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'''組織犯罪対策部'''(そしきはんざいたいさくぶ)とは、[[日本の警察]]組織のうち、主に[[暴力団]]、[[銃器]]や[[違法薬物]]の使用・密売買、[[国際犯罪]]対策を目的とする内部組織の一つ。旧来は[[刑事部]]等において[[捜査第四課]]と呼ばれていた部局が独立して設置されてきている。通称「組対」<ref>[https://www.nippon.com/ja/features/c04203/ マル暴捜査最前線:徹底した情報収集、24時間の監視活動] nippon.com 2017年9月19日、2019年6月17日閲覧。</ref>。 |
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*組織犯罪対策第二課 |
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**第1捜査係(課内庶務、国際事件調整)、第2捜査係(国際連絡調整)、第 |
**第1捜査係(課内庶務、国際事件調整)、第2捜査係(国際連絡調整)、第3 - 第23捜査係(国際犯罪捜査) |
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*組織犯罪対策第三課 |
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**暴対企画係、暴力団情報管理係、暴力団規制第1 - 第6係、暴力団排除第1・第2係、保護対策第1 - 第2係、行政命令係、特殊暴力対策第1・第2係、特殊暴力犯捜査第1 - 第3係 |
**暴対企画係、暴力団情報管理係、暴力団規制第1 - 第6係、暴力団排除第1・第2係、保護対策第1 - 第2係、行政命令係、特殊暴力対策第1・第2係、特殊暴力犯捜査第1 - 第3係 |
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== 福岡県警察本部暴力団対策部 == |
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[[2010年]]1月、[[福岡県警察]]は、[[警察本部]]としては[[警視庁]]に次いで2番目に部として独立させた。部長は[[警視長]]で警察庁から出向してきたキャリア組が就き<ref>[https://yakuin-lawoffice.com/%E3%80%8C%E5%B7%A5%E8%97%A4%E4%BC%9A%E5%AF%BE%E7%AD%96%E3%80%8D%E7%8C%AA%E5%8E%9F%E8%AA%A0%E5%8F%B8%E3%80%80%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E6%94%BF%E7%AD%96%E7%AC%AC%EF%BC%91%EF%BC%98%E5%B7%BB%EF%BC%88%EF%BC%92/ 警察政策第18巻(2016)「工藤会対策」 猪原誠司(警察庁暴力団対策課長。平成24年2月28日~福岡県暴力団対策部長,平成26年8月26日~警察庁刑事局組織犯罪対策部暴力団対策課長)]</ref>、副部長兼[[北九州地区]]暴力団総合対策現地本部長は[[警視正]]。 |
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*組織犯罪対策課 - 国際捜査室、保護対策室、暴力団排除調査係、北九州地区暴力団排除調査係 |
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**特定事件捜査係 |
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*北九州地区暴力団犯罪捜査課(北九州市に主たる事務所の所在地を有する指定暴力団に係る犯罪の捜査) - 専従捜査員約 |
*北九州地区暴力団犯罪捜査課(北九州市に主たる事務所の所在地を有する指定暴力団に係る犯罪の捜査) - 専従捜査員約140名配置<ref>[http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/113933 ■=2014/09/13付 西日本新聞夕刊=2014年09月13日(最終更新 2014年09月13日 17時19分) 工藤会、5年で勢力3割減 法令強化、集中取り締まり奏功]</ref> |
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**「北九州地区暴力団総合対策現地本部」、「工藤会壊滅集中取締本部(本部長:福岡県警察本部長)」 |
**「北九州地区暴力団総合対策現地本部」、「工藤会壊滅集中取締本部(本部長:福岡県警察本部長)」 |
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**北九州地区暴力団対策係、特別捜査班 |
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== 愛知県警察本部刑事部組織犯罪対策局 == |
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*薬物銃器対策課 |
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== 宮城県警察本部刑事部組織犯罪対策局 == |
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*銃器薬物対策課 |
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== 兵庫県警察本部刑事部組織犯罪対策局 == |
