「若葉のころ (ビージーズの曲)」の版間の差分
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この今日は、まず[[1968年]][[8月16日]]に[[ニューヨーク]]でデモ・テープが録音された<ref>{{cite web|title=Gibb Songs 1968|first=Joe|last=Brennan|url=http://www.columbia.edu/~brennan/beegees/68.html|publisher=Joseph Brennan|accessdate=2012-05-25}}</ref>。同年遅く、[[ロンドン]]の[[IBCスタジオ]]で、ビル・シェパード (Bill Shepherd) の編曲によるオーケストラが加えられ、この曲は大きく作り替えられた。[[バリー・ギブ]]は、『''[[:en:Tales from the Brothers Gibb|Tales from the Brothers Gibb]]''』において、この曲の原題(First of May:「5月1日」の意)は、愛犬バーナビー (Barnaby) の誕生日から思いついたと述べている<ref>{{cite book|page=212|title=Bee Gees: Tales of the Brothers Gibb|first=Melinda|last=Bilyeu|coauthors=Hector Cook, Andrew Môn Hughes, with Joseph Brennan and Mark Crohan|publisher=Omnibus Press|location=London, New York|edition=New Revised Version|year=2000}}</ref>。 |
この今日は、まず[[1968年]][[8月16日]]に[[ニューヨーク]]でデモ・テープが録音された<ref>{{cite web|title=Gibb Songs 1968|first=Joe|last=Brennan|url=http://www.columbia.edu/~brennan/beegees/68.html|publisher=Joseph Brennan|accessdate=2012-05-25}}</ref>。同年遅く、[[ロンドン]]の[[IBCスタジオ]]で、ビル・シェパード (Bill Shepherd) の編曲によるオーケストラが加えられ、この曲は大きく作り替えられた。[[バリー・ギブ]]は、『''[[:en:Tales from the Brothers Gibb|Tales from the Brothers Gibb]]''』において、この曲の原題(First of May:「5月1日」の意)は、愛犬バーナビー (Barnaby) の誕生日から思いついたと述べている<ref>{{cite book|page=212|title=Bee Gees: Tales of the Brothers Gibb|first=Melinda|last=Bilyeu|coauthors=Hector Cook, Andrew Môn Hughes, with Joseph Brennan and Mark Crohan|publisher=Omnibus Press|location=London, New York|edition=New Revised Version|year=2000}}</ref>。 |
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最初のリリース以来、「若葉のころ」は何回かチャートを上昇することがあった。[[1971年]]にこの曲は、幼い少年少女の恋心を描いたイギリス映画『[[小さな恋のメロディ]]』の[[サウンドトラック]]に使われた<ref>{{cite web|url=http://www.popularsong.org/forgotten-gem1.html|title=The BeeGees First of May|publisher=popularsong.org|accessdate=2012-05-25}}</ref>。[[1983年]]には、[[トヨタ・カムリ]](2代目)のCMソングとして使用された。[[1996年]]には、[[日本]]の[[テレビドラマ]]『[[若葉のころ (テレビドラマ)|若葉のころ]]』のテーマ曲として使用された<ref>{{cite web|url=http://www.nhk.or.jp/zanmai/past/20101120drama/index.html|title=今日は一日“90年代テレビドラマ主題歌”三昧|publisher=日本放送協会|accessdate=2012-05-25}}</ref>。[[2015年]]には、台湾映画『[[若葉のころ (映画)|若葉のころ]]』で作品のモチーフとして劇中で使われた。この曲は日本ではCDで再発売され、そこそこの成功を何度も収め、総売上は10万枚以上に上っている<ref>[http://web.archive.org/web/20071016162217/http://www7a.biglobe.ne.jp/~yamag/single/bgs.html s-ビー・ジーズ<!-- Bot generated title -->](2007年10月16日時点の[[インターネット |
