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=== 列車のホームへの接触事故 === |
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[[2006年]][[6月28日]]、東急所属車両12編成と[[東京地下鉄]](東京メトロ)所属車両4編成に接触痕があることが発覚した。調査の結果、当駅の2番線に接触痕があり、ホームと接触していたことが明らかとなった。さらに原因が追及された結果、[[線形 (路線)#直線と曲線半径・曲率|カーブ]]上にある当駅2番線の[[カント (路線)|カント]]が設定より緩いことと、[[軌条|レール]]の水平方向へのズレが原因であったことが判明した。その後、これらはすべて修正されている。 |
[[2006年]][[6月28日]]、東急所属車両12編成と[[東京地下鉄]](東京メトロ)所属車両4編成に接触痕があることが発覚した。調査の結果、当駅の2番線に接触痕があり、ホームと接触していたことが明らかとなった。さらに原因が追及された結果、[[線形 (路線)#直線と曲線半径・曲率|カーブ]]上にある当駅2番線の[[カント (路線)|カント]]が設定より緩いことと、[[軌条|レール]]の水平方向へのズレが原因であったことが判明した。その後、これらはすべて修正されている。 |
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* [http://web.archive.org/web/20071228170938/http://www.tokyu.co.jp/contents_index/guide/news/070403.htm 東急電鉄ウェブサイト『田園都市線・梶が谷駅における「ホームと車体の接触」に関する調査結果について』]([[インターネット |
* [http://web.archive.org/web/20071228170938/http://www.tokyu.co.jp/contents_index/guide/news/070403.htm 東急電鉄ウェブサイト『田園都市線・梶が谷駅における「ホームと車体の接触」に関する調査結果について』]([[インターネットアーカイブ]]によるキャッシュ) |
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=== のりば === |
=== のりば === |
2017年9月4日 (月) 19:56時点における版
梶が谷駅 | |
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駅正面(2007年5月4日撮影) | |
かじがや Kajigaya | |
◄DT10 溝の口 (0.8 km) (1.5 km) 宮崎台 DT12► | |
所在地 | 川崎市高津区末長一丁目48番6号 |
駅番号 | DT 11 |
所属事業者 | 東京急行電鉄(東急) |
所属路線 | 田園都市線 |
キロ程 | 12.2 km(渋谷起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面4線(乗降は2面3線のみ) |
乗降人員 -統計年度- |
39,551人/日 -2016年- |
開業年月日 | 1966年(昭和41年)4月1日 [1] |
梶が谷駅(かじがやえき)は、神奈川県川崎市高津区末長一丁目にある、東京急行電鉄田園都市線の駅である。駅番号はDT11。
年表
- 1966年(昭和41年)4月1日 - 開業[1]。
- 1991年(平成3年)9月 - 当駅で使用されていた継電連動装置を昭和鉄道高等学校に寄贈。
- 2006年(平成18年)7月28日 - 一部列車が当駅ホームへ接触していたことが判明(後述)。
- 2007年(平成19年)
- 2008年(平成20年)3月24日 - 大井町線用の車庫が完成[1]。
駅構造
島式ホーム2面4線を持つ地上駅で、ホーム上に橋上駅舎を有する。ただし、駅の所在地が全体として谷間になっており、駅舎・改札口は駅前道路と同一平面で接し、ホームは1階分ほど低くなっている。
一部の各駅停車は当駅で急行および準急の通過待ちを行う。下り線(長津田・中央林間方面)は、1番線は急行列車(通過)及び通過待ちのない各駅停車が、2番線は通過待ちを行う各駅停車が使用する。上り線(渋谷方面)は、3番線はすべての各駅停車、4番線は急行・準急列車(通過)が使用する。
上下線ともにホームが大きく湾曲しているため、列車の客用扉を閉める時や発車のときには、車掌によるモニター監視ではなく、駅の信号扱所内にいる駅員がホームをモニターで監視し、車掌に戸閉め・発車の合図を送っている。そのための表示灯設備が5両・8両・10両編成の最後尾付近の柱にある。
2007年の駅改良工事により、4番線は通過専用線に変更された。乗客から完全に分離するため、ホーム上には安全柵が設置されている。方面標識には「ご乗車になれません」と表記され、黄色い点字ブロックも撤去された。列車案内表示板の4番線についての案内や自動アナウンスも廃止され、列車通過時は列車案内表示板に「4番線に電車がまいります。」表示と警告音の鳴動のみに変更された(駅員によるアナウンスがある場合もある)。
宮崎台寄りには引き上げ線がある。かつては当駅止まりの電車も設定されていたが、2009年現在は世田谷区たまがわ花火大会・川崎市制記念多摩川花火大会の臨時列車運行時と大井町線車両の留置に伴う折り返しなどに使用される。 これに先行して駅舎の拡大とバリアフリー対応工事が施工された。駅舎が中央林間側に拡幅され、拡幅した位置にホームへのエレベーターが、また駅舎内に店舗が、駅舎下のホーム部分にトイレが新設された。バスターミナルは以前はバスの転回所であったものを再整備したものである。
駅改良工事
二子玉川 - 溝の口間の複々線化(大井町線の延伸)に伴う大井町線梶が谷車庫の建設に合わせ、駅改良工事が実施された。2007年5月2日までは上り線も下り線と同じく外側4番線が急行通過待ちのない各駅停車、内側3番線が通過待ちをする各駅停車が使用する、という形態であった。
梶が谷車庫
大井町線の急行運転開始に伴い、4番線の宮崎台寄りに大井町線の梶が谷車庫が設置された。大井町線の急行用車両(6000系)が留置される。なお、この車庫の線路は4番線の中途から分岐しており、1 - 3番線からは入線できない構造になっている。
列車のホームへの接触事故
2006年6月28日、東急所属車両12編成と東京地下鉄(東京メトロ)所属車両4編成に接触痕があることが発覚した。調査の結果、当駅の2番線に接触痕があり、ホームと接触していたことが明らかとなった。さらに原因が追及された結果、カーブ上にある当駅2番線のカントが設定より緩いことと、レールの水平方向へのズレが原因であったことが判明した。その後、これらはすべて修正されている。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | 田園都市線 | 下り | 鷺沼・長津田・中央林間方面 |
