コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「松戸サンリオ劇場」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
ありがとうございます。😊
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m Bot作業依頼:インターネットアーカイブ - log
38行目: 38行目:
|特記事項 = '''略歴'''<br />1980年10月 開館<br />1993年 移転・'''松戸サンリオシアター'''と改称<br />2006年3月31日 閉館
|特記事項 = '''略歴'''<br />1980年10月 開館<br />1993年 移転・'''松戸サンリオシアター'''と改称<br />2006年3月31日 閉館
}}
}}
'''松戸サンリオ劇場'''(まつどサンリオげきじょう)は、かつて存在した日本の[[映画館]]である<ref name="名簿81_46">名簿[1981], p.46.</ref><ref name="名簿88_45">名簿[1988], p.45.</ref><ref name="名簿89_44">名簿[1989], p.44.</ref>。1980年([[昭和]]55年)10月、[[千葉県]][[松戸市]]に開館<ref name="名簿81_46" />、1993年(平成5年)に移転して'''松戸サンリオシアター'''(まつどサンリオシアター)と改称、3スクリーン(のちに4スクリーン)の[[シネマコンプレックス]]となる<ref name="名簿94_26">名簿[1994], p.26.</ref>。2006年(平成18年)3月31日閉館、翌日から松戸シネマサンシャイン(のちの[[シネマサンシャイン|シネマサンシャイン松戸]])となった<ref name="sanrio060408">[http://web.archive.org/web/20060408153700/http://www.sanrio.co.jp/bus_info/theater/theater.html 松戸サンリオシアター]、[[インターネットアーカイブ]]、2006年4月8日付、2013年9月3日閲覧。</ref>。
'''松戸サンリオ劇場'''(まつどサンリオげきじょう)は、かつて存在した日本の[[映画館]]である<ref name="名簿81_46">名簿[1981], p.46.</ref><ref name="名簿88_45">名簿[1988], p.45.</ref><ref name="名簿89_44">名簿[1989], p.44.</ref>。1980年([[昭和]]55年)10月、[[千葉県]][[松戸市]]に開館<ref name="名簿81_46" />、1993年(平成5年)に移転して'''松戸サンリオシアター'''(まつどサンリオシアター)と改称、3スクリーン(のちに4スクリーン)の[[シネマコンプレックス]]となる<ref name="名簿94_26">名簿[1994], p.26.</ref>。2006年(平成18年)3月31日閉館、翌日から松戸シネマサンシャイン(のちの[[シネマサンシャイン|シネマサンシャイン松戸]])となった<ref name="sanrio060408">[http://web.archive.org/web/20060408153700/http://www.sanrio.co.jp/bus_info/theater/theater.html 松戸サンリオシアター]、[[インターネットアーカイブ]]、2006年4月8日付、2013年9月3日閲覧。</ref>。


== 概要 ==
== 概要 ==
102行目: 102行目:
| width = 230px
| width = 230px
| image1 = [http://blog-imgs-27.fc2.com/k/i/r/kiroku37/IMG_0660.jpg 松戸サンリオ劇場]<br />1984年7月撮影
| image1 = [http://blog-imgs-27.fc2.com/k/i/r/kiroku37/IMG_0660.jpg 松戸サンリオ劇場]<br />1984年7月撮影
| image2 = [http://web.archive.org/web/20060117053600im_/http://www.sanrio.co.jp/bus_info/theater/matsudo.jpg 松戸サンリオシアター]<br />[[インターネットアーカイブ]](2006年1月17日付)
| image2 = [http://web.archive.org/web/20060117053600im_/http://www.sanrio.co.jp/bus_info/theater/matsudo.jpg 松戸サンリオシアター]<br />[[インターネットアーカイブ]](2006年1月17日付)
}}
}}
* [http://web.archive.org/web/20060208222302/http://www.sanrio.co.jp/bus_info/theater/theater.html 松戸サンリオシアター] - [[インターネットアーカイブ]](2006年2月8日付)
* [http://web.archive.org/web/20060208222302/http://www.sanrio.co.jp/bus_info/theater/theater.html 松戸サンリオシアター] - [[インターネットアーカイブ]](2006年2月8日付)
* [http://www.sanrio.co.jp/ sanrio.co.jp] - [[サンリオ]]公式ウェブサイト
* [http://www.sanrio.co.jp/ sanrio.co.jp] - [[サンリオ]]公式ウェブサイト



