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「リック・カルスドルプ」の版間の差分

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2016年のウィンターストップ前からフォームを失っていたが次第に復調、3月13日の[[フィテッセ]]戦で久々のアシストを記録。[[ダリル・ヤンマート]]らの怪我によって3月末の練習試合にオランダ代表に初招集を受けた<ref>http://www.onsoranje.nl/nieuws/artikel/20734/viertal-haakt-af-bij-oranje</ref>。
2016年のウィンターストップ前からフォームを失っていたが次第に復調、3月13日の[[フィテッセ]]戦で久々のアシストを記録。[[ダリル・ヤンマート]]らの怪我によって3月末の練習試合にオランダ代表に初招集を受けた<ref>http://www.onsoranje.nl/nieuws/artikel/20734/viertal-haakt-af-bij-oranje</ref>。


2016-2017シーズンのカルスドルプは非常に堅固な守備を誇るチームの中で前に上がるタイミングを見極めるようになったことで、よりバランスの取れたバックに成長。2016年10月にオランダ代表に招集されると、10月7日の[[サッカーベラルーシ代表|ベラルーシ]]との[[2018 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選|ワールドカップ予選]]において自身のホームである[[デ・カイプ]]で代表デビュー。続く[[アムステルダム]]での[[サッカーフランス代表|フランス]戦とあわせて2試合にフル出場し、共に力強いプレーでオランダメディアでは高評価を得た(ただフランス戦はアルヘメーン・ダッハブラッドの採点でチーム最高の8だったのに対し、フランス誌[[レキップ]]ではチーム最低の[[ダヴィ・プレパー]]の3に次ぐ4と対照的な評価)。力強いシーズンを過ごしていたカルスドルプだが、その後冬に向けて再び調子を落とし、ミスの多さに対して「自分を売り込みすぎている」、「自分の力を過信している」との批判を浴びた<ref>https://www.fr-fans.nl/nieuws/27689/van-halst-kritisch-op-feyenoorder-hij-loopt-nu-op-zijn-tenen</ref><ref>https://www.fr12.nl/nieuws/39995-derksen-karsdorp-en-vilhena-gingen-in-zichzelf-geloven.html</ref>。最終的には自身最多となるリーグ戦30試合に出場し、フェイエノールトの18年ぶりとなるリーグ優勝に貢献した。
2016-2017シーズンのカルスドルプは非常に堅固な守備を誇るチームの中で前に上がるタイミングを見極めるようになったことで、よりバランスの取れたバックに成長。2016年10月にオランダ代表に招集されると、10月7日の[[サッカーベラルーシ代表|ベラルーシ]]との[[2018 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選|ワールドカップ予選]]において自身のホームである[[デ・カイプ]]で代表デビュー。続く[[アムステルダム]]での[[サッカーフランス代表|フランス]]戦とあわせて2試合にフル出場し、共に力強いプレーでオランダメディアでは高評価を得た(ただフランス戦はアルヘメーン・ダッハブラッドの採点でチーム最高の8だったのに対し、フランス誌[[レキップ]]ではチーム最低の[[ダヴィ・プレパー]]の3に次ぐ4と対照的な評価)。力強いシーズンを過ごしていたカルスドルプだが、その後冬に向けて再び調子を落とし、ミスの多さに対して「自分を売り込みすぎている」、「自分の力を過信している」との批判を浴びた<ref>https://www.fr-fans.nl/nieuws/27689/van-halst-kritisch-op-feyenoorder-hij-loopt-nu-op-zijn-tenen</ref><ref>https://www.fr12.nl/nieuws/39995-derksen-karsdorp-en-vilhena-gingen-in-zichzelf-geloven.html</ref>。最終的には自身最多となるリーグ戦30試合に出場し、フェイエノールトの18年ぶりとなるリーグ優勝に貢献した。


2017年6月28日に[[イタリア]][[セリエA (サッカー)|セリエA]]のASローマに移籍し、5年契約にサイン。移籍金は1400万ユーロにプラスしてボーナス500万ユーロで、総額では[[ヨルディ・クラーシ]]を抜いてフェイエノールトのクラブ史上最高額の移籍となった<ref>https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/rick-karsdorp-van-feyenoord-naar-as-roma</ref>。
2017年6月28日に[[イタリア]][[セリエA (サッカー)|セリエA]]のASローマに移籍し、5年契約にサイン。移籍金は1400万ユーロにプラスしてボーナス500万ユーロで、総額では[[ヨルディ・クラーシ]]を抜いてフェイエノールトのクラブ史上最高額の移籍となった<ref>https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/rick-karsdorp-van-feyenoord-naar-as-roma</ref>。

