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「ブルックス&ダン」の版間の差分

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'''ブルックス&ダン''' ('''''Brooks & Dunn''''' ) は[[アメリカ合衆国]]の[[カントリー・ミュージック]]デュオ。双方とも歌手で作曲家の[[キックス・ブルックス]]と[[ロニー・ダン]]で構成される。1990年、''[[::en:Tim DuBois|Tim DuBois]]'' の提案で、それまでソロで活動していた2人により結成された。ブルックスは[[ジョン・コンリー]]、[[ニッティ・グリッティ・ダート・バンド]]、[[ハイウェイ101]]などの第1位になったシングル曲を作曲。1980年代、ブルックスとダンもそれぞれソロ曲がチャート入りし、1989年、ブルックスは[[キャピトル・レコード]]から[[アルバム]]を発表。
'''ブルックス&ダン''' ('''''Brooks & Dunn''''' ) は[[アメリカ合衆国]]の[[カントリー・ミュージック]]デュオ。双方とも歌手で作曲家の[[キックス・ブルックス]]と[[ロニー・ダン]]で構成される。1990年、''[[:en:Tim DuBois|Tim DuBois]]'' の提案で、それまでソロで活動していた2人により結成された。ブルックスは[[ジョン・コンリー]]、[[ニッティ・グリッティ・ダート・バンド]]、[[ハイウェイ101]]などの第1位になったシングル曲を作曲。1980年代、ブルックスとダンもそれぞれソロ曲がチャート入りし、1989年、ブルックスは[[キャピトル・レコード]]から[[アルバム]]を発表。


1991年に[[アリスタ・ナッシュビル]]と契約し、[[スタジオ・アルバム]]10枚、[[クリスマス]]・アルバム1枚、[[コンピレーション・アルバム]]を発表。また50枚の[[シングル]]を発表し、うち20枚が[[ビルボード]]のカントリー・チャートで第1位となり、他の19枚がトップ10に入った。第1位となった曲のうち、[[B・W・スティーヴンソン]]の[[カバー]]である『''[[::en:My Maria|My Maria]]'' 』(1996年)、『''[[::en:Ain't Nothing 'bout You|Ain't Nothing 'bout You]]'' 』(2001年)はビルボードのカントリー・チャートの年間トップとなった。『''Ain't Nothing 'bout You'' 』は6週間第1位となり、デュオで最長となっている。彼らの曲のいくつかは[[Billboard Hot 100]]にもランクインし、『''Ain't Nothing 'bout You'' 』と『''[[::en:Red Dirt Road (song)|Red Dirt Road]]'' 』は共に最高第25位となった。ブルックス&ダンは2000年を除き1992年から2006年まで毎年[[カントリーミュージック協会賞|CMAアワード]]の最優秀ヴォーカル・デュオ賞を受賞していた。1994年の『''[[::en:Hard Workin' Man (song)|Hard Workin' Man]]'' 』、1996年の『''My Maria'' 』は[[グラミー賞]]最優秀カントリー・パフォーマンス賞ヴォーカル入りデュオまたはグループ部門を受賞。2枚を除く彼らのスタジオ・アルバムの全てが[[アメリカレコード協会]]により[[ゴールドディスク|プラチナ]]またはそれ以上に認定された。1991年のデビュー・アルバム『''[[::en:Brand New Man|Brand New Man]]'' 』は出荷枚数600万枚で自己最高となった。
1991年に[[アリスタ・ナッシュビル]]と契約し、[[スタジオ・アルバム]]10枚、[[クリスマス]]・アルバム1枚、[[コンピレーション・アルバム]]を発表。また50枚の[[シングル]]を発表し、うち20枚が[[ビルボード]]のカントリー・チャートで第1位となり、他の19枚がトップ10に入った。第1位となった曲のうち、[[B・W・スティーヴンソン]]の[[カバー]]である『''[[:en:My Maria|My Maria]]'' 』(1996年)、『''[[:en:Ain't Nothing 'bout You|Ain't Nothing 'bout You]]'' 』(2001年)はビルボードのカントリー・チャートの年間トップとなった。『''Ain't Nothing 'bout You'' 』は6週間第1位となり、デュオで最長となっている。彼らの曲のいくつかは[[Billboard Hot 100]]にもランクインし、『''Ain't Nothing 'bout You'' 』と『''[[:en:Red Dirt Road (song)|Red Dirt Road]]'' 』は共に最高第25位となった。ブルックス&ダンは2000年を除き1992年から2006年まで毎年[[カントリーミュージック協会賞|CMAアワード]]の最優秀ヴォーカル・デュオ賞を受賞していた。1994年の『''[[:en:Hard Workin' Man (song)|Hard Workin' Man]]'' 』、1996年の『''My Maria'' 』は[[グラミー賞]]最優秀カントリー・パフォーマンス賞ヴォーカル入りデュオまたはグループ部門を受賞。2枚を除く彼らのスタジオ・アルバムの全てが[[アメリカレコード協会]]により[[ゴールドディスク|プラチナ]]またはそれ以上に認定された。1991年のデビュー・アルバム『''[[:en:Brand New Man|Brand New Man]]'' 』は出荷枚数600万枚で自己最高となった。


