「芦ノ牧温泉駅」の版間の差分
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2008年4月24日に、この駅に住んでいる[[ネコ|猫]]「'''ばす'''」(ひらがなが正しい)が[[名誉駅長]]として任命された。 |
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「ばす」は[[2000年]]6月頃に近くの子供に拾われて以来芦ノ牧温泉駅を住処としており、この駅のヒトの女性[[駅長]]である小林美智子に世話をしてもらっている。芦ノ牧温泉駅を住処とする猫としては3代目とされる。任命される以前にも駅に住む地元のアイドルといった紹介がメディアで行われたこともある{{refnest|group="注"|「にっぽん列島 鉄道紀行」第29巻『只見線・会津鉄道』に、駅長の帽子をかぶった姿で紹介されている<ref>「にっぽん列島 鉄道紀行」第29巻『只見線・会津鉄道』(JTBパブリッシング、2007年6月)</ref>。}}。任命式においては、同様に[[和歌山電鐵]]から正式に任命されて話題を呼んだ[[和歌山電鐵貴志川線|貴志川線]][[貴志駅]]の[[たま (猫の駅長)|たま駅長]]からも祝電が贈られた。ばす駅長をあしらったキーホルダーなどのグッズも販売されている<ref>{{Cite news |title=名誉駅長、頑張るニャ~ 芦ノ牧温泉駅で猫の「バス」就任 |newspaper=[[福島民友]] |date=2008-04-25 |url=https://web.archive.org/web/20080429223431/http://www.minyu-net.com/news/topic/0425/topic1.html |accessdate=2016-01-24}} ※ 現在は[[インターネット |
「ばす」は[[2000年]]6月頃に近くの子供に拾われて以来芦ノ牧温泉駅を住処としており、この駅のヒトの女性[[駅長]]である小林美智子に世話をしてもらっている。芦ノ牧温泉駅を住処とする猫としては3代目とされる。任命される以前にも駅に住む地元のアイドルといった紹介がメディアで行われたこともある{{refnest|group="注"|「にっぽん列島 鉄道紀行」第29巻『只見線・会津鉄道』に、駅長の帽子をかぶった姿で紹介されている<ref>「にっぽん列島 鉄道紀行」第29巻『只見線・会津鉄道』(JTBパブリッシング、2007年6月)</ref>。}}。任命式においては、同様に[[和歌山電鐵]]から正式に任命されて話題を呼んだ[[和歌山電鐵貴志川線|貴志川線]][[貴志駅]]の[[たま (猫の駅長)|たま駅長]]からも祝電が贈られた。ばす駅長をあしらったキーホルダーなどのグッズも販売されている<ref>{{Cite news |title=名誉駅長、頑張るニャ~ 芦ノ牧温泉駅で猫の「バス」就任 |newspaper=[[福島民友]] |date=2008-04-25 |url=https://web.archive.org/web/20080429223431/http://www.minyu-net.com/news/topic/0425/topic1.html |accessdate=2016-01-24}} ※ 現在は[[インターネットアーカイブ]]内に残存</ref>。 |
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2008年12月18日には、同駅の利用者を大幅に増加させたこととグッズの販売が好調であったことから、会津鉄道社長より「トップセールスレディ賞」が授与された<ref>{{Cite news |title=ネコ駅長、集客抜群で表彰 駅長室も新調 会津鉄道 |newspaper=[[朝日新聞]] |date=2008-12-18 |url=http://www.asahi.com/travel/rail/news/TKY200812180307.html |accessdate=2016-01-24}}《[https://web.archive.org/web/20090418151016/http://www.asahi.com/travel/rail/news/TKY200812180307.html →アーカイブ]》 ※ なお、朝日新聞・2008年12月10日付「青鉛筆」欄に、ばすが表彰される旨の報道がある</ref><ref>[http://www.aizutetsudo.jp/info/?p=532 会津鉄道公式サイト 「祝 ばす駅長トップセールスレディ賞」]</ref>。 |