2017年9月5日 (火) 04:21時点における版

松戸サンリオ劇場
Matsudo Sanrio Theater
種類 事業場
市場情報 消滅
略称 松戸サンリオ
本社所在地 日本の旗 日本
271-0077
千葉県松戸市根本14番地2号
三井アーバンヒル松戸 1階
設立 1980年10月
業種 サービス業
事業内容 映画の興行
代表者 代表 辻信太郎
支配人 柳沢定
主要株主 株式会社サンリオ
主要子会社 松戸サンリオ劇場2
外部リンク sanrio.co.jp
特記事項:略歴
1980年10月 開館
1993年 移転・松戸サンリオシアターと改称
2006年3月31日 閉館
テンプレートを表示

松戸サンリオ劇場(まつどサンリオげきじょう)は、かつて存在した日本の映画館である[1][2][3]。1980年(昭和55年)10月、千葉県松戸市に開館[1]、1993年(平成5年)に移転して松戸サンリオシアター(まつどサンリオシアター)と改称、3スクリーン(のちに4スクリーン)のシネマコンプレックスとなる[4]。2006年(平成18年)3月31日閉館、翌日から松戸シネマサンシャイン(のちのシネマサンシャイン松戸)となった[5]

概要

1980年(昭和55年)10月、国鉄(現在のJR東日本常磐線および新京成電鉄新京成線松戸駅西口近くの千葉県松戸市根本14番地2号に、三井不動産が開発したショッピングセンター「三井アーバンヒル松戸」が竣工し、同ビル内の1階に松戸サンリオ劇場として開館した[1][6]。同ビルは黒川紀章建築都市設計事務所の設計、間組の施工によるもので、廃業した松戸ボウルの跡地に建てられた[6]。同館はサンリオの直営館であり、初代支配人を柳沢定が務めた[1]

当時同市内の映画館には、戦前からあった同市内最古の映画館である松戸常盤館[7]本町16番地4号)、戦後に建てられた輝竜会館[8](のちの輝竜会館シネマ1松戸1823番地)、パンビ劇場(のちの輝竜会館シネマ2、同)、および成人映画館松戸京葉劇場・松戸弁天劇場(根本461番地)の5館が存在した[1]。松戸市出身のアートディレクター・増田セバスチャン(1970年 - )は、小学6年だった頃の1982年(昭和57年)12月4日に日本公開した『E.T.』(監督スティーヴン・スピルバーグ)を8回も観たという[9]

1988年(昭和63年)、同ビル内の1階、従来サンリオ直営のレストラン「ナットクラッカー」だった場所を改装して松戸サンリオ劇場2を開館、従来館を松戸サンリオ劇場1とする[2][3]

1993年(平成5年)、近隣の本町21番地2号に竣工した「都市綜合開発第三ビル」に移転して松戸サンリオシアターと改称、3スクリーンをもつシネマコンプレックスになる[4]。のちに4スクリーンになるが、2006年(平成18年)3月31日にサンリオの直営館としては閉館、同館の4スクリーンは、同ビルの3階に入居していた松戸シネマサンシャイン(3スクリーン、経営・佐々木興業)が継承、合計7スクリーンとした[5]

松戸サンリオ劇場がかつて入居した「三井アーバンヒル松戸」は取り壊され、2001年(平成13年)11月、跡地に地上22階建の高層マンション「パークスカイタワー松戸」が建った[10]。同館を継承したシネマサンシャイン松戸は、2013年(平成25年)1月31日をもって、全館閉館して撤退[11][12]、同市内の映画館はすべてが消滅した。その後、同年8月23日、週3回の上映スペース「MAD Cinema」(本町20番地10号 ルシーナビル7階)が開館したことが報じられた[13]

