「上島駅 (静岡県)」の版間の差分
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|画像説明 = 駅舎(2012年12月) |
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|よみがな = かみじま |
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|ローマ字 = KAMIJIMA |
|ローマ字 = KAMIJIMA |
2020年2月15日 (土) 07:33時点における版
*上島駅 | |
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駅舎(2012年12月) | |
かみじま KAMIJIMA | |
◄06 曳馬 (1.1 km) (0.8 km) 自動車学校前 08► | |
所在地 | 浜松市中区上島三丁目40-1 |
駅番号 | 07 |
所属事業者 | 遠州鉄道 |
所属路線 | 鉄道線 |
キロ程 | 4.5 km(新浜松駅起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
**1,726人/日(降車客含まず) -2017年- |
乗降人員 -統計年度- |
**3,380人/日 -2017年- |
開業年月日 | 1909年(明治42年)12月6日 |
備考 |
* 1909年上島駅→1923年遠州上島駅→2012年上島駅 **1日当たりの乗車人員は、年間の乗車人員を日数で除することにより算出した。 |
上島駅(かみじまえき)は、静岡県浜松市中区上島三丁目にある遠州鉄道鉄道線の駅。駅番号は07。
概要
相対式ホーム2面2線の高架駅。直営駅であり、駅舎がある。早朝深夜の一部時間帯を除いて列車交換が行われる。
駅の東西両側に駐輪場(収容505台)、東側にはパークアンドライド利用者向けの駐車場・回転場がある。
地上駅時代には正式名称には「遠州」とついたが、各種表示や車内放送では省略され、「上島駅」と案内されていた。また、当時は島式ホーム1面2線であった。
地上駅の頃には遠州馬込駅が高架化に伴うルート変更に伴って廃止となって以後の鉄道車両の搬入はこの駅から行われることが多かった。車輌搬入のための仮設レールが駅構内東側の新浜松寄りに設けられていたが、これはかつての貨物側線の名残を活用していた。なお高架化に伴い新たに車両を搬入する場所を開設する必要が生じたため、現在は西鹿島 - 遠州岩水寺間に車両搬入所が新たに建設されている。
また、全国的にも珍しい回転幕式の発車案内が最後まで用いられた駅であったが、高架化の完成とともに消滅した(回転幕式の発車案内そのものは遠州鉄道では一般的であり、多くの駅で採用されていた)。なお、幕式であるがゆえに臨時ダイヤには対応できず、発車案内(同じく地上時代は最後まで反転フラップ式を採用していた助信駅以外は全駅LED式)を設置する駅で唯一臨時列車が表示されなかった。臨時ダイヤの際には白幕を出した上で「調整中」の貼り紙をしていた。
かつては貨物側線が多数あり、遠州鉄道最大の貨物取扱い駅であった。側線からは小野田セメント、自衛隊浜松基地、大協石油浜松給油所、日本石油浜松油槽所の各専用線が分岐してセメントや石油、ジェット燃料などを取り扱っており、遠州馬込駅経由で国鉄線へ貨物輸送されていたが、遠州鉄道の貨物輸送の廃止と遠州馬込駅における国鉄との連携輸送の廃止に伴い1975年までに全て廃止された。跡地は駐車場やマンションになっている。
のりば
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■遠州鉄道鉄道線 | 下り | 浜北・西鹿島方面 |
2 | 上り | 曳馬・新浜松方面 |
歴史
駅名の由来
「上島」は天竜川の島状の中州で村づくりが行われた事に由来している。
年表
- 1909年(明治42年)12月6日 - 上島駅として開業。
- 1923年(大正12年)4月1日 - 遠州上島駅に改称。
- 1956年(昭和31年)9月 - 駅構内南側に日本石油貨物側線が完成。以降その他貨物側線も敷設。
- 1975年(昭和50年)4月 - 貨物営業廃止。
- 1978年(昭和53年)10月頃 - 駅舎改築。
- 2008年(平成20年)頃 - 高架工事が本格的に開始。
- 2012年(平成24年)11月24日 - 駅が高架化され[1]、上島駅に改称[2]。
- 2017年(平成29年)4月 - 駅東側の駅前広場やロータリーが完成。
利用状況
2017年度(平成29年度)の乗車人員は629,977人(全18駅中2位)、降車人員は603,863人(全18駅中4位)である[3]。主として通学・通勤用に利用される。
1980年度(昭和55年度)以降の乗車人員および降車人員は次の表のとおりである。
年間の乗車人員・降車人員の推移 | |||
---|---|---|---|
年度 | 遠州鉄道 | 出典・備考 | |
乗車人員 | 降車人員 | ||
1980年度(昭和55年度) | 326,009 人 | 325,748 人 | [4] |
1981年度(昭和56年度) | 326,541 人 | 321,464 人 | [5] |
1982年度(昭和57年度) | 292,605 人 | 296,542 人 | [6] |
1983年度(昭和58年度) | 300,450 人 | 290,706 人 | [7] |
1984年度(昭和59年度) | 278,680 人 | 268,858 人 | [8] |
1985年度(昭和60年度) | 298,213 人 | 287,835 人 | [9] |
1986年度(昭和61年度) | 328,287 人 | 316,253 人 | [10] |
1987年度(昭和62年度) | 345,309 人 | 331,715 人 | [11] |
1988年度(昭和63年度) | 397,480 人 | 383,312 人 | [12] |
1989年度(平成元年度) | 409,515 人 | 392,116 人 | [13] |
1990年度(平成2年度) | 431,446 人 | 411,982 人 | [14] |
1991年度(平成3年度) | 445,981 人 | 429,504 人 | [15] |
1992年度(平成4年度) | 489,423 人 | 471,677 人 | [16] |
1993年度(平成5年度) | 490,910 人 | 471,677 人 | [17] |
1994年度(平成6年度) | 486,584 人 | 464,708 人 | [18] |
1995年度(平成7年度) | 493,098 人 | 469,282 人 | [19] |
1996年度(平成8年度) | 517,163 人 | 491,751 人 | [20] |
1997年度(平成9年度) | 521,152 人 | 494,722 人 | [21] |
1998年度(平成10年度) | 505,566 人 | 472,981 人 | [22] |
1999年度(平成11年度) | 492,494 人 | 467,562 人 | [23] |
2000年度(平成12年度) | 493,382 人 | 467,796 人 | [24] |
2001年度(平成13年度) | 493,374 人 | 468,100 人 | [25] |
2002年度(平成14年度) | 483,421 人 | 463,446 人 | [26] |
2003年度(平成15年度) | 510,544 人 | 491,040 人 | [27] |
2004年度(平成16年度) | 513,859 人 | 499,705 人 | [28] |