2008年12月18日には、同駅の利用者を大幅に増加させたこととグッズの販売が好調であったことから、会津鉄道社長より「トップセールスレディ賞」が授与された<ref>{{Cite news |title=ネコ駅長、集客抜群で表彰 駅長室も新調 会津鉄道 |newspaper=[[朝日新聞]] |date=2008-12-18 |url=http://www.asahi.com/travel/rail/news/TKY200812180307.html |accessdate=2016-01-24}}《[https://web.archive.org/web/20090418151016/http://www.asahi.com/travel/rail/news/TKY200812180307.html →アーカイブ]》 ※ なお、朝日新聞・2008年12月10日付「青鉛筆」欄に、ばすが表彰される旨の報道がある</ref><ref>[http://www.aizutetsudo.jp/info/?p=532 会津鉄道公式サイト 「祝 ばす駅長トップセールスレディ賞」]</ref>。 |
2017年9月4日 (月) 20:01時点における版
芦ノ牧温泉駅 | |
---|---|
駅舎(2010年5月撮影) | |
あしのまきおんせん Ashinomaki-onsen | |
◄あまや (2.8 km) (5.7 km) 大川ダム公園► | |
福島県会津若松市大戸町上三寄乙49 | |
所属事業者 | 会津鉄道 |
所属路線 | 会津線 |
キロ程 | 10.5 km(西若松起点) |
電報略号 | ミリ(転換前)、アシ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
85人/日(降車客含まず) -2015年- |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)11月1日 |
備考 | 簡易委託駅 |
芦ノ牧温泉駅(あしのまきおんせんえき)は福島県会津若松市大戸町香塩乙にある会津鉄道会津線の駅である。
歴史
- 1927年(昭和2年)11月1日 - 国鉄会津線の上三寄駅(かみみよりえき)として開業。
- 1971年(昭和46年)8月29日 - 出改札業務を廃止、運転要員のみ配置とする。
- 1987年(昭和62年)
- 2008年(平成20年)4月24日 - 名誉駅長に、猫の「ばす」が就任(詳しくは後述)。
- 2012年(平成24年)
- 2015年(平成27年)12月24日 - ばすが名誉駅長を退任し、猫の「らぶ」(後述)が新たに就任。駅舎にて「交代式」が催された。
- 2016年(平成28年)4月22日 - 先代名誉駅長の「ばす」老衰により永眠
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。駅舎は下りホーム側にあり、上下ホームは会津若松端の構内踏切で結ばれている。
簡易委託駅。駅名標には「天下御免ジパング国会津芦ノ牧藩」と記されている。
大川ダム公園方の側線にはトロッコ車輌「AT-301」(元国鉄キハ30 18)が静態保存されている。
のりば
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
駅舎側 | ■会津線 | 下り | 会津田島・会津高原尾瀬口方面 |
反対側 | 上り | 会津若松・喜多方方面 |
利用状況
- 会津鉄道 - 2015年度の1日平均乗車人員は85人であった[1]。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 一日平均乗車人員 |
2000 | 107 |
2001 | 90 |
2002 | 96 |
2003 | 88 |
2004 | 90 |
2005 | 99 |
2006 | 99 |
2007 | 107 |
2008 | 123 |
2009 | 107 |
2010 | 93 |
2011 | 55 |
2012 | 77 |
2013 | 79 |
2014 | 93 |
2015 | 85 |
駅周辺
- 会津若松市役所大戸市民センター
- 会津若松市立大戸中学校
- 上三寄郵便局
- 福島県道213号芦ノ牧温泉停車場線
- 芦ノ牧温泉 - 国道118号の上三寄バス停から、会津バスで15分。
- 牛乳屋食堂、うえんで食堂 - 共に会津ラーメンの店
駅前には、旧名上三寄駅の駅名標がある。
路線バス
駅から東に約200 mの国道118号線上の「上三寄」が最寄りのバス停となる。
乗場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
