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「QuizKnock」の版間の差分

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2020年1月27日 (月) 12:28時点における版

QuizKnock
人物
国籍 日本の旗 日本
公式サイト https://quizknock.com/
YouTube
チャンネル
活動期間 2017年4月 -
ジャンル クイズ、エンターテインメント
登録者数 QuizKnock 約112万人
(2020年1月27日)
総再生回数 QuizKnock 約5億6990万回
(2020年1月27日)
チャンネル登録者数・総再生回数は
2020年1月27日時点。
テンプレートを表示
QuizKnock会議中
YouTube
チャンネル
活動期間 2018年1月 -
ジャンル クイズ
登録者数 約35.1万人
(2020年1月27日)
総再生回数 約5657万回
(2020年1月27日)
チャンネル登録者数・総再生回数は
2020年1月27日時点。
テンプレートを表示

QuizKnock(クイズノック)は、クイズを題材とするWEBメディアである。「東大発の知識集団」を謳っており、東京大学を中心とした学生ライターにより運営されている。同名のYouTubeチャンネルも開設されている。略称はQK

概要

2016年10月、クイズプレイヤーの伊沢拓司と、伊沢に集められた東京大学クイズ研究会の有志によって、WEBメディア「QuizKnock」が立ち上げられた[1][2]。「身の回りのモノ・コトをクイズで理解する」をコンセプトとし、幅広い知識をクイズ形式で学べるコンテンツを提供している[3]

2017年4月、福良拳(ふくらP)の提案[4]でYouTubeチャンネルを開設した。QuizKnockのメンバーがクイズや謎解き、実験を行う動画を投稿している[1][5]。2018年1月には、サブチャンネルである「QuizKnock会議中」も開設している。2019年11月24日、メインチャンネルのチャンネル登録者数が100万人に達した。

2019年4月には、伊沢をCEO(最高経営責任者)として株式会社QuizKnockを設立した[6]

そのほかに、クイズを題材にした書籍の出版や[3][5]、他社の書籍やゲームへの問題の提供、作成の協力を行っている[7][8]

メンバー

東京大学を中心に、京都大学早稲田大学慶應義塾大学上智大学東京理科大学東京藝術大学東京工業大学千葉大学立命館大学などの現役大学生・大学院生や卒業生で構成されている[5]。ファンブックでは以下の8名が主要メンバーとして紹介されている(在籍情報およびプロフィールはファンブック刊行の2019年10月時点)[3][9]