2人の作風は、2人の声質や舞台での振舞い同様、カントリーおよび[[ロック (音楽)|ロック]]が主体でありつつ[[ホンキートンク]]の影響も受けるなど多岐に亘るが、型通りの曲という批判もある。1992年のシングル『''[[::en:Boot Scootin' Boogie|Boot Scootin' Boogie]]'' 』は全米の[[ラインダンス]]の人気復活に助力し、2001年の『''[[::en:Only in America (song)|Only in America]]'' 』は[[ジョージ・W・ブッシュ]]および[[バラク・オバマ]]の[[アメリカ合衆国大統領選挙]]キャンペーンで使用された。ブルックス&ダンは[[リーバ・マッキンタイア]]、[[ヴィンス・ギル]]、[[シェリル・クロウ]]、[[マック・パウエル]]、[[ビリー・ギブソンズ]]、[[ジェリー・ジェフ・ウォーカー]]などとコラボレートしている。
2人の作風は、2人の声質や舞台での振舞い同様、カントリーおよび[[ロック (音楽)|ロック]]が主体でありつつ[[ホンキートンク]]の影響も受けるなど多岐に亘るが、型通りの曲という批判もある。1992年のシングル『''[[:en:Boot Scootin' Boogie|Boot Scootin' Boogie]]'' 』は全米の[[ラインダンス]]の人気復活に助力し、2001年の『''[[:en:Only in America (song)|Only in America]]'' 』は[[ジョージ・W・ブッシュ]]および[[バラク・オバマ]]の[[アメリカ合衆国大統領選挙]]キャンペーンで使用された。ブルックス&ダンは[[リーバ・マッキンタイア]]、[[ヴィンス・ギル]]、[[シェリル・クロウ]]、[[マック・パウエル]]、[[ビリー・ギブソンズ]]、[[ジェリー・ジェフ・ウォーカー]]などとコラボレートしている。


2009年8月に解散を発表し、2010年9月2日の[[テネシー州]][[ナッシュビル]]の[[ブリヂストン・アリーナ]]でファイナル・コンサートを行なった。ブルックスもダンも現在もアリスタ・ナッシュビルでソロで活動している。2011年、ダンはカントリー・チャートで10位以内に入ったシングル『''[[::en:Bleed Red|Bleed Red]]'' 』を含むアルバム『''[[::en:Ronnie Dunn (album)|Ronnie Dunn]]'' 』を、2012年9月、ブルックスは『''[[::en:New to This Town|New to This Town]]'' 』を発表した。
2009年8月に解散を発表し、2010年9月2日の[[テネシー州]][[ナッシュビル]]の[[ブリヂストン・アリーナ]]でファイナル・コンサートを行なった。ブルックスもダンも現在もアリスタ・ナッシュビルでソロで活動している。2011年、ダンはカントリー・チャートで10位以内に入ったシングル『''[[:en:Bleed Red|Bleed Red]]'' 』を含むアルバム『''[[:en:Ronnie Dunn (album)|Ronnie Dunn]]'' 』を、2012年9月、ブルックスは『''[[:en:New to This Town|New to This Town]]'' 』を発表した。


