「ダーバヴィル家のテス」の版間の差分
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* [http://web.archive.org/web/20040812150027/http://www.sm.rim.or.jp/~osawa/AGG/tess/tess-toc.html 宮島新三郎訳 ダアバァヴィル家のテス] - [[物語倶楽部]]の[[インターネットアーカイブ]]。 |
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2017年9月5日 (火) 00:15時点における版
『ダーバヴィル家のテス』(ダーバヴィルけのテス、Tess of the d'Urbervilles)は、トーマス・ハーディの小説。1891年出版。日本語訳は『テス』の題名でしばしば出版されている。
あらすじ
19世紀末のイングランド、ドーセット地方のマーロット村。ひょんなことから歴史に名高い家系の末裔だと聞いた父親ダービーフィールドは、娘のテスをダーバヴィル家へ奉公に出した。しかしテスはダーバヴィル家のアレックに犯されて妊娠、子供を産んで埋葬する。テスはアレックに捨てられて八年間乳しぼりなどをしているが、牧師の息子エンジェル・クレアと恋仲になる。クレアが自分の過ちを告白したので、テスも過去をうちあけると、クレアは失望してブラジルへ去る。
テスは再びアレックにだまされて身をまかせるうち、クレアが帰国し、テスは思い余ってアレックを殺す。テスは死刑になる。
登場人物
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- テス・ダービフィールド(Tess Durbeyfield)
- エンジェル・クレア(Angel Clare)
- アレク・ストーク=ダーバヴィル(Alec Stoke-d'Urberville)
- ジャック・ダービフィールド(サー・ジョン・ダーバヴィル)(Jack Durbeyfield (Sir John d'Urberville))
- ジョーン・ダービフィールド(Joan Durbeyfield)
日本語訳書
- テス 運命小説(山田行潦 (直) 訳 文盛堂 1912年)
- テス(世界名作大観 平田禿木訳 国民文庫刊行会 1925年-1927年)
- テス(宮島新三郎訳 世界文学全集 第29巻 新潮社 1929年)
- テス(広津和郎訳 世界大衆文学全集 第41巻 改造社 1930年)
- テス 純潔な女性(竹内道之助訳 三笠書房 1951年)
- テス(石川欣一訳 河出文庫 1955年)
- テス(山内義雄訳 角川文庫 1957年)
- テス(井上宗次・石田英二訳 岩波文庫 1960年)
- ダーバァヴィル家のテス(大沢衛訳「世界文学大系 第40 (サッカレー、ハーディ)」筑摩書房 1961年)
- テス(中村佐喜子訳 旺文社文庫 1969年)
- ダーバヴィル家のテス-清純な女(井出弘之訳「世界文学全集 56 (ハーディ)」集英社 1980年 のちちくま文庫)
- ダーバビル家のテス(小林清一訳 千城 1989年)
- テス(田中晏男訳 京都修学社 2005年)
- ダーバヴィル家のテス(高桑美子訳『トマス・ハーディ全集 12』大阪教育図書 2011年)
舞台・映像化
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- 1979年にロマン・ポランスキーが『テス』として映画化。ナスターシャ・キンスキー主演。
- 2008年にBBCよりテレビシリーズとして放送。ジェマ・アータートン主演。
- 2011年にマイケル・ウィンターボトムが舞台を現代のインドに翻案して『トリシュナ』として映画化。フリーダ・ピントー主演。