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「柳津駅 (宮城県)」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 03:04時点における版

柳津駅
駅前(2012年9月)
やないづ
Yanaizu

地図

柳津駅の位置(宮城県内)
柳津駅
柳津駅
柳津駅(BRT)位置図(宮城県)
宮城県登米市津山町柳津字谷木196
北緯38度36分42.34秒 東経141度18分20.66秒 / 北緯38.6117611度 東経141.3057389度 / 38.6117611; 141.3057389座標: 北緯38度36分42.34秒 東経141度18分20.66秒 / 北緯38.6117611度 東経141.3057389度 / 38.6117611; 141.3057389
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号 ヤナ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
43人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1968年昭和43年)10月24日
乗入路線
所属路線 気仙沼線
キロ程 17.5km(前谷地起点)
小牛田から30.3 km
御岳堂 (3.9 km)
(4.8 km) 陸前横山
所属路線 気仙沼線(BRT区間)
キロ程 17.5 km(前谷地起点)
前谷地 (17.5 km)
(4.8 km) 陸前横山
備考 簡易委託駅
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柳津駅(やないづえき)は、宮城県登米市津山町柳津字谷木(やぎ)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)気仙沼線である。

現在は前谷地方面が鉄道による運用、気仙沼方面がBRT区間となっている。ただし、BRTの一部は当駅からノンストップで前谷地駅まで運行される。

歴史

気仙沼線は、まず気仙沼駅から本吉駅までの区間が1957年(昭和32年)に開通し、次に前谷地駅から本吉駅に向かう形で線路の敷設工事が行われた。1968年(昭和43年)10月24日に前谷地駅から柳津駅までの区間が柳津線として開通し、柳津駅はこの時にその終端駅として開業した。その後、1977年(昭和52年)12月11日に気仙沼線は全線開通し、柳津駅は中間駅となった[1]

年表

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅跨線橋があり、駅舎、ホームおよび駅舎の反対側の道路を連絡している。

石巻駅管理の簡易委託駅で、駅舎は観光物産館「ゆうキャビン」が併設され、出札窓口(POS端末設置)がある。

かつては島式ホーム1面2線であり、1番線が下り気仙沼方面、2番線が上り前谷地方面であった。列車が折り返す機能はなく、中間駅として機能していた。2011年3月11日に発生した東日本大震災の影響により、4月29日から当駅から前谷地方面への折り返し運転を実施している。当初は前谷地方から2番線に進入できず、また1番線の前谷地方に出発信号機がないため、当駅の場内信号付近で2度機外停車をしたのち、手信号代用機で2番線に進入する方法が採られていた。のちに1番線の前谷地方に出発信号機が設置され、1番線での折り返し運転に変更された。

BRTは運行開始時は駅前広場から発着していたが、2018年7月1日から鉄道ホームの気仙沼方に整備されたBRT専用道上に設置されたホームから発着するようになった。鉄道ホームからBRTホームへの通路が設置され、鉄道とBRTが跨線橋を使用せずに平面で移動できるようになった。これに合わせて、2番線の線路が撤去され、鉄道は棒線駅となったが、終着駅かつ場内信号機や出発信号機は従前どおり設置・動作しているので、引き続き停車場の扱いとなっている。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 気仙沼線 上り 前谷地小牛田方面

(出典:JR東日本:駅構内図

利用状況

JR東日本によると、2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は43人である[利用客数 1]。また、BRTにおける1日平均乗車人員は36人である[BRT 1]

近年の推移は以下のとおりである。

1日平均乗車人員推移
年度 BRT
2000年(平成12年) 68[利用客数 2]  
2001年(平成13年) 62[利用客数 3]
2002年(平成14年) 76[利用客数 4]
2003年(平成15年) 76[利用客数 5]
2004年(平成16年) 75[利用客数 6]
2005年(平成17年) 56[利用客数 7]
2006年(平成18年) 49[利用客数 8]
2007年(平成19年) 47[利用客数 9]
2008年(平成20年) 42[利用客数 10]
2009年(平成21年) 41[利用客数 11]
2010年(平成22年) 34[利用客数 12]
2011年(平成23年) 非公表
2012年(平成24年) 40[利用客数 13]
2013年(平成25年) 55[利用客数 14] 38[BRT 2]
2014年(平成26年) 51[利用客数 15] 32[BRT 3]
2015年(平成27年) 57[利用客数 16] 40[BRT 4]
2016年(平成28年) 58[利用客数 17] 33[BRT 5]
2017年(平成29年) 54[利用客数 18] 34[BRT 6]
2018年(平成30年) 43[利用客数 1] 36[BRT 1]

駅周辺

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
気仙沼線
御岳堂駅 - 柳津駅 - 陸前横山駅(休止中、2020年4月1日廃線予定)
気仙沼線BRT
前谷地駅 - 柳津駅 - 陸前横山駅

脚注

記事本文

  1. ^ 『津山町史』後編376-389頁。
  2. ^ 鉄道ダイヤ情報』2001年12月号(交通新聞社)より。
  3. ^ 気仙沼線における暫定的なサービス提供開始について (PDF) - 東日本旅客鉄道仙台支社プレスリリース(2012年7月18日)
  4. ^ 気仙沼線BRT運行区間の前谷地駅延伸について (PDF) - 東日本旅客鉄道仙台支社プレスリリース(2015年4月23日)
  5. ^ 気仙沼線BRTダイヤ改正について (PDF) - 東日本旅客鉄道盛岡支社プレスリリース(2018年6月8日)
  6. ^ "気仙沼線(柳津〜気仙沼間)及び大船渡線(気仙沼〜盛間)における鉄道事業の廃止の日の繰上げの届出について" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道. 31 January 2020. 2020年2月4日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年2月6日閲覧
  7. ^ "鉄道事業の廃止の届出に係る廃止の日の繰上げについて" (PDF) (Press release). 国土交通省東北運輸局. 29 January 2020. 2020年1月30日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年2月6日閲覧

利用状況

  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月20日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。

BRT

  1. ^ a b BRT駅別乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年7月20日閲覧。
  2. ^ BRT駅別乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  3. ^ BRT駅別乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  4. ^ BRT駅別乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  5. ^ BRT駅別乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  6. ^ BRT駅別乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年7月7日閲覧。

参考文献

  • 津山町史編さん委員会 『津山町史』後編 津山町、1989年。

関連項目

外部リンク