芦の牧線 | 平沢、芦の牧車庫 | 大川発電所前 | 会津乗合自動車 | ||
小塩、芦の牧車庫 | 大川発電所前 | ||||
門田駅入口、鶴ヶ城西口、神明通り | 若松駅前 |
猫駅長「ばす」のこと
歩み
「名誉駅長」就任
2008年4月24日に、この駅に住んでいる猫「ばす」(ひらがなが正しい)が名誉駅長として任命された。
「ばす」は2000年6月頃に近くの子供に拾われて以来芦ノ牧温泉駅を住処としており、この駅のヒトの女性駅長である小林美智子に世話をしてもらっている。芦ノ牧温泉駅を住処とする猫としては3代目とされる。任命される以前にも駅に住む地元のアイドルといった紹介がメディアで行われたこともある[注 1]。任命式においては、同様に和歌山電鐵から正式に任命されて話題を呼んだ貴志川線貴志駅のたま駅長からも祝電が贈られた。ばす駅長をあしらったキーホルダーなどのグッズも販売されている[3]。
2008年12月18日には、同駅の利用者を大幅に増加させたこととグッズの販売が好調であったことから、会津鉄道社長より「トップセールスレディ賞」が授与された[4][5]。 「ばす」の駅長就任以来、同駅の利用客は前年比50%増加した。また、2010年1月には会津鉄道が総務大臣表彰を受けたが、これは「ばす」が選挙の広報活動に起用され、貢献したことによるものである[6][7]。また「福島県男女共生のつどい」の広報大使をつとめる[8]、地元ロータリークラブの表彰を受ける[9]などもしている。さらに2010年2月に導入されたトロッコ車両であるAT-350形気動車(車番351)の外装の全面にばすの姿が描かれている。
2009年5月11日には同和鉱業片上鉄道(廃線)吉ヶ原駅の駅長猫「コトラ」との対面が実現し、多数の取材陣が駅を訪問した[10][注 2][注 3]。
「らぶ」に引継
2014年7月15日頃、高齢となった「ばす」の後継として「らぶ」が「駅長見習い」として採用された[15][16]。
「らぶ」はアメリカンカールという品種の猫で、2014年4月に地元・会津地域で誕生。「長毛で耳がカールしている猫が生まれそう」との話を、既に高齢となっていた「ばす」の後釜を地元住民の協力を得つつ探していた駅側が聞きつけて里子として引き取ったところから、「駅長見習い」として当駅での生活が始まった[16][17][18]。
「駅長見習い」として採用された当時は生後約3ヶ月の子猫だったが、地元紙はこの「らぶ」について、内向きに巻いた丸い耳が特徴、と伝えていた[15][注 4]。
「駅長見習い」に就任してから間もない頃の「らぶ」はいたずら盛りで、「駅長見習い」としての仕事を放り出して駅近くにいた鳥を追いかけようとして人間の駅員が止めに入る等の出来事があった[17][20]。そして、「駅長見習い」としての生活が始まってから半年ほど経った2015年初め頃、自身の視界に入った獲物を追いかけ回っている最中に列車と接触、左足大腿骨を折る大けがを負って県外の動物病院に入院し手術を受ける事態に見舞われ、全治するまで3ヶ月程度を要した[21][注 5]。
それでも人間の駅員、そして人間でいえば既に後期高齢者入りしているであろう「ばす」駅長の“指導”の下で成長を続けてきた「らぶ」は、1歳8ヶ月となっていた2015年12月24日、高齢で体力面の衰えを隠せなかった「ばす」から名誉駅長の座を引継ぎ、第2代名誉駅長として新たなスタートを切った[23][24][注 6][注 7]。
「ばす」から「らぶ」への名誉駅長引継は2015年12月10日に会津鉄道から発表され、同年12月24日に交代式(就任式)を開催するという日取りで進められたが、この交代式には県内外からファンが参集した[26][27]。
交代式では、やんちゃに動き回る「らぶ」に会津鉄道社長・大石直から名誉駅長の委嘱状が交付されると共に、初代名誉駅長として約7年8ヶ月間務め上げ、式の最中は始終眠そうな様子だった「ばす」に対しては「初代ご長寿あっぱれ名誉駅長」の称号が与えられた。そして、地元保育園の園児たちによるハンドベル演奏やクリスマスソングで「らぶ」の名誉駅長就任を祝した[23][28]。
このあと「らぶ」は早速、クリスマスツリーなどが飾り付けられた特別列車「サンタ列車」に乗り込み、居合わせた乗客達に愛嬌を振りまく等、2代目名誉駅長としての仕事をこなしていた[29]。
なお「らぶ」の性別については、生後から2014年7月の「駅長見習い」就任当初にかけては“メス(♀)”と発表されていたが、前出の左足大腿骨骨折による動物病院入院そして手術の過程で停留睾丸が判明、怪我の手術と共に停留睾丸の手術も併せて施行されると共に、性別表記についても“オス(♂)”と修正され、今日に至っている[18]。