2005年度(平成17年度) | 559,248 人 | 544,059 人 | [29] |
2006年度(平成18年度) | 549,633 人 | 531,830 人 | [30] |
2007年度(平成19年度) | 574,610 人 | 550,913 人 | [31] |
2008年度(平成20年度) | 587,558 人 | 566,583 人 | [32] |
2009年度(平成21年度) | 555,441 人 | 538,669 人 | [33] |
2010年度(平成22年度) | 552,524 人 | 528,258 人 | [34] |
2011年度(平成23年度) | 557,583 人 | 535,651 人 | [35] |
2012年度(平成24年度) | 583,734 人 | 559,780 人 | [36] |
2013年度(平成25年度) | 567,935 人 | 551,724 人 | [37] |
2014年度(平成26年度) | 585,557 人 | 569,241 人 | [38] |
2015年度(平成27年度) | 598,270 人 | 580,033 人 | [39] |
2016年度(平成28年度) | 620,561 人 | 595,891 人 | [40] |
2017年度(平成29年度) | 629,977人 | 603,863 人 | [3] |
駅周辺
住宅密集地区であるが、遠州鉄道鉄道線高架化事業に併せた駅周辺の一部区域において浜松都市計画事業上島駅周辺土地区画整理事業が行われているため、立ち退きなどによる空き地も多くなっている。なお、駐輪場、バス・タクシー乗り場が再整備中である[41]。
バス
最寄り停留所は、駅西側を南北に走る二俣街道沿いにある上島と上島駅東である。以下の路線が乗り入れ、遠鉄バスにより運行されている。2016年7月19日よりロータリー供用が開始された。
上島駅東:上島イオン市野線・2 早出線(イオン市野、早出・遠州病院・浜松駅)
上島:61 内野台線(尾張町・浜松駅、内野台・サンストリート浜北)
このほか、少々西へ歩くと上島西バス停があり、53 56 萩丘都田線(浜松駅 方面、三方原営業所・半田山中/都田駅前 方面)と57 医大じゅんかん(浜松駅 方面、三方原営業所 方面)が通っている。なお、上表内で述べた61 内野台線にも上島西バス停が存在する。
隣の駅
脚注
- ^ "遠州鉄道鉄道線の高架開通に伴う通勤ラッシュ時のダイヤの増強等について" (PDF) (Press release). 遠州鉄道. 2012-11-1. p. 2. 2012-11-24閲覧。
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:|date=
の日付が不正です。 (説明) - ^ 遠州鉄道公式Twitterの新聞記事画像
- ^ a b 『静岡県統計年鑑 平成29年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 昭和55年』 全国書誌番号:82024736 pp. 287-289
- ^ 『静岡県統計年鑑 昭和56年』 全国書誌番号:83020918 pp. 287-289
- ^ 『静岡県統計年鑑 昭和57年』 全国書誌番号:84021214 pp. 279-281
- ^ 『静岡県統計年鑑 昭和58年』 全国書誌番号:85042552 pp. 279-281
- ^ 『静岡県統計年鑑 昭和59年』 書誌情報 pp. 279-281
- ^ 『静岡県統計年鑑 昭和60年』 運輸・通信 私鉄運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 昭和61年』 運輸・通信 私鉄運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 昭和62年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 昭和63年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成元年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成2年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成3年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成4年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成5年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成6年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成7年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成8年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成9年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成10年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成11年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成12年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成13年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成14年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成15年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成16年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成17年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成18年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成19年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成20年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成21年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成22年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成23年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成24年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成25年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成26年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成27年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成28年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ [1]