WEBメディア(QuizKnock)の発起人として、創設時から編集長を務める[9]。株式会社QuizKnockのCEO(最高経営責任者)[3]茨城県出身[注 1]開成中学校・高等学校卒業後、東京大学経済学部に進学。東京大学大学院農学生命科学研究科中退。大学在学中にQuizKnockを立ち上げた[10]。主な番組出演として『東大王』があり、東大王チームに所属していた頃、番組内では「東大最強の知識王」と称されていた[11]。得意科目は英語地理[注 2][12]。YouTubeでの動画出演の際には「はいどうもQuizKnock編集長の伊沢です」と挨拶している。
  • 川上拓朗(かわかみ たくろう)
QuizKnockの立ち上げから関わるメンバーの一人[9]。WEBの編集、ライターを務め、YouTubeの動画にも出演している。WEB上では「カワカミタクロウ」名義で活動している。大阪府出身。灘中学校・高等学校を卒業し、東京大学文学部在籍。高校1年の文理選択では理系を選択していたが、幼少期から国語が好きであり、文献などを研究したいという思いから高校2年の終わりに文系に変更したと語っている[13]。得意科目は国語。また、理系にいたことから数学理科も得意としている。中学時代からクイズ研究会に所属しており、その時から伊沢との付き合いがある[14]
  • 河村拓哉(かわむら たくや)
川上と同様、初期から活動しているメンバーの一人[3][9]。YouTubeの動画の出演や企画、謎解きの制作などを中心に活動している。栃木県出身。東京大学理学部に在籍。テレビ番組『頭脳王』での作問経験がある。
  • 福良拳 / ふくらP(ふくら けん / ふくらピー)
YouTubeチャンネルの開設に関わり、現在は動画プロデューサーとして企画・編集を担当している。動画には「ふくらP」名義で出演している。香川県出身。東京工業大学出身。QuizKnockには2016年12月から参加しており、当初は編集委員として記事の校閲などを担当していた。クイズ作家として『頭脳王』などのテレビ番組にも携わる。日本パズル連盟「日本パズル選手権2019」の第3ラウンドで1位タイの点数を記録している[注 3]
  • 須貝駿貴(すがい しゅんき)
YouTubeでの動画出演を主に活動している。京都府出身。東京大学教養学部卒業後、東京大学大学院総合文化研究科に在籍し、物理学(超伝導)を専攻している。その分野を生かし、実験企画「QuizKnock Lab」では企画・プロデュースを担当、書籍も出版している[16]。QuizKnockとして活動するまで競技クイズの経験がなかった[17]。YouTubeの動画出演時には、「ナイスガイの須貝です」と親指を立てながら挨拶するのが恒例となっている。2019年7月放送の『沼にハマってきいてみた』には、ナイスガイ須貝名義で出演した[18]。得意科目は物理、数学などの理系科目。趣味はアニメ鑑賞、野球。
  • 山森彩加(やまもり あやか)
編集委員として記事編集や校閲を主に担当している[3][9]。YouTubeでの顔出し出演は無く、ナレーション・生放送の声出演に留まっている。東京理科大学卒業。在学中には、天文研究部でプラネタリウムの解説や国立天文台の解説員や科学館などの展示スタッフなどを経験[19]。QuizKnock初の早押しクイズ経験のないライターである。
  • こうちゃん / 渡辺航平(わたなべ こうへい)[20]
ライター、YouTubeの動画出演の他、記事の校閲を担当している[9]群馬県出身。東京大学法学部在籍。基本的には「こうちゃん」名義で活動しているが、2019年8月放送の『Qさま!!』には、本名の渡辺航平名義で出演した[21]。東大クイズ研究会で川上と交流があり、その縁でQuizKnockに参加した。得意科目は歴史
  • 山本祥彰(やまもと よしあき)
ライター、YouTubeの動画出演、謎解きの作問を担当している。埼玉県出身。早稲田大学先進理工学部在籍。過去にテレビ番組『全国高等学校クイズ選手権』や『99人の壁』での作問経験がある。第34回『全国高等学校クイズ選手権』で第4位入賞の経験がある[22]。早稲田大学の先輩とふくらの仲がよく、その縁でクイズを行う機会があったため、QuizKnockに参加する前からふくらと交流があった。その後、ふくらに誘われてQuizKnockに参加した[注 4][23]。得意科目は理科。また、漢字にも詳しく漢検準一級を所持している[24]

出演

ライター陣が出演した番組のみを掲載。なお、QuizKnockとしての出演とは限らない。

伊沢単独での出演は伊沢拓司の項目を参照。

テレビ番組

ラジオ番組

  • 高橋みなみの これから、何する?TOKYO FM
    • 2019年3月27日放送分(福良)
    • 2019年8月21日放送分(こうちゃん)
  • FM FESTIVAL 未来授業2019(TOKYO FMほかJFN系列局) - 2019年11月4日放送分(須貝、収録会場で伊沢が映像出演)

ライブ配信番組

  • QuizKnocQ - グノシーとのコラボレーション番組。「グノシーQ」の前に、隔週金曜日21:00-21:30頃まで配信されていた。MCにはQuizKnockのメンバーが回替わりで登場し、 毎回その日に登場するQuizKnockのメンバーが考えたクイズが5問出題される。9月で一旦休止したが、11月24日のコラボスペシャルから再開。以降隔週日曜21:00-21:30に配信。
    • 2019年7月12日(伊沢、須貝)- ジャンル「ノンジャンル」
    • 2019年7月19日(福良、山本)- ジャンル「漢字」
    • 2019年8月2日(伊沢、川上)- ジャンル「算数」
    • 2019年8月16日(伊沢、福良)- ジャンル「ひらめき」
    • 2019年8月30日(福良、須貝)- ジャンル「理科」
    • 2019年9月13日(伊沢、こうちゃん)- ジャンル「社会」
    • 2019年11月24日(須貝、山本)- 超良問ドリル4コラボスペシャル
    • 2019年12月1日(福良、河村)- ジャンル「100万」
    • 2019年12月15日(伊沢、須貝)問題作成:こうちゃん
    • 2019年12月26日(須貝、河村)、29日(伊沢、こうちゃん)- 「共闘ことばRPG コトダマン」コラボ特別版
    • 2020年1月12日(ふくら、山本)- ジャンル「入試問題」

