「一党独裁制」の版間の差分
Omaemona1982 (会話 | 投稿記録) 2018年8月22日 (水) 12:35時過去合意違反部分修正 |
Hope and Lightning (会話 | 投稿記録) 編集の要約なし |
||
(2人の利用者による、間の21版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
{{出典の明記 |
{{複数の問題|出典の明記=2016年4月|独自研究=2013年3月}} |
||
{{政党政治}} |
{{政党政治}} |
||
'''一党独裁制'''(いっとうどくさいせい)とは、特定の[[政党]]による[[独裁]]体制である。[[政治学]]では通常、純粋な[[一党制]]のほか、事実上の一党独裁である[[ヘゲモニー政党制]]も含まれる。 |
'''一党独裁制'''(いっとうどくさいせい)とは、特定の[[政党]]による[[独裁]]体制である。'''非競合的政党制'''とも。[[政治学]]では通常、純粋な[[一党制]]のほか、事実上の一党独裁である[[ヘゲモニー政党制]]も含まれる。 |
||
== 概要 == |
== 概要 == |
||
⚫ | |||
{{独自研究|section=1|date=2013年3月}} |
|||
⚫ | |||
国家を強力に統制することが可能である |
国家を強力に統制することが可能であるものの、[[国家権力]]の暴走が起こりやすいことが問題となる。また、支配政党への反対者には、政治的[[権利]]や[[言論の自由]]などが保障されず、しばしば支配政党に反対の意見を持つ者に対しては、[[粛清]]・国外追放・投獄が行われるなど、基本的な[[人権]]さえも守られないような体制になりがちである。例えば、[[ドイツ民主共和国|東ドイツ]]では、刑法の規定によって支配政党である[[ドイツ社会主義統一党]]やソ連を批判するだけで1年から8年の懲役刑が科された<ref>仲井斌『もうひとつのドイツ』朝日新聞社、1983年 P74-75</ref>。 |
||
一党独裁により経済発展を強力に推進する[[開発独裁]]体制は、やがて経済発展が一段落すると複数政党制へ移行する場合がある。一方で先進国並みの経済発展を実現したものの、ヘゲモニー政党制を維持している[[シンガポール]]のような[[政党制]]も存在する。 |
|||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
== 歴史 == |
== 歴史 == |
||
{{出典の明記|date=2016年4月|section=1}} |
|||
[[市民革命]]と[[古典的自由主義]]の普及後、[[資本主義]]の普及に伴い従来の[[共同体]]の崩壊、中間階級の没落、貧富の拡大、など社会不安が拡大し、ブルジョワ民主主義とも呼ばれる[[間接民主主義|議会制民主主義]]を否定して独裁や[[革命]]を掲げる思想が拡大した。いわゆる[[左翼]]の側からは[[社会主義革命]]や[[プロレタリア独裁]]、いわゆる[[保守]]の側からは[[保守革命]]などである。 |
[[市民革命]]と[[古典的自由主義]]の普及後、[[資本主義]]の普及に伴い従来の[[共同体]]の崩壊、中間階級の没落、貧富の拡大、など社会不安が拡大し、ブルジョワ民主主義とも呼ばれる[[間接民主主義|議会制民主主義]]を否定して独裁や[[革命]]を掲げる思想が拡大した。いわゆる[[左翼]]の側からは[[社会主義革命]]や[[プロレタリア独裁]]、いわゆる[[保守]]の側からは[[保守革命]]などである。 |
||
1917年の[[十月革命]]後に[[暴力革命]]と[[プロレタリア独裁]]を掲げる[[共産主義]]の[[ボリシェヴィキ]]が他の野党を非合法化し、[[マルクス・レーニン主義]]を掲げる[[ソビエト連邦共産党]]となった。[[ソビエト連邦]]は一党制で、複数政党制は否定された。[[中華人民共和国]]などは[[人民民主主義]]を掲げて、事実上の一党独裁である[[ヘゲモニー政党制]]を採用した。多くの[[社会主義]]諸国で一党独裁が制度化され、多くの[[憲法]]でも「独裁」や、国家が[[共産党]]による「指導」を受ける |