== 音楽スタイル ==
== 音楽スタイル ==
[[オールミュージック]]のスティーヴ・ヒューイはブルックスとダンの声質を比較し、「ダンは魂のこもった重低音で、ブルックスはエネルギッシュなパフォーマーである」と語った<ref name="allmusic">{{cite web|url={{Allmusic|class=artist|id=brooks-dunn-p1534/biography|pure_url=yes}}|title=Brooks & Dunn biography|last=Huey|first=Steve|work=[[Allmusic]]|accessdate=12 October 2010}}</ref>。また彼は彼らのサウンドを「典型的なやんちゃ者でありながらパンチの効いたホンキートンク、スムースでありながらダンスに最適なビート、ポップスのようなバラードなど様々な様相を見せる」と語った<ref name="allmusic"/>。書籍『''The New Generation of County Music Stars'' 』(カントリー・ミュージック・スターの新世代、の意)の中で''David Dicaire'' は、ダンは静かな激しさを持つ魂のこもった声の伝統的なカントリー歌手で、ブルックスはダンの音楽性とは正反対でエネルギッシュなパフォーマーであり、2人は完璧なバランスを保っていると説明した<ref name="newgen">{{cite book|last=Dicaire|first=David|title=The New Generation of Country Music Stars: Biographies of 50 Artists Born After 1940|url=http://books.google.com/books?id=ce2IuErOokkC&pg=PA137&dq=%22lost+and+found%22+%22kix+brooks%22&hl=en&sa=X&ei=dL-oT_jxBKGJ6QGyiaCdBA&ved=0CFIQ6AEwBQ#v=onepage&q=%22lost%20and%20found%22%20%22kix%20brooks%22&f=false|publisher=McFarland|page=137}}</ref>。ブルックスは『''Lost and Found'' 』、『''Rock My World'' 』、『''You're Gonna Miss Me When I'm Gone'' 』<ref>{{cite journal|last=Jessen|first=Wade|date=19 August 1995|title=Country Corner|journal=Billboard|page=26|url=http://books.google.com/books?id=xgsEAAAAMBAJ&pg=PA26&dq=%22lost+and+found%22+%22kix+brooks%22&hl=en&sa=X&ei=dL-oT_jxBKGJ6QGyiaCdBA&ved=0CGUQ6AEwCQ#v=onepage&q=%22lost%20and%20found%22%20%22kix%20brooks%22&f=false}}</ref>、『''Mama Don't Get Dressed Up for Nothing'' 』<ref>{{cite news|url=http://nl.newsbank.com/nl-search/we/Archives?p_product=SL&p_theme=sl&p_action=search&p_maxdocs=200&p_topdoc=1&p_text_direct-0=0EB0508B58B1DB1B&p_field_direct-0=document_id&p_perpage=10&p_sort=YMD_date:D&s_trackval=GooglePM|title=''The Greatest Hits Collection'' review|last=Dickinson|first=Chris|date=31 October 1997|work=[[::en:St. Louis Post-Dispatch|St. Louis Post-Dispatch]]|accessdate=8 May 2012}}</ref>、『''Why Would I Say Goodbye'' 』<ref>{{cite journal|last=Evans|first=Deborah Price|date=15 March 1997|title=Single reviews|journal=Billboard|page=64|url=http://books.google.com/books?id=aA4EAAAAMBAJ&pg=PA64&dq=%22why+would+i+say+goodbye%22+%22kix+brooks%22&hl=en&sa=X&ei=1cKoT4W5JeLw0gGZp4GJBQ&ved=0CFQQ6AEwBQ#v=onepage&q=%22why%20would%20i%20say%20goodbye%22%20%22kix%20brooks%22&f=false}}</ref>、『''South of Santa Fe'' 』<ref>{{cite journal|last=Price|first=Deborah Evans|date=1 May 1999|title=Single reviews|journal=Billboard|page=22|url=http://books.google.com/books?id=bw0EAAAAMBAJ&pg=PA22&dq=%22south+of+santa+fe%22+%22kix+brooks%22&hl=en&sa=X&ei=UsSoT63INsTt0gGglq2kBQ&ved=0CEUQ6AEwAQ#v=onepage&q=%22south%20of%20santa%20fe%22%20%22kix%20brooks%22&f=false}}</ref>でリード・ヴォーカルを務めた。
[[オールミュージック]]のスティーヴ・ヒューイはブルックスとダンの声質を比較し、「ダンは魂のこもった重低音で、ブルックスはエネルギッシュなパフォーマーである」と語った<ref name="allmusic">{{cite web|url={{Allmusic|class=artist|id=brooks-dunn-p1534/biography|pure_url=yes}}|title=Brooks & Dunn biography|last=Huey|first=Steve|work=[[Allmusic]]|accessdate=12 October 2010}}</ref>。また彼は彼らのサウンドを「典型的なやんちゃ者でありながらパンチの効いたホンキートンク、スムースでありながらダンスに最適なビート、ポップスのようなバラードなど様々な様相を見せる」と語った<ref name="allmusic"/>。書籍『''The New Generation of County Music Stars'' 』(カントリー・ミュージック・スターの新世代、の意)の中で''David Dicaire'' は、ダンは静かな激しさを持つ魂のこもった声の伝統的なカントリー歌手で、ブルックスはダンの音楽性とは正反対でエネルギッシュなパフォーマーであり、2人は完璧なバランスを保っていると説明した<ref name="newgen">{{cite book|last=Dicaire|first=David|title=The New Generation of Country Music Stars: Biographies of 50 Artists Born After 1940|url=http://books.google.com/books?id=ce2IuErOokkC&pg=PA137&dq=%22lost+and+found%22+%22kix+brooks%22&hl=en&sa=X&ei=dL-oT_jxBKGJ6QGyiaCdBA&ved=0CFIQ6AEwBQ#v=onepage&q=%22lost%20and%20found%22%20%22kix%20brooks%22&f=false|publisher=McFarland|page=137}}</ref>。ブルックスは『''Lost and Found'' 』、『''Rock My World'' 』、『''You're Gonna Miss Me When I'm Gone'' 』<ref>{{cite journal|last=Jessen|first=Wade|date=19 August 1995|title=Country Corner|journal=Billboard|page=26|url=http://books.google.com/books?id=xgsEAAAAMBAJ&pg=PA26&dq=%22lost+and+found%22+%22kix+brooks%22&hl=en&sa=X&ei=dL-oT_jxBKGJ6QGyiaCdBA&ved=0CGUQ6AEwCQ#v=onepage&q=%22lost%20and%20found%22%20%22kix%20brooks%22&f=false}}</ref>、『''Mama Don't Get Dressed Up for Nothing'' 』<ref>{{cite news|url=http://nl.newsbank.com/nl-search/we/Archives?p_product=SL&p_theme=sl&p_action=search&p_maxdocs=200&p_topdoc=1&p_text_direct-0=0EB0508B58B1DB1B&p_field_direct-0=document_id&p_perpage=10&p_sort=YMD_date:D&s_trackval=GooglePM|title=''The Greatest Hits Collection'' review|last=Dickinson|first=Chris|date=31 October 1997|work=[[:en:St. Louis Post-Dispatch|St. Louis Post-Dispatch]]|accessdate=8 May 2012}}</ref>、『''Why Would I Say Goodbye'' 』<ref>{{cite journal|last=Evans|first=Deborah Price|date=15 March 1997|title=Single reviews|journal=Billboard|page=64|url=http://books.google.com/books?id=aA4EAAAAMBAJ&pg=PA64&dq=%22why+would+i+say+goodbye%22+%22kix+brooks%22&hl=en&sa=X&ei=1cKoT4W5JeLw0gGZp4GJBQ&ved=0CFQQ6AEwBQ#v=onepage&q=%22why%20would%20i%20say%20goodbye%22%20%22kix%20brooks%22&f=false}}</ref>、『''South of Santa Fe'' 』<ref>{{cite journal|last=Price|first=Deborah Evans|date=1 May 1999|title=Single reviews|journal=Billboard|page=22|url=http://books.google.com/books?id=bw0EAAAAMBAJ&pg=PA22&dq=%22south+of+santa+fe%22+%22kix+brooks%22&hl=en&sa=X&ei=UsSoT63INsTt0gGglq2kBQ&ved=0CEUQ6AEwAQ#v=onepage&q=%22south%20of%20santa%20fe%22%20%22kix%20brooks%22&f=false}}</ref>でリード・ヴォーカルを務めた。


