コンテンツにスキップ

「DaVinci Resolve」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
JapaneseA (会話 | 投稿記録)
タグ
改稿
1行目: 1行目:
{{Infobox Software
{{複数の問題|出典の明記=2018-01|特筆性=2018-01}}
| 名称 = DaVinci Resolve
[[File:Da Vinci Impresario - Side.jpg|thumb|DaVinci Resolve専用ハードウェアパネルのDaVinci Resolve Advanced Panel]]
| ロゴ = <!-- ロゴ画像。[[ファイル:example.png|50px]]のようにウィキ構文で指定する -->
'''DaVinci Resolve'''(ダビンチ・リゾルブ)は[[ブラックマジックデザイン]](英語:Blackmagic Design Pty Ltd)が開発し[[ポストプロダクション]]用ソフトウェア。[[映像編集|動画の編集]]と[[カラーコレクション]]等を行うことができる。無料版有料版があり主な違いは4Kへの対応可否である。
| スクリーンショット = [[File:Da Vinci Impresario - Side.jpg|300px]]
| 説明文 = DaVinci Resolve専用ハードウェアパネルのDaVinci Resolve Advanced Panel
| 開発元 = ブラックマジックデザイン
| 初版 = 2005年
| 最新版 = Version14.2<ref name="support">{{cite web|url=https://www.blackmagicdesign.com/jp/support/family/davinci-resolve-and-fusion|title=BlackMagic Design: サポートセンター|accessdate=2018-1-17}}</ref>
| 最新版発表日 = {{Start date and age|2017|12|15}}
| 最新評価版 =
| 最新評価版発表日 = <!-- 最新評価版の発表日。{{Start date and age|年|月|日}} 等のテンプレートが便利 -->
| 対応OS = [[Windows]], [[Macintosh]], [[Linux]]
| 対応言語 = 英語、日本語、他
| 種別 = [[カラー・コレクション]]ソフトウェア<br />[[動画編集ソフトウェア]]
| 公式サイト = [https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/davinciresolve/ 公式サイト]
}}
'''DaVinci Resolve'''(ダビンチ・リゾルブ)は[[ブラックマジックデザイン]](英語:Blackmagic Design Pty Ltd)が開発・販売ている[[ポストプロダクション]]用[[ソフトウェア]]。[[映像編集|動画の編集]]と[[カラーコレクション]]等を行うことができるものである。{{仮リンク|da Vinci Systems|en|Da_Vinci_Systems}}社によって開発され、カラーコレクションシステムの老舗して知られてる。da Vinci Systems社がブラックマジックデザインに買収されてから、開発・販売はブラックマジックデザインによって行われている。

== 概要 ==
DaVinci Resolveは1984年に設立されたda Vinci Systems社によって2005年にリリースされ、カラーコレクションシステムとして業界内では広く知られており{{r|broadtech67-12}}{{r|cinetvtech648}}、[[テレシネ]]設備の一部として、色の再現や[[演出]]に使われている{{r|cinetvtech698}}。2009年にda Vinci Systems社が[[ブラックマジックデザイン]]に買収され{{r|broadtech67-12}}、以後の開発・販売は同社によって行われている。2010年9月に公開されたVersion 7.0では従来の[[Linux]]に加え[[Macintosh]]向けのものも公開され、[[CPU]]や[[Graphics Processing Unit|GPU]]の高性能化などのコンピュータ技術の進化により高度な作業が可能になったこと、ファイルベースの作業によりリアルタイム性能がさほど要求されなくなるなどの、ポストプロダクション環境の変化に対応するものだった{{r|cinetvtech698}}。Version11では、特に編集作業を強化し、自立した[[ノンリニア編集]]ソフトウェアを目指しつつ、他の[[動画編集ソフトウェア]]との連携機能を追加した{{r|broadtech67-12}}。

特徴として、ノードツリー形式を採用していることや{{r|cinetvtech696}}、パワーマスタリング機能により[[VTR]]への書き出しに[[レンダリング (コンピュータ)|レンダリング]]領域などを必要としない{{r|broadjour2011-8}}などがある。