3 | 上り | 二子玉川・渋谷・ 半蔵門線 押上・ 東武線 春日部方面 | |
4 | 田園都市線 | 上り | (通過列車のみのため閉鎖[2]) |
駅構内設備
利用状況
2016年度の1日平均乗降人員は39,551人である[3]。
近年の1日平均乗降人員と乗車人員の推移は下表の通り。
- 1日平均乗車人員は神奈川県県勢要覧を参照。
年度 | 1日平均 乗降人員[5] |
1日平均 乗車人員[6] |
出典 |
---|---|---|---|
1995年(平成 | 7年)19,248 | [* 1] | |
1998年(平成10年) | 18,455 | [* 2] | |
1999年(平成11年) | 18,038 | [* 3] | |
2000年(平成12年) | 17,874 | [* 3] | |
2001年(平成13年) | 17,863 | [* 4] | |
2002年(平成14年) | 36,253 | 17,564 | [* 5] |
2003年(平成15年) | 35,038 | 17,491 | [* 6] |
2004年(平成16年) | 34,973 | 17,586 | [* 7] |
2005年(平成17年) | 35,146 | 17,625 | [* 8] |
2006年(平成18年) | 36,354 | 18,211 | [* 9] |
2007年(平成19年) | 36,619 | 18,435 | [* 10] |
2008年(平成20年) | 36,733 | 18,399 | [* 11] |
2009年(平成21年) | 36,510 | 18,235 | [* 12] |
2010年(平成22年) | 36,151 | 18,028 | [* 13] |
2011年(平成23年) | 36,273 | 18,078 | [* 14] |
2012年(平成24年) | 37,018 | 18,436 | [* 15] |
2013年(平成25年) | 38,090 | 18,956 | [* 16] |
2014年(平成26年) | 37,664 | 18,731 | [* 17] |
2015年(平成27年) | 38,778 | ||
2016年(平成28年) | 39,551 |
駅周辺
当駅は、多摩田園都市の入口に当たる駅である。そのため、駅周辺には田園都市線開通以後の開発によって建てられた住宅地が広がる。駅周辺にはマンションも多く、全体として新興住宅地の中の駅という体をなしている。
- エルカジ通り「梶が谷駅前通り振興会」
- 東急ストア梶が谷店
- 高津郵便局
- ゆうちょ銀行高津店
- 身代り不動尊大明王院
- 国道246号
- コジマ×ビックカメラ梶が谷店
- 川崎市民プラザ
- ホテル梶ヶ谷プラザ
- 川崎国道事務所
- 川崎市農業振興センター
- 国家公務員共済組合連合会虎の門病院分院
バス路線
駅横に小規模なバスターミナルが設けられている。
乗り場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行事業者 |
---|---|---|---|---|
1番 | 向01 | 神木本町 | 向ヶ丘遊園駅南口 | ■東急 |
高津営業所 | ||||
2番 | 梶01 | 西福寺前・野川台・寺台 | 鷺沼駅 | ■東急 |
西福寺前 | 野川台公園 | |||
3番 | (降車専用) | |||
4番 | 溝23 | 市民プラザ (一部の便は市民プラザを経由しない) |
溝口駅南口 井田営業所 |
■市営 |
駅名の由来
1960年に免許された際の仮称駅名は「梶ヶ谷」だった。これは古くから伝わる駅所在地の名を採ったものとされている。そして、1965年9月の常務会で「梶が谷」に正式に決定した。
隣の駅
脚注
出典
- 神奈川県県勢要覧
- ^ 線区別駅別乗車人員(1日平均)の推移 (PDF) - 25ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成12年度)222ページ
- ^ a b 神奈川県県勢要覧(平成13年度) (PDF) - 224ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成14年度) (PDF) - 222ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成15年度) (PDF) - 222ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成16年度) (PDF) - 222ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成17年度) (PDF) - 224ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成18年度) (PDF) - 224ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成19年度) (PDF) - 226ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成20年度) (PDF) - 230ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成21年度) (PDF) - 240ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成22年度) (PDF) - 238ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成23年度) (PDF) - 238ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成24年度) (PDF) - 234ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成25年度) (PDF) - 236ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成26年度) (PDF) - 238ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成27年度) (PDF) - 238ページ
参考文献
- 宮田道一『東急の駅 今昔・昭和の面影』JTBパブリッシング、2008年9月1日。ISBN 9784533071669。