== スリム&ハウディ ==
== スリム&ハウディ ==
ブルックス&ダンのスタジオ・アルバムの[[ライナーノーツ]]には彼らを[[カウボーイ]]になぞらえた架空の人物スリム&ハウディが登場する<ref>{{cite web|url=http://www2.tricities.com/news/2008/dec/14/slim_howdy-ar-250071/|title=''Slim & Howdy'' review|last=Netherland|first=Tom|date=14 December 2008|work=TriCities.com|accessdate=14 December 2010}}</ref>。2008年後期、ビル・フィッツヒューと共に『''The Adventures of Slim and Howdy'' 』(スリム&ハウディの冒険、の意)を著した<ref>{{cite news|url=http://nl.newsbank.com/nl-search/we/Archives?p_product=RO&p_theme=ro&p_action=search&p_maxdocs=200&p_topdoc=1&p_text_direct-0=123777CB6D531A88&p_field_direct-0=document_id&p_perpage=10&p_sort=YMD_date:D&s_trackval=GooglePM|title=Rollicking with two country musicians|date=21 September 2008|work=[[::en:The Roanoke Times|The Roanoke Times]]|accessdate=14 December 2010}}</ref><ref>{{cite web|url=http://hamptonroads.com/2008/05/brooks-dunn-still-live-hardworkin-reputation|title=Brooks & Dunn still live up to hard-workin' reputation|last=Sculley|first=Alan|date=8 May 2008|work=Hampton Roads.com|accessdate=14 December 2010}}</ref>。
ブルックス&ダンのスタジオ・アルバムの[[ライナーノーツ]]には彼らを[[カウボーイ]]になぞらえた架空の人物スリム&ハウディが登場する<ref>{{cite web|url=http://www2.tricities.com/news/2008/dec/14/slim_howdy-ar-250071/|title=''Slim & Howdy'' review|last=Netherland|first=Tom|date=14 December 2008|work=TriCities.com|accessdate=14 December 2010}}</ref>。2008年後期、ビル・フィッツヒューと共に『''The Adventures of Slim and Howdy'' 』(スリム&ハウディの冒険、の意)を著した<ref>{{cite news|url=http://nl.newsbank.com/nl-search/we/Archives?p_product=RO&p_theme=ro&p_action=search&p_maxdocs=200&p_topdoc=1&p_text_direct-0=123777CB6D531A88&p_field_direct-0=document_id&p_perpage=10&p_sort=YMD_date:D&s_trackval=GooglePM|title=Rollicking with two country musicians|date=21 September 2008|work=[[:en:The Roanoke Times|The Roanoke Times]]|accessdate=14 December 2010}}</ref><ref>{{cite web|url=http://hamptonroads.com/2008/05/brooks-dunn-still-live-hardworkin-reputation|title=Brooks & Dunn still live up to hard-workin' reputation|last=Sculley|first=Alan|date=8 May 2008|work=Hampton Roads.com|accessdate=14 December 2010}}</ref>。


