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「シンピウィ・ベトイェカ」の版間の差分

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'''シンピウィ・ベトイェカ'''('''Simpiwe Vetyeka'''、男性、[[1980年]][[12月24日]] - )は、[[南アフリカ共和国]]出身の[[プロボクサー]]。[[東ケープ州]][[:en:Duncan Village|ダンカン・ビレッジ]]出身。元[[世界ボクシング協会|WBA]]世界[[フェザー級]][[スーパー王者]]。元[[国際ボクシング機構|IBO]]世界フェザー級王者。元IBO世界[[バンタム級]]王者。IBO2階級制覇王者。「'''シンピウェ・ベチェカ'''」などの表記もある。トレーナーは南アフリカの世界王者最多防衛記録を持つ第9代[[国際ボクシング連盟|IBF]]世界[[スーパーバンタム級]]王者[[ブヤニ・ブング]]。アシスタントトレーナーはレノックス・ムプラプラ、マネージャー兼アシスタントトレーナーはニック・ドゥランド<ref>[http://www.fightnews.com/Boxing/trainer-nick-durandt-quits-boxing-336291 Trainer Nick Durandt quits boxing] Fightnews.com2016年5月5日</ref>。元々は手堅い技巧派だったが、トレーナーをブングに変えてからはパンチを振り回してKOを狙うスタイルになっている


== 来歴 ==
== 来歴 ==

アマチュアで133勝17敗の成績を残し、プロ転向。[[2002年]]1月11日プロデビュー。

プロデビュー戦から10連勝(5KO)。2005年2月4日、キャリア11戦目でクリール・マケバと対戦、12回判定で下し南アフリカ[[バンタム級]]王座を奪取。以降2006年12月までに5度の防衛を重ねている。

[[2007年]]5月3日、[[東京]]にある[[有明コロシアム]]で無敗のまま[[世界ボクシング評議会|WBC]]世界バンタム級王者[[長谷川穂積]]と対戦し12回0-3(2者が112-116、113-115)の判定負けでキャリア初黒星と同時に王座獲得に失敗した。

その後保持してた南アフリカバンタム級王座を4度防衛し計9回防衛した後王座を返上した。

[[2009年]]7月11日、エリック・バルセロナと[[国際ボクシング機構|IBO]]世界バンタム級王座決定戦に出場し、3-0の判定勝ちでIBO王座の獲得に成功した。

[[2011年]]2月25日、アメリカデビュー戦を[[オクラホマ州]]で元[[国際ボクシング連盟|IBF]]世界[[ミニマム級]]王者[[ロベルト・カルロス・レイバ]]と対戦し3回にボディショットでカウントアウト。3回2分32秒KO勝ちでアメリカデビューを飾った。

2011年7月2日、WBCインターナショナルスーパーバンタム級王者ジョバンニ・カロと対戦し3者ともに4ポイント差が付く12回3-0(3者ともに116-112)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。またこの試合はWBC世界スーパーバンタム級王座挑戦者決定戦も兼ねておりこの勝利でベチェカは当時正規王者だった[[西岡利晃]]への挑戦権を獲得した<ref>[http://boxingnewsboxon.blogspot.jp/2011/07/blog-post_2541.html 西岡の指名挑戦者にベチェカ] ボクシングニュース「Box-on!」(2011年7月3日)</ref>。
2011年7月2日、WBCインターナショナルスーパーバンタム級王者ジョバンニ・カロと対戦し3者ともに4ポイント差が付く12回3-0(3者ともに116-112)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。またこの試合はWBC世界スーパーバンタム級王座挑戦者決定戦も兼ねておりこの勝利でベチェカは当時正規王者だった[[西岡利晃]]への挑戦権を獲得した<ref>[http://boxingnewsboxon.blogspot.jp/2011/07/blog-post_2541.html 西岡の指名挑戦者にベチェカ] ボクシングニュース「Box-on!」(2011年7月3日)</ref>。



