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== 概要・略歴 ==
== 概要・略歴 ==
[[修善寺川|桂川]]に面し、みゆき橋の南側に位置する[[鉄筋コンクリート]]建築による、建築当時としては近代的なホテルである<ref name="suruga">[[#外部リンク|''ホテルみゆき'']]、メディアコミュニケーションの地域情報、[[インターネットアーカイブ]]、2001年12月25日付、2012年7月14日閲覧。</ref>。本館は洋室のある鉄筋6階建、木造の離れが4棟あった<ref name="suruga" /><ref name="fm">『[[フォロー・ミー]]』プログラム、表3広告。</ref>。当時の所在地は[[静岡県]][[田方郡]][[修善寺町]][[修善寺]]870番地。政府登録国際観光旅館であった<ref name="協会">[http://hotel.nihon-kankou.or.jp/infomation/top201003.html 国際観光ホテル整備法登録宿泊施設コーナー (平成22年3月分の登録)]、[[日本観光協会]]、2010年8月16日閲覧。</ref>。登録番号は、登録旅第240号であった<ref name="協会" />。
[[修善寺川|桂川]]に面し、みゆき橋の南側に位置する[[鉄筋コンクリート]]建築による、建築当時としては近代的なホテルである<ref name="suruga">[[#外部リンク|''ホテルみゆき'']]、メディアコミュニケーションの地域情報、[[インターネットアーカイブ]]、2001年12月25日付、2012年7月14日閲覧。</ref>。本館は洋室のある鉄筋6階建、木造の離れが4棟あった<ref name="suruga" /><ref name="fm">『[[フォロー・ミー]]』プログラム、表3広告。</ref>。当時の所在地は[[静岡県]][[田方郡]][[修善寺町]][[修善寺]]870番地。政府登録国際観光旅館であった<ref name="協会">[http://hotel.nihon-kankou.or.jp/infomation/top201003.html 国際観光ホテル整備法登録宿泊施設コーナー (平成22年3月分の登録)]、[[日本観光協会]]、2010年8月16日閲覧。</ref>。登録番号は、登録旅第240号であった<ref name="協会" />。


[[1960年代]] - [[1970年代]]に[[関東ローカル]]で「修善寺行くなら決めた」と銘打ち、社名を連呼する女声([[天地総子]])による歌唱、[[ハワイアン]]調の演奏による[[コマーシャルソング|CMソング]]をもつテレビスポットを打っていた。映像は静止画的アニメーションフィルムであった。
[[1960年代]] - [[1970年代]]に[[関東ローカル]]で「修善寺行くなら決めた」と銘打ち、社名を連呼する女声([[天地総子]])による歌唱、[[ハワイアン]]調の演奏による[[コマーシャルソング|CMソング]]をもつテレビスポットを打っていた。映像は静止画的アニメーションフィルムであった。
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== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
* [http://web.archive.org/web/20011225020902/http://www.suruganet.co.jp/izu/tiki/yado/shuyado/miyuki1/miyuki.htm ホテルみゆき] - メディアコミュニケーションの地域情報([[インターネットアーカイブ]]、2001年12月25日付)
* [http://web.archive.org/web/20011225020902/http://www.suruganet.co.jp/izu/tiki/yado/shuyado/miyuki1/miyuki.htm ホテルみゆき] - メディアコミュニケーションの地域情報([[インターネットアーカイブ]]、2001年12月25日付)


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2017年9月5日 (火) 04:43時点における版

ホテルみゆき
Hotel Miyuki
市場情報 消滅
略称 みゆき
本社所在地 日本の旗 日本
410-2416
静岡県伊豆市修善寺870番地
業種 サービス業
事業内容 ホテル事業
特記事項:2010年3月31日 登録抹消
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ホテルみゆきは、伊豆修善寺温泉にかつて存在した日本のホテルである。1960年代テレビCMで知られる。

概要・略歴

桂川に面し、みゆき橋の南側に位置する鉄筋コンクリート建築による、建築当時としては近代的なホテルである[1]。本館は洋室のある鉄筋6階建、木造の離れが4棟あった[1][2]。当時の所在地は静岡県田方郡修善寺町修善寺870番地。政府登録国際観光旅館であった[3]。登録番号は、登録旅第240号であった[3]

1960年代 - 1970年代関東ローカルで「修善寺行くなら決めた」と銘打ち、社名を連呼する女声(天地総子)による歌唱、ハワイアン調の演奏によるCMソングをもつテレビスポットを打っていた。映像は静止画的アニメーションフィルムであった。