2017年7月29日 (土) 00:04時点における版

リック・カルスドルプ
名前
ラテン文字 Rick Karsdorp
基本情報
国籍 オランダの旗 オランダ
生年月日 (1995-02-11) 1995年2月11日(29歳)
出身地 ロッテルダム
選手情報
在籍チーム イタリアの旗 ASローマ
ポジション DF(RSB)
背番号 26
利き足 右足
ユース
オランダの旗VVスホーンホーフェン
2004-2014 オランダの旗フェイエノールト
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2014-2017 オランダの旗 フェイエノールト 78 (1)
2017- イタリアの旗 ASローマ
代表歴2
2012-  オランダ U-18 2 (1)
2013-  オランダ U-19 6 (1)
1. 国内リーグ戦に限る。2017年5月14日現在。
2. 2015年4月1日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

リック・カルスドルプ(Rick Karsdorp、1995年2月11日 - )は、オランダのサッカー選手。ポジションは右バック。ASローマ所属。

クラブ

カルスドルプはVV スホーンホーフェンでサッカーを始め、E-jeugdでフェイエノールトに加入。10番でプレーする攻撃的MFとして各世代の代表でプレーし、2013/2014シーズンにlandelijke A-jeugdでの最優秀選手に選ばれている。このシーズンから定期的にトップチームのトレーニングに参加し、2014年1月に初のプロ契約[1]。この当時からロッテルダムの著名な元ボディビルダーでパワー・トレーニングの専門家ハンス・クローンの指導を受けており、後にカルスドルプのとてつもないパワーとスタミナを使うプレースタイルのベースとなった[2]

2014/2015シーズンのプレシーズンからトップチームに昇格。ユースではほぼ常に攻撃的MFだったが、監督フレット・ルッテンによってポジション争いの激しい中盤から出場機会の見込まれる右バックにコンバートされた。「コンバートを告げられた時は左遷された気分だった」と後に振り返っている[3]。2014年8月6日のUEFAチャンピオンズリーグ予選ベシクタシュJKとのアウエーゲームでヨルディ・クラーシとの途中出場でデビュー。10月23日のUEFAヨーロッパリーグHNKリエカとのアウエーゲームではHTから途中出場も致命的ミスで失点の原因になったが、ルッテンは信頼を捨てることなく右バックとしての素質を信じ続けた。カルスドルプの攻撃的クオリティは右バックで活かせると彼を説得したルッテンの見立ては正しく、このシーズン 全く未知のポジションで急速に成長。ELでのASローマとのアウエーゲームでは前半30分から途中して同点ゴールの起点となるなど活躍。結局このシーズン中に怪我がちだったルーク・ウィルクシャーからスタメンのポジションを奪い、2018年まで契約を延長した[4]

2015/2016シーズンは背番号2を背負い、右バックとしてスタメン選手に。リーグ戦スタート直後低調だったフェイエノールトを牽引。10月の代表選へ向けたオランダ代表のプレセレクションにも名を連ね、フーゴ・ボルストは「カルスドルプは新たなベン・ヴァインステケルスとなり、その閃光のようなブレイクはアヤックス志向のボンズコーチダニー・ブリントも目を留めた」と讃え[5]アルヘメーン・ダッハブラッドによって9月の月間最優秀選手に選ばれた[6]。11月4日に2020年までの新契約にサイン[7]。カルスドルプは「まだまだ改善点は多いけれど、でも僕にとって一つ確かなことは、このポジションでプロとして今後やっていくということ。『僕はフェイエノールト1の右バックだ』と誇りを持って言える」と右バックに集中することを決心し、「ルッテンに最初に言われた時は本当に酷い気分だったけど、父に次いで僕のキャリアで重要な人。彼にいつまでも感謝する」と語った[8]

2016年のウィンターストップ前からフォームを失っていたが次第に復調、3月13日のフィテッセ戦で久々のアシストを記録。ダリル・ヤンマートらの怪我によって3月末の練習試合にオランダ代表に初招集を受けた[9]