2016年11月22日 (火) 15:00時点における版

シンピウィ・ベトイェカ
基本情報
本名 シンピウィ・ベトイェカ
通称 V12(V型12気筒・V12エンジン)
階級 フェザー級
身長 170cm
リーチ 172cm
国籍 南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国
誕生日 (1980-12-24) 1980年12月24日(44歳)
出身地 東ケープ州ダンカン・ビレッジ
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 30
勝ち 27
KO勝ち 16
敗け 3
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シンピウィ・ベトイェカSimpiwe Vetyeka、男性、1980年12月24日 - )は、南アフリカ共和国出身のプロボクサー東ケープ州ダンカン・ビレッジ出身。元WBA世界フェザー級スーパー王者。元IBO世界フェザー級王者。元IBO世界バンタム級王者。IBO2階級制覇王者。「シンピウェ・ベチェカ」などの表記もある。トレーナーは南アフリカの世界王者最多防衛記録を持つ第9代IBF世界スーパーバンタム級王者ブヤニ・ブング。アシスタントトレーナーはレノックス・ムプラプラ、マネージャー兼アシスタントトレーナーはニック・ドゥランド[1]。元々は手堅い技巧派だったが、トレーナーをブングに変えてからはパンチを振り回してKOを狙うスタイルになっている。

来歴

アマチュアで133勝17敗の成績を残し、プロ転向。2002年1月11日プロデビュー。

プロデビュー戦から10連勝(5KO)。2005年2月4日、キャリア11戦目でクリール・マケバと対戦、12回判定で下し南アフリカバンタム級王座を奪取。以降2006年12月までに5度の防衛を重ねている。

2007年5月3日、東京にある有明コロシアムで無敗のままWBC世界バンタム級王者長谷川穂積と対戦し12回0-3(2者が112-116、113-115)の判定負けでキャリア初黒星と同時に王座獲得に失敗した。

その後保持してた南アフリカバンタム級王座を4度防衛し計9回防衛した後王座を返上した。

2009年7月11日、エリック・バルセロナとIBO世界バンタム級王座決定戦に出場し、3-0の判定勝ちでIBO王座の獲得に成功した。

2011年2月25日、アメリカデビュー戦をオクラホマ州で元IBF世界ミニマム級王者ロベルト・カルロス・レイバと対戦し3回にボディショットでカウントアウト。3回2分32秒KO勝ちでアメリカデビューを飾った。

2011年7月2日、WBCインターナショナルスーパーバンタム級王者ジョバンニ・カロと対戦し3者ともに4ポイント差が付く12回3-0(3者ともに116-112)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。またこの試合はWBC世界スーパーバンタム級王座挑戦者決定戦も兼ねておりこの勝利でベチェカは当時正規王者だった西岡利晃への挑戦権を獲得した[2]

2013年12月6日、オーストラリア西オーストラリア州パースのメトロシティでWBA世界フェザー級スーパー王者クリス・ジョンと対戦し、ジョンの6回終了時棄権によりWBAスーパー王座獲得、IBO王座初防衛に成功した[3][4]。クリス・ジョンはこの試合で引退をした。

2013年12月12日、WBAがWBA世界フェザー級正規王者のニコラス・ウォータースとの間で120日以内(2014年4月5日まで)に王座統一戦を行うよう指令を出した[5]

2014年2月22日、マカオにあるザ・ベネチアン・マカオコタイ・アリーナで、元WBA世界スーパーバンタム級王者下田昭文と対戦する予定だったが、WBAがベトイェカに対し、WBA世界フェザー級正規王者のニコラス・ウォータースとのWBA世界フェザー級王座統一戦を優先するよう指令を出した為、下田昭文戦は中止となった[6]

2014年5月31日、マカオにあるザ・ベネチアン・マカオ内コタイ・アリーナで元世界4階級制覇王者でWBA世界フェザー級2位のノニト・ドネアと対戦するが、初回にドネアがバッティングで負傷しこの傷が原因で試合続行が不可能となり4回負傷判定負けでWBAスーパー王座の初防衛に失敗し王座から陥落した[7]

獲得タイトル

脚注

  1. ^ Trainer Nick Durandt quits boxing Fightnews.com2016年5月5日
  2. ^ 西岡の指名挑戦者にベチェカ ボクシングニュース「Box-on!」(2011年7月3日)
  3. ^ Simpiwe Vetyeka surprised Chris John and ended his reign WBA公式サイト 2013年12月6日
  4. ^ クリス・ジョン敗れる ベチェカ殊勲の勝利 Boxing News(ボクシングニュース) 2013年12月7日
  5. ^ Championships Committee orders mandatory fight between Veyteka and Walters WBA公式サイト 2013年12月12日
  6. ^ マカオの下田×ベチェカ戦はなし Boxing News(ボクシングニュース) 2014年1月10日
  7. ^ ドネアまさかの負傷判定で5階級制覇達成 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年6月1日

関連項目

外部リンク

前スーパー王者
クリス・ジョン
WBA世界フェザー級スーパー王者
2013年12月6日 - 2014年5月31日
次スーパー王者
ノニト・ドネア