コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m cewbot: ウィキ文法修正 2: <br/>タグの違反
27行目: 27行目:


現在ではオフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーに名を改め、2017年春、日本に上陸した。
現在ではオフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーに名を改め、2017年春、日本に上陸した。
パリをはじめ、[[ロンドン]]、[[台北]]、[[ソウル]]、[[東京]]([[代官山]])、[[ニューヨーク]]、[[香港]]など、国際的に展開している。</br>
パリをはじめ、[[ロンドン]]、[[台北]]、[[ソウル]]、[[東京]]([[代官山]])、[[ニューヨーク]]、[[香港]]など、国際的に展開している。<br />
日本1号店内の内装は、[[19世紀]]のパリを思わせる重厚感のあるカウンターと現代の東京をイメージしたコンクリートのスペースとに別れている。
日本1号店内の内装は、[[19世紀]]のパリを思わせる重厚感のあるカウンターと現代の東京をイメージしたコンクリートのスペースとに別れている。


ビュリーはクラシカルな[[カリグラフィー]]の文字入れも特徴的で、商品の箱に希望する名前、またはメッセージなどをスタッフが刻印するサービスがある。
ビュリーはクラシカルな[[カリグラフィー]]の文字入れも特徴的で、商品の箱に希望する名前、またはメッセージなどをスタッフが刻印するサービスがある。
要望に応じて購入した石鹸へイニシャルを刻印することも可能<ref>{{Cite news |title=フランスの老舗総合美容薬局「ビュリー」が石鹸のイニシャル刻印サービス開始 |newspaper=Fashionsnap.com |date=2017-08-09 |url=https://www.fashionsnap.com/news/2017-08-09/buly-soap/ |accessdate=2017-11-18}}</ref>。</br>
要望に応じて購入した石鹸へイニシャルを刻印することも可能<ref>{{Cite news |title=フランスの老舗総合美容薬局「ビュリー」が石鹸のイニシャル刻印サービス開始 |newspaper=Fashionsnap.com |date=2017-08-09 |url=https://www.fashionsnap.com/news/2017-08-09/buly-soap/ |accessdate=2017-11-18}}</ref>。<br />
過去にはカリグラフィー・アーティストのブリュノ・ジガゲル(Bruno Gigarel)からカリグラフィーアートを学ぶ特別レッスンが開催された<ref name=uomo>{{Cite news|title=パリ発の美容薬局“ビュリー”でカリグラフィーアートを学ぶ|newspaper=WEBUOMO|date=2017-11-02|url= https://www.webuomo.jp/culture/2973|accessdate=2017-11-18|publisher=集英社}}</ref><ref>{{Cite news |title=19世紀のカリグラフィーアートを学ぶ特別レッスン!3連休に開催する「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」のイベントをチェック。 |newspaper=VOGUE GIRL |date= 2017-11-02|author=LISA HIJIKATA |url=https://voguegirl.jp/news/20171102/buly_event/ |accessdate=2017-11-18}}</ref>。
過去にはカリグラフィー・アーティストのブリュノ・ジガゲル(Bruno Gigarel)からカリグラフィーアートを学ぶ特別レッスンが開催された<ref name=uomo>{{Cite news|title=パリ発の美容薬局“ビュリー”でカリグラフィーアートを学ぶ|newspaper=WEBUOMO|date=2017-11-02|url= https://www.webuomo.jp/culture/2973|accessdate=2017-11-18|publisher=集英社}}</ref><ref>{{Cite news |title=19世紀のカリグラフィーアートを学ぶ特別レッスン!3連休に開催する「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」のイベントをチェック。 |newspaper=VOGUE GIRL |date= 2017-11-02|author=LISA HIJIKATA |url=https://voguegirl.jp/news/20171102/buly_event/ |accessdate=2017-11-18}}</ref>。



2017年11月29日 (水) 00:20時点における版

L'Officine Universelle Buly
種類 Société Anonyme
本社所在地 フランスの旗 フランス
フランスサン=ジェルマン=デ=プレ
業種 基礎化粧品
外部リンク 公式ウェブサイト(フランス語)
テンプレートを表示

オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー (L’Officine Universelle Buly) とは、フランスパリ6区サン=ジェルマン=デ=プレ[1]ボナパルト通り(fr:Rue Bonaparte)6番地に本店を構える、1803年創業の香水基礎化粧品を取り揃えた総合美容薬局[2]である。

ブランドの休止などを経て、2014年よりアート・ディレクター[3]のラムダン・トゥアミ[2]en:Ramdane Touhami[4])とビューティ&カルチャー誌『CORPUS』の創刊者でありビューティ・ディレクター[3]のヴィクトワール・ドゥ・タイヤック[2](Victoire de Taillac[4])夫妻によってリブランド、復刻オープンした。[5][6]

