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「絶体絶命でんぢゃらすじーさん3〜果てしなき魔物語〜」の版間の差分

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==外部リンク==
==外部リンク==
* [http://web.archive.org/web/20090304225119/http://www.kids-station.com/game/dangerous_jiisan/j3/j3_main.html キッズステーションの作品公式ページ] - 2009年3月4日時点の[[インターネットアーカイブ]]
* [http://web.archive.org/web/20090304225119/http://www.kids-station.com/game/dangerous_jiisan/j3/j3_main.html キッズステーションの作品公式ページ] - 2009年3月4日時点の[[インターネットアーカイブ]]


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2017年9月5日 (火) 01:50時点における版

絶体絶命でんぢゃらすじーさん3〜果てしなき魔物語〜』(ぜったいぜつめいでんぢゃらすじーさん3 はてしなきまものがたり)は、2004年12月16日キッズステーションから発売された、ゲームボーイアドバンス向けアクションゲームである。初回特典に、作者の書き下ろし絵本「せいねんとせきぞう」が付属。

タイトルに「3」とあるが、漫画『絶体絶命でんぢゃらすじーさん』のゲーム化作品としては第4弾にあたる。

あらすじ

ある日、学校宿題読書感想文を書くことになった孫。「桃太郎」について書くものの、なかなか進まず困っていたら、「本当の昔話」を教えてやると言うじーさんと共に、物語の世界へ吸い込まれてしまった。果たして彼らは、何故か物語の世界に吸い込まれた校長や、じーさんが呼んだゲベと協力して、元の世界に帰ることができるのか。

登場人物

ゲーム中で声が出るがアニメとは別声優(足立友四宮豪)が担当した。また、パッケージイラストにはちゃむらいも登場しているが、本編ではちび彦(兄)の城の中に石像が登場したのみ。

じーさん
このゲームの主人公。孫や、ゲベ、校長といっしょに物語の世界に吸い込まれてしまった。終盤で校長と「メガフュージョン」を行い、「ハイパーカメ」に合体変身を遂げたが、魔物語(最終形態)と戦う前に元に戻ってしまった。最終決戦後、ダメージが大きすぎて一度死んでしまうが、神様ならぬカメさまの力によって生き返る。
学校の宿題で読書感想文を書くことになったが、じーさんの大袈裟な考えで一緒に物語の世界に行かされてしまう羽目になった。
校長
絵本の世界に入った後に記憶喪失になったが、じーさんによって元に戻る。終盤でじーさんと「メガフュージョン」を行い、「ハイパーカメ」に合体変身する。じーさんから借金していたらしい。
ゲベ
じーさんが呼んだと同時に現れた。チョメ姫との戦いで久々に喋る。
桃太郎
孫が読書感想文で書こうとしていた絵本の主人公。旅にでる前にじーさんに黍団子を食べられ、泥団子にかえられてしまい、本来お供になるはずの三匹(イヌキジ)に逃げられてしまう。それが原因で、一度は鬼の下に付こうとしたが、孫に阻止されて彼に惚れてしまい、以降じーさん一行に付いて行く。フィールドでは、孫を選んだときに召喚ができる。
コマンダー鬼五郎
鬼軍団のリーダー。魔物語の刺客として孫に襲い掛かるが、ゲベによって食べられてしまった。しかしこれが魔物語の怒りを買う羽目となってしまう。

じーさん一行

体力

体力は最初3までしかないが、隠しステージにある宝箱をあけるとふえる。体力がなくなると死んでしまい、「おむかえじゃ」という画面になる。この時、「つづき」を選ぶと再開が出来る。

能力

それぞれ違う能力を使う。

じーさん(変身)
  • じーさん
普段の姿。攻撃はパンチ。
  • ニワトリじーさん
少しの時間だけ空を飛ぶ。攻撃は「にく~」という鳴き声。体力がなくなると鳥の丸焼きに変身する。
  • サルじーさん
ロープなどに捕まって移動できる。攻撃は拳骨。
  • ウナギじーさん
体から電気を発生させて敵を攻撃する。ただし、クラゲには効かない。体力がなくなると黒焦げになる。
  • ロボじーさん
腕を飛ばして攻撃する。一度に2回相手にダメージを与えられる。体力がなくなると壊れて頭だけになる。
孫(召還)
普段の状態。攻撃は突っ込み。
  • 桃太郎
桃太郎の攻撃で相手にダメージを与える。
  • 三匹の子豚
子豚たちが力を合わせて敵に攻撃する。
  • ブレーメンの音楽隊
音楽隊が一回ずつ攻撃する。
  • かぐや姫
ロケットに乗って相手に突撃する。
校長(ガラクタ)
  • 校長
普段の状態。攻撃はヘナチョコパンチ(ジャンプシュース、ジェットブーツ使用時も同様)。
  • バズーカ
遠くの敵にウンコをバズーカでぶつける。
  • ジャンプシューズ
Aボタンの後にAボタンを押す事により二段ジャンプが出来る。
  • ジェットブーツ
斜めに飛んでいける。
  • 火炎放射器
火炎放射で相手を攻撃する。ただし、火を噴く赤鬼には効かない。
ゲベ(ルビー)
  • ゲベ
通常の状態。相手を食べる(緑のルビー、青のルビー使用時も同様)。
  • 黄色のルビー
遠くの敵にオナラをぶつける。
  • 緑のルビー
壁にへばりつく事が出来る。
  • 青のルビー
水中で普通に動ける。
  • 赤のルビー
火炎弾で攻撃できる。ただし、火を吹く赤鬼には効かない。