最期
2014年頃に腎臓の病気を患い、これ以降はヒトの駅員たちが「ばす」の体調に気を配るようになっていた[30]。
そんな中、2016年4月20日頃になって体調を崩し、立ち上がれず食事も受け付けず、ほぼ寝たきりの状態に陥った[31][32][注 8]。この事態に対し当駅に「ばす」が住み着いて以来面倒を見続けてきた小林駅長は、以後、泊まり込みで看病を行ってきた[31][33]。
しかし、2016年4月22日、当駅に於ける最終列車である会津若松発会津田島行き(当時)が当駅を定刻通り22時27分[34]に発車したあと容態が急変、5回ほど荒い呼吸を行った後、小林駅長やヒトの駅員3名そして前年(2015年)暮れに「ばす」から名誉駅長の座を受け継いだばかりの「らぶ」に看取られる中、22時47分に眠るが如く息を引き取った[32][33][注 9]。享年18歳(推定)で[注 10]、死因は老衰とされている[31]。
死後、駅舎内には献花台が設けられると共に、在りし日の「ばす」をとらえた写真(フォトフレームとファイル)やメッセージボードが置かれ、駅を訪れるファンらが手を合わせる光景が見られた[32][30]。2016年5月1日には社葬が営まれ、約300人のファンが訪れた[31][35]。
2016年6月5日に同駅で五十日祭が行われ、ハナモモの木のもとに埋葬(樹木葬)された[36]。
朝日新聞報道への反論と応酬・その他メディア露出
名誉駅長就任から半年余り経過した2008年11月16日、朝日新聞の報道に対してばす側(=会社側)が異議を唱えるという出来事が起きた。[37]
同日付で発行した東京本社版紙上の社会面に「ばす」の人気ぶりについての記事が掲載された際、朝日は当該記事の中で「『名誉駅長』こと野良猫」、「一日中、待合室の座布団で寝ているだけだが」と報じた。これに対し、ばす側は翌11月17日付で自身の公式ブログに掲載した記事の中で、ばす自身について「芦ノ牧温泉駅を現住所とするれっきとした家持ち」であり、仕事の「合間に目の疲れを癒すために休憩をしている」と反論した。また、記事と共に掲載された写真に関しても、朝日紙上では「待合室で丸くなる」ばすの写真が掲載されたのに対し、ばす側の公式ブログは「(「ばす」自身が)お客様をお迎えしている」とする写真を掲載した[37]。
そして、朝日新聞に対し「もう一度取材してほしいニャー」と強く要望、朝日新聞側も「また遊びにうかがいます」と応じている[37]。
この一連の出来事を初め、テレビの旅番組・情報番組などでとりあげられたり、地元テレビ局の天気予報の背景映像に採用されたりしているほか、旅行・ペット雑誌の他、女性誌や経済誌にまで記事が掲載されるなど、「ばす」のメディア露出が続いてきた。
漫画作品への出演
ばす駅長の活動が、オール読み切りの猫マンガ雑誌『ねこぷに 2周年カンパイ号』(2009年4月27日発売、メディアックス刊)で、貴志駅の「たま駅長」と共に漫画となる。
また、ジャイブ刊『月刊コミックラッシュ』でシリーズ連載されている「新新宿駅企画課 あるぷすひろば」(原作・水越保、作画・たかはしまもる)の第17話でも他の動物駅長たちと並んで紹介されており、同エピソードを収録した単行本第2巻が掲載誌の編集部よりばす駅長に献本された[38]。
面会時の注意事項
2017年現在、らぶ見習駅員を抱っこ、あるいは個人がカメラ・ビデオ・携帯電話・スマートフォン等で撮影することは「禁止」となっている[39][注 11]。
生前のばすは、名誉駅長就任時点でネコとしては既に高齢でもあり、加齢と撮影者によって大量のフラッシュ光を浴びたことにより目を悪化させていたため、同様の措置が取られていた。
面会を希望する者は(ヒトの)駅長・駅係員の注意に当然ながら従わなければならない。
その他
2012年 6月3日にひたちなか海浜鉄道の那珂湊駅と姉妹駅の提携が結ばれた。(会社に対しては)地元の鉄道を愛し活性化をはかろうとする団体の存在、(駅に対しては)両駅とも開業の時に建てられた木造駅舎をそのまま使っていることなどいくつかの共通点があるが、駅に猫がいることが両駅の共通点であることも提携の理由の一つであった。また同年7月には開業25周年を記念して駅舎の左側に「会津鉄道神社」が建立されたが、建物の中は多くの猫の写真が貼られている。なお神社の建立以前から駅舎の中にある机にも多数の猫の写真が置かれている。
隣の駅
- 会津鉄道
- 会津線
- □快速「AIZUマウントエクスプレス」(1号)・□快速「リレー号」
- □快速「AIZUマウントエクスプレス」(上記以外)・■普通(「リレー号」含む)
脚注
注釈
- ^ 「にっぽん列島 鉄道紀行」第29巻『只見線・会津鉄道』に、駅長の帽子をかぶった姿で紹介されている[2]。
