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[[京都府立女子専門学校]]卒業後、[[西ドイツ]]へ留学、[[フィリップ大学マールブルク|マールブルク大学]]中退<ref name="amazonprof" />。京都ドイツ文化センターに勤務後、ドイツ児童文学の翻訳活動に専念する<ref name="amazonprof" />。[[1982年]]に『[[はてしない物語]]』([[ミヒャエル・エンデ]]作)で[[日本翻訳文化賞]]、[[1988年]]に『あの年の春は早くきた』で[[国際アンデルセン賞]]国内賞をそれぞれ受賞した<ref name="amazonprof" />。『[[ジム・ボタンの冒険|ジム・ボタンの機関車大旅行]]』、『あのころはフリードリヒがいた』、『熊とにんげん』([[ライナー・チムニク]]作・絵)など翻訳作品が多数ある。 |
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2017年9月5日 (火) 01:37時点における版
上田 真而子(うえだ まにこ、1930年5月25日 - )は、ドイツ文学者。和歌山県高野町生まれ[1][2]。広島県生まれ[3][4][5]。夫は哲学者の上田閑照[要出典]。
京都府立女子専門学校卒業後、西ドイツへ留学、マールブルク大学中退[1]。京都ドイツ文化センターに勤務後、ドイツ児童文学の翻訳活動に専念する[1]。1982年に『はてしない物語』(ミヒャエル・エンデ作)で日本翻訳文化賞、1988年に『あの年の春は早くきた』で国際アンデルセン賞国内賞をそれぞれ受賞した[1]。『ジム・ボタンの機関車大旅行』、『あのころはフリードリヒがいた』、『熊とにんげん』(ライナー・チムニク作・絵)など翻訳作品が多数ある。
著書
- 幼い日への旅 (福音館書店(福音館日曜日文庫) 1994年11月)
- おばけさんとのやくそく (福音館書店(福音館創作童話シリーズ) 2004年3月)
翻訳
- コサック軍シベリアをゆく (バルトス=ヘップナー 岩波書店 1973年)
- 急げ草原の王のもとへ (バルバラ・バルトス=ヘップナー 岩波書店 1975年)
- あのころはフリードリヒがいた (ハンス・ペーター・リヒター 岩波少年文庫 1977年9月)
- わたしジャネット1年生よ (イルメラ=ブレンダー 偕成社 1977年12月)
- ヒルベルという子がいた (ペーター=ヘルトリング 偕成社 1978年9月 のち文庫)
- おばあちゃん (ペーター=ヘルトリング 偕成社 1979年2月)
- なだれだ!行けそうさく犬 (バルトス=ヘップナー 富山房 1980年6月)
- きつねのニケル 子ぎつねとこどもたちの愛の物語 (ケーテ=レヒァイス 偕成社 1980年10月)
- レムラインさんの超能力 (ティルデ・ミヒェルス 岩波少年文庫 1980年10月)
- はてしない物語 (ミヒャエル・エンデ 佐藤真理子共訳 岩波書店 1982年6月 のち全集、少年文庫)
- 熊とにんげん (ライナー=チムニク 偕成社 1982年1月 のち福武文庫)
- だれが君を殺したのか (イリーナ・コルシュノウ 岩波書店 1983年5月)
- ベンはアンナが好き (ペーター=ヘルトリング 偕成社 1983年10月)
- あの年の春は早くきた (クリスティーネ・ネストリンガー 岩波書店 1984年5月)
- ヨーンじいちゃん (ペーター・ヘルトリング 偕成社 1985年7月)
- 白い貝のいいつたえ (ベンノー・プルードラ 評論社 1985年3月)
- いたずらカラスのハンス (ヴィルヘルム・ブッシュ 岩波書店(ブッシュの絵本) 1986年4月)
- いたずら子犬ポシャンとポトム (ヴィルヘルム・ブッシュ 岩波書店(ブッシュの絵本) 1986年4月)
- マクスとモーリツのいたずら (ヴィルヘルム・ブッシュ 岩波書店(ブッシュの絵本) 1986年4月)
- ジム・ボタンの機関車大旅行 ジム・ボタンの冒険1 (ミヒャエル・エンデ 岩波書店 1986年6月)
- ジム・ボタンと13人の海賊 ジム・ボタンの冒険2 (ミヒャエル・エンデ 岩波書店 1986年6月)
- ブラネックさんにご注意! (クリスティーネ・ネストリンガー 岩波書店 1987年11月)
- ぼくは松葉杖のおじさんと会った (ペーター=ヘルトリング 偕成社 1988年11月)
- 夢のつづきのそのまたつづき リッペルのぼうけん (パウル=マール 偕成社 1988年11月)
- しかのハインリッヒ (フレッド・ロドリアン 福音館書店(世界傑作絵本シリーズ) 1988年10月)
- 白いオオカミ (ベヒシュタイン 岩波少年文庫 1990年7月)
- ひとりだけのコンサート (ペーター=ヘルトリング 偕成社 1991年11月)
- バーバラへの手紙 (レオ・メーター 岩波書店 1991年11月)
- 黒いお姫さま ドイツの昔話 (ヴィルヘルム・ブッシュ 福音館書店 1991年2月)
- おくればせの愛 (ペーター・ヘルトリング 岩波書店 1992年7月)
- 若い兵士のとき (ハンス・ペーター・リヒター 岩波少年文庫 1995年11月)
- あの年の春は早くきた (クリスティーネ・ネストリンガー 岩波書店 1995年10月)
- ぼくたちもそこにいた (ハンス・ペーター・リヒター 岩波少年文庫 1995年6月)
- まほうつかいのでし ゲーテのバラードによる (福音館書店 1995年8月)
- ろばのナポレオン (レギーネ・シントラー 福音館書店(世界傑作絵本シリーズ) 1995年2月)
- 大きな大きなおだんごおなべ (パウル・マール 偕成社 1997年4月)
- 屋根にのるレーナ (ペーター・ヘルトリング 偕成社 1997年4月)
- ぼくたちの船タンバリ (ベンノー・プルードラ 岩波少年文庫 1998年1月)
- 彼の名はヤン (イリーナ・コルシュノフ 徳間書店 1999年3月)
- 波紋 (ルイーゼ・リンザー 岩波少年文庫 2000年6月)
- クルミわりとネズミの王さま (ホフマン 岩波少年文庫 2000年11月)
- いつもだれかが… (ユッタ・バウアー 徳間書店 2002年12月)
- ハイジ (ヨハンナ・シュピリ 岩波少年文庫 2003年4月)
- 風に向かっての旅 (ペーター・ヘルトリング 偕成社 2003年5月)
- 隻手の音なき声 ドイツ人女性の参禅記 (リース・グレーニング 筑摩書房 2005年7月)
- レクトロ物語 (ライナー・チムニク 福音館文庫 2006年6月)
- きつねのライネケ (ゲーテ 岩波少年文庫 2007年7月)
- マイカのこうのとり (ベンノー・プルードラ 岩波書店 2008年2月)
- 氷の上のボーツマン (ベンノー・プルードラ 岩波書店 2009年11月)
- バンビ 森の、ある一生の物語 (フェリクス・ザルテン 岩波少年文庫 2010年)
脚注
- ^ a b c d 商品の説明 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) - Amazon.co.jp
- ^ 福音館書店|くわしいないよう|レクトロ物語(2016年3月4日時点のアーカイブ)
- ^ 『児童文学人名事典-日本人編・上巻(あ〜さ)』 出版文化研究会 1998年10月 181頁
- ^ ヒルベルという子がいた: 紀伊國屋書店BookWeb
- ^ 上田真而子 | 偕成社