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その実績から、[[2006年]]には一般向けの[[社史]]の編集発行を受注することとなり、[[川中島バス]]『川中島バス80年史―善光寺平を駆けぬけて』(ISBN 978-4434072703) 、[[山梨交通]]『山梨交通60年史―甲府盆地のくらしとともに』(ISBN 978-4434072710) の2冊がBJエディターズより刊行されている。 |
その実績から、[[2006年]]には一般向けの[[社史]]の編集発行を受注することとなり、[[川中島バス]]『川中島バス80年史―善光寺平を駆けぬけて』(ISBN 978-4434072703) 、[[山梨交通]]『山梨交通60年史―甲府盆地のくらしとともに』(ISBN 978-4434072710) の2冊がBJエディターズより刊行されている。 |
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また[[2007年]]に[[クラッセ]]より刊行された、[[西武バス]]社史『地域とともに 西武バス60年のあゆみ』<ref name="klasse">[http://www.klasse.co.jp/index.html KLASSE BOOKS WEB] クラッセ公式サイト</ref><ref name="seibubus">[http://www.klasse.co.jp/seibu.html 地域とともに-西武バス60年のあゆみ- |
また[[2007年]]に[[クラッセ]]より刊行された、[[西武バス]]社史『地域とともに 西武バス60年のあゆみ』<ref name="klasse">[http://www.klasse.co.jp/index.html KLASSE BOOKS WEB] クラッセ公式サイト</ref><ref name="seibubus">[http://www.klasse.co.jp/seibu.html 地域とともに-西武バス60年のあゆみ- 〈内容見本〉] クラッセ公式サイト</ref>の編集協力も手がけている。 |
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〈内容見本〉] クラッセ公式サイト</ref>の編集協力も手がけている。 |
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自社からの書籍刊行のほか、編集プロダクションとして、クラッセ、[[講談社]]、[[交通新聞社]]、[[洋泉社]]、[[人文社]]、[[PHP]]、[[JTB]]、[[マイナビ出版]]など、多数の出版社から刊行されたバス・[[鉄道]]・[[交通]]関連書籍の執筆および編集、編集協力も行っている。 |
自社からの書籍刊行のほか、編集プロダクションとして、クラッセ、[[講談社]]、[[交通新聞社]]、[[洋泉社]]、[[人文社]]、[[PHP]]、[[JTB]]、[[マイナビ出版]]など、多数の出版社から刊行されたバス・[[鉄道]]・[[交通]]関連書籍の執筆および編集、編集協力も行っている。 |
2018年1月29日 (月) 00:14時点における版
バス・ジャパン(BUS JAPAN)は、埼玉県越谷市船渡360-4に所在する出版社BJエディターズが、1992年まで発行していたバス専門書籍。
1993年より、ハンドブック形式の書籍として、バス事業者ごとに歴史や現有車両などをまとめた「バスジャパン・ハンドブックシリーズ」の刊行を開始し、現在に至るまで刊行が継続されている。
概要
沿革
1986年4月、「バス・ジャパン刊行会」として発足し、季刊の雑誌形式で『バス・ジャパン』を創刊する。
1990年4月、編集プロダクションとしての活動を正式に開始する際に「BJエディターズ」と社名変更。
1989年4月発行の12号までは季刊雑誌として続いたものの、発行部数が伸び悩んだこともあり、翌1990年からは年刊誌に移行したが、1992年発行の15号で終了となってしまった。雑誌形式ではあったものの、発行形態は雑誌コードで管理される雑誌ではなく、ISBNが付与された書籍扱いのままであった。
1993年7月より、ハンドブック形式の書籍として、バス事業者ごとに歴史や現有車両などをまとめた「バスジャパン・ハンドブックシリーズ」の刊行を開始。
1997年8月より、車両写真のカラーページを追加するなど構成変更の上、書名を「バスジャパン・ニューハンドブックシリーズ」と変更。
2004年1月より、再度誌面をリニューアルし、書名を「バスジャパン・ハンドブックシリーズR」と変更。『バスジャパン・ハンドブックシリーズ R80 関東バス』までを刊行。
2013年1月より、書名を「バスジャパン・ハンドブックシリーズS」と再変更。『バスジャパン・ハンドブックシリーズ S71 西鉄バス(高速貸切バス編)』を刊行。その後も現在に至るまで刊行継続されている。
社史編纂・他社への編集協力
季刊・年刊雑誌の「バス・ジャパン」は、発行部数から見れば成功とは言えなかったが、その後もハンドブックシリーズの刊行を地道に続け、バスに対する真摯な誌面作りの姿勢は、読者のみならずバス事業者からも高い評価を得ていた。
その実績から、2006年には一般向けの社史の編集発行を受注することとなり、川中島バス『川中島バス80年史―善光寺平を駆けぬけて』(ISBN 978-4434072703) 、山梨交通『山梨交通60年史―甲府盆地のくらしとともに』(ISBN 978-4434072710) の2冊がBJエディターズより刊行されている。
また2007年にクラッセより刊行された、西武バス社史『地域とともに 西武バス60年のあゆみ』[1][2]の編集協力も手がけている。
自社からの書籍刊行のほか、編集プロダクションとして、クラッセ、講談社、交通新聞社、洋泉社、人文社、PHP、JTB、マイナビ出版など、多数の出版社から刊行されたバス・鉄道・交通関連書籍の執筆および編集、編集協力も行っている。
特徴
形式写真
車両アルバムは「バスのさまざまな形態を紹介する」というコンセプトであり、1997年までは1台のバスについて2枚の写真(左前方・右後方)が掲載されており、前後と左右側面の状態が分かるようになっていた(右の画像はそれを再現したもの)。1997年の「ニューハンドブックシリーズ」からは、左前方からの写真のみに変更されたものの、車両図鑑というスタイルへのこだわりが感じられる。
歴史・紀行記事
歴史記事については、鈴木文彦の手により文章でまとめられており、事業者のあゆみも分かるようになっている。
紀行編については、2005年まで20年近くレイルウェイ・ライターの種村直樹がコーナーを担当してきたが、2006年からはクラッセブックス編集長の富田康裕が取材と執筆を担当していた。また2013年からは、劇団シアターキューブリック所属の谷口礼子が取材と執筆を担当している。
乗合倶楽部
1989年の年刊化に伴い、季刊時代にあった読者投稿欄が廃止されるため、その受け皿として会員制の趣味団体としたものであるが、季刊時代ほどの盛り上がりはなく、結局2年ほどで解散となった。しかし、バス関連書籍の発売元が企画した趣味団体という点ではあまり例のないものであり、特筆される。
脚注
- ^ KLASSE BOOKS WEB クラッセ公式サイト
- ^ 地域とともに-西武バス60年のあゆみ- 〈内容見本〉 クラッセ公式サイト
関連項目
- バスラマ・インターナショナル - ぽると出版が刊行するバス雑誌。バス・ジャパン年刊化への移行期に創刊。BJエディターズ代表による連載記事が掲載されたこともある。
- ワーキングビークルズ - ぽると出版が刊行する、バス以外の商用車の情報を扱う雑誌。
- バスメディア - 1997年廃刊になったバス雑誌。1986年創刊。
- バスマガジン - 2003年に創刊されたバス雑誌。
- バスグラフィック - 2008年に創刊されたバス雑誌。
- バスライフ - 2015年に創刊されたバス雑誌。
- クラッセ - 交通関係書を主に刊行する出版社。