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'''ハーティトラスト'''({{lang-en|HathiTrust}})とは図書館独自によるコンテンツのデジタル化だけでなく研究図書館にある[[Google ブックス]]や[[インターネットアーカイブ]]にてデジタル化されたコンテンツの大規模協同作業[[レポジトリ]]である。 |
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2017年9月5日 (火) 01:24時点における版
ハーティトラスト(英語: HathiTrust)とは図書館独自によるコンテンツのデジタル化だけでなく研究図書館にあるGoogle ブックスやインターネットアーカイブにてデジタル化されたコンテンツの大規模協同作業レポジトリである。
概要
2008年10月にカリフォルニア大学やCommittee on Institutional Cooperationに加盟する13の大学によって創設された。共有統治構造を基に欧米60以上の研究所[1]と提携している。運営コストは参加図書館や図書館コンソーシアムで共有される。リポジトリはインディアナ大学とミシガン大学によって運営されている。ハーティトラストの業務執行取締役は1990年代中期よりミシガン大学にて大規模なデジタル化を主導しているジョン・プライス・ウィルキンである。
2012年1月現在、ハーティトラストは1000万冊で構成され、そのうち270万冊以上はパブリックドメインであり、アクセスサービス、リポジトリ全体への全文検索を提供している。
2011年9月、作家協会は大規模な著作権侵害を犯しているとしてハーティトラストを提訴した。2012年10月、連邦裁判所はハーティトラストによるGoogleがスキャンした書籍の仕様は米国法によるフェアユースにあたると判断し作家協会の訴えを退けた[2]。
「Hathi」はヒンディー語/ウルドゥー語でゾウを意味し、優れた記憶力で有名な動物である。
脚注
- ^ hathitrust.org
- ^ Albanese, Andrew (11 October 2012). “Google Scanning is Fair Use Says Judge”. Publishers Weekly 11 October 2012閲覧。
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- Authors Guild statement regarding their lawsuit against Hathitrust
- HathiTrust adds new members, goes global (official press release from 13 November 2010)
- Major Library Partners Launch HathiTrust Shared Digital Repository (official press release from 13 October 2008)
- HathiTrust at Indiana University
- An Elephant Backs Up Google’s Library
- HathiTrust: A Research Library at Web Scale