最初のリリース以来、「若葉のころ」は何回かチャートを上昇することがあった。[[1971年]]にこの曲は、幼い少年少女の恋心を描いたイギリス映画『[[小さな恋のメロディ]]』の[[サウンドトラック]]に使われた<ref>{{cite web|url=http://www.popularsong.org/forgotten-gem1.html|title=The BeeGees First of May|publisher=popularsong.org|accessdate=2012-05-25}}</ref>。[[1983年]]には、[[トヨタ・カムリ]](2代目)のCMソングとして使用された。[[1996年]]には、[[日本]]の[[テレビドラマ]]『[[若葉のころ (テレビドラマ)|若葉のころ]]』のテーマ曲として使用された<ref>{{cite web|url=http://www.nhk.or.jp/zanmai/past/20101120drama/index.html|title=今日は一日“90年代テレビドラマ主題歌”三昧|publisher=日本放送協会|accessdate=2012-05-25}}</ref>。[[2015年]]には、台湾映画『[[若葉のころ (映画)|若葉のころ]]』で作品のモチーフとして劇中で使われた。この曲は日本ではCDで再発売され、そこそこの成功を何度も収め、総売上は10万枚以上に上っている<ref>[http://web.archive.org/web/20071016162217/http://www7a.biglobe.ne.jp/~yamag/single/bgs.html s-ビー・ジーズ<!-- Bot generated title -->](2007年10月16日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。 |
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== カバー・バージョン == |
== カバー・バージョン == |
2017年9月4日 (月) 22:36時点における版
「若葉のころ」 | ||||
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ビージーズ の シングル | ||||
初出アルバム『オデッサ』 | ||||
B面 |
/Lamplight (lead vocals Robin Gibb) (Original issue) メロディ・フェア (1969年) 愛はきらめきの中に (1996年再発盤) | |||
リリース | ||||
規格 | 45回転シングル盤 | |||
録音 |
1968年11月 ロンドンIBCスタジオ | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル |
Polydor 56304 /Atco 45-6657 | |||
作詞・作曲 | バリー・ギブ/ロビン・ギブ/モーリス・ギブ | |||
プロデュース | ロバート・スティッグウッド, ビージーズ | |||
ゴールドディスク | ||||
ゴールド(日本レコード協会) | ||||
ビージーズ シングル 年表 | ||||
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「若葉のころ」(わかばのころ、First of May)は、ビージーズがバリー・ギブのリード・ボーカルでレコーディングし、1969年のダブル・アルバム『オデッサ』に収録され、シングル盤としても発売された楽曲。シングル盤のB面は、ロビン・ギブがリードを歌う「ランプライト (Lamplight)」だった。「若葉のころ」をA面に選んだのは、当時ビージーズのマネージャーだったロバート・スティッグウッド (Robert Stigwood) であった。ロビン・ギブがグループを離れたこともあり、このアルバムからシングル・カットされたのはこの曲だけとなった[2]。
レコーディングとリリースの経緯
この曲は、ロビン・ギブがビージーズを離れる原因のひとつとなった。ロビンは自分の曲「ランプライト」をアルバムからの最初のシングル盤にしたいと望んでいたが、バリーは「若葉のころ」の方がよいと考えていた。結局、バリーの判断が採用され、ロビンはバンドをやめた。
この今日は、まず1968年8月16日にニューヨークでデモ・テープが録音された[3]。同年遅く、ロンドンのIBCスタジオで、ビル・シェパード (Bill Shepherd) の編曲によるオーケストラが加えられ、この曲は大きく作り替えられた。バリー・ギブは、『Tales from the Brothers Gibb』において、この曲の原題(First of May:「5月1日」の意)は、愛犬バーナビー (Barnaby) の誕生日から思いついたと述べている[4]。
