「アントワーヌ・グリーズマン」の版間の差分
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|title=アトレティコ、グリーズマン獲得を発表 |
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== 代表経歴 == |
== 代表経歴 == |
2017年8月29日 (火) 10:04時点における版
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名前 | ||||||
愛称 | Grizi | |||||
ラテン文字 | Antoine Griezmann | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | フランス | |||||
生年月日 | 1991年3月21日(33歳) | |||||
出身地 | マコン | |||||
身長 | 175cm[1] | |||||
体重 | 72kg[1] | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム | アトレティコ・マドリード | |||||
ポジション | FW | |||||
背番号 | 7 | |||||
利き足 | 左足 | |||||
ユース | ||||||
1997–1999 | ECマコン | |||||
1999–2005 | UFマコネー | |||||
2005–2009 | レアル・ソシエダ | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2009-2014 | レアル・ソシエダ | 179 | (46) | |||
2014- | アトレティコ・マドリード | 111 | (60) | |||
代表歴2 | ||||||
2010 | フランス U-19 | 7 | (3) | |||
2011 | フランス U-20 | 8 | (1) | |||
2010-2012 | フランス U-21 | 10 | (3) | |||
2014- | フランス | 43 | (16) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2017年5月31日現在。 2. 2017年6月9日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
アントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann(フランス語発音: [ɑ̃.twan ɡʁiɛzman])、1991年3月21日 - )は、フランス・ブルゴーニュ地域圏マコン出身のサッカー選手。フランス代表。リーガ・エスパニョーラ・アトレティコ・マドリード所属。なお本人によれば Griezmann は「グリエズマン」と発音されるべきである[2]。
クラブ経歴
レアル・ソシエダ
13歳のときにASサンテティエンヌのトライアル生として大会に参加していた所、レアル・ソシエダのスカウトに才能を見込まれ下部組織に入団した[3]。2009年夏のプレシーズン、その夏にBチームへ昇格したばかりだったにもかかわらず5ゴール(チーム1位)を挙げ、一躍注目を浴びた。開幕からトップチームに帯同し、2009年9月6日のレアル・ムルシア戦で途中出場して18歳でリーガデビューすると、9月27日のSDウエスカ戦では初先発と初得点を記録し、その後はレギュラーの座を確保した。
アトレティコ・マドリード
2014年7月28日、アトレティコ・マドリードへの移籍合意が発表[4]。翌29日に正式に移籍が発表された。契約期間は6年[5]。アトレティコではディエゴ・シメオネの下でセンターフォワードとしてプレーする。1年目から22ゴールと結果を残した。2年目の2015-2016シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグでバルセロナ、バイエルン・ミュンヘン相手にゴールを上げ、チームをファイナルへ進出させる原動力となった。2016年6月21日、アトレティコと2021年6月30日まで契約を延長することを発表した。
代表経歴
フランス代表として各年代の代表でプレーし、2010年に開催されたUEFA U-19欧州選手権においては、U-19フランス代表の一員としてピッチに立ち、チームの優勝に貢献した。
2012年11月、U-21代表の招集中にヤン・エムヴィラ、ウィサム・ベン・イェデル、クリス・マヴィンガ、エムベイェ・ニアンらと共に夜遊びをし、2013年12月31日まで世代別代表を含む代表戦への出場停止処分を受けた[6]。