1973年(昭和48年)ごろには、石川県片山津温泉にも「国際観光旅館八方苑 ホテルみゆき」(廃業済み[4])があり、共同で媒体等に広告を打っていた[2]。当時の広告によれば、岡本綺堂の小説『修善寺物語』の登場人物「夜叉王」にちなんだ「夜叉王料理」を名物とし、ビリヤードやゲーム機を設置したゲーム室、グリル・すきやきルーム、おでん・寿司コーナー、銘酒コーナー、スタンドバー、ホール、喫茶等の設備を持っていた[2]。巨大な宴会場を持ち、社員旅行、泊まり込み会議等に使用されており、1977年(昭和52年)9月23日には、全日本プロレス代表の馬場正平(ジャイアント馬場)が、全日本プロレス創立5周年を記念した「世界オープンタッグ選手権大会」を同年12月に開催する旨の記者発表を本ホテルで行なっている[5]。このころ「ホテルタグ」を発行しており、パッケージにタグラベルと同一のキャラクター(源頼家像)をあしらった「名菓みゆき」を製造販売していた[6]

2000年代に至っても、公式ウェブサイトもなく、インターネットからの宿泊予約すらできないまま営業はつづけていた。1997年(平成9年)から2001年(平成13年)ころの設備は、クラブみゆき、カラオケスナック、喫茶、ラーメンコーナー、味処、売店、ゲームコーナー、プール等であった[1]。最終的なこの時代の標準的な宿泊料金は、1泊2食付2名で15,000円であった[1]

2004年(平成16年)4月1日にすでに合併して伊豆市になっている修善寺町が、同ホテル跡地を町村合併前の時代に購入しており、同ホテルが営業を終了したのはそれ以前である[7]。その後、伊豆市が引き継いで所有することになり、伊豆市議会で話題に上った2006年(平成18年)当時は、修善寺温泉場「まちづくり委員会建設委員会」が利用法について検討していた[7]。2010年(平成22年)3月31日、国際観光ホテル整備法に基づいた登録を抹消された[3]。同市議会の議事録によれば2011年(平成23年)6月現在、跡地はすで更地であり、観光駐車場に使用されている[8]

群馬県吾妻郡草津町に現存する「ホテルみゆき」[9]、および、沖縄県国頭郡恩納村に現存する「ホテルみゆきビーチ」[10]等は、閉鎖当時には経営が別であり、無関係なホテルである。

データ

画像外部リンク
ホテルみゆきのタグラベル
ホテルラベルの世界[6]
  • 名称 : ホテルみゆき
  • 所在地 : 静岡県伊豆市修善寺870番地 [3]
  • 登録番号 : 登録旅第240号 [3]
  • 営業所 : 東京営業所、大阪営業所、名古屋営業所 (1973年[2]

施設

  • 建物 : 本館(鉄筋6階建)、別館(陽明苑、紫金苑、千寿苑)4棟
  • 客室 : 93室、全室冷暖房、温泉内風呂、トイレ付
  • 収容人員 : 400名
  • 浴場 : 大浴場、露天風呂(男・女)
  • 宴会場 : 4室(300畳、80畳、50畳、30畳)
  • 飲食場ほか : クラブみゆき、カラオケスナック、喫茶、ラーメンコーナー、味処、売店 (2001年[1]
  • 遊技場 : ゲームコーナー、プール(2001年[1]

コマーシャルソング

脚注

  1. ^ a b c d e f ホテルみゆき、メディアコミュニケーションの地域情報、インターネットアーカイブ、2001年12月25日付、2012年7月14日閲覧。
  2. ^ a b c d フォロー・ミー』プログラム、表3広告。
  3. ^ a b c d e 国際観光ホテル整備法登録宿泊施設コーナー (平成22年3月分の登録)日本観光協会、2010年8月16日閲覧。
  4. ^ 片山津温泉の宿泊施設一覧片山津温泉観光協会、2012年7月14日閲覧。
  5. ^ 『世界最強タッグ戦名勝負100』、日本スポーツ出版社、1996年、 p.4-9.
  6. ^ a b ホテルラベルの世界、2012年7月15日閲覧。
  7. ^ a b 平成18年第4回(12月)伊豆市議会定例会会議録伊豆市、2006年12月付、2012年7月14日閲覧。
  8. ^ 平成23年第2回(6月)伊豆市議会定例会会議録、伊豆市、2011年6月付、2012年7月14日閲覧。
  9. ^ 草津温泉ホテルみゆき、公式ウェブサイト、2012年7月14日閲覧。
  10. ^ ホテルみゆきビーチ、みゆきグループ、2012年7月14日閲覧。
  11. ^ 作品データベース検索サービス日本音楽著作権協会、2012年7月14日閲覧。

参考文献

関連項目

外部リンク