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*[http://www.foresta.jpn.com/ 塾教材フォレスタ公式サイト]
*[http://www.foresta.jpn.com/ 塾教材フォレスタ公式サイト]
*[http://www.dancevillage.jp/ 東京ダンスヴィレッジ公式サイト]
*[http://www.dancevillage.jp/ 東京ダンスヴィレッジ公式サイト]
*[http://web.archive.org/web/20160828021311/https://goalstart.jp/ ゴルスタ(ゴールスタート)公式サイト] - 閉鎖。2016年8月28日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]]。
*[http://web.archive.org/web/20160828021311/https://goalstart.jp/ ゴルスタ(ゴールスタート)公式サイト] - 閉鎖。2016年8月28日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]]。


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2017年9月5日 (火) 02:19時点における版

株式会社スプリックス
SPRIX CO.,LTD
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
171-0021
東京都豊島区西池袋一丁目11番1号
本店所在地 940-0062
新潟県長岡市大手通二丁目3番地2
設立 1997年1月
業種 サービス業
法人番号 7110001022686 ウィキデータを編集
事業内容 学習塾、ダンススクールの経営、教育プログラム・学習教材の開発・出版など
代表者 平石明代表取締役
資本金 1,325万8千円[1]
純利益 1億8,162万1千円
(2015年9月期)[2]
純資産 15億9,065万4千円
(2015年9月30日現在)[3]
総資産 29億3,372万8千円
(2015年9月30日現在)[4]
従業員数 1162名
決算期 9月30日
外部リンク http://www.sprix.jp/
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株式会社スプリックス(SPRIX)は、東京都豊島区西池袋に本部を置く、学習塾の運営やインターネット教育コンテンツなどの開発を手がける企業。

概要

スプリックスは個別指導塾「森塾」や「東京ダンスヴィレッジ」の運営、読書教育プログラム「グリムスクール」や中国語学習教材「HSK公認テキスト」、学習教材「フォレスタシリーズ」などの教材開発を手がける総合教育企業。最近ではインターネットを使った教育コンテンツの開発も行っている。 教育コンテンツの開発、戦略立案、人事等の本部機能はすべて東京都池袋にあるが、登記上の本店は新潟県長岡市。

沿革

  • 1997年 2月 - 新潟県長岡市で森塾を創業[5]
  • 1999年 2月 - 読書教育プログラム「グリムスクール」の開発開始
  • 2003年 3月 - ベネッセコーポレーションと業務提携し、全国でグリムスクールの教室展開がスタート。
  • 2004年 2月 - 森塾が首都圏での出店を開始
  • 2004年12月 - パイオニアNTTPCと提携し、e-learning事業を開始。[6]
  • 2004年12月 - 学習塾用教材「フォレスタ」を全国の塾にむけて販売開始
  • 2005年 7月 - 上智大学と提携し、インターンシップ制度をスタート
  • 2006年10月 - 『東京カルチャーヴィレッジ』を池袋に展開
  • 2007年 6月 - 吉本興業と業務提携し、「スプリックスの楽しく学べるシリーズ」を開発。
  • 2008年 2月 - 塾講師専門求人サイト「塾講師JAPAN」オープン
  • 2012年 2月 - 中国語検定HSK 「公式過去問集」出版開始
  • 2012年 9月 - 森塾が生徒数15000名を突破
  • 2013年 6月 - 本部機能を東京都池袋へ移転
  • 2014年10月 - 教育アプリ「ゴールスタート」リリース
  • 2016年 9月 - 個人情報流出による調査の結果「ゴールスタート」がサービス終了[7]

事業内容

  1. 個別指導塾『森塾』
  2. 読書教育プログラム『グリムスクール』
  3. インターネット教材『楽しく学べる』シリーズ
  4. 中国語学習コンテンツ『HSK』シリーズ
  5. 学習教材『フォレスタ』シリーズ
  6. ダンススクール『東京ダンスヴィレッジ』
  7. 教育アプリ『ゴルスタ』(ゴールスタート)[8]

