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'''リュウタン'''(竜胆・龍胆)は、[[生薬]]の1種である。[[日本薬局方]]に収録されている。[[リンドウ属]] {{snamei||Gentiana}} の数種の[[根]]から作られる。 |
'''リュウタン'''(竜胆・龍胆)は、[[生薬]]の1種である。[[日本薬局方]]に収録されている。[[リンドウ属]] {{snamei||Gentiana}} の数種の[[根]]から作られる。 |
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原料種には、厚生労働省告示<ref>[https://web.archive.org/web/20081230062341/http://jpdb.nihs.go.jp/jp15/YAKKYOKUHOU15.pdf 厚生労働省告示](2008年12月30日時点の[[インターネット |
原料種には、厚生労働省告示<ref>[https://web.archive.org/web/20081230062341/http://jpdb.nihs.go.jp/jp15/YAKKYOKUHOU15.pdf 厚生労働省告示](2008年12月30日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>によると |
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2017年9月5日 (火) 01:32時点における版
リュウタン(竜胆・龍胆)は、生薬の1種である。日本薬局方に収録されている。リンドウ属 Gentiana の数種の根から作られる。
原料種には、厚生労働省告示[1]によると
- トウリンドウ G. scabra
- G. manshurica
- G. triflora
の3種が認められている。日本ではトウリンドウの1変種リンドウ G. scabra var. buergeriが知られる。
苦味健胃作用がある。竜胆を含む漢方方剤には竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)、立効散(りっこうさん)などがある。この苦味は強く、「まるで竜の胆(きも)のようだ」というところから「竜胆(りんどう)」と名づけられたといわれている。
なお、近縁種の生薬として Gentiana lutea の根のゲンチアナがある。