1917年の[[十月革命]]後に[[暴力革命]]と[[プロレタリア独裁]]を掲げる[[共産主義]]の[[ボリシェヴィキ]]が他の野党を非合法化し、[[マルクス・レーニン主義]]を掲げる[[ソビエト連邦共産党]]となった。[[ソビエト連邦]]は一党制で、複数政党制は否定された。[[中華人民共和国]]などは[[人民民主主義]]を掲げて、事実上の一党独裁である[[ヘゲモニー政党制]]を採用した。多くの[[社会主義]]諸国で一党独裁が制度化され、多くの[[憲法]]でも「独裁」や、国家が[[共産党]]による「指導」を受けることが明記された。 |
||
{{main|党の指導性}} |
{{main|党の指導性}} |
||
一方で[[イタリア王国|イタリア]]の[[ファシスト党]]は[[ファシズム]]を掲げ、議会と反対政党は存続したものの、選挙制度改正によりファシスト党が常に政権獲得できる選挙制度にした。[[ドイツ]]の[[国家社会主義ドイツ労働者党]](ナチス党)は[[ナチ党の権力掌握]]後、ナチス以外の政党は全て「自主解散」もしく禁止され、最終的には政党新設禁止法によりナチ党以外の政党の存在が禁止された。[[日本]]では政党が自主解党して[[大政翼賛会]]に合流することで複数政党制は消滅したものの、独裁体制が成立しない曖昧な政党制であった。これらの多くは[[第二次世界大戦]]の敗戦で消滅したが、[[フランコ体制下のスペイン|スペイン]]の[[ファランヘ党]]支配は1939年から1975年まで続いた。 |
|||
1945年から1996年、[[台湾|中華民国(台湾)]]で[[中国国民党|国民党]]が[[党国体制]]として実質的な一党独裁を行った。 |
1945年から1996年、[[台湾|中華民国(台湾)]]で[[中国国民党|国民党]]が[[党国体制]]として実質的な一党独裁を行った。 |
||
28行目: | 29行目: | ||
1965年、独立した[[シンガポール]]では[[人民行動党]]が[[開発独裁]]を行い、事実上の一党独裁と呼ばれる場合が多い。 |
1965年、独立した[[シンガポール]]では[[人民行動党]]が[[開発独裁]]を行い、事実上の一党独裁と呼ばれる場合が多い。 |
||
1990年代、[[ソ連崩壊]]と[[東欧革命]]により、マルクス・レーニン主義を掲げた一党独裁国は減少した。2003年の[[イラク戦争]]により、イラクのバース党は政権を追われた。2011年以降の[[シリア騒乱]]により、シリアでは戦闘が続いている。 |
1990年代、[[ソ連崩壊]]と[[東欧革命]]により、マルクス・レーニン主義を掲げた一党独裁国は減少した。2003年の[[イラク戦争]]により、イラクのバース党は政権を追われた。2011年以降の[[シリア騒乱]]により、シリアでは戦闘が続いている。[[ロシア]]では曖昧な政党制が継続している。 |
||
== 主な国家 == |
== 主な国家 == |
||
{{出典の明記|date=2016年4月|section=1}} |
|||
=== 現存する一党独裁制国家 === |
=== 現存する一党独裁制国家 === |
||
⚫ | |||
;一党制の国家 |
|||
⚫ | |||
* {{VIE}} - [[ベトナム共産党]] |
* {{VIE}} - [[ベトナム共産党]] |
||
* {{LAO}} - [[ラオス人民革命党]] |
* {{LAO}} - [[ラオス人民革命党]] |
||
* {{CUB}} - [[キューバ共産党]] |
* {{CUB}} - [[キューバ共産党]] |
||
* {{ERI}} - [[民主正義人民戦線]] |
* {{ERI}} - [[民主正義人民戦線]] |
||