- ^ 2010年5月15日に再度対面した[11]。
- ^ コトラは2011年4月24日にも芦ノ牧温泉駅を訪れ、会津鉄道の列車にも乗っている。さらに9月23日にも訪問[12][13][14]。
- ^ しかし、猫などのペットに関する情報を専門に扱うWebサイトに於いては、「らぶ」が該当するアメリカンカールという品種の猫の耳の部分について「くるんと後ろ向きにカールした耳」と紹介している[19]。
- ^ 尤も、実際には2月中旬頃に手術を終えて退院している。退院後に、傷口保護のため衣服を着せられた状態で、駅舎内で動き回っている(リハビリしている)姿が動画となってFacebook内に於いて公開されている[22]。
- ^ 前記にて触れた、「ばす」が約7年8ヶ月前に初代の名誉駅長に就任した際に祝電を寄せた和歌山電鐵の「たま」駅長は、この「らぶ」名誉駅長就任の約半年前(2015年6月22日)に死んでいる。享年「16歳1ヶ月」で、「ばす」とは世代的に近い存在だった。
- ^ 初代名誉駅長「ばす」の年齢については、2015年12月時点の会社公表データとして、「推定17歳以上」と掲載されている。一般に猫の世界では15歳が人間でいうところの「76歳」に相当するといわれており、日本国内に於いて人間の75歳以上が「後期高齢者」と定義づけられている状況下では、後釜的存在である「らぶ」の駅長見習採用時点(2014年7月)に於いて駅長「ばす」は既に人間でいえば「後期高齢者」に該当する年齢に達していたと推定することが出来る[25]。
- ^ 「ばす」が死ぬ3日前にあたる4月19日頃には、駅に植えられていて満開となっていた桜の木の下を元気に散歩していたという[33]。
- ^ 体調を崩して寝たきり状態になってからも当駅に列車が停車する度に体が反応し、亡くなる直前に当駅に入ってきた会津田島行き最終列車(当時)が発車する際には、耳をピンと立て、頭を持ち上げて列車を見送っていたという[32]。
- ^ 人間でいえば「推定88歳」となるわけだが[25]、「100歳」あるいは「100歳を超える」と報じるメディアも存在する[31][33]。
- ^ 本項掲載のばす(2016年4月22日死去)の写真は、いずれも撮影が禁止される以前の2010年にフラッシュなしで撮影されたもの。
出典
- ^ 第131回福島県統計年鑑
- ^ 「にっぽん列島 鉄道紀行」第29巻『只見線・会津鉄道』(JTBパブリッシング、2007年6月)
- ^ “名誉駅長、頑張るニャ~ 芦ノ牧温泉駅で猫の「バス」就任”. 福島民友. (2008年4月25日) 2016年1月24日閲覧。 ※ 現在はインターネットアーカイブ内に残存
- ^ “ネコ駅長、集客抜群で表彰 駅長室も新調 会津鉄道”. 朝日新聞. (2008年12月18日) 2016年1月24日閲覧。《→アーカイブ》 ※ なお、朝日新聞・2008年12月10日付「青鉛筆」欄に、ばすが表彰される旨の報道がある
- ^ 会津鉄道公式サイト 「祝 ばす駅長トップセールスレディ賞」
- ^ ネコ駅長「ばす」の日記(総務大臣表彰を受けました。)
- ^ ネコ駅長「ばす」の日記(大石社長から表彰状をもらったんだニャー!)
- ^ ネコ駅長「ばす」の日記(「第9回福島県男女共生のつどいin会津若松」広報大使になったんだニャー!)
- ^ ネコ駅長「ばす」の日記(またまた、表彰状をもらっちゃたんだニャー!)
- ^ 「週刊ダイヤモンド」 2009年5月23日号 Data Focus 「ネコに向いている職業」(ダイヤモンド社)
- ^ 「駅長猫コトラ」くんが、一年振りに吾輩に会いに来てくれたんだニャー。 - 『ネコ駅長「ばす」の日記』(公式)2010年05月17日付け掲載記事
- ^ 会津鉄道さんに来てたで - 『駅長猫コトラの独り言〜旧 片上鉄道 吉ヶ原駅勤務』(公式)2011年04月24日付け掲載記事
- ^ 「元気になろう福島県号」出発! - 『ネコ駅長「ばす」の日記』(公式)2011年04月24日付け掲載記事
- ^ 岡山から元気をもらったんだニャ! - 『ネコ駅長「ばす」の日記』(公式)2011年09月28日付け掲載記事
- ^ a b “見習い駅長、就任だニャン 会津鉄道・猫「ばす」に後継”. 福島民友. (2014年7月16日) 2015年6月24日閲覧。《→モバイル版記事(オリジナル・アーカイブ》※ PC版記事については現在、インターネット・アーカイブ内に残存するのみ
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- ^ Q&A ねこ駅長さんは撮影できますか - 芦ノ牧温泉駅を守る会(2017年版/2017年3月26日閲覧)