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2020年2月2日 (日) 06:30時点における版
組織犯罪対策部(そしきはんざいたいさくぶ)とは、日本の警察組織のうち、主に暴力団、銃器や違法薬物の使用・密売買、国際犯罪対策を目的とする内部組織の一つ。旧来は刑事部等において捜査第四課と呼ばれていた部局が独立して設置されてきている。通称「組対」[1]。
種類
日本の警察を統括する警察庁では警察庁刑事局内に以下を設置している。
- 組織犯罪対策部:警察庁刑事局
旧来より各警察本部においては、刑事部内に「捜査第4課」「暴力団対策課」「組織犯罪対策課」等の名称で設置している。兵庫県警察本部では山口組本部を抱えている関係で以前から「捜査第4課」ではなく「暴力団対策第1・2課」が置かれていた。
刑事部・交通部・警備部同様、警察本部長直轄で独立した一個の部として存在するのは以下の2本部。
また、独立した部ではないが、刑事部内に組織犯罪対策の専務部門として存在するのは以下の9本部。
警察庁刑事局組織犯罪対策部
警察庁刑事局における独立部門である。組織犯罪対策を企画・立案し、総合的に推進する。実際の捜査には関わらない。
- 組織犯罪対策企画課
- 犯罪収益移転防止対策室
- 犯罪組織情報官
- 国際連携対策官
- 暴力団対策課
- 暴力団排除対策官
- 薬物銃器対策課
- 国際薬物・銃器犯罪組織捜査指導官
- 国際捜査管理官(課長級)
- 国際組織犯罪対策官
警視庁組織犯罪対策部
2003年4月1日、従来暴力団等の取り締まりを担当してきた刑事部捜査第四課、暴力団対策課等に代わり、組織犯罪対策部が設置された[2]。
- 組織犯罪対策総務課
- 庶務係、組織犯罪対策企画係、組織犯罪対策管理係、組織犯罪対策情報係、組織犯罪対策指導係、組織犯罪対策教養係
- マネー・ローンダリング対策室
- 捜査第1-第6係
- 組織犯罪対策第一課
- 第1対策係(庶務)、第2対策係(情報収集)、第3 - 第6対策係(組織実態解明)、第7 - 第14対策係(取締り)
- 不正滞在対策室
- 第1-第7係
- 組織犯罪対策第二課
- 第1捜査係(課内庶務、国際事件調整)、第2捜査係(国際連絡調整)、第3 - 第23捜査係(国際犯罪捜査)
- 組織犯罪対策第三課
- 暴対企画係、暴力団情報管理係、暴力団規制第1 - 第6係、暴力団排除第1・第2係、保護対策第1 - 第2係、行政命令係、特殊暴力対策第1・第2係、特殊暴力犯捜査第1 - 第3係
- 暴力団対策情報室
- 暴力団対策情報係、暴力団指定第1 - 第6係、暴力団情報第1 - 第4係
- 組織犯罪対策第四課
- 暴力事件情報係、広域暴力団対策係、暴力犯特別捜査第1 - 第11係
- 組織犯罪対策第五課
- 銃器薬物対策第1係(課内庶務)、銃器薬物対策第2係(資料・統計)、銃器捜査指導係、薬物捜査指導係、銃器捜査第1 - 第6係、薬物捜査第1 - 第6係
- 組織犯罪対策特別捜査隊
- 隊本部(庶務係、管理係)、各班
福岡県警察本部暴力団対策部
2010年1月、福岡県警察は、警察本部としては警視庁に次いで2番目に部として独立させた。部長は警視長で警察庁から出向してきたキャリア組が就き[3]、副部長兼北九州地区暴力団総合対策現地本部長は警視正。
- 組織犯罪対策課 - 国際捜査室、保護対策室、暴力団排除調査係、北九州地区暴力団排除調査係
- 国際捜査室(国際捜査係、通訳センター)、保護対策室、暴力団排除調査係、北九州地区暴力団排除調査係、行政命令係
- 暴力団犯罪捜査課
- 特定事件捜査係
- 特別捜査班
- 北九州地区暴力団犯罪捜査課(北九州市に主たる事務所の所在地を有する指定暴力団に係る犯罪の捜査) - 専従捜査員約140名配置[4]
- 「北九州地区暴力団総合対策現地本部」、「工藤会壊滅集中取締本部(本部長:福岡県警察本部長)」
- 北九州地区暴力団対策係、特別捜査班
- 薬物銃器対策課(薬物関係事犯、銃器関係事犯)
- 密輸対策センター
- 特定事件捜査係、特別捜査班
愛知県警察本部刑事部組織犯罪対策局
- 組織犯罪対策課
- 捜査第四課
- 薬物銃器対策課
- 国際捜査課
静岡県警察本部刑事部組織犯罪対策局
- 組織犯罪対策課
- 捜査第四課
- 薬物銃器対策課
- 国際捜査課
埼玉県警察本部刑事部組織犯罪対策局
- 組織犯罪対策課
- 捜査第四課
- 薬物銃器対策課
- 国際捜査課
宮城県警察本部刑事部組織犯罪対策局
- 組織犯罪対策課
- 暴力団対策課
- 銃器薬物対策課
兵庫県警察本部刑事部組織犯罪対策局
- 組織犯罪対策課
- 暴力団対策課
- 薬物銃器対策課
神奈川県警察本部刑事部組織犯罪対策本部
- 組織犯罪分析課
- 暴力団対策課
- 薬物銃器対策課
- 国際捜査課
千葉県警察本部刑事部組織犯罪対策本部
- 組織犯罪対策課
- 薬物銃器対策課
- 薬物密輸対策センター
- 捜査第四課
- 暴力団対策室
- 国際捜査課
- 国際捜査情報センター
- 通訳センター
脚注
- ^ マル暴捜査最前線:徹底した情報収集、24時間の監視活動 nippon.com 2017年9月19日、2019年6月17日閲覧。
- ^ “警視庁の変遷(2)(平成元年~平成29年)-東京都組織沿革”. 東京都公文書館. 2018年5月8日閲覧。
- ^ 警察政策第18巻(2016)「工藤会対策」 猪原誠司(警察庁暴力団対策課長。平成24年2月28日~福岡県暴力団対策部長,平成26年8月26日~警察庁刑事局組織犯罪対策部暴力団対策課長)
- ^ ■=2014/09/13付 西日本新聞夕刊=2014年09月13日(最終更新 2014年09月13日 17時19分) 工藤会、5年で勢力3割減 法令強化、集中取り締まり奏功
参照
※警視庁の組織については
を参考にしている。