== ディスコグラフィ ==
== ディスコグラフィ ==
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=== スタジオ・アルバム ===
=== スタジオ・アルバム ===
* 1991年: ''[[::en:Brand New Man|Brand New Man]]''
* 1991年: ''[[:en:Brand New Man|Brand New Man]]''
* 1993年: ''[[::en:Hard Workin' Man|Hard Workin' Man]]''
* 1993年: ''[[:en:Hard Workin' Man|Hard Workin' Man]]''
* 1994年: ''[[::en:Waitin' on Sundown|Waitin' on Sundown]]''
* 1994年: ''[[:en:Waitin' on Sundown|Waitin' on Sundown]]''
* 1996年: ''[[::en:Borderline (Brooks & Dunn album)|Borderline]]''
* 1996年: ''[[:en:Borderline (Brooks & Dunn album)|Borderline]]''
* 1998年: ''[[::en:If You See Her|If You See Her]]''
* 1998年: ''[[:en:If You See Her|If You See Her]]''
* 1999年: ''[[::en:Tight Rope|Tight Rope]]''
* 1999年: ''[[:en:Tight Rope|Tight Rope]]''
* 2001年: ''[[::en:Steers & Stripes|Steers & Stripes]]''
* 2001年: ''[[:en:Steers & Stripes|Steers & Stripes]]''
* 2003年: ''[[::en:Red Dirt Road|Red Dirt Road]]''
* 2003年: ''[[:en:Red Dirt Road|Red Dirt Road]]''
* 2005年: ''[[::en:Hillbilly Deluxe (Brooks & Dunn album)|Hillbilly Deluxe]]''
* 2005年: ''[[:en:Hillbilly Deluxe (Brooks & Dunn album)|Hillbilly Deluxe]]''
* 2007年: ''[[::en:Cowboy Town|Cowboy Town]]''
* 2007年: ''[[:en:Cowboy Town|Cowboy Town]]''