最初のリリース以来、「若葉のころ」は何回かチャートを上昇することがあった。1971年にこの曲は、幼い少年少女の恋心を描いたイギリス映画『小さな恋のメロディ』のサウンドトラックに使われた[5]。1983年には、トヨタ・カムリ(2代目)のCMソングとして使用された。1996年には、日本のテレビドラマ『若葉のころ』のテーマ曲として使用された[6]。2015年には、台湾映画『若葉のころ』で作品のモチーフとして劇中で使われた。この曲は日本ではCDで再発売され、そこそこの成功を何度も収め、総売上は10万枚以上に上っている[7]。
カバー・バージョン
この曲のカバー・バージョンには、マット・モンロー (Matt Monro)、ホセ・フェリシアーノ(1969年にRCAからリリースされた『Feliciano/10 To 23』に収録[8])、シラ・ブラック (Cilla Black)(1971年のアルバム『Images』)、トニー・ハドリー (Tony Hadley)(1998年のシングル盤)によるものがある。2005年にロビン・ギブは、イギリスのボーカル・グループG4との共演で「若葉のころ」を再録音し、このバージョンはG4のアルバム『G4 & Friends』に収録された。この曲は、イギリスのソプラノ歌手サラ・ブライトマンも公演でしばしば取り上げており、One Night in Eden[9]、La Luna、Symphony といったツアーで歌われた[10]。アイルランドのバラッド・グループ、ウルフ・トーンズ (The Wolfe Tones) も、アルバム『Let the People Sing』でこの曲を取り上げている。
チャート
チャート (1969年) | 最高位 |
---|---|
オランダ Dutch Top 40 シングル・チャート | 2 |
ドイツ Media Control シングル・チャート[11] | 3 |
アイルランド・シングル・チャート[12] | 4 |
全英シングルチャート[13] | 6 |
オーストラリア ケント・ミュージック・レポート | 15 |
アメリカ合衆国 キャッシュボックス[14] | 18 |
アメリカ合衆国 ビルボードホット100 | 37 |
日本 オリコン・シングル・チャート[15] | 80 |
チャート (1996年) | 最高位 |
---|---|
日本 オリコン・シングル・チャート[16] | 25 |
出典・脚注
- ^ Spicks & Specks: Bee Gees Singles Discography
- ^ Bilyeu, Melinda; Hector Cook, Andrew Môn Hughes, with Joseph Brennan and Mark Crohan (2000). Bee Gees: Tales of the Brothers Gibb (New Revised Version ed.). London, New York: Omnibus Press. pp. 208-209
- ^ Brennan, Joe. “Gibb Songs 1968”. Joseph Brennan. 2012年5月25日閲覧。
- ^ Bilyeu, Melinda; Hector Cook, Andrew Môn Hughes, with Joseph Brennan and Mark Crohan (2000). Bee Gees: Tales of the Brothers Gibb (New Revised Version ed.). London, New York: Omnibus Press. p. 212
- ^ “The BeeGees First of May”. popularsong.org. 2012年5月25日閲覧。
- ^ “今日は一日“90年代テレビドラマ主題歌”三昧”. 日本放送協会. 2012年5月25日閲覧。
- ^ s-ビー・ジーズ(2007年10月16日時点のアーカイブ)
- ^ Discogs: Jose Feliciano – 10 To 23
- ^ Fleming, John (1999年7月11日). “Brightman delights the ears”. St Petersburg Times: p. 2B
- ^ Hernández, Ricardo (2008年11月10日). “Sarah Brightman captivates Mexican audiences” (Spanish). El Occidental
- ^ Musicline.de Chartsverfolgung: First Of May
- ^ The Irish Charts - 曲名欄に「FIRST OF MAY」と入力して検索すれば表示される
- ^ ChartArchive: First Of May
- ^ CASH BOX Top 100 Singles, Week ending APRIL 19, 1969
- ^ 『オリコンチャート・ブック アーティスト編 昭和43年 - 昭和62年』(オリジナルコンフィデンス/1988年/ISBN 978-4871310215)p.261
- ^ ORICON STYLE