出場停止解除後の2014年3月5日、オランダとの親善試合でA代表初出場を果たした[7]。同年6月1日のパラグアイとの親善試合で代表初得点を記録[8]。 2014 FIFAワールドカップ本大会では、得点こそなかったが大会直前に離脱したフランク・リベリーの穴を埋める活躍をみせた。
地元開催となったUEFA EURO 2016本大会では、グループステージ第2戦のアルバニア戦で途中出場ながら、試合終了間際に均衡を破るヘディング弾を決めた[9]。ラウンドオブ16のアイルランド戦では同点、逆転となる2得点を挙げ勝利に貢献した[10]。準々決勝のアイスランド戦では、チームの4得点目にしてUEFA EURO 2016本大会通算100得点目を決めた。準決勝のドイツ戦でも2得点を挙げ、1984年大会のミシェル・プラティニの9得点に次ぐ、史上2位となる大会通算6得点を記録[11]。決勝のポルトガル戦では得点を奪えずフランスも準優勝に終わったが[12]、ゴールデンブーツ(得点王)[12]に加え、最優秀選手賞を審査員の全会一致で受賞した[13]。
エピソード
- 父方はアルザス系、母方はポルトガル系である。母方の祖父アマロはかつてFCパソス・デ・フェレイラの選手だった。
- 少年時代は細くて小さい体だったため、9クラブの入団テストに落ちている[3]。
- 憧れの選手はオリンピック・リヨンで2年連続リーグ・アン得点王を獲得したソニー・アンデルソン[3]。
- デイヴィッド・ベッカムの大ファンであり、好んで着用している「背番号7」と「長袖」は彼から影響を受けている[14]。
- 2017年5月、ESPNは世界で最も有名なアスリート100人を発表し、36位に選出された。サッカー選手としては11位[15]。
個人成績
クラブ
クラブ | シーズン | リーグ戦 | カップ戦 | 欧州カップ戦 | 通算 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||
レアル・ソシエダ | 2009–10 | 39 | 6 | 1 | 0 | — | 40 | 6 | |
2010–11 | 37 | 7 | 2 | 0 | — | 39 | 7 | ||
2011–12 | 35 | 7 | 3 | 1 | — | 38 | 8 | ||
2012–13 | 34 | 10 | 1 | 1 | — | 35 | 11 | ||
2013–14 | 34 | 16 | 7 | 3 | 8 | 1 | 49 | 20 | |
合計 | 179 | 46 | 14 | 5 | 8 | 1 | 201 | 52 | |
アトレティコ・マドリード | 2014–15 | 37 | 22 | 5 | 1 | 9 | 0 | 53 | 25 |
2015–16 | 38 | 22 | 3 | 3 | 13 | 7 | 54 | 32 | |
2016–17 | 36 | 16 | 5 | 4 | 12 | 6 | 51 | 26 | |
合計 | 75 | 44 | 8 | 4 | 22 | 9 | 107 | 57 | |
通算 | 254 | 90 | 22 | 9 | 30 | 10 | 308 | 109 |
代表
- 出典[16]
フランス代表 | 国際Aマッチ | |
---|---|---|
年 | 出場 | 得点 |
2014 | 14 | 5 |
2015 | 10 | 1 |
2016 | 15 | 8 |
2017 | 4 | 2 |
合計 | 43 | 16 |
代表での得点
# | 日付 | 場所 | 対戦相手 | スコア | 結果 | 試合 |
---|---|---|---|---|---|---|
1. | 2014年6月1日 | ニース、アリアンツ・リヴィエラ | パラグアイ | 1 – 0 | 1 – 1 | 親善試合 |
2. | 2014年6月8日 | ヴィルヌーヴ=ダスク、スタッド・ピエール=モーロワ | ジャマイカ | 7 – 0 | 8 – 0 | |
3. | 8 – 0 | |||||
4. | 2014年10月14日 | エレバン、ハンラペタカン・スタジアム | アルメニア | 0 – 3 | 0 – 3 | |
5. | 2014年11月14日 | レンヌ、ルート・ド・ロリアン | アルバニア | 1 – 1 | 1 – 1 | |
6. | 2015年10月8日 | ニース、アリアンツ・リヴィエラ | アルメニア | 1 – 0 | 4 – 0 | |
7. | 2016年3月25日 | アムステルダム、アムステルダム・アレナ | オランダ | 0 – 1 | 2 – 3 | |
8. | 2016年6月15日 | マルセイユ、スタッド・ヴェロドローム | アルバニア | 1 – 0 | 2 – 0 | UEFA EURO 2016 |
