コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「斎藤夏風」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m Template:Weblio廃止のためテンプレート除去
m 外部リンクの修正 http:// -> {{Wayback}} (zouhai.com) (Botによる編集)
 
(6人の利用者による、間の6版が非表示)
1行目: 1行目:
'''斎藤 夏風'''(さいとう かふう、[[1931年]][[2月1日]] - [[2017年]][[8月21日]]<ref>{{cite news|title=俳人の斎藤夏風氏死去(元俳誌「屋根」主宰)|newspaper=時事通信|date=2017-08-21|url=https://www.jiji.com/sp/article?k=2017082101053&g=soc|accessdate=2017-08-21}}</ref>)は、[[日本]]の[[俳人]]。[[東京]]生まれ。本名、斎藤安弘<ref name="yomiuri">『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.451</ref>。
'''斎藤 夏風'''(さいとう かふう、[[1931年]][[2月1日]] - [[2017年]][[8月21日]]<ref>{{cite news|title=俳人の斎藤夏風氏死去(元俳誌「屋根」主宰)|newspaper=時事通信|date=2017-08-21|url=https://web.archive.org/web/20170821170951/https://www.jiji.com/sp/article?k=2017082101053&g=soc|accessdate=2017-08-21}}</ref>)は、[[日本]]の[[俳人]]。[[東京]]生まれ。本名、斎藤安弘<ref name="yomiuri">『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.451</ref>。
==人物・来歴==

[[早稲田大学]]法学部中退<ref name="yomiuri"/>。1954年、[[山口青邨]]の「[[夏草]]」入会。1962年夏草新人賞。1965年「夏草」同人、編集人(1991年まで)。1986年夏草賞。同年「屋根」創刊・主宰。2010年、第6句集『辻俳諧』により第50回[[俳人協会賞]]。他の句集に『櫻榾』『次郎柿』『燠の海』『禾』、他の著書に『山口青邨』『草木花春夏秋冬』『夏風先生の俳句道場』などがある。[[岩手日報]]俳句選者。角川書店「平成俳壇」選者、[[NHK俳壇]]選者(2001年4月-2003年3月)も務めていた。[[俳人協会]]理事(1999年より)。[[日本ペンクラブ]]、[[日本文芸家協会]]会員。
[[早稲田大学]][[法学部]]中退<ref name="yomiuri"/>。1954年、[[山口青邨]]の「[[夏草]]」入会。1962年夏草新人賞。1965年「夏草」同人、編集人(1991年まで)。1986年夏草賞。同年「屋根」創刊・主宰。2010年、第6句集『辻俳諧』により第50回[[俳人協会賞]]。他の句集に『櫻榾』『次郎柿』『燠の海』『禾』、他の著書に『山口青邨』『草木花春夏秋冬』『夏風先生の俳句道場』などがある。[[岩手日報]]俳句選者。角川書店「平成俳壇」選者、[[NHK俳壇]]選者(2001年4月-2003年3月)も務めていた。[[俳人協会]]理事(1999年より)。[[日本ペンクラブ]]、[[日本文芸家協会]]会員。


== 著作 ==
== 著作 ==
26行目: 26行目:
*{{Cite book|和書|author=山口青邨|coauthors=斎藤夏風 編著|title=山口青邨|year=1997|month=12|publisher=蝸牛社|series=蝸牛俳句文庫 32|isbn=4-87661-321-4|ref={{Harvid|山口|斎藤|1997}}}}
*{{Cite book|和書|author=山口青邨|coauthors=斎藤夏風 編著|title=山口青邨|year=1997|month=12|publisher=蝸牛社|series=蝸牛俳句文庫 32|isbn=4-87661-321-4|ref={{Harvid|山口|斎藤|1997}}}}
*{{Cite book|和書|editor=斎藤夏風 編|title=いつこ その姿|year=2008|month=5|publisher=斎藤安弘|ref={{Harvid|斎藤|2008}}}} - 肖像あり。
*{{Cite book|和書|editor=斎藤夏風 編|title=いつこ その姿|year=2008|month=5|publisher=斎藤安弘|ref={{Harvid|斎藤|2008}}}} - 肖像あり。

=== その他 ===
*{{Cite book|和書|editor=斎藤夏風全句集を刊行する会|title=斎藤夏風全句集|year=2020|month=9|publisher=ふらんす堂|isbn=978-4-7814-1294-8|ref={{Harvid|斎藤夏風全句集を刊行する会|2020}}}}- 肖像あり。


