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「三島有紀子」の版間の差分

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緑鷹 (会話 | 投稿記録)
繰り返しになりますが、三島氏に不祥事の責任があるとは考えられないため
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2017年、『[[幼な子われらに生まれ]]』が第41回モントリオール世界映画祭で、最高賞のグランプリに次ぐ審査員特別グランプリを受賞<ref>{{Cite news|url= http://www.sanspo.com/geino/news/20170905/geo17090510330019-n1.html |title= 三島監督作品が特別賞 モントリオール映画祭 |newspaper= SANSPO.COM |publisher= 産経デジタル |date= 2017-09-05 |accessdate= 2017-09-06 }}</ref>。第42回[[報知映画賞]]では監督賞を受賞。女性監督の受賞は[[西川美和]]監督以来2人目<ref>{{Cite news|url= http://www.hochi.co.jp/entertainment/20171128-OHT1T50297.html |title= 【報知映画賞】2人目の女性の監督賞に「震えが止まらない」三島有紀子監督 |newspaper= スポーツ報知 |date= 2017-1129 |accessdate= 2017-12-04 }}</ref>。
2017年、『[[幼な子われらに生まれ]]』が第41回モントリオール世界映画祭で、最高賞のグランプリに次ぐ審査員特別グランプリを受賞<ref>{{Cite news|url= http://www.sanspo.com/geino/news/20170905/geo17090510330019-n1.html |title= 三島監督作品が特別賞 モントリオール映画祭 |newspaper= SANSPO.COM |publisher= 産経デジタル |date= 2017-09-05 |accessdate= 2017-09-06 }}</ref>。第42回[[報知映画賞]]では監督賞を受賞。女性監督の受賞は[[西川美和]]監督以来2人目<ref>{{Cite news|url= http://www.hochi.co.jp/entertainment/20171128-OHT1T50297.html |title= 【報知映画賞】2人目の女性の監督賞に「震えが止まらない」三島有紀子監督 |newspaper= スポーツ報知 |date= 2017-1129 |accessdate= 2017-12-04 }}</ref>。

== 不祥事 ==
2017年3月1日付の[[文春オンライン]]は、[[WOWOW]]のドラマ『東京すみっこごはん』で[[労働基準法]]に違反する撮影が行われていたことを報じた<ref name=bunshun>{{cite web|url=http://bunshun.jp/articles/-/1567|title=WOWOWドラマで天才子役が号泣した徹夜の“違法撮影”|work=文春オンライン|date=2017-03-01|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170310020018/http://bunshun.jp/articles/-/1567|archivedate=2017-03-10|accessdate=2018-07-09}}</ref>。報道によれば、労働基準法が13歳未満の年少者の午後8時から午前5時までの就労を禁じているにもかかわらず、当時6歳の子役は1月21日の正午から翌日の午前5時まで、17時間という長時間の撮影を強いられた<ref name=bunshun/>。監督の三島は、この子役に対して「深夜3時過ぎからダメ出しを繰り返し、数十回にわたる撮り直しを強行」した、とされている<ref name=bunshun/>。この報道について、WOWOWと制作会社の[[ロボット (企業)|ロボット]]は事実関係を認め、子役とその保護者に謝罪した<ref>{{cite web|url=https://corporate.wowow.co.jp/news/info/2457.html|title=3月1日付 文春オンラインの記事について|work=WOWOW|date=2017-03-01|accessdate=2018-07-09}}</ref><ref>{{cite web|url=http://www.robot.co.jp/company/img/press/170302.pdf|title=週刊文春の記事について|work=ROBOT|date=2017-03-02|accessdate=2018-07-09}}</ref>。同作は5月に放送が予定されていたが、WOWOWは放送をいったん取りやめると3月9日までに発表した<ref>{{cite web|url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/03/09/kiji/20170309s00041000137000c.html|title=WOWOW 子役“違法撮影”「東京すみっこごはん」5月放送中止|work=Sponichi Annex|date=2017-03-09|accessdate=2018-07-09}}</ref>。WOWOWは、4月28日に公開した「番組制作時に生じた問題の再発防止策」のなかで、「深夜3時を過ぎて監督が子役俳優のシーンを4、50回撮り直した事実及び撮り直しにより子役俳優が号泣したという事実はなかった」と主張している<ref>{{cite web|url=https://corporate.wowow.co.jp/news/info/2518.html|title=番組制作時に生じた問題の再発防止策について|work=WOWOW|date=2017-04-28|accessdate=2018-07-13}}</ref>。

この問題に関して、3月2日放送の『[[バラいろダンディ]]』に出演した俳優の[[梅宮辰夫]]は、「こういうのって児童虐待だよな」と指摘した<ref name=livedoor/>。さらに「監督なんて撮り方変えたらいくらでも簡単に終わるんですよ」と述べて、監督の技量を批判している<ref name=livedoor>{{cite web|url=http://news.livedoor.com/article/detail/12748017/|title=梅宮辰夫 子役が号泣した長時間撮影を非難「児童虐待」「監督がボケ」|work=Livedoor ニュース|date=2017-03-03|accessdate=2018-07-13}}</ref>。


