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「辻本店」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
改名提案
m KASEI がページ「GOZENSHU 9 NINE」を「辻本店」に移動しました: ノート:日本酒#個別銘柄記事の改名提案による改名
(相違点なし)

2017年7月30日 (日) 05:25時点における版

株式会社 辻本店
Tsuji Honten
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
717-0013
岡山県真庭市勝山116
北緯35度5分9秒 東経133度41分27.8秒 / 北緯35.08583度 東経133.691056度 / 35.08583; 133.691056座標: 北緯35度5分9秒 東経133度41分27.8秒 / 北緯35.08583度 東経133.691056度 / 35.08583; 133.691056
設立 1804年創業、法人化1935年
業種 食料品
法人番号 2260001022684 ウィキデータを編集
事業内容 日本酒の製造、販売
代表者 代表取締役 辻総一郎
資本金 2,600万円
従業員数 26人
外部リンク http://www.gozenshu.co.jp/
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GOZENSHU 9 NINE(ごぜんしゅ ないん)は、日本酒の銘柄の一つである。

概要

岡山県真庭市勝山にある、御前酒で知られる老舗の造り酒屋である辻本店が製造する日本酒。

若い女性杜氏を中心にした9人の若者が、同世代の若者にも日本酒をもっと飲んでもらい、さらに日本酒の親父臭いイメージを変えたいというコンセプトの元で開発された。商品名の「ナイン」は開発に関わった若者が9人いることから名付けられた。

2008年に限定生産し、2009年に再び期間限定・本数限定で販売を開始した。

キャッチフレーズは「革新する日本酒」。

特徴

岡山産の酒造好適種である雄町米を使用。日本でも数蔵しか取り組んでいない醸造方法の菩提もと仕込みで仕上げている。

若者や女性をターゲットとし、従来の日本酒のイメージを革新するコンセプトであるため、日本酒らしからぬお洒落なデザインのオリジナルボトルを使用している。

種類

  • ホワイト - しぼりたて生原酒(1月9日発売)
  • ブラック - しぼりたて原酒火入れ(1月9日発売)
  • ブルー - 夏生(4月9日発売)
  • グリーン - ひやおろし(9月9日発売予定)
  • レギュラー - 通年(6月9日~)

会社概要

株式会社辻本店(つじほんてん)は、岡山県真庭市勝山にある酒造メーカー。

沿革

辻安右衛門が1711年1735年正徳享保年間)真嶋屋と称し、呉服商を始めた。

その後次男が安右衛門を襲名、1785年天明4年)分家し炭屋と号し呉服屋を開業。

安右衛門の子弥兵衛が更に分家し、1804年文化元年)に酒造業を始めた。

二代目弥兵衛が1833年天保4年)に家督を相続、酒造業の他、醤油醸造、種油製造を営業する。

1861年万延2年)には藩公に清酒を献上、この献上の酒の由来より、のちに「御前酒」の銘柄が生まれた[1]

1935年昭和10年)株式会社辻本店に組織変更[2]

その他の銘柄

日本酒
  • 御前酒
リキュール
  • GOZENSHU9(NINE)ゆずの酒
  • 梅酒 夢真蔵 YUMEMAKURA
焼酎
  • 本格麦焼酎 おいさぁ

参考文献

  • 富岡篤雄『勝山商工史』1985年。 
  • 三好基之(監修)『勝山町史』 後編、勝山町、1982年。 

脚注

  1. ^ 富岡、48頁
  2. ^ 『勝山町史・後編』、168頁

関連項目

外部リンク