=== コンピレーション・アルバム ===
=== コンピレーション・アルバム ===
* 1997年: ''[[::en:The Greatest Hits Collection (Brooks & Dunn album)|The Greatest Hits Collection]]''
* 1997年: ''[[:en:The Greatest Hits Collection (Brooks & Dunn album)|The Greatest Hits Collection]]''
* 1999年: ''[[::en:Super Hits (Brooks & Dunn album)|Super Hits]]''
* 1999年: ''[[:en:Super Hits (Brooks & Dunn album)|Super Hits]]''
* 2004年: ''[[::en:The Greatest Hits Collection II|The Greatest Hits Collection II]]''
* 2004年: ''[[:en:The Greatest Hits Collection II|The Greatest Hits Collection II]]''
* 2008年: ''[[::en:Playlist: The Very Best of Brooks & Dunn|Playlist: The Very Best of Brooks & Dunn]]''
* 2008年: ''[[:en:Playlist: The Very Best of Brooks & Dunn|Playlist: The Very Best of Brooks & Dunn]]''
* 2009年: ''[[::en:Number 1s... and Then Some|#1's... and Then Some]]''
* 2009年: ''[[:en:Number 1s... and Then Some|#1's... and Then Some]]''


=== ホリデイ・アルバム===
=== ホリデイ・アルバム===
* 2002年: ''[[::en:It Won't Be Christmas Without You|It Won't Be Christmas Without You]]''
* 2002年: ''[[:en:It Won't Be Christmas Without You|It Won't Be Christmas Without You]]''


== 受賞歴 ==
== 受賞歴 ==
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ブルックス&ダンはCMAアワード17回、ACMアワードを26回、グラミー賞を2回受賞している<ref name="Cmt">{{cite web|url=http://www.cmt.com/artists/az/brooks_and_dunn/awards.jhtml|title=Brooks & Dunn: Awards|work=[[::en:Country Music Television|CMT]]|accessdate=12 May 2012}}</ref>。
ブルックス&ダンはCMAアワード17回、ACMアワードを26回、グラミー賞を2回受賞している<ref name="Cmt">{{cite web|url=http://www.cmt.com/artists/az/brooks_and_dunn/awards.jhtml|title=Brooks & Dunn: Awards|work=[[:en:Country Music Television|CMT]]|accessdate=12 May 2012}}</ref>。


== 脚注 ==
== 脚注 ==

2017年8月28日 (月) 13:00時点における版

ブルックス&ダン (Brooks & Dunn ) はアメリカ合衆国カントリー・ミュージックデュオ。双方とも歌手で作曲家のキックス・ブルックスロニー・ダンで構成される。1990年、Tim DuBois の提案で、それまでソロで活動していた2人により結成された。ブルックスはジョン・コンリーニッティ・グリッティ・ダート・バンドハイウェイ101などの第1位になったシングル曲を作曲。1980年代、ブルックスとダンもそれぞれソロ曲がチャート入りし、1989年、ブルックスはキャピトル・レコードからアルバムを発表。

