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「ひょうたん書店」の版間の差分

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== 概要 ==
== 概要 ==
書店の開業を考えていた創業者が、当時閉店を予定していた同名の書店を引き継ぐ形で[[1986年]]に創業したと公式サイトにおいて述べている<ref>[https://web.archive.org/web/20151029021650/http://hyoutansyoten.com/column/2014/09/3.html ひょうたん書店のアットホームを支える3姉妹、ひょうたん書店を語る](2015年10月29日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。近隣に進出した大型書店との差別化のため<ref>勝田康一郎「レジから檄 業態転換…店作りの原点」『新文化』2004年(平成16年)1月22日付8面。</ref> 、[[1997年]]から漫画専門店に転換<ref name="373news20120216">本坊弓子「373ワイド フォーカス 文化部発 町の本屋さん岐路 大型化、出版不況、少子化… 存続へ外商、専門化に力」『南日本新聞』2012年(平成24年)2月16日付12面。</ref>。[[1999年]]4月には[[東千石町]]([[天文館]])に出店した<ref>「漫画専門店 相次ぎ開業 鹿児島市 蔵書数万冊、バラエティー富む品ぞろえ チャージ料だけの店も 飲食なし」『南日本新聞』1999年(平成11年)5月3日付朝刊21面。</ref>。
書店の開業を考えていた創業者が、当時閉店を予定していた同名の書店を引き継ぐ形で[[1986年]]に創業したと公式サイトにおいて述べている<ref>[https://web.archive.org/web/20151029021650/http://hyoutansyoten.com/column/2014/09/3.html ひょうたん書店のアットホームを支える3姉妹、ひょうたん書店を語る](2015年10月29日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。近隣に進出した大型書店との差別化のため<ref>勝田康一郎「レジから檄 業態転換…店作りの原点」『新文化』2004年(平成16年)1月22日付8面。</ref> 、[[1997年]]から漫画専門店に転換<ref name="373news20120216">本坊弓子「373ワイド フォーカス 文化部発 町の本屋さん岐路 大型化、出版不況、少子化… 存続へ外商、専門化に力」『南日本新聞』2012年(平成24年)2月16日付12面。</ref>。[[1999年]]4月には[[東千石町]]([[天文館]])に出店した<ref>「漫画専門店 相次ぎ開業 鹿児島市 蔵書数万冊、バラエティー富む品ぞろえ チャージ料だけの店も 飲食なし」『南日本新聞』1999年(平成11年)5月3日付朝刊21面。</ref>。


[[1998年]]11月、[[南日本新聞]]の記事で「ほかの本屋で扱っていないようなマニア向けの本」を主力商品とし「一部のファンには強く支持され、口コミで知った客が市外はもちろん[[熊本県|熊本]]、[[宮崎県|宮崎]]からも訪ねてくる」書店として掲載された<ref>「連載 かごしま書店サバイバル 下・知恵比べ 個性化、専門化で集客」『南日本新聞』1998年(平成10年)11月19日付朝刊8面。</ref>。また、[[2012年]]2月にも同紙記事で「宮崎など県外からも客が訪れる」書店として掲載された<ref name="373news20120216" />。
[[1998年]]11月、[[南日本新聞]]の記事で「ほかの本屋で扱っていないようなマニア向けの本」を主力商品とし「一部のファンには強く支持され、口コミで知った客が市外はもちろん[[熊本県|熊本]]、[[宮崎県|宮崎]]からも訪ねてくる」書店として掲載された<ref>「連載 かごしま書店サバイバル 下・知恵比べ 個性化、専門化で集客」『南日本新聞』1998年(平成10年)11月19日付朝刊8面。</ref>。また、[[2012年]]2月にも同紙記事で「宮崎など県外からも客が訪れる」書店として掲載された<ref name="373news20120216" />。

2017年9月5日 (火) 01:00時点における版

有限会社ひょうたん
西田本店
種類 有限会社
本社所在地 日本の旗 日本
892-0871
鹿児島県鹿児島市吉野町4058
本店所在地 890-0042
鹿児島県鹿児島市西田二丁目8-7
設立 創業1986年
業種 小売業
法人番号 2340002008006 ウィキデータを編集
事業内容 書籍販売
代表者 代表取締役社長 福森なるみ
関係する人物 福森利夫(前社長)
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ひょうたん書店(ひょうたんしょてん)は、有限会社ひょうたんが鹿児島県鹿児島市西田二丁目にて営業していたコミック専門店・アニメショップである。

概要

書店の開業を考えていた創業者が、当時閉店を予定していた同名の書店を引き継ぐ形で1986年に創業したと公式サイトにおいて述べている[1]。近隣に進出した大型書店との差別化のため[2]1997年から漫画専門店に転換[3]1999年4月には東千石町天文館)に出店した[4]

1998年11月、南日本新聞の記事で「ほかの本屋で扱っていないようなマニア向けの本」を主力商品とし「一部のファンには強く支持され、口コミで知った客が市外はもちろん熊本宮崎からも訪ねてくる」書店として掲載された[5]。また、2012年2月にも同紙記事で「宮崎など県外からも客が訪れる」書店として掲載された[3]

新世紀エヴァンゲリオン』を鹿児島県で放送するよう求める署名活動を顧客とともに街頭で展開したことがあるほか[6]スポンサーとして『もやしもん』『さよなら絶望先生』といった番組を提供したこともある[7]

2016年2月に入り、出版取次業者の太洋社が自主廃業の準備に入ったことに伴い、既存契約の条件で取引可能な取次業者が見つからなかったことから今後の店舗営業が困難と判断、店頭小売から撤退し同年2月14日をもって既存店舗を閉店すると公式Twitterで発表した[8]。今後は通信販売業務に特化して事業を継続していくことになっている[9]

脚注

  1. ^ ひょうたん書店のアットホームを支える3姉妹、ひょうたん書店を語る(2015年10月29日時点のアーカイブ
  2. ^ 勝田康一郎「レジから檄 業態転換…店作りの原点」『新文化』2004年(平成16年)1月22日付8面。
  3. ^ a b 本坊弓子「373ワイド フォーカス 文化部発 町の本屋さん岐路 大型化、出版不況、少子化… 存続へ外商、専門化に力」『南日本新聞』2012年(平成24年)2月16日付12面。
  4. ^ 「漫画専門店 相次ぎ開業 鹿児島市 蔵書数万冊、バラエティー富む品ぞろえ チャージ料だけの店も 飲食なし」『南日本新聞』1999年(平成11年)5月3日付朝刊21面。
  5. ^ 「連載 かごしま書店サバイバル 下・知恵比べ 個性化、専門化で集客」『南日本新聞』1998年(平成10年)11月19日付朝刊8面。
  6. ^ 勝田康一郎「レジから檄 人生変えた〝出会い〟」『新文化』2004年(平成16年)5月20日付10面。
  7. ^ 『ケトル』第0号、太田出版、2011年4月、44ページ。ISBN 978-4-7783-1257-2
  8. ^ hyoutansyotenのツイート(698415880649060353)hyoutansyotenのツイート(698417905034104832)hyoutansyotenのツイート(698422482710056960)
  9. ^ (有)ひょうたん~太洋社の自主廃業に向けた動きに連鎖し、店頭小売から撤退~,東京商工リサーチ,2016年2月15日

関連項目

  • 友朋堂書店 - ひょうたん書店同様、太洋社廃業に伴い書店を閉鎖した企業。

外部リンク