「青山ミチ」の版間の差分
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「[[亜麻色の髪の乙女 (ヴィレッジ・シンガーズの曲)|風吹く丘で]]」の発売を控えた1966年11月に覚せい剤で逮捕され、レコードの発売がお蔵入りとなる(後に「亜麻色の髪の乙女」に改題され、[[ヴィレッジ・シンガーズ]]の歌唱で大ヒットとなる)。1974年3月に万引きで現行犯逮捕、1978年10月に再び覚せい剤で逮捕され、芸能界から追放状態となる。その後、1999年にも3度目の覚せい剤による逮捕で実刑判決を受け、表舞台から完全に姿を消した。 |
「[[亜麻色の髪の乙女 (ヴィレッジ・シンガーズの曲)|風吹く丘で]]」の発売を控えた1966年11月に覚せい剤で逮捕され、レコードの発売がお蔵入りとなる(後に「亜麻色の髪の乙女」に改題され、[[ヴィレッジ・シンガーズ]]の歌唱で大ヒットとなる)。1974年3月に万引きで現行犯逮捕、1978年10月に再び覚せい剤で逮捕され、芸能界から追放状態となる。その後、1999年にも3度目の覚せい剤による逮捕で実刑判決を受け、表舞台から完全に姿を消した。 |
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その後は長らく消息不明だったが、娘と2人で生活保護を受けながら暮らしていることがテレビ番組『[[あの人は今!?]]』の調査でわかった。また、アメリカに父方の彼女の異父姉妹に当たる姉がおり、[[2009年]]に妹のミチを捜し続けて、彼女の情報提供を呼びかけていた<ref>[https://web.archive.org/web/20140612092419/http://genforum.genealogy.com/chatnames/messages/182.html Michi Aoyama of Japan](2014年6月12日時点の[[インターネット |
その後は長らく消息不明だったが、娘と2人で生活保護を受けながら暮らしていることがテレビ番組『[[あの人は今!?]]』の調査でわかった。また、アメリカに父方の彼女の異父姉妹に当たる姉がおり、[[2009年]]に妹のミチを捜し続けて、彼女の情報提供を呼びかけていた<ref>[https://web.archive.org/web/20140612092419/http://genforum.genealogy.com/chatnames/messages/182.html Michi Aoyama of Japan](2014年6月12日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref><ref>[http://www.japantimes.co.jp/text/fl20090120kj.html Lifelines back to the 1900s] The Japan Times 2009年1月20日</ref>。 |
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2017年1月、急性肺炎のため死去。67歳没<ref name="yomiuri20170208">{{Cite news |url=http://www.yomiuri.co.jp/culture/20170208-OYT1T50003.html?from=yartcl_blist |title=歌手の青山ミチさんが死去…「ミッチー音頭」 |newspaper=YOMIURI ONLINE |publisher=読売新聞社 |date=2017-02-08 |archiveurl=https://archive.is/20170210164539/http://www.yomiuri.co.jp/culture/20170208-OYT1T50003.html?from=yartcl_blist |archivedate=2017-02-10}}</ref>。 |
2017年1月、急性肺炎のため死去。67歳没<ref name="yomiuri20170208">{{Cite news |url=http://www.yomiuri.co.jp/culture/20170208-OYT1T50003.html?from=yartcl_blist |title=歌手の青山ミチさんが死去…「ミッチー音頭」 |newspaper=YOMIURI ONLINE |publisher=読売新聞社 |date=2017-02-08 |archiveurl=https://archive.is/20170210164539/http://www.yomiuri.co.jp/culture/20170208-OYT1T50003.html?from=yartcl_blist |archivedate=2017-02-10}}</ref>。 |
2017年9月4日 (月) 22:07時点における版
青山 ミチ(あおやま ミチ、本名:八木 フサ子(やぎ フサこ)[1]、1949年2月7日 - 2017年1月?日[1])は、日本の歌手。
人物・来歴
神奈川県横浜市出身。父親がアメリカ人(在日米軍の黒人兵)で母親が日本人(八木キミ子)。1961年、ジャズ喫茶が主催する素人ジャズコンクールで入賞したのをきっかけにポリドール・レコード(日本グラモフォン、現・ユニバーサル ミュージック)の目にとまり、翌1962年「ひとりぼっちで想うこと」でレコードデビューした。
パワフルでパンチのある歌声で、ミッチーの愛称で親しまれ、1963年には「ミッチー音頭」が、1965年にはエミー・ジャクソンと競作となった「涙の太陽」が大ヒットした。1960年代後半には生き別れたアメリカ人の父親を捜そうとしてニュースにもなる。その後日本クラウンに移籍した。
「風吹く丘で」の発売を控えた1966年11月に覚せい剤で逮捕され、レコードの発売がお蔵入りとなる(後に「亜麻色の髪の乙女」に改題され、ヴィレッジ・シンガーズの歌唱で大ヒットとなる)。1974年3月に万引きで現行犯逮捕、1978年10月に再び覚せい剤で逮捕され、芸能界から追放状態となる。その後、1999年にも3度目の覚せい剤による逮捕で実刑判決を受け、表舞台から完全に姿を消した。
その後は長らく消息不明だったが、娘と2人で生活保護を受けながら暮らしていることがテレビ番組『あの人は今!?』の調査でわかった。また、アメリカに父方の彼女の異父姉妹に当たる姉がおり、2009年に妹のミチを捜し続けて、彼女の情報提供を呼びかけていた[2][3]。
