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「パンナ・コッタ」の版間の差分

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'''パンナ・コッタ''' ('''Panna cotta''') または'''パンナコッタ''' ('''Pannacotta''') は[[イタリア]]発祥の[[洋菓子]]の一種である。
'''パンナ・コッタ''' ('''Panna cotta''') または'''パンナコッタ''' ('''Pannacotta''') は[[イタリア]]発祥の[[洋菓子]]の一種である。


つるりとした口当たりで、食後の[[デザート]]としてもすんなり口に入るが、[[生クリーム]]が大量に入っているため<b>比較的高[[カロリー]]である。</b>
つるりとした口当たりで、食後の[[デザート]]としてもすんなり口に入るが、[[生クリーム]]が大量に入っているため'''比較的高[[カロリー]]である。'''


== 語源・調理方法 ==
== 語源・調理方法 ==

2017年11月29日 (水) 00:01時点における版

苺のソースを添えたパンナ・コッタ
ブルーベリーソースのかかったパンナコッタ

パンナ・コッタ (Panna cotta) またはパンナコッタ (Pannacotta) はイタリア発祥の洋菓子の一種である。

つるりとした口当たりで、食後のデザートとしてもすんなり口に入るが、生クリームが大量に入っているため比較的高カロリーである。

語源・調理方法

イタリア語生クリーム(パンナ)を煮た(コッタ)と言う意味の名前で、中世の頃はまだ生クリームの概念がなく、牛乳あるいは牛乳の上澄みの濃い部分をデンプンと一緒に煮込んで、固めたものだった。地域や店舗によりデンプン入りの牛乳を型にそそぎ、フルーツなどと一緒に蒸し焼きにしたものもあるが、現代では広く生クリーム、牛乳と砂糖を合わせて火にかけて混ぜ、デンプンの他にもゼラチンなどの凝固剤でも固めて作る事が多い。デンプンで煮る場合は沸騰させて、デンプンを糊化させるが、ゼラチンなどで固める場合は、混入後の沸騰はクリームの分離を招くので、温めたものにゼラチンを加える。増粘類または凝固剤の種類により混入の方法は異なる。

日本でのブーム

日本では1992年サントリーが業務用粉末「即席パンナコッタ」を、1993年森永乳業がカップ入りの量産品を発売し[1]、ブームになった。喫茶店ファミリーレストランのメニューに追加されたほか、家庭でデザートやおやつとして手作りされる。生クリームの割合が多いと高カロリーになる上、日本では生クリームは値段が高いために、家庭では牛乳エバミルクを多く使用することもある。飲食店ではココットに入って出てくることが多い。

脚注

  1. ^ 畑中三応子『ファッションフード、あります。 はやりの食べ物クロニクル 1970-2010』2013年、紀伊國屋書店 ISBN 9784314010979

関連項目