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「小松島市運輸部」の版間の差分

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== 路線再編について ==
== 路線再編について ==
2012年10月、路線再編により徳島駅発着便は大幅に縮小された<ref>{{PDF|[https://web.archive.org/web/20160304185341/http://www.city.komatsushima.tokushima.jp/uploaded/life/6556_11769_misc.pdf 小松島市運輸事業基本計画]}}(2016年3月4日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。
2012年10月、路線再編により徳島駅発着便は大幅に縮小された<ref>{{PDF|[https://web.archive.org/web/20160304185341/http://www.city.komatsushima.tokushima.jp/uploaded/life/6556_11769_misc.pdf 小松島市運輸事業基本計画]}}(2016年3月4日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。


2012年10月に路線再編が行われ、徳島駅前発着便が和田島線と立江線のみとなり大幅に縮小された。また再編後は実証試験運行(1年程度)として、小松島市役所やミリカホールなど市内中心部を結ぶ路線を新設した。和田島線は、和田島ニュータウン内に停留所を新設、公共交通空白地域となっていた大場目佐地域に小松島発着の系統を新設した。
2012年10月に路線再編が行われ、徳島駅前発着便が和田島線と立江線のみとなり大幅に縮小された。また再編後は実証試験運行(1年程度)として、小松島市役所やミリカホールなど市内中心部を結ぶ路線を新設した。和田島線は、和田島ニュータウン内に停留所を新設、公共交通空白地域となっていた大場目佐地域に小松島発着の系統を新設した。

2017年9月4日 (月) 21:47時点における版

小松島市運輸部(こまつしましうんゆぶ)は、かつて徳島県小松島市路線バス貸切バスを運営していた地方公営企業である。

小松島市営バス営業所は徳島県小松島市小松島町新港29番地にあった。跡地は、小松島市立図書館駐車場となる予定[1]

概要

路線バス(徳島駅前にて)
路線バス。関西エリアのテレビ局で放送されていた番組名とロゴが一致するが、広告として掲載されているかは不明である。

1951年昭和26年)に小松島町がバスの運行を行ったのが始まりである[2]。 最盛期の1968年(昭和43年)には小松島市民の利用客に加えてフェリー客の利用もあり、年間利用者は約300万人に達した[2]

しかし、乗用車の普及などで利用者が減少し、2013年平成25年)度に約45.4万人まで落ち込むことになった[2]また、神戸淡路鳴門自動車道全通後、南海フェリーが徳島フェリーターミナル発着になったこと、JR牟岐線の新駅開業や高性能気動車(1000形1500形)導入による速達化による利用者のシフトなども利用者数の低迷につながったとされる[要出典]

2015年(平成27年)3月31日に廃止し、4月1日から路線バスは徳島バスが路線を継承して運行を開始した[2]

バス路線

路線バスは小松島市にくまなく路線を延ばしていたが、小松島市の公営バスでありながら、徳島市を北上し徳島駅まで直通するという珍しい運行形態をとる路線があった。2012年10月の時点で3路線5系統で運行されていた。

近年は路線用としてノンステップバスの新車(三菱ふそう・エアロミディいすゞ・エルガミオ)を5台導入していた。また、徳島県内のバス事業者としては、唯一英語での停留所案内が流れていた[要出典]

立江線

  • 立江線
    • 徳島駅前 - 県庁前 - 津田二丁目 - 論田 - 中田 - 日赤前 - 南千歳橋 - 小松島高校前 - 芝生 - 田野 - 立江西 - 萱原
  • 小松島立江線
    • 市役所前 - ミリカホール前 - 日赤前 - 南千歳橋 - 小松島高校前 - 芝生 - 田野 - 立江西 - 萱原

田浦線

  • 田浦線
    • 市役所前 - ミリカホール前 - 日赤前 - 南千歳橋 - 日開野東 - 児安小学校前 - 田浦 - 井口

和田島線

  • 和田島線
    • 徳島駅前 - 県庁前 - 津田二丁目 - 論田 - 中田 - 日赤前 - 南千歳橋 - 市役所前 - 金磯 - 赤石 - 坂野 - 和田島
  • 目佐和田島線
    • ミリカホール前 - 日赤前 - 南千歳橋 - 市役所前 - 金磯 - 赤石 - 大林 - 大場目佐 - 坂野 - 和田島

路線再編について

2012年10月、路線再編により徳島駅発着便は大幅に縮小された[3]

2012年10月に路線再編が行われ、徳島駅前発着便が和田島線と立江線のみとなり大幅に縮小された。また再編後は実証試験運行(1年程度)として、小松島市役所やミリカホールなど市内中心部を結ぶ路線を新設した。和田島線は、和田島ニュータウン内に停留所を新設、公共交通空白地域となっていた大場目佐地域に小松島発着の系統を新設した。

休止(事実上廃止)された系統

  • 小松島線
    • ミリカホール行(方向幕は「小松島」)
      • 徳島駅前 - 県庁前 - 津田二丁目 - 論田 - 中田 - 日赤前 - ミリカホール前
    • バイパス経由・ミリカホール行(方向幕は「小松島」)
      • 徳島駅前 - 文理大学西口 - 大松町 - 日開野東 - 南千歳橋 - 日赤前 - 営業所前 - ミリカホール前
    • グランド前行
      • 徳島駅前 - 県庁前 - 津田二丁目 - 論田 - 中田旧道 - 日赤前 - ミリカホール前 - グランド前
    • 競輪場行
      • 徳島駅前 - 県庁前 - 津田二丁目 - 論田 - 中田 - 日赤前 - ミリカホール前 - 二条通 - 市役所前 - 競輪場前
    • 大工町経由・徳島駅前行
  • 立江線
    • 日開野バイパス経由・徳島駅前行
  • 赤石・大林線
    • 赤石・大林行
      • 徳島駅前 - 県庁前 - 津田二丁目 - 論田 - 中田 - 日赤前 - 南千歳橋 - 市役所前 - 金磯 - 赤石 - 赤石団地前 - 大林
  • 和田島線
    • 和田島郵便局経由・和田島行
  • 田浦線
    • 田浦・井口行
      • 徳島駅前 - 県庁前 - 津田二丁目 - 論田 - 中田 - 営業所前 - ミリカホール前 - 二条通 - 南千歳橋 - 日開野東 - 児安小学校前 - 田浦 - 井口

貸切バス

いすゞガーラ貸切車(小松島営業所にて ※公道より撮影)

貸切バス事業も手掛けていたが、路線バス事業に先行して廃止された[2]

公営事業者としては珍しくツアーバスの運行受託をかつて行っており、主に海部観光の主催ツアーバス「MYエクスプレス」の運行受託[4]を行っていた。これに関連して、2011年には在籍するいすゞ・ガーラ1台が海部観光カラーに変更された。新制度移行に伴いこの受託は終了した[要出典]

脚注

  1. ^ 平成28年3月定例会議 議案・参考資料(予算資料) - 小松島市議会(2016年3月4日)
  2. ^ a b c d e “小松島市営バス、64年の歴史に幕 徳島バス運行引き継ぐ”. 朝日新聞(朝日新聞社). (2015年4月2日)
  3. ^ 小松島市運輸事業基本計画 (PDF) (2016年3月4日時点のアーカイブ
  4. ^ 乗り物ファンの雑記帳(「公営交通がツアーバス!?」)より

外部リンク