== 脚注 ==
== 脚注 ==
33行目: 36行目:
{{portal 文学}}
{{portal 文学}}
*[http://www.yanenokai.com/ 屋根の会]
*[http://www.yanenokai.com/ 屋根の会]
*[http://zouhai.com/cgi-bin/g_disp.cgi?ids=20101109&tit=%8D%D6%93%A1%89%C4%95%97&tit2=%8D%D6%93%A1%89%C4%95%97%82%CC 斎藤夏風の句の鑑賞](増殖する俳句歳時記)
*{{Wayback|url=http://zouhai.com/cgi-bin/g_disp.cgi?ids=20101109&tit=%8D%D6%93%A1%89%C4%95%97&tit2=%8D%D6%93%A1%89%C4%95%97%82%CC |title=斎藤夏風の句の鑑賞 |date=20140505125748}}(増殖する俳句歳時記)


{{writer-stub}}
{{writer-stub}}
{{Normdaten}}
{{DEFAULTSORT:さいとう かふう}}
{{DEFAULTSORT:さいとう かふう}}
[[Category:俳人]]
[[Category:20世紀日本の俳人]]
[[Category:21世紀日本の俳人]]
[[Category:日本ペンクラブ会員]]
[[Category:東京都出身の人物]]
[[Category:東京都出身の人物]]
[[Category:1931年生]]
[[Category:1931年生]]

2024年7月24日 (水) 17:19時点における最新版

斎藤 夏風(さいとう かふう、1931年2月1日 - 2017年8月21日[1])は、日本俳人東京生まれ。本名、斎藤安弘[2]

人物・来歴

[編集]

早稲田大学法学部中退[2]。1954年、山口青邨の「夏草」入会。1962年夏草新人賞。1965年「夏草」同人、編集人(1991年まで)。1986年夏草賞。同年「屋根」創刊・主宰。2010年、第6句集『辻俳諧』により第50回俳人協会賞。他の句集に『櫻榾』『次郎柿』『燠の海』『禾』、他の著書に『山口青邨』『草木花春夏秋冬』『夏風先生の俳句道場』などがある。岩手日報俳句選者。角川書店「平成俳壇」選者、NHK俳壇選者(2001年4月-2003年3月)も務めていた。俳人協会理事(1999年より)。日本ペンクラブ日本文芸家協会会員。

著作

[編集]

単著

[編集]
  • 『埋立地 句集』風神社、1980年10月。 
  • 『桜榾 句集』斎藤夏風、1985年12月。 
  • 『斎藤夏風集』俳人協会〈自註現代俳句シリーズ 5期 41〉、1989年8月。 
  • 『次郎柿 句集』角川書店〈現代俳句叢書 期 11〉、1989年9月。ISBN 4-04-871221-7 
  • 『斎藤夏風句集』ふらんす堂〈現代俳句文庫 24〉、1994年12月。ISBN 4-89402-101-3 
  • 『河』飯塚書店〈俳句創作百科〉、1996年8月。ISBN 4-7522-2025-3 
  • 『燠の海 句集』花神社〈花神俳人選〉、1997年11月。ISBN 4-7602-1484-4 
  • 『三艸春秋』蝸牛新社〈屋根叢書 10〉、1999年12月。ISBN 4-87661-376-1 
  • 『禾 句集』角川書店、2005年6月。ISBN 4-04-651825-1 
  • 『俳句実作のための草木花春夏秋冬 NHK俳句』日本放送出版協会、2008年1月。ISBN 978-4-14-016159-3 
  • 『辻俳諧 句集』ふらんす堂、2010年9月。ISBN 978-4-7814-0294-9 
  • 『夏風先生の俳句道場』飯塚書店、2013年5月。ISBN 978-4-7522-2069-5 

共著

[編集]
  • 山口青邨 編 編『現代俳論集』夏草発行所〈夏草叢書 第36輯〉、1968年。 
  • 斎藤夏風 ほか『名句に学ぶ俳句の骨法』 上、角川書店〈角川選書 323〉、2001年4月。ISBN 4-04-703323-5 
  • 斎藤夏風 ほか『名句に学ぶ俳句の骨法』 下、角川書店〈角川選書 324〉、2001年4月。ISBN 4-04-703324-3 

編著

[編集]
  • 山口青邨、斎藤夏風 編著『山口青邨』蝸牛社〈蝸牛俳句文庫 32〉、1997年12月。ISBN 4-87661-321-4 
  • 斎藤夏風 編 編『いつこ その姿』斎藤安弘、2008年5月。  - 肖像あり。

その他

[編集]
  • 斎藤夏風全句集を刊行する会 編『斎藤夏風全句集』ふらんす堂、2020年9月。ISBN 978-4-7814-1294-8 - 肖像あり。

脚注

[編集]
  1. ^ “俳人の斎藤夏風氏死去(元俳誌「屋根」主宰)”. 時事通信. (2017年8月21日). https://web.archive.org/web/20170821170951/https://www.jiji.com/sp/article?k=2017082101053&g=soc 2017年8月21日閲覧。 
  2. ^ a b 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.451

外部リンク

[編集]