ソリアクション

移動用のソリを使う技。

じーさん
体を回転させながらソリを投げ飛ばして敵を倒す。
ソリを後ろから押して敵を倒す。
校長
ソリを投げ飛ばして敵を倒す。
ゲベ
ソリを食べて狭いところを移動する。ただし、ダメージを受けると吐き出してしまう。

おたすけ

仲間の力を借りる技。

じーさん
ドリルブーツを装着して急降下する。
「おせ」と書いてある岩を一緒に押す。
校長
仲間の操縦でミサイルのように飛んで敵を倒す。
ゲベ
爆破スイッチを押して周りにいる敵を倒す。ただし、ボスキャラには効かない。使うと体力が減る為、体力が1の時は使えない。

敵キャラクター

鬼平本部長
ステージ1のボス。桃太郎の村のはずれに前線基地を設けていた赤鬼。一見強そうに見えるが、実は涙もろい。金棒から鉄球を打ち出す。お酒が大好きで、じーさん達にやられた後、「あの伝説の酒を飲んでおけばよかった」と言った。
イン吉じーさん
ステージ2のボス。インチキな団子屋の老人。口から変な息を出す。
ウルフル
ステージ3のボス。スピードが早い狼。村のサル曰く「三匹の子豚と縄張り争いをしている」らしい。得意技は「ウルフファング」。
魔女ガリータ
ステージ4のボスの1人目。お菓子の家に住む魔女。ヘンゼルとグレーテルを鍋に入れて食べようとした。瞬間移動したり、魔法を使って攻撃する。
ちび彦
ステージ4のボスの2人目。非常に頭が悪い大男。後述する兄曰く「空から落ちたショックで頭が悪くなった」らしい。ジャンプの振動で天井からウンコや、岩を落としてくる。じーさん達に負けた後、長靴をはいたネコに城のガードマンとして雇われることになった。
ちび彦(兄)
ステージ5のボス。ちび彦の兄。こちらは頭が良く、英語も話せる。鼻水に見えるものはダイヤモンドと言うが、実際は本物の鼻水。技は弟と同じ。頭が悪くなった弟を軽蔑しているが、魔物語からは「バカ兄弟」と呼ばれた。
ラビ・ナンボヤネン
ステージ6のボス。凶悪なウサギ。結婚をする為にかぐや姫をさらっていった。台詞がカタカナ。ハリセンや爆弾を使って戦う。
チョメ姫
ステージ7のボス。普段は美人だが、怒ると不細工になる乙姫。かぐや姫をライバル視しているらしい。投げキッスで攻撃する。
魔物語(まぶつかたる)
このゲームのラスボス。じーさん一行が吸い込まれた物語の世界を創造した張本人。小さいころから物語が大好きで、毎晩母親から自分の大好きな昔話を聞かせてもらっていた。昔話を友達に呼んで聞かせてあげた後、悪口を言われてしまったが、大人になった今でも物語を愛する心を忘れてはいなかった。物語を滅茶苦茶にしたじーさん達に怒り戦いを挑むが、敗北後じーさんに、「物語をしっかり愛していれば誰にも変えられないはず」と一喝され、自分の心が負けていたことを悟り反省する。しかしその直後に悪しきオーラに飲み込まれ、最終形態である怪物の姿へと変貌してしまう。その後、じーさん達の活躍でもとの姿に戻り、「元の世界に帰ったら、今度はもっとみんなが幸せになれるような物語を書く」と決意する。戦闘では、てるてるさんの顔を模した追尾弾や顔が付いた大玉を投げる他、接近するとバネ式のパンチで攻撃してくる。最終形態時は、突風や口からの破壊光線、突進で攻撃してくる。
最強さん
隠しステージのボス。角が生えている。発売された頃、漫画で最強さんが喋らなかった為か、「サイキョウ サイキョウ」としか喋らなかった。ある隠しコマンドをファイルを選ぶ画面で入力すると、校長が現れる。すると、星を集めると入れるステージでボスとして登場する。巨大な手を自由自在に操り攻撃してくる。

サブゲーム・曽山の大冒険

本編をクリアすると、ファイル選択画面でセレクトを押すことによって遊べる。また、ボスを倒して何かが起こるわけではない。なお、このサブゲームのデータは初回版にのみ入っている。

あらすじ

作者曽山一寿が、いつも漫画ばかりかいていて飽きてきたという理由で、担当のニー・シマキを倒して夏休みを手に入れようとする。

登場人物

曽山
主人公。このゲームでは、お助けが使えない。ハートも三個だけでかなり弱い。攻撃はパンチのみ。
ニー・シマキ
このゲームのボス。攻撃は、ジャンプ、ビンタ、ダッシュ。モデルは曽山の担当編集者の西巻。

関連項目

外部リンク