2016-2017シーズンのカルスドルプは非常に堅固な守備を誇るチームの中で前に上がるタイミングを見極めるようになったことで、よりバランスの取れたバックに成長。2016年10月にオランダ代表に招集されると、10月7日のベラルーシとのワールドカップ予選において自身のホームであるデ・カイプで代表デビュー。続くアムステルダムでのフランス戦とあわせて2試合にフル出場し、共に力強いプレーでオランダメディアでは高評価を得た(ただフランス戦はアルヘメーン・ダッハブラッドの採点でチーム最高の8だったのに対し、フランス誌レキップではチーム最低のダヴィ・プレパーの3に次ぐ4と対照的な評価)。力強いシーズンを過ごしていたカルスドルプだが、その後冬に向けて再び調子を落とし、ミスの多さに対して「自分を売り込みすぎている」、「自分の力を過信している」との批判を浴びた[10][11]。最終的には自身最多となるリーグ戦30試合に出場し、フェイエノールトの18年ぶりとなるリーグ優勝に貢献した。

2017年6月28日にイタリアセリエAのASローマに移籍し、5年契約にサイン。移籍金は1400万ユーロにプラスしてボーナス500万ユーロで、総額ではヨルディ・クラーシを抜いてフェイエノールトのクラブ史上最高額の移籍となった[12]

プレースタイル ・ 評価

本来攻撃的MFなため、テクニックに優れ右サイドからのクロスだけでなく中に入ってのスルーパスも出せる。

最も特筆すべきはスピードととてつもない推進力であり、ジョン・デ・ヴォルフは2015/2016シーズン序盤に「ファン・ベークと共にエールディヴィジで最もスピードのあるDFの一人。そのためにチームがリスクを冒したプレーができる。お気に入りの選手」と語った[13]

ヤン・エーフェルスは2015年9月に「本来の攻撃的MFとしても素晴らしい選手だが、選手層を考えれば右バックならオランダ代表でもチャンスがある。卓越したクロス、とてつもない前進力、そしてスピードと、優秀なバックになる全てを備えている。実際アヤックスでの3試合で招集されたテーテよりフェイエノールトでの1年半の間ずっと良いプレーをしている」と語った[14]

タイトル

  • フェイエノールト
エールディヴィジ : 2016-17
KNVBカップ : 2015-16

参考文献

  1. ^ http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/karsdorp-ziet-droom-uitkomen-met-profcontract
  2. ^ http://www.voetbalprimeur.nl/nieuws/699655/topfitte-karsdorp-voorbeeld-voor-veel-voetballers-dat-is-toch-z-n-werk-.html
  3. ^ http://www.voetbalprimeur.nl/nieuws/616909/-ik-werd-helemaal-gek-toen-rutten-dat-zei-het-voelde-als-een-degradatie-.html
  4. ^ http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/karsdorp-tekent-nieuw-contract-en-richt-zich-op-rechtsbackpositie
  5. ^ http://www.ad.nl/ad/nl/5598/Sportcolumnisten/article/detail/4151360/2015/09/28/Karsdorp-is-de-nieuwe-Wijnstekers.dhtml
  6. ^ https://www.fr12.nl/nieuws/33687-karsdorp-uitgeroepen-tot-speler-van-de-maand-september.html
  7. ^ http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/karsdorp-%E2%80%98nieuw-contract-geeft-onbeschrijflijk-gevoel%E2%80%99
  8. ^ http://www.fr12.nl/nieuws/34410-karsdorp-ik-ben-hem-voor-eeuwig-dankbaar.html
  9. ^ http://www.onsoranje.nl/nieuws/artikel/20734/viertal-haakt-af-bij-oranje
  10. ^ https://www.fr-fans.nl/nieuws/27689/van-halst-kritisch-op-feyenoorder-hij-loopt-nu-op-zijn-tenen
  11. ^ https://www.fr12.nl/nieuws/39995-derksen-karsdorp-en-vilhena-gingen-in-zichzelf-geloven.html
  12. ^ https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/rick-karsdorp-van-feyenoord-naar-as-roma
  13. ^ http://www.fr12.nl/nieuws/33558-de-wolf-die-vrije-trap-mag-er-volgens-mij-nie.html
  14. ^ http://www.fr12.nl/nieuws/33547-everse-karsdorp-moet-nieuwe-back-oranje-worde.html

外部リンク