキャンプに行く。1~3年生の各集団で縦割りの班をつくり、2日間を過ごす。)
  • 8月 - (夏季休業)
  • 9月 - 体育祭、学校公開
  • 10月 - 始業式、教育研究協議会、教育実習Ⅰ
  • 11月 - 附中夢講座
  • 12月 - 合唱発表会
  • 1月 - 附属静岡中入学試験
  • 2月 - 職業体験学習(1年)、文化旅行(2年)
  • 3月 - 卒業式、修了式、離任式


キャンプ・体育祭・合唱発表会はあわせて三大行事と呼ばれる。キャンプ・合唱発表会は学校側から提案される学校行事である。体育祭は生徒会によって行われる生徒会行事である。学校行事は基本方針が教員によって提示されることが多い。一方、生徒会行事は生徒会本部が行事案を提案し、中央委員会・総会で審議をしたうえで基本方針が決まる。どちらも生徒主体でつくりあげられる事に変わりはない。

アクセス

著名な出身者

関連項目

脚注

  1. ^ 過去には昭和28年まで静岡大学教育学部附属高等学校(新制)が存在した。この新制高校は前身を静岡青年師範学校附属実務高等学校といい、定時制高等学校であった。学制改革時に静岡大学の附属高等学校になってから一度も生徒募集がなされることなく、昭和28年に在校生がすべて卒業したことを契機に廃止となった。「静岡大学十年史」 及び静岡大学教育学部附属島田中学校(沿革)http://fzk.ed.shizuoka.ac.jp/shimachu/about/%E6%B2%BF%E9%9D%A9/

外部リンク

出典

  • 教科のおもしろさを味わう授業―“学ぶ意欲”が育つ授業の手だて
  • 「人間形成のための学力」を育む授業 ―子どもが自ら学び続けるために―
  • 学校案内パンフレット(学校公式ホームページ『学校要覧』)

Template:日本の国立中学校