9. | 2016年6月26日 | リヨン、パルク・オリンピック・リヨン | アイルランド | 1 – 1 | 2 – 1 | |
10. | 2 – 1 | |||||
11. | 2016年7月3日 | サン=ドニ、スタッド・ド・フランス | アイスランド | 4 – 0 | 5 – 2 | |
12. | 2016年7月7日 | マルセイユ、スタッド・ヴェロドローム | ドイツ | 0 – 1 | 0 – 2 | |
13. | 0 – 2 | |||||
14. | 2016年10月7日 | ナント、スタッド・ドゥ・ラ・ボージョワール | ブルガリア | 3 – 0 | 4 – 1 | 2018 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選 |
15. | 2017年3月25日 | ルクセンブルク市、スタディ・ジョシー・バーテル | ルクセンブルク | 0 – 2 | 0 – 3 | |
16. | 2017年6月2日 | レンヌ、ロアゾン・パーク | パラグアイ | 5 – 0 | 5 – 0 | 親善試合 |
タイトル
チーム
- クラブ
- レアル・ソシエダ
- セグンダ・ディビシオン 2009-10
- アトレティコ・マドリード
- スーペルコパ・デ・エスパーニャ 2014
- 代表
- UEFA U-19欧州選手権 2010
個人
- UEFA EURO 2016・最優秀選手賞(2016年)
- UEFA EURO 2016・ゴールデンブーツ(2016年)
- UEFA EURO 2016・ベストイレブン(2016年)
- リーガ・エスパニョーラ・最優秀選手:1回(2015-16年)
- UEFAチーム・オブ・ザ・イヤー:1回(2016年)
脚注
- ^ a b GRIEZMANN
- ^ leJDD(フランスの週刊紙『Le Journal du Dimanche』の記事 "Griezmann met l'accent là où il faut")
- ^ a b c Sportiva (2016年4月13日). “バルサ戦のカギ握るアトレティコのグリーズマン。「10クラブで落とされた」”. 2016年4月13日閲覧。
- ^ Goal.com (2014年7月28日). “アトレティコ、グリーズマン獲得合意を発表”. 2014年7月28日閲覧。
- ^ Goal.com (2014年7月29日). “アトレティコ、グリーズマン獲得を発表”. 2014年7月29日閲覧。
- ^ Goal.com (2012年11月9日). “FFFがU-21代表の夜遊びに厳罰”. 2012年11月9日閲覧。
- ^ Goal.com (2014年3月6日). “フランス、ホームでオランダに快勝”. 2014年3月6日閲覧。
- ^ SOCCER KING (2014年3月6日). “フランス代表のグリーズマン、パラグアイ戦で代表初ゴールを記録”. 2014年6月2日閲覧。
- ^ SOCCER KING (2016年6月16日). “フランスが決勝T進出一番乗り…グリエスマン決勝弾で堅守アルバニアを撃破”. 2016年6月27日閲覧。
- ^ SOCCER KING (2016年6月26日). “開始2分のPK献上からグリエスマン2発で逆転…フランスが波乱の一戦を制し8強入り”. 2016年6月27日閲覧。
- ^ Football ZONE web (2016年7月8日). “フランスがドイツを撃破しEURO決勝進出! 2得点グリーズマンは“将軍”プラティニ以来の大会6ゴール”. 2016年7月13日閲覧。
- ^ a b Goal.com (2016年7月11日). “ユーロ2016得点王はグリーズマン 決勝で得点逃すも、6ゴールでダントツの受賞”. 2016年7月13日閲覧。
- ^ Goal.com (2016年7月12日). “UEFA、ユーロ2016の大会MVPはグリーズマンと発表!”. 2016年7月13日閲覧。
- ^ Qoly (2016年8月25日). “グリーズマン、「長袖と7番」が好き!その理由を知ってる?”. 2016年9月4日閲覧。
- ^ ESPN World Fame 100 ESPN.com 2017年6月10日閲覧。
- ^ “Joueur - Antoine GRIEZMANN”. Fédération Française de Football. 2017年7月12日閲覧。
外部リンク
- Antoine Griezmann (@antogriezmann) - X(旧Twitter)
- BDFutbol profile
- Futbolme profile
- アントワーヌ・グリーズマン – FIFA主催大会成績