2017年1月、急性肺炎のため死去。67歳没[1]。
「ミッチー音頭」は遠藤賢司と大西ユカリがカバーする代表曲である。
ディスコグラフィー
シングル
ポリドール(日本グラモフォン)時代
タイトル(A面) | タイトル(B面) | レコード会社 | レコード番号 | 発売日 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
ひとりぼっちで想うこと | ヴァケイション | ポリドール | DJ-1270 | 1962.10.01 | |
涙の砂丘 | レインボー・ガール | ポリドール | DJ-1277 | 1962.12.01 | |
星空の道 | わたしの願い | ポリドール | DJ-1287 | 1963.01.10 | |
若い樹々 | 涙のシャボン玉 | ポリドール | DJ-1298 | 1963.01.25 | |
ひとつの花が咲く時に | 淋しいときには | ポリドール | DJ-1324 | 1963.05 | |
ミッチー音頭 | いたずらなミッチー | ポリドール | DJ-1334 | 1963.05 | |
恋のゴーカート | 夜がいっぱい | ポリドール | DJ-1367 | 1963.07.01 | |
東京こんちわ | 遠い道 | ポリドール | DJ-1381 | 1963.09 | |
ミッチー・マーチ | おとなはきらい | ポリドール | DJ-1382 | 1963.10 | |
ABCからZまで | スポーツカーでぶっ飛ばせ | ポリドール | DJ-1394 | 1963.11 | |
いろはにほへと | 恋は陽気に朗らかに | ポリドール | DJ-1405 | 1963.12 | |
ヨコハマ・ブルース | ジャンケン・ポン | ポリドール | DJ-1422 | 1964.03 | |
恋はスバヤク | シャムネコ天使 | ポリドール | DJ-1444 | 1964.04 | |
ボクは特急の機関手で | ミッチーの風船旅行 | ポリドール | SDR-1001 | 1964.07 | |
恋のピーラッタ | ワンペンルックでレッツゴー | ポリドール | SDR-1018 | 1964.09 | |
夢の超特急 | ロマンス超特急 | ポリドール | SDR-1036 | 1964.10.01 | |
波止場キット | 前向き横向き後向き | ポリドール | SDR-1046 | 1964.12 | |
ムズムズ | まかり出ました女の子 | ポリドール | SDR-1065 | 1965.02 | |
世界の恋は君のもの | L-O-V-E | ポリドール | SDR-1073 | 1965.03 | |
涙の太陽 | 憧れはいつも心に | ポリドール | SDR-1114 | 1965.05.25 | A面:エミー・ジャクソン(1965.4)の日本語カバー。のちに安西マリアがカバーしたのは、このバージョン。 |
太陽の恋 GO-GO | 野良犬のブルース | ポリドール | SDR-1100 | 1965.06 | |
レット・キッス | すてきなジェンカ | ポリドール | SDR-1122 | 1965.08 | |
太陽が沈むとき | 素敵なあなた | ポリドール | SDR-1169 | 1966.03 | |
ワン・ナイト・ワン・キス | ロンリー・ガール | ポリドール | SDR-1204 | 1966.07 | |
風吹く丘で | 銀のイニシアル | ポリドール | SDR-1234 | 1966.11 | A面:のちにタイトル・アレンジを変えて「亜麻色の髪の乙女/ヴィレッジ・シンガーズ」となる |
クラウン時代
タイトル(A面) | タイトル(B面) | レコード会社 | レコード番号 | 発売日 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
情熱の波止場 | 青いシャンデリア | クラウン | CW-590 | 1966.12.01 | |
男ブルース | 女ブルース | クラウン | CW-641 | 1967.04.01 | |
太陽と遊ぼう | 淋しさでいっぱい | クラウン | CW-660 | 1967.06.01 | |
マンハッタン・ブルース | 雨の日の待ちぼうけ | クラウン | CW-707 | 1967.09.01 | |
港ブルース | しかたないのよ | クラウン | CW-765 | 1967.12.01 | |
叱らないで | 女と酒 | クラウン | CW-776 | 1968.02.01 | オリコン最高位67位、売上2.9万枚 |
俺のブルース | 恋の芽ばえ | クラウン | CW-822 | 1968.06.01 | |
泣く女 | 女なの… | クラウン | PW-51 | 1969.02.10 | |
命のかたみ | 女の涙 | クラウン | PW-85 | 1970.02.01 | |
おもちゃの女 | 夜がふりかえる | クラウン | PW-94 | 1970.06.01 | |
雨の夜の恋は終った | 恋のブルース | クラウン | PW-96 | 1970.09.25 | |
或る女の人生 | 身の上のブルース | クラウン | CW-1141 | 1971.04.25 | |
むらさきの京都 | 湖のバラード | クラウン | CW-1239 | 1972.05.20 | |
叱らないで | マンハッタン・ブルース | クラウン | CW-5044 | 1975.09.25 | 再発。ベストカップルシリーズ |
主な出演
映画
- 若い樹々(1963年)
- 下町の太陽(1963年)
- 悪名波止場(1963年)
- クレージーの怪盗ジバコ(1967年)
- 進め!ジャガーズ 敵前上陸(1968年)
- 舶来仁義 カポネの舎弟(1970年)
- 野良猫ロック マシン・アニマル(1970年)
- バンカク 関東SEX軍団(1973年)
テレビドラマ
脚注
- ^ a b c “歌手の青山ミチさんが死去…「ミッチー音頭」”. YOMIURI ONLINE (読売新聞社). (2017年2月8日). オリジナルの2017年2月10日時点におけるアーカイブ。
- ^ Michi Aoyama of Japan(2014年6月12日時点のアーカイブ)
- ^ Lifelines back to the 1900s The Japan Times 2009年1月20日