森塾

森塾は「成績を上げることで生徒の人生に貢献する」という指導理念のもと運営されている個別指導形式の学習塾。日本国内では茨城県埼玉県千葉県、東京都、神奈川県及び新潟県に展開[9]

グリムスクール

ベネッセコーポレーションと業務提携し、2003年より運営している幼児・小学生向けの読書教育プログラム[10]

インターネット教材「楽しく学べる」シリーズ

吉本興業と業務提携し、開発された自立学習用映像教材。お笑い芸人をナビゲーターに起用しているのが特徴[11]

中国語教材「HSK」シリーズ

中国政府教育部の認定する中国語の語学検定試験であるHSK教材に関するライセンスを取得。2012年より公式過去問集や公認テキスト、映像教材など関連教材を出版、販売している。

「フォレスタ」シリーズの開発

全都道府県の学校の定期テストを収集、分析して制作されている塾専用学習教材。森塾の現場で生まれ、現在では森塾以外の学習塾への販売もされている。個別指導用教材としてのシェアは6~7割とされている[12]。その他、旺文社と提携して作られたe-learning版の「eフォレスタ」がある[13]

ダンススクール「東京ダンスヴィレッジ」

池袋駅前にある東武ビルの中にあるダンススクール。

教育アプリ「ゴルスタ」(ゴールスタート)

SNSやライブストリーミング、映像授業の閲覧などの機能を備えた中高生向けのスマートフォン用アプリ[8]

2016年9月、個人情報流出問題によってサービス終了。

ゴルスタ運営に関するトラブル

教育アプリ「ゴルスタ」の運営に際して、2016年8月にTwitterなどの各種SNS上で問題視されるようになった。具体的には「運営に批判的なユーザーは即時にアカウントの凍結・退会処分を行う」「アカウント凍結処分にあったユーザーは運営に協力的な姿勢を示すなど反省文を提出することでアカウントの凍結を解除する」「一部の批判的な元ユーザーの本名・在住都道府県をゴルスタ運営スタッフの公式Twitterアカウントが意図的に書き込む」「アプリのプライバシーポリシーにクレジットカード情報を要求する文面が掲載されている」などである[14][15]

これらについて、読売新聞の取材に対し、常石博之副社長は元ユーザーの本名を意図的に書き込んだことについては「当社のミス」「担当者がヒートアップしてしまった」と謝罪した[15]。本来会員登録には氏名の記入は必要ないが、朝日新聞の取材に対して「イベント開催時のやりとりで当該ユーザーの氏名を知った」と説明している[16]

またクレジットカード情報については「将来的に課金コンテンツを設置した時に備えた物」として要求していたことを認めたものの、今までに記載したユーザはいなかったと回答、同月26日付で規約を改定し文言を削除している。一方でアカウント凍結処分や反省文の提出などについては「中高生に安全・安心に使ってもらうためにこのような対応を取っている。厳しすぎるかもしれないが中高生を守るため」と話している[15]

なお、このアプリは同月27日にアプリストアでの公開を中止したがサービス自体は継続していた[17]

同月31日に企業公式サイト上で謝罪のリリースを発表、トラブル発生の経緯や担当者の減給処分、イベント開催時に氏名を取得しないなどの再発防止策を講じるほか、氏名が公表された元ユーザーに対しては誠意を持った対応を行うとした[18][19]。また、「運営方針が厳しすぎる」という指摘に関しては、「中高生の安心安全が最優先」と理解を求めつつも、細部の表現については意見を受け入れ適宜見直しを検討していくとしていた[18][19]。その後実態を調査した結果、一部の運営担当者に「アカウントを停止したユーザーを直ちに削除せずユーザー名を『違反-停止理由』にして見せしめ行為を行う」などのふさわしくない言動があったことを確認、9月5日付で企業公式サイト上で改めて謝罪すると共に、「社内全体の問題であり、教育を生業とする者としては今回の調査結果は大変重い」として直ちにサービスを終了すると発表した[20][21][7]