== 出典 ==
<references>
<ref name="broadtech67-12">{{cite|title=DaVinci Resolve 11 : 編集とカラーグレーディングのための統合型ソフト|author=ブラックマジックデザイン|volume=67|issue=12|pages=pp.60-64|publisher=兼六館出版}}</ref>
<ref name="cinetvtech648">{{cite|title=次世代ノンリニアカラーコレクション特集(第2回)daVinci Systems社の"Resolve"|journal=映画テレビ技術|date=2006-8|number=648|author=フォトロン|pages=pp.33-37}}</ref>
<ref name="cinetvtech698">{{cite|title=DaVinci Resolve for Macを構築する|journal=映画テレビ技術|date=2010-10|number=698|author=山本 久之|pages=pp.40-42}}</ref>
<ref name="cinetvtech696">{{cite|title=Mac版DaVinci ResolveによるREDワークフロー|journal=映画テレビ技術|date=2010-8|number=696|author=山本 久之|pages=pp.45-47}}</ref>
<ref name="broadjour2011-8">{{cite|title=時局インタビュー DaVinci Resolveとムービートーンでリマスター業務好調--IMAGICAウエスト、ノンリニアカラコレによるワークフロー確立|journal=月刊放送ジャーナル|volume=41|issue=7|author=二星 正樹|author2=染矢 清和|pages=pp.28-31}}</ref>
</references>

== 関連項目 ==
* [[カラーコレクション]]
* [[ブラックマジックデザイン]]

== 外部リンク ==
* {{official|https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/davinciresolve/}}


{{Software-stub}}
{{Software-stub}}

2018年1月16日 (火) 16:48時点における版

DaVinci Resolve
DaVinci Resolve専用ハードウェアパネルのDaVinci Resolve Advanced Panel
開発元 ブラックマジックデザイン
初版 2005年
最新版
Version14.2[1] / 2017年12月15日 (6年前) (2017-12-15)
対応OS Windows, Macintosh, Linux
対応言語 英語、日本語、他
種別 カラー・コレクションソフトウェア
動画編集ソフトウェア
ライセンス プロプライエタリ・ライセンス、フリーウェア
公式サイト 公式サイト
テンプレートを表示

DaVinci Resolve(ダビンチ・リゾルブ)はブラックマジックデザイン(英語:Blackmagic Design Pty Ltd)が開発・販売しているポストプロダクションソフトウェア動画の編集カラーコレクション等を行うことができるものである。da Vinci Systems英語版社によって開発され、カラーコレクションシステムの老舗として知られている。da Vinci Systems社がブラックマジックデザインに買収されてからは、開発・販売はブラックマジックデザインによって行われている。

概要

DaVinci Resolveは1984年に設立されたda Vinci Systems社によって2005年にリリースされ、カラーコレクションシステムとして業界内では広く知られており[2][3]テレシネ設備の一部として、色の再現や演出に使われている[4]。2009年にda Vinci Systems社がブラックマジックデザインに買収され[2]、以後の開発・販売は同社によって行われている。2010年9月に公開されたVersion 7.0では従来のLinuxに加えMacintosh向けのものも公開され、CPUGPUの高性能化などのコンピュータ技術の進化により高度な作業が可能になったこと、ファイルベースの作業によりリアルタイム性能がさほど要求されなくなるなどの、ポストプロダクション環境の変化に対応するものだった[4]。Version11では、特に編集作業を強化し、自立したノンリニア編集ソフトウェアを目指しつつ、他の動画編集ソフトウェアとの連携機能を追加した[2]

特徴として、ノードツリー形式を採用していることや[5]、パワーマスタリング機能によりVTRへの書き出しにレンダリング領域などを必要としない[6]などがある。

出典

  1. ^ BlackMagic Design: サポートセンター”. 2018年1月17日閲覧。
  2. ^ a b c ブラックマジックデザイン, DaVinci Resolve 11 : 編集とカラーグレーディングのための統合型ソフト, 67, 兼六館出版, pp. pp.60-64 
  3. ^ フォトロン (2006-8), “次世代ノンリニアカラーコレクション特集(第2回)daVinci Systems社の"Resolve"”, 映画テレビ技術 (648): pp.33-37 
  4. ^ a b 山本 久之 (2010-10), “DaVinci Resolve for Macを構築する”, 映画テレビ技術 (698): pp.40-42 
  5. ^ 山本 久之 (2010-8), “Mac版DaVinci ResolveによるREDワークフロー”, 映画テレビ技術 (696): pp.45-47 
  6. ^ 二星 正樹; 染矢 清和, “時局インタビュー DaVinci Resolveとムービートーンでリマスター業務好調--IMAGICAウエスト、ノンリニアカラコレによるワークフロー確立”, 月刊放送ジャーナル 41 (7): pp.28-31 

関連項目

外部リンク