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単著: 『ノモンハンの真実 ― 日ソ戦車戦の実相』の文庫版(光人社NF文庫、2018年)を加筆。
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*古是三春『ソビエト・ロシア戦車王国の系譜 ― T-54/55 T-62 T-64 T-72 T-80 T-90&最新試作車輌〈KANTOSHA MOOK〉』キャトル・バン、発売: 酣燈社、2009年4月28日発行、ISBN 978-4-87357-321-2。
*古是三春『ソビエト・ロシア戦車王国の系譜 ― T-54/55 T-62 T-64 T-72 T-80 T-90&最新試作車輌〈KANTOSHA MOOK〉』キャトル・バン、発売: 酣燈社、2009年4月28日発行、ISBN 978-4-87357-321-2。
*古是三春『ノモンハンの真実 ― 日ソ戦車戦の実相』産経新聞出版、2009年9月28日 第1刷発行、ISBN 978-4-8191-1067-9。
*古是三春『ノモンハンの真実 ― 日ソ戦車戦の実相』産経新聞出版、2009年9月28日 第1刷発行、ISBN 978-4-8191-1067-9。
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*古是三春『大祖国戦争のソ連戦車 ― 大祖国戦争を勝利に導いた赤軍戦車たちに迫る』ストライクアンドタクティカルマガジン2011年1月号別冊 2010年12月2日 (木) 発売・第8巻第2号 (通巻50号)、カマド出版。<!--古是三春【著】/石塚崇【編】/佐藤元信【イラスト】/小林源文【イラスト】--->
*古是三春『大祖国戦争のソ連戦車 ― 大祖国戦争を勝利に導いた赤軍戦車たちに迫る』ストライクアンドタクティカルマガジン2011年1月号別冊 2010年12月2日 (木) 発売・第8巻第2号 (通巻50号)、カマド出版。<!--古是三春【著】/石塚崇【編】/佐藤元信【イラスト】/小林源文【イラスト】--->



2019年11月8日 (金) 13:21時点における版

篠原常一郎
生誕 1960年????
日本の旗 日本東京都
国籍 日本の旗 日本
別名 古是三春/シノハラビッチ大佐
教育 立教大学文学部教育学科
職業 ジャーナリスト
代表経歴 軍事・政治評論、各誌執筆。ゴスロギ (国家兵站管理委員会) 事務局、東京軍装市場「バラホルカ」運営、ソ連戦時歌謡アンサンブル「パリャーノチカ」代表、日本ユーラシア協会会員
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篠原常一郎 (しのはら じょういちろう) は、日本のジャーナリスト軍事・政治評論家。元日本共産党専従 (専従職員)[1]。軍事評論家としては、古是三春 (ふるぜ みつはる、ミハイル・フルンゼから) の筆名を使用する。ロシア名は「フルンゼ・ミーシャ」だという[2]

略歴

1960年東京都生まれ[3]中央大学附属高等学校卒業後、志望大学への現役合格に失敗し、家業である鋼材店の手伝い作業員をしながら駿台予備校が開催する短期セミナーなどに参加する自宅浪人生となった[4]。昭和54年4月初め、日本民主青年同盟予備校班のオルグに応じ、民青千代田地区浪人班に加盟した後、昭和54年6月上旬に赤旗まつりで入党を呼びかけられ「党員候補」となり、18歳で日本共産党に入党し[3]、党千代田地区委員会予備校支部 (秘匿名称NB34支部) に所属した[4]。この時のメンバーには小池晃がいた[4]

立教大学文学部教育学科初等教育専攻卒業後、短期間公立小学校の非常勤講師をつとめ、その後日本共産党専従職員となった[3]。党生活相談所長、国会議員候補者緒方靖夫の秘書などをつとめ、1995年から2003年まで党国会議員団事務局に属し、筆坂秀世参議院議の第一秘書[5]東中光雄衆議院議員の第二秘書[6]、東中の第42回衆議院議員総選挙での落選・引退後、小沢和秋衆議院議員の第一秘書[7]、筆坂秀世参議院議員の第一秘書[8]小沢和秋衆議院議員の第二秘書[9]をつとめるなど[10]、国会議員公設秘書として活動した[3]。この間、党の「ムネオ問題追及チーム」などに加わり、筆坂の下で働いた[3]。2001年、川辺川ダム建設問題に関与し、金権構造打破と無駄な公共事業をやめさせるために奮闘した[11]。その後、党中央委員会に勤務するも、最高幹部の不正を批判したため[12]、査問を受け2004年に党を除籍された[3]

