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「スバル・EF型エンジン」の版間の差分

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2017年4月20日 (木) 08:35時点における版

スバル・EF型エンジン
生産拠点 富士重工業
製造期間 1983年8月 - 1998年6月
タイプ 直列3気筒SOHC6バルブ
直列3気筒SOHC9バルブ
排気量 1.0L
1.2L
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1993年式スバル・ジャスティのEF12 EMPiエンジン

スバル・EF型エンジンとは、富士重工業1983年8月から1998年8月にかけて製造していた1,000ccおよび1,200ccの小排気量車向けの水冷4ストロークSOHC直列3気筒ガソリンエンジンである。

概要

EF型エンジンはスバルが海外に輸出する小型車向けに開発したエンジンで、スバル唯一の直列3気筒エンジンである。鋳鉄製のシリンダーブロックを持ち、軽自動車サンバーをベースに設計されたスバル・ドミンゴのエンジンコンパートメントにも収まる軽量コンパクトなエンジンでもあった。 カムシャフトタイミングベルトで駆動し、チェーン駆動式のバランサーシャフトを搭載していた。

スバルの1980年代から1990年代にかけての世界戦略車のエンジンとして、海外進出に大きな役割を果たしたエンジンであったが、コンパクトカーの自社生産から撤退した現在では生産終了となっている。

共通項目

EF10

スバル EF10 エンジン
  • 排気量:997cc
  • ボア×ストローク:78.0mm×69.6mm
  • バルブ数:6(1気筒あたり2バルブ、吸気1・排気1)
  • 圧縮比:9.5:1
  • 燃焼室:半球型
  • 燃料装置:日立製シングルバレルキャブレター
  • 最大出力:47 HP (35 kW; 48 PS) @5,000 rpm / 59 lb·ft (80 N·m) @ 3,200 rpm

EF12

スバル EF12 エンジン
  • 排気量:1.189 cc
  • ボア×ストローク:78.0 mm×83.0 mm
  • バルブ数:9(1気筒あたり3バルブ、吸気2・排気1)
  • 圧縮比:9.0:1
  • 燃焼室:ペントルーフ型
  • 燃料装置:日立製ダブルバレルキャブレター
  • 最大出力:66 HP (49 kW; 67 PS) @5,200 rpm / 70 lb·ft (95 N·m) @ 3,600 rpm

EF12(EMPi)

  • 排気量:1.189cc
  • ボア×ストローク:78.0mm×83.0mm
  • バルブ数:9(1気筒あたり3バルブ、吸気2・排気1)
  • 圧縮比:9.1:1
  • 燃焼室:ペントルーフ型
  • 燃料装置:EMPi
  • 最大出力:73 HP (54 kW; 74 PS) @5,600 rpm / 71 lb·ft (96 N·m) @ 3,600 rpm

関連項目