* {{SWZ}} - [[インボコドボ国民運動]](国王の指導下にある |
* {{SWZ}} - [[インボコドボ国民運動]](国王の指導下にある極端な王党派、議会を独占し内閣も王家が占めている、憲法で国王の権力を保障) |
||
==== 現存するヘゲモニー政党制国家 ==== |
|||
* {{CHN}} - [[中国共産党]] |
* {{CHN}} - [[中国共産党]] |
||
* {{PRK}} - [[朝鮮労働党]] |
* {{PRK}} - [[朝鮮労働党]] |
||
* {{SIN}} - [[人民行動党]] |
* {{SIN}} - [[人民行動党]] |
||
* {{KAZ}} - [[ヌル・オタン]] |
* {{KAZ}} - [[ヌル・オタン]] |
||
⚫ | |||
=== |
==== 現存する曖昧な政党制国家 ==== |
||
* {{RUS}} - [[統一ロシア]] |
|||
⚫ | |||
;一党制の国家 |
|||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
=== |
=== かつての一党独裁制国家 === |
||
* {{flagicon|MYA1974}} |
* {{flagicon|MYA1974}}[[ミャンマー|ビルマ連邦社会主義共和国]] - [[ビルマ社会主義計画党]] |
||
* {{ROC}}(1996年以前) - [[中国国民党]] |
* {{ROC}}(1996年以前) - [[中国国民党]] |
||
* {{ |
* {{IRQ1991}}[[イラク|イラク共和国]] - [[バアス党]](イラク・バアス党、[[サッダーム・フセイン|フセイン]]政権下) |
||
* {{SYR}} - [[バアス党]](シリア・バアス党、2012年憲法以前) |
* {{SYR}} - [[バアス党]](シリア・バアス党、2012年憲法以前) |
||
* {{ |
* {{CAM}}[[カンボジア王国 (1954年-1970年)|カンボジア]] - [[サンクム]](人民社会主義共同体、[[ノロドム・シハヌーク|シハヌーク]]政権下) |
||
* {{IDN}} - [[ゴルカル]]([[スハルト]]政権下) |
* {{IDN}} - [[ゴルカル]]([[スハルト]]政権下) |
||
* {{DEU1935}} - [[国家社会主義ドイツ労働者党]](通称ナチ党、ナチス政権下、他党を解散した) |
* {{DEU1935}} - [[国家社会主義ドイツ労働者党]](通称ナチ党、ナチス政権下、他党を解散した) |
||
* {{ITA1861}}→[[ファイル:War_flag_of_the_Italian_Social_Republic.svg|border|25x20px|イタリア社会共和国の旗]] [[イタリア社会共和国]] - [[ファシスト党]]([[ベニート・ムッソリーニ|ムッソリーニ]]体制下、常に議席の2/3を確保できる選挙制度を実施 |
* {{ITA1861}}→[[ファイル:War_flag_of_the_Italian_Social_Republic.svg|border|25x20px|イタリア社会共和国の旗]] [[イタリア社会共和国]] - [[ファシスト党]]([[ベニート・ムッソリーニ|ムッソリーニ]]体制下、常に議席の2/3を確保できる選挙制度を実施) |
||
⚫ | |||
* {{MCK}} - [[満州国協和会]] |
* {{MCK}} - [[満州国協和会]] |
||
* [[File:Flag of Croatia Ustasa.svg|border|25x20px|クロアチア独立国の旗]] [[クロアチア独立国]] - [[ウスタシャ]]([[クロアチア人]]による民族団体) |
* [[File:Flag of Croatia Ustasa.svg|border|25x20px|クロアチア独立国の旗]] [[クロアチア独立国]] - [[ウスタシャ]]([[クロアチア人]]による民族団体) |