2009年9月から民主党衆議院議員樋口俊一の政策秘書をつとめた[13][3]

軍事評論家としては、主に旧共産圏諸国の軍事事情や兵器技術の解説記事を執筆している[12]。また、北東アジアの安全保障問題を、独自取材にもとづき論じている[12]。『軍事研究』、『』、『グランドパワー』、『エアワールド』、『ストライクアンドタクティカルマガジン』などで執筆した[3]

人物評

佐藤優によると、篠原も筆坂も、決して日本共産党に敵対する立場をとっているわけではなく、共産党に対する「愛情」のような「想い」を感じるという[1]

著作

単著

  • 古是三春『ソビエト・ロシア戦車王国の系譜 ― T-54/55 T-62 T-64 T-72 T-80 T-90&最新試作車輌〈KANTOSHA MOOK〉』キャトル・バン、発売: 酣燈社、2009年4月28日発行、ISBN 978-4-87357-321-2
  • 古是三春『ノモンハンの真実 ― 日ソ戦車戦の実相』産経新聞出版、2009年9月28日 第1刷発行、ISBN 978-4-8191-1067-9
    • 古是三春『ノモンハンの真実 ― 日ソ戦車戦の実相』潮書房光人新社〈光人社NF文庫〉、2018年。 
  • 古是三春『大祖国戦争のソ連戦車 ― 大祖国戦争を勝利に導いた赤軍戦車たちに迫る』ストライクアンドタクティカルマガジン2011年1月号別冊 2010年12月2日 (木) 発売・第8巻第2号 (通巻50号)、カマド出版。

共著

  • 鮎川置太郎・後藤仁・谷井成章・古是三春・山野治夫著『戦車大百科 ― 世界の戦闘車両577車種を網羅! (COSMIC MOOK)』コスミック出版、2007年9月4日発行、ISBN 978-4-7747-5048-4
  • 古是三春、一戸崇雄『戦後の日本戦車 ― 61式、74式、90式からTK-Xへ開発経緯とメカニズムまで』ストライクアンドタクティカルマガジン2009年9月号別冊 2009年8月27日 (木) 発売・第6巻第7号 (通巻37号)、カマド出版。
  • 古是三春・ビトウマモル著/ミリタリー・クラシックス編集部編『フランス外人部隊のすべて ― 部隊こそ我が祖国創設から現代までの軌跡〈ミリタリー選書 30〉』イカロス出版 2009年9月5日発行、ISBN 978-4-86320-161-3
  • 筆坂秀世監修・篠原常一郎執筆『いますぐ読みたい 日本共産党の謎』徳間書店、2009年9月30日 初版第1刷発行、ISBN 978-4-19-862768-3
  • 加藤健二郎・古是三春『意外と強いぞ自衛隊! : 解き明かされた55の真実』徳間書店、2009年3月、ISBN 978-4-19-862707-2
  • 加藤健二郎・古是三春『ホントに強いぞ自衛隊! : 中国人民解放軍との戦争に勝てる50の理由』徳間書店、2010年4月、ISBN 978-4-19-862943-4
  • 古是三春・鈴木邦宏・土居雅博『日本陸軍の戦車 ― 完全国産による鉄獅子、その栄光の開発史』ストライクアンドタクティカルマガジン2010年11月号別冊 2010年10月13日 (水) 発売・第7巻第9号 (通巻48号)、カマド出版。

出演

登場作品

  • 小林源文『東亜総統特務隊 ― ヤパニッシュ・フライビリング・デア・ヴァッフェンSS』: NKVDスメルシュの暗殺部隊"アジアの曙" (第500特別部隊) のシノハラビッチ大佐として。NKVDに入る前はレニングラード大学で心理学を教えていたという[14]
  • 小林源文『平成維新 戦う自衛隊』: 国会議員篠原常一郎として[15]
  • 小林源文『オメガ7』: 弁護士篠原常一郎として。「法律相談30分 5千円ポッキリ 篠原常一郎法律事務所 24時間受付」との看板あり[16]