1991年にアリスタ・ナッシュビルと契約し、スタジオ・アルバム10枚、クリスマス・アルバム1枚、コンピレーション・アルバムを発表。また50枚のシングルを発表し、うち20枚がビルボードのカントリー・チャートで第1位となり、他の19枚がトップ10に入った。第1位となった曲のうち、B・W・スティーヴンソンカバーである『My Maria 』(1996年)、『Ain't Nothing 'bout You 』(2001年)はビルボードのカントリー・チャートの年間トップとなった。『Ain't Nothing 'bout You 』は6週間第1位となり、デュオで最長となっている。彼らの曲のいくつかはBillboard Hot 100にもランクインし、『Ain't Nothing 'bout You 』と『Red Dirt Road 』は共に最高第25位となった。ブルックス&ダンは2000年を除き1992年から2006年まで毎年CMAアワードの最優秀ヴォーカル・デュオ賞を受賞していた。1994年の『Hard Workin' Man 』、1996年の『My Maria 』はグラミー賞最優秀カントリー・パフォーマンス賞ヴォーカル入りデュオまたはグループ部門を受賞。2枚を除く彼らのスタジオ・アルバムの全てがアメリカレコード協会によりプラチナまたはそれ以上に認定された。1991年のデビュー・アルバム『Brand New Man 』は出荷枚数600万枚で自己最高となった。

2人の作風は、2人の声質や舞台での振舞い同様、カントリーおよびロックが主体でありつつホンキートンクの影響も受けるなど多岐に亘るが、型通りの曲という批判もある。1992年のシングル『Boot Scootin' Boogie 』は全米のラインダンスの人気復活に助力し、2001年の『Only in America 』はジョージ・W・ブッシュおよびバラク・オバマアメリカ合衆国大統領選挙キャンペーンで使用された。ブルックス&ダンはリーバ・マッキンタイアヴィンス・ギルシェリル・クロウマック・パウエルビリー・ギブソンズジェリー・ジェフ・ウォーカーなどとコラボレートしている。

2009年8月に解散を発表し、2010年9月2日のテネシー州ナッシュビルブリヂストン・アリーナでファイナル・コンサートを行なった。ブルックスもダンも現在もアリスタ・ナッシュビルでソロで活動している。2011年、ダンはカントリー・チャートで10位以内に入ったシングル『Bleed Red 』を含むアルバム『Ronnie Dunn 』を、2012年9月、ブルックスは『New to This Town 』を発表した。

音楽スタイル

オールミュージックのスティーヴ・ヒューイはブルックスとダンの声質を比較し、「ダンは魂のこもった重低音で、ブルックスはエネルギッシュなパフォーマーである」と語った[1]。また彼は彼らのサウンドを「典型的なやんちゃ者でありながらパンチの効いたホンキートンク、スムースでありながらダンスに最適なビート、ポップスのようなバラードなど様々な様相を見せる」と語った[1]。書籍『The New Generation of County Music Stars 』(カントリー・ミュージック・スターの新世代、の意)の中でDavid Dicaire は、ダンは静かな激しさを持つ魂のこもった声の伝統的なカントリー歌手で、ブルックスはダンの音楽性とは正反対でエネルギッシュなパフォーマーであり、2人は完璧なバランスを保っていると説明した[2]。ブルックスは『Lost and Found 』、『Rock My World 』、『You're Gonna Miss Me When I'm Gone[3]、『Mama Don't Get Dressed Up for Nothing[4]、『Why Would I Say Goodbye[5]、『South of Santa Fe[6]でリード・ヴォーカルを務めた。

スリム&ハウディ

ブルックス&ダンのスタジオ・アルバムのライナーノーツには彼らをカウボーイになぞらえた架空の人物スリム&ハウディが登場する[7]。2008年後期、ビル・フィッツヒューと共に『The Adventures of Slim and Howdy 』(スリム&ハウディの冒険、の意)を著した[8][9]

ディスコグラフィ

スタジオ・アルバム

コンピレーション・アルバム

ホリデイ・アルバム

受賞歴

ブルックス&ダンはCMAアワード17回、ACMアワードを26回、グラミー賞を2回受賞している[10]

脚注

  1. ^ a b Huey, Steve. “Brooks & Dunn biography”. Allmusic. 12 October 2010閲覧。
  2. ^ Dicaire, David. The New Generation of Country Music Stars: Biographies of 50 Artists Born After 1940. McFarland. p. 137. http://books.google.com/books?id=ce2IuErOokkC&pg=PA137&dq=%22lost+and+found%22+%22kix+brooks%22&hl=en&sa=X&ei=dL-oT_jxBKGJ6QGyiaCdBA&ved=0CFIQ6AEwBQ#v=onepage&q=%22lost%20and%20found%22%20%22kix%20brooks%22&f=false 
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外部リンク