イベント

  • YouTube FanFest Japan 2019(2019年12月4日)出演:QuizKnock(伊沢、ふくら、河村、須貝、こうちゃん、山本)- 幕張イベントホール
  • QuizKnock感謝祭2019(2019年12月28日)出演:QuizKnock(伊沢、ふくら、河村、須貝、こうちゃん、山本)- よみうりランド日テレらんらんホール

主な制作物

書籍等

QuizKnock・ライター著

その他関連書籍

連載

アプリ

問題提供・制作協力

共同企画・開発

  • STUDY STATIONERY SERIES - ノート、ルーズリーフ、付箋を学研ステイフルと共同開発[35]
  • VENN’S CODE(ベンズコード)- コンテンツスタジオCHOCOLATE Inc.と共同で企画・開発。ベン図を用いたボードゲーム[36]
  • 限界しりとりパーティー! - 株式会社ピチカートデザイン、JELLY JELLY GAMESレーベル。伊沢発案のしりとりをカードゲーム化[37]

その他

  • 霞が関ビルディング 謎解き×クイズラリー(2018年4月-5月)- 霞ヶ関ビル50周年記念のイベントの一つとして、霞が関ビル内およびその周辺を巡る周遊型謎解きイベントを開催。
  • 東京2020 Let’s 55 ~レッツゴーゴー~ with 三井不動産(2019年5月3日-5日) - イベント内で配布された謎解きスタンプラリー「東京2020 大ナゾ解き」を作成。
  • 乃木坂46『Sing Out!』Type-A(2019年) - 矢久保美緒 個人PV監督・出演。
  • 謎解きdeポイントキャンペーン(2019年6月 - 8月)- 楽天が提供するアプリ「Super Point Screen」内で行われたキャンペーンにおいて謎解きを作成。
  • 不思議の国のアリス展(2019年3月 - )- 会場限定のオフィシャルブック『アリス好きに贈る33の秘密』の制作と音声ガイド「クイズ・バトル編」を担当。

脚注

注釈

  1. ^ 出生地は埼玉県
  2. ^ 英語はセンター試験で満点を獲得した。
  3. ^ じゃんけんで負けたため、トップ賞は獲得ならず。総合順位は85人中40位[15]
  4. ^ 初期メンバーで交流があったのはふくらだけだが、過去に『東大王』に出演しており、伊沢とも接点があった。

