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2019年7月7日 (日) 08:24時点における版
銀ブラ(ぎん-)は、東京中央区銀座に所在する、現役営業中の喫茶店としては日本最古として知られる『カフェーパウリスタ』でブラジル産のコーヒーを飲み、愉しむことである。
同音の言葉「銀ぶら」との混同がなされるが、「ブラ」とカタカナで表記されるものが「ブラジル産コーヒーを飲むこと」を指し、「ぶら」とひらがなで表記されるものが「ぶらつくこと」を指すものである。単に「銀座」という地名が共通しているにすぎず、両者の概念は全く別のものである。この「銀座」という地名が共通して使用されていることが、現在でも両者を混同して解する原因となっている。
歴史
時代が江戸時代から明治に入り、多様な外国文化が日本国内に流入するようになり、食事・服装など、様々なことが発展していった。銀座の街は元々銀貨を鋳造する「銀座」が置かれていたことから、明治以降も早くから時代の先端を行く高級商業地として急成長をし、カフェなど、様々な業態が生まれて現在に至っている。 時代が明治から大正に変わると「大正浪漫」という概念も生まれ、芥川龍之介や菊池完など、当時を代表する文化人は挙って銀座のカフェ「カフェーパウリスタ」に入り浸ってブラジル産コーヒーを嗜みながら執筆をし、時に文化人仲間と議論するなどしていた。帝国大学の学生やハイカラ女性などもそれを真似るようになり、「銀ブラ」という言葉もこの頃に隠語的に遣われ始めたと云われている。