概要

調香師ジャン-ヴァンサン・ビュリー[7](Jean-Vincent Bully)が18世紀後半より香粧品の開発に着手し、1803年にパリのサントノーレ通り[8]にオフィシーヌ・ユニヴェルセル1号店を構える。

当時、香りの開発技術は秘伝中の秘伝とされ、香水は限られた人間しか持つことができないものだった[9]が、バラを愛したジョゼフィーヌ・ド・ボアルネ(フランス皇帝ナポレオン・ボナパルトの妻)が新種の花を輸入し、栽培させることに成功すると、香粧品は一般人にも広まっていった。

当時の製造法とは一線を画したビュリーの香粧品は、1806年に制定されたナポレオン法典に定められた商業活動の自由を得て、さらに広がりをみせた。 ビュリーは蒸留師、調香師そして美容専門家としても一目置かれる存在となり、小説家オノレ・ド・バルザック人間喜劇Scènes de la vie parisienne(パリ生活風景)に分類される作品セザール・ビロトー(fr:César Birotteau)のモデルにもなった[9]

現在ではオフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーに名を改め、2017年春、日本に上陸した。 パリをはじめ、ロンドン台北ソウル東京代官山)、ニューヨーク香港など、国際的に展開している。
日本1号店内の内装は、19世紀のパリを思わせる重厚感のあるカウンターと現代の東京をイメージしたコンクリートのスペースとに別れている。

ビュリーはクラシカルなカリグラフィーの文字入れも特徴的で、商品の箱に希望する名前、またはメッセージなどをスタッフが刻印するサービスがある。 要望に応じて購入した石鹸へイニシャルを刻印することも可能[10]
過去にはカリグラフィー・アーティストのブリュノ・ジガゲル(Bruno Gigarel)からカリグラフィーアートを学ぶ特別レッスンが開催された[11][12]

脚注

  1. ^ PARIS SHOPPING Press file "Parisian lifestyle"” (PDF). パリ観光局. p. 4. 2017年11月18日閲覧。
  2. ^ a b c “パリの美容通の行きつけ、総合美容薬局「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」が日本上陸。”. VOGUE JAPAN. (2017年3月29日). https://www.vogue.co.jp/beauty/news/2017-03/29/buly 2017年11月18日閲覧。 
  3. ^ a b "仕掛け人が語る、総合美容薬局buly" (Interview). 2 May 2017. 2017年11月18日閲覧 {{cite interview}}: 不明な引数|program=は無視されます。 (説明)
  4. ^ a b “パリ発の「総合美容薬局」”. 宣伝会議 デジタルマガジン. (2017年9月). https://mag.sendenkaigi.com/brain/201709/design-project-now/011429.php 2017年11月18日閲覧。 
  5. ^ “フランスの総合美容薬局「ビュリー」がオープン、パリと東京で店内2分割”. Fashionsnap.com. (2017年3月31日). https://www.fashionsnap.com/news/2017-03-31/buly-open/ 2017年11月18日閲覧。 
  6. ^ 野田達哉 (2017年4月7日). “パリから200年の時間をまとって総合美容薬局BULYが代官山上陸”. FASHION HEADLINE. https://www.fashion-headline.com/article/1297 2017年11月18日閲覧。 
  7. ^ 青山鼓 (2017年4月14日). “パリの老舗薬局ビュリーが日本上陸!仕掛人にその背景を聞く”. GQ JAPAN. https://gqjapan.jp/life/grooming-health/20170414/lofficine-universelle-buly 2017年11月18日閲覧。 
  8. ^ BULY 1803(ビュリー1803)”. THE PENINSULA HOTELS. 2017年11月18日閲覧。
  9. ^ a b 『オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー(購入者に配布)』オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー本店、東京都渋谷区、6頁。 
  10. ^ “フランスの老舗総合美容薬局「ビュリー」が石鹸のイニシャル刻印サービス開始”. Fashionsnap.com. (2017年8月9日). https://www.fashionsnap.com/news/2017-08-09/buly-soap/ 2017年11月18日閲覧。 
  11. ^ “パリ発の美容薬局“ビュリー”でカリグラフィーアートを学ぶ”. WEBUOMO (集英社). (2017年11月2日). https://www.webuomo.jp/culture/2973 2017年11月18日閲覧。 
  12. ^ LISA HIJIKATA (2017年11月2日). “19世紀のカリグラフィーアートを学ぶ特別レッスン!3連休に開催する「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」のイベントをチェック。”. VOGUE GIRL. https://voguegirl.jp/news/20171102/buly_event/ 2017年11月18日閲覧。 

外部リンク