出典

  1. ^ a b 伊沢拓司”. WATANABE ENTERTAINMENT. WATANABE ENTERTAINMENT. 2018年10月27日閲覧。
  2. ^ クイズで伝える!東大発メディア「QuizKnock」がリリース!”. PR TIMES (2016年10月3日). 2018年10月27日閲覧。
  3. ^ a b c d e f QuizKnock (2018年9月12日). 東大発の知識集団QuizKnockオフィシャルブック. クラーケン. ISBN 978-4909313034 
  4. ^ 黄田駿 (2019年1月10日). “東大生クイズ王・伊沢拓司率いるQuizKnock。YouTubeでウケるヒントはテレビ番組?”. ケイ・オプティコム. 2018年3月10日閲覧。
  5. ^ a b c 知識×ひらめき 東大発 圧倒的頭脳クイズ”. 三才ブックス. 2019年8月2日閲覧。
  6. ^ QuizKnockから今後についてのご報告”. YouTube. 2019年10月26日閲覧。
  7. ^ 【謎解き×学習】楽しみながら学べる参考書が発売!”. PR TIMES (2018年7月27日). 2018年10月27日閲覧。
  8. ^ QuizKnock×Q&Qアンサーズ コラボイベント”. CyberStep. 2018年10月27日閲覧。
  9. ^ a b c d e f QuizKnock (2019年10月23日). QuizKnockファンブック. クラーケン. ISBN 978-4909313089 
  10. ^ QuizKnock 『QuizKnockファンブック』クラーケン 2019年 32頁
  11. ^ 人気クイズ番組『東大王』の4人にこれからの人生を聞いてみた”. 2020年1月12日閲覧。
  12. ^ 【受賞者必見!】東大生が英語長文の勉強のコツを教えます! - YouTube
  13. ^ 【受験生必見】文系理系どっちに進むべき?選択基準を徹底討論 - YouTube
  14. ^ 【超難問】伊沢を一番よく知るのは誰?第1回伊沢王”. 2020年1月12日閲覧。
  15. ^ 日本パズル選手権2019結果発表”. 日本パズル連盟. 2019年12月11日閲覧。
  16. ^ 須貝駿貴 (2019年7月18日). 東大流! 本気の自由研究で新発見 QuizKnock Lab. KADOKAWA. ISBN 978-4040658902 
  17. ^ “ナゾトレだけじゃない、奥が深い「競技クイズの世界」”. Nicheee!. (2018年10月18日). http://www.nicheee.com/archives/2193650.html 2019年12月11日閲覧。 
  18. ^ 【クイズ沼】QuizKnockから挑戦状!あなたは解ける?【沼にハマってきいてみた】. YouTube (テレビ番組アーカイブ). NHK. 26 July 2019. 該当時間: 4分33秒. 2019年9月7日閲覧
  19. ^ ライター紹介”. 2019年12月27日閲覧。
  20. ^ ライター紹介”. 2019年12月27日閲覧。
  21. ^ “伊沢拓司率いるQuizKnock軍団が『Qさま』SPに登場! 「インテリ坂道軍団」とのバトルの行方は”. Real Sound. (2019年8月7日). https://realsound.jp/tech/2019/08/post-399391.html 2019年8月25日閲覧。 
  22. ^ 価格.com - 「ライオンスペシャル 全国高等学校クイズ選手権 ~第34回~」2014年9月12日(金)放送内容 | テレビ紹介情報”. kakaku.com. 2019年9月15日閲覧。
  23. ^ QuizKnock 『QuizKnock ファンブック』クラーケン 2019年 94頁
  24. ^ 山本は誰かとカブったらNG!ムズすぎる漢字バトル - YouTube
  25. ^ NHK 沼にハマってきいてみた”. NHK (2019年7月22日). 2019年10月26日閲覧。
  26. ^ クイズ沼2ダイジェスト動画-NHK 沼にハマってきいてみた”. NHK (2019年10月7日). 2019年10月26日閲覧。
  27. ^ バックナンバー|クイズプレゼンバラエティー Qさま!|テレビ朝日”. 2019年10月26日閲覧。
  28. ^ QuizKnockによる記事一覧”. 2019年12月14日閲覧。
  29. ^ AstroCleaner”. 2019年11月7日閲覧。
  30. ^ 数学って役に立つの?って言われるので、ゲームを作って解説してみた”. QuizKnock. 2019年11月7日閲覧。
  31. ^ 限界しりとりMobile”. 2019年11月7日閲覧。
  32. ^ 勝手に第1.5回東大王開催! 「限界しりとり」で水上・鶴崎と対決!”. QuizKnock. 2019年11月7日閲覧。
  33. ^ (日本語) 【お知らせ】QuizKnockのアプリが登場!!, https://www.youtube.com/watch?v=CAkmza3byBA 2019年11月26日閲覧。 
  34. ^ QuizKnock”. App Store. 2019年11月26日閲覧。
  35. ^ Gakken Sta:Ful 商品紹介 QuizKnock×GAKKEN STUDY STATIONERY SERIES学研ステイフル、2019/12/08閲覧
  36. ^ 知識集団「QuizKnock」が手がけたボードゲーム「VENN’S CODE」が本日発売4Gamer.net(2019/11/19)2019/12/08閲覧
  37. ^ 「QuizKnock」のカードゲーム「限界しりとりパーティー!」が12月11日に発売。「ゲームマーケット2019秋」で先行販売4Gamer.net(2019/11/22)2019/12/08閲覧

外部リンク