脚注

注釈

出典

  1. ^ a b 佐藤優「私が日本共産党に愛着を感じない理由」筆坂秀世監修・篠原常一郎執筆『いますぐ読みたい 日本共産党の謎』徳間書店、2009年9月30日 初版第1刷発行、ISBN 978-4-19-862768-3、079頁。
  2. ^ アナスタシア・フェドトワ (2018年5月5日). “「ロシア人と日本人が東京で反戦運動「不滅の連隊」に参加 「そういう人達の苦労があって、今私たちは幸せで仲良くできるんです」 ”. スプートニク日本. 2018年10月31日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h 筆坂秀世監修・篠原常一郎執筆『いますぐ読みたい 日本共産党の謎』徳間書店、2009年9月30日 初版第1刷発行、ISBN 978-4-19-862768-3、[監修/執筆者プロフィール]。
  4. ^ a b c 篠原常一郎「小池晃と過ごした共産党駿台予備校支部の日々 ― 朱に交われば赤くなる〉」『正論』平成29年10月号、産経新聞社、平成29年10月1日発行/通巻551号、190~197頁。
  5. ^ 『国会便覧 97版 平成9年2月新版』日本政経新聞社、平成9年2月28日 印刷・納本、ISBN 4-88934-092-0、99頁。政策秘書は酒井保次、第二秘書は帯川共生。
  6. ^ 『国会便覧 101版 平成11年2月新版』日本政経新聞社、平成11年2月25日 印刷・納本、ISBN 4-88934-097-1、56頁。政策秘書は白髭寿一、第一秘書は吉田修作。筆坂の第一秘書の後任には和泉重行、第二秘書は堀田美鈴 (同書、98頁)。
  7. ^ 『国会便覧 104版 平成12年8月新版』日本政経新聞社、平成12年8月1日 印刷・納本、ISBN 4-88934-100-5、18頁。政策秘書は平井浩一。第二秘書は向直也。
  8. ^ 『国会便覧 105版 平成13年2月新版』日本政経新聞社、平成13年2月28日 印刷・納本、ISBN 4-88934-101-3、96頁。政策秘書は酒井保次、第二秘書は山崎一洋。
  9. ^ 『国会便覧 108版 平成14年2月新版』日本政経新聞社、平成14年2月20日 発行、ISBN 4-88934-104-8、18頁。政策秘書は平井浩一、第一秘書は向直也。
  10. ^ 野村旗守「『蟹工船』ブームで入党者急増の日本共産党は「現代の駆け込み寺」だって」『SAPIO』2009年3月19日号、小学館、18~19頁。
  11. ^ 篠原常一郎「新局面むかえる「川辺川ダム・ノー」のたたかい●国の強硬姿勢の背景に巨額の政治献金」『前衛』第七四八号、二〇〇二年二月一日発行、181~183頁。
  12. ^ a b c 古是三春『ノモンハンの真実 ― 日ソ戦車戦の実相』産経新聞出版、2009年9月28日 第1刷発行、ISBN 978-4-8191-1067-9、奥付。
  13. ^ 『国会便覧 125版 平成21年8月新版』日本政経新聞社、平成21年8月13日 発行、ISBN 978-4-88934-121-8、54頁。第一秘書は田中公男 (李春光事件参照)。第二秘書は亀田綱介。
  14. ^ 小林源文『東亜総統特務隊 ― ヤパニッシュ・フライビリング・デア・ヴァッフェンSS』大日本絵画、1995年6月 初版第一刷、ISBN 4-499-22650-3、87、103、105、122頁。
  15. ^ 小林源文『平成維新 戦う自衛隊』ボムコミックス (63) 日本出版社、平成12 (2000) 年4月15日発行、ISBN 978-4-89048-429-4、20頁。
  16. ^ 小林源文『オメガ7 VOL.2』ソフトバンク クリエイティブ、2006年6月6日 初版発行、ISBN 4-7973-3647-1、27頁。

外部リンク