||
84行目: | 66行目: | ||
* {{TAN}} - [[タンザニア革命党]] |
* {{TAN}} - [[タンザニア革命党]] |
||
* {{GAB}} - [[ガボン民主党]] |
* {{GAB}} - [[ガボン民主党]] |
||
ほか |
|||
==== かつての一党制国家 ==== |
|||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
==== かつての曖昧な政党制国家 ==== |
|||
⚫ | |||
⚫ | |||
<references /> |
<references /> |
||
99行目: | 103行目: | ||
{{Poli-stub}} |
{{Poli-stub}} |
||
{{DEFAULTSORT:いつとうとくさい}} |
{{DEFAULTSORT:いつとうとくさい}} |
||
[[Category:政治システム]] |
[[Category:政治システム]] |
2018年10月3日 (水) 03:24時点における版
政党政治 |
---|
Portal:政治学 |
一党独裁制(いっとうどくさいせい)とは、特定の政党による独裁体制である。非競合的政党制とも。政治学では通常、純粋な一党制のほか、事実上の一党独裁であるヘゲモニー政党制も含まれる。
概要
憲法などで政権政党を明記している一党制の場合や、複数の政党が存在していても一つの政党により衛星政党として扱われやすいヘゲモニー政党制の場合を指す。
国家を強力に統制することが可能であるものの、国家権力の暴走が起こりやすいことが問題となる。また、支配政党への反対者には、政治的権利や言論の自由などが保障されず、しばしば支配政党に反対の意見を持つ者に対しては、粛清・国外追放・投獄が行われるなど、基本的な人権さえも守られないような体制になりがちである。例えば、東ドイツでは、刑法の規定によって支配政党であるドイツ社会主義統一党やソ連を批判するだけで1年から8年の懲役刑が科された[1]。
一党独裁により経済発展を強力に推進する開発独裁体制は、やがて経済発展が一段落すると複数政党制へ移行する場合がある。一方で先進国並みの経済発展を実現したものの、ヘゲモニー政党制を維持しているシンガポールのような政党制も存在する。
なお55年体制における日本のような自由選挙の下で特定の政党が多数を確保し続けることによって成立する長期政権は一党優位政党制と呼ばれ、一党独裁制とは区別される。
一党独裁制は複数政党制の中から誕生した場合も多い。独裁権力の獲得は、暴力革命やクーデターなど武力による場合や、選挙など民主的な制度による場合があり、いずれの場合も国民の支持を背景にした場合もある。
歴史
市民革命と古典的自由主義の普及後、資本主義の普及に伴い従来の共同体の崩壊、中間階級の没落、貧富の拡大、など社会不安が拡大し、ブルジョワ民主主義とも呼ばれる議会制民主主義を否定して独裁や革命を掲げる思想が拡大した。いわゆる左翼の側からは社会主義革命やプロレタリア独裁、いわゆる保守の側からは保守革命などである。
1917年の十月革命後に暴力革命とプロレタリア独裁を掲げる共産主義のボリシェヴィキが他の野党を非合法化し、マルクス・レーニン主義を掲げるソビエト連邦共産党となった。ソビエト連邦は一党制で、複数政党制は否定された。中華人民共和国などは人民民主主義を掲げて、事実上の一党独裁であるヘゲモニー政党制を採用した。多くの社会主義諸国で一党独裁が制度化され、多くの憲法でも「独裁」や、国家が共産党による「指導」を受けることが明記された。