== 主な監督作品 ==
== 主な監督作品 ==

2018年7月13日 (金) 12:44時点における版

みしま ゆきこ
三島 有紀子
三島 有紀子
生年月日 (1969-04-22) 1969年4月22日(55歳)
出生地 日本の旗 日本 大阪府大阪市北区北新地[1]
職業 映画監督脚本家
ジャンル 映画テレビドラマドキュメンタリー
公式サイト 三島有紀子公式ブログ
主な作品

映画
しあわせのパン
繕い裁つ人
少女
幼な子われらに生まれ

テレビドラマ
『レディレディ〜トイレで泣いたことありますか?〜』
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三島 有紀子(みしま ゆきこ、1969年4月22日[2] - )は、日本映画監督脚本家

来歴

大阪府大阪市北区北新地生まれ[1]。名前は父が付けた本名であり、三島由紀夫に由来する[3]。4歳から近所の名画座に通い、小学生の頃にはすでに映画監督を志していた[4]大阪府立豊中高等学校時代に演劇に目覚める[5]

神戸女学院大学文学部在籍中に、アルバイトで貯めた資金で自主映画『夢を見ようよ』の脚本と監督を手がけた[2]

大学卒業後、1992年にNHKに入局[2]。『NHKスペシャル』『トップランナー』などのドキュメンタリー作品を企画・監督した[6]

劇映画を撮るため退局後、東映京都撮影所などで助監督、脚本執筆などを経て『刺青 匂ひ月のごとく』で映画監督デビュー[2]

脚本を担当した『世界がお前を呼ばないなら』が2009年サンダンス・NHK国際映像作家賞の優秀作品に選出される。

しあわせのパン』(2012年)、『ぶどうのなみだ』(2014年)と、オリジナル脚本・監督で作品を発表。『ぶどうのなみだ』は第38回モントリオール世界映画祭のワールド・グレイツ部門に招待された。

10年越しで自ら企画した『繕い裁つ人』(2015年)は、第16回全州国際映画祭、第18回上海国際映画祭日本映画週間に招待され、韓国や台湾でも公開された。2016年に公開の『少女』も、香港、台湾で公開され、フィリピンでもリリース予定。

2017年、『幼な子われらに生まれ』が第41回モントリオール世界映画祭で、最高賞のグランプリに次ぐ審査員特別グランプリを受賞[7]。第42回報知映画賞では監督賞を受賞。女性監督の受賞は西川美和監督以来2人目[8]

主な監督作品

映画

テレビドラマ

  • D×TOWN「心の音-ココノネ-」(2012年8月10日・17日・24日・31日、テレビ東京) 監督・脚本
  • 石坂線物語「華の火」(2012年10月、NHK) 監督・脚本
  • 中京テレビスペシャルドラマ「レディレディ〜トイレで泣いたこと、ありますか?〜」(2013年12月22日、中京テレビ) 監督
  • ドラマW硝子の葦」(2015年2月、WOWOW) 監督

ドキュメンタリー

著作

脚注

  1. ^ a b 三島有紀子 (2008年9月22日). “このブログ・サイトについて。”. yukikomishimafilm. 2018年7月9日閲覧。
  2. ^ a b c d “【報知映画賞】2人目の女性の監督賞に「震えが止まらない」三島有紀子監督”. スポーツ報知. (2017年11月29日). http://www.hochi.co.jp/entertainment/20171128-OHT1T50297.html 2017年12月18日閲覧。 
  3. ^ “三島有紀子 - FILT”. FILT. http://filt.jp/lite/issue73/s02.html 2017年12月18日閲覧。 
  4. ^ “【神戸女学院大学卒業 三島有紀子さんに聞く”. 神戸新聞社. https://www.kobe-np.co.jp/info/go_university/interview2.html 2017年12月18日閲覧。 
  5. ^ “女子の友だち関係って恋愛に近い”. Filmers. (2016年10月7日). http://filmers.jp/articles/2016/10/07/post_99/ 2017年12月18日閲覧。 
  6. ^ “映像クリエーターの制作ノート 「幼な子われらに生まれ」 三島 有紀子さん”. 小説丸 (小学館). http://www.shosetsu-maru.com/storybox/creator/52 2017年12月18日閲覧。 
  7. ^ “三島監督作品が特別賞 モントリオール映画祭”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2017年9月5日). http://www.sanspo.com/geino/news/20170905/geo17090510330019-n1.html 2017年9月6日閲覧。 
  8. ^ “【報知映画賞】2人目の女性の監督賞に「震えが止まらない」三島有紀子監督”. スポーツ報知. (2017-1129). http://www.hochi.co.jp/entertainment/20171128-OHT1T50297.html 2017年12月4日閲覧。 
  9. ^ “田中麗奈、重松清「幼な子われらに生まれ」映画化で浅野忠信と初共演!”. 映画.com. (2016年6月9日). http://eiga.com/news/20160609/1/ 2016年6月9日閲覧。 

外部リンク