沿革

  • 1980年10月 - 松戸サンリオ劇場を開館[1]
  • 1988年 - 松戸サンリオ劇場2を開館、従来館を松戸サンリオ劇場1とする[2][3]
  • 1993年 - 移転、松戸サンリオシアターと改称[4]
  • 2006年3月31日 - 閉館、4スクリーンはシネマサンシャイン(佐々木興業)が継承[5]
  • 2013年1月31日 - 継承館のシネマサンシャイン松戸が全館閉館[11][12]

データ

  1. 所在地 : 千葉県松戸市根本14番地2号 三井アーバンヒル松戸 1階[1][6]
    • 現在の「パークスカイタワー松戸」の位置
    北緯35度47分14.19秒 東経139度54分3.51秒 / 北緯35.7872750度 東経139.9009750度 / 35.7872750; 139.9009750
    • 経営 : 株式会社サンリオ[1]
    • 支配人 : 柳沢定(1980年 - 1993年)[1]
    • 構造 : 鉄筋コンクリート地上5階地下1階建[6]
    • 観客定員数 :
      1. 松戸サンリオ劇場1 : 不明
      2. 松戸サンリオ劇場2 : 不明
  2. 所在地 : 千葉県松戸市本町21番地2号[4] 都市綜合開発第三ビル
    北緯35度47分10.02秒 東経139度54分1.87秒 / 北緯35.7861167度 東経139.9005194度 / 35.7861167; 139.9005194
    • 経営 : 株式会社サンリオ[4]
    • 支配人 :
      1. 柳沢定[4]
      2. 須山信明
    • 構造 : 鉄筋コンクリート
    • 観客定員数 :
      1. シネマ1(5階) : 252名 - のちのシネマサンシャイン松戸1番館[12]
      2. シネマ2(4階) : 168名 - のちのシネマサンシャイン松戸3番館[12]
      3. シネマ3(4階) : 104名 - のちのシネマサンシャイン松戸4番館[12]
      4. シネマ4(4階) : 60名 - のちのシネマサンシャイン松戸5番館[12]

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i 名簿[1981], p.46.
  2. ^ a b c 名簿[1988], p.45.
  3. ^ a b c 名簿[1989], p.44.
  4. ^ a b c d e f 名簿[1994], p.26.
  5. ^ a b c 松戸サンリオシアターインターネットアーカイブ、2006年4月8日付、2013年9月3日閲覧。
  6. ^ a b c d アーバンヒル松戸、建築作品データベース、2013年9月3日閲覧。
  7. ^ 年鑑[1925], p.467.
  8. ^ 沿革松戸公産、2013年9月3日閲覧。
  9. ^ sebastea (2012年2月15日). “千葉の松戸にはサンリオ劇場という映画館があった。小学生の頃そこでE.T.を8回見た懐かしい場所。”. 増田セバスチャン. Twitter. 2015年10月20日閲覧。
  10. ^ パークスカイタワー松戸SUUMO物件ライブラリーリクルート、2013年9月3日閲覧。
  11. ^ a b シネマサンシャイン、公式ウェブサイト、2013年2月1日付、2013年9月3日閲覧。
  12. ^ a b c d e f シネマサンシャイン松戸、インターネット・アーカイブ、2013年1月18日付、2013年9月3日閲覧。
  13. ^ 松戸駅前に、DIYで作られたミニシアタースペースが誕生、まちづクリエイティブ、2013年8月12日付、2013年9月3日閲覧。

参考文献

  • 『日本映画年鑑 大正十三・四年』、アサヒグラフ編輯局東京朝日新聞発行所、1925年発行
  • 『映画年鑑 1981 別冊 映画館名簿』、時事映画通信社、1981年
  • 『映画年鑑 1988 別冊 映画館名簿』、時事映画通信社、1988年
  • 『映画年鑑 1989 別冊 映画館名簿』、時事映画通信社、1989年
  • 『映画年鑑 1994 別冊 映画館名簿』、時事映画通信社、1994年

関連項目

外部リンク

画像外部リンク
松戸サンリオ劇場
1984年7月撮影
松戸サンリオシアター
インターネットアーカイブ(2006年1月17日付)