一方でイタリアのファシスト党はファシズムを掲げ、議会と反対政党は存続したものの、選挙制度改正によりファシスト党が常に政権獲得できる選挙制度にした。ドイツの国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス党)はナチ党の権力掌握後、ナチス以外の政党は全て「自主解散」もしく禁止され、最終的には政党新設禁止法によりナチ党以外の政党の存在が禁止された。日本では政党が自主解党して大政翼賛会に合流することで複数政党制は消滅したものの、独裁体制が成立しない曖昧な政党制であった。これらの多くは第二次世界大戦の敗戦で消滅したが、スペインのファランヘ党支配は1939年から1975年まで続いた。
1945年から1996年、中華民国(台湾)で国民党が党国体制として実質的な一党独裁を行った。
1960年代、イラクとシリアでアラブ社会主義などを掲げるバース党が政権を獲得し、憲法でバース党を指導政党と規定した。
1965年、独立したシンガポールでは人民行動党が開発独裁を行い、事実上の一党独裁と呼ばれる場合が多い。
1990年代、ソ連崩壊と東欧革命により、マルクス・レーニン主義を掲げた一党独裁国は減少した。2003年のイラク戦争により、イラクのバース党は政権を追われた。2011年以降のシリア騒乱により、シリアでは戦闘が続いている。ロシアでは曖昧な政党制が継続している。
主な国家
現存する一党独裁制国家
現存する一党制国家
- ベトナム - ベトナム共産党
- ラオス - ラオス人民革命党
- キューバ - キューバ共産党
- エリトリア - 民主正義人民戦線
- エスワティニ - インボコドボ国民運動(国王の指導下にある極端な王党派、議会を独占し内閣も王家が占めている、憲法で国王の権力を保障)
現存するヘゲモニー政党制国家
現存する曖昧な政党制国家
かつての一党独裁制国家
- ビルマ連邦社会主義共和国 - ビルマ社会主義計画党
- 中華民国(1996年以前) - 中国国民党
- イラクイラク共和国 - バアス党(イラク・バアス党、フセイン政権下)
- シリア - バアス党(シリア・バアス党、2012年憲法以前)
- カンボジアカンボジア - サンクム(人民社会主義共同体、シハヌーク政権下)
- インドネシア - ゴルカル(スハルト政権下)
- ドイツ国 - 国家社会主義ドイツ労働者党(通称ナチ党、ナチス政権下、他党を解散した)
- イタリア王国→ イタリア社会共和国 - ファシスト党(ムッソリーニ体制下、常に議席の2/3を確保できる選挙制度を実施)
- 満洲国 - 満州国協和会
- クロアチア独立国 - ウスタシャ(クロアチア人による民族団体)
- スペイン - ファランヘ党(フランコ体制下)
- ポルトガル - 国家連合党(エスタド・ノヴォ体制下)
- タンザニア - タンザニア革命党
- ガボン - ガボン民主党
かつての一党制国家
- ソビエト連邦ソビエト社会主義共和国連邦 - ソビエト連邦共産党(ソビエト主義の政党)
- モンゴルモンゴル人民共和国 - モンゴル人民革命党
- ハンガリーハンガリー人民共和国 - ハンガリー社会主義労働者党
- ルーマニアルーマニア社会主義共和国 - ルーマニア共産党
- アルバニアアルバニア人民共和国 - アルバニア労働党
- ユーゴスラビアユーゴスラビア社会主義連邦共和国 - ユーゴスラビア共産主義者同盟
- 民主カンボジア(後に民主カンプチア) - カンプチア共産党(クメール・ルージュ)
- カンボジア人民共和国(対抗政権) - カンボジア人民革命党
- エチオピア人民民主共和国 - エチオピア労働者党
- モザンビーク人民共和国 - モザンビーク解放戦線
- アンゴラアンゴラ人民共和国 - アンゴラ解放人民運動
- ベナンベナン人民共和国 - ベナン人民革命党
かつてのヘゲモニー政党制国家
- ポーランド人民共和国 - ポーランド統一労働者党
- 東ドイツドイツ民主共和国 - ドイツ社会主義統一党
- チェコチェコスロバキア社会主義共和国 - チェコスロバキア共産党
- ブルガリアブルガリア人民共和国 - ブルガリア共産党
かつての曖昧な政党制国家
脚注
- ^ 仲井斌『もうひとつのドイツ』朝日新聞社、1983年 P74-75