しかしながら、ITmediaの「ねとらぼ」がスプリックスの元社員に行った取材や提供された情報等によれば、メイン事業である森塾を含めたスプリックス社内自体で、「定例会議のたびに不祥事で懲戒解雇を受けた元従業員の氏名をプリントに記載し配布する」「ネット上に自社の書き込みを行うと、特定した上で法的手段に訴える」「愚痴などネガティブな発言をした場合はその意図を追及され、昇給に響くこともある」など、元から言論統制や監視、見せしめなどの制裁が常態化しており、取材を受けた元社員は「社内でやっていることをゴルスタの運営で一般ユーザーにも向けて行っただけ」と分析している[22]

参考文献

  • 千葉誠一 『教育』 産学社、2011年
  • 『伸び悩む子の成績を上げる 東西評判塾の独自ノウハウ』 週刊ダイヤモンド、2012年2月25日号

出典

  1. ^ 平成27年12月22日付け『官報』号外第287号、90頁。
  2. ^ 平成27年12月22日付け『官報』号外第287号、90頁。
  3. ^ 平成27年12月22日付け『官報』号外第287号、90頁。
  4. ^ 平成27年12月22日付け『官報』号外第287号、90頁。
  5. ^ 千葉誠一 『教育』 産学社、2011年
  6. ^ 『日経新聞』2004年7月23日
  7. ^ a b 『「ゴルスタ」が直ちにサービス終了へ--教育を生業とする「弊社全体の問題」』(CNET Japan 2016年9月5日)
  8. ^ a b モバイルコンテンツ運用管理体制認定情報”. 一般社団法人モバイルコンテンツ審査・運用監視機構. 2016年8月26日閲覧。
  9. ^ 千葉誠一 『教育』 産学社、2011年
  10. ^ 『読売新聞』2005年3月11日
  11. ^ 『読売新聞』2012年4月13日
  12. ^ 『伸び悩む子の成績を上げる 東西評判塾の独自ノウハウ』 週刊ダイヤモンド 2012年2月25日号
  13. ^ 『日経流通新聞』 2009年2月13日
  14. ^ 個人情報だだ漏れ?:「中高生以外は登録禁止」なSNS、「ゴルスタ」の運営対応がTwitterで炎上中(追記あり),ITmedia Mobile,2016年8月26日
  15. ^ a b c 中高生向けアプリ「ゴルスタ」 個人情報流出で謝罪,読売新聞,2016年8月26日
  16. ^ 「ゴルスタ」、個人情報をツイート 中高生向けアプリ,朝日新聞,2016年8月29日
  17. ^ 中高生限定SNSアプリ「ゴルスタ」がアプリストアから消滅 厳しすぎるユーザー対応で「怖い」「まるで独裁国家」と炎上, ITmedia, 2016年08月30日閲覧
  18. ^ a b ゴルスタにかかわるお詫びとご報告,株式会社スプリックス,2016年8月31日
  19. ^ a b Twitterにユーザーの個人情報を故意に書き込み 大炎上の「ゴルスタ」が謝罪 担当者は減給処分に,ねとらぼ,2016年8月31日
  20. ^ 『中高生限定アプリ『ゴルスタ』サービス終了 運営が個人情報書き込みで騒動 』(ORICON STYLE 2016年9月5日)
  21. ^ 「ゴルスタ」サービス終了が決定 個人情報の取り扱いなどで炎上していた(ねとらぼ 2016年9月5日)
  22. ^ ゴルスタ個人情報流出問題 運営会社スプリックスでは数年前から「みせしめ」存在 関係者に聞いた,ねとらぼ,2016年9月5日

関連項目

外部リンク