「テッド・ニュージェント」の版間の差分
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2016年11月18日 (金) 08:01時点における版
テッド・ニュージェント | |
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基本情報 | |
生誕 | 1948年12月13日(76歳) |
出身地 | アメリカ合衆国 ミシガン州・デトロイト |
ジャンル | ハードロック、ヘヴィメタル |
職業 | ミュージシャン、ソングライター、猟師 |
担当楽器 | ギター、ボーカル |
活動期間 | 1958年 - 現在 |
レーベル |
ディスクリート・レコード エピック・レコード アトランティック・レコード Spitfire Eagle |
共同作業者 |
アンボイ・デュークス ダム・ヤンキース |
公式サイト | www.tednugent.com |
著名使用楽器 | |
ギブソン・バードランド ギブソン・レスポール |
テッド・ニュージェント(Ted Nugent、1948年12月13日 - )は、アメリカ合衆国のギタリスト。ハードロック、ヘヴィメタルの分野で活動している。
来歴
1967年、デトロイトのサイケ・ガレージロックバンド、アンボイ・デュークスのリード・ギタリスト(一部楽曲ではリードヴォーカルもとった)としてデビュー。1973年~1974年に2枚のアルバムをフランク・ザッパのレーベル、ディスクリートからリリース。アンボイ・デュークス解散後、1975年に初のソロ・アルバム『Ted Nugent』発表。ソロ・プロジェクトでは、主にデレク・セント・ホルムズがボーカルを担当しているが、一部楽曲はテッド自身が歌っている。
セカンド・アルバム『Free-for-All』(1976年)にはミートローフが参加。3作目の『Cat Scratch Fever』(1977年)は、アルバムが全米17位、タイトル曲もシングルとして初の全米トップ40入りを果たし(最高30位)[1]、同曲は後にモーターヘッドのアルバム『March ör Die』(1992年)でカヴァーされた。また、テッドが原始人やターザンのようなキャラクターを演じるライヴ・パフォーマンスも話題となり[2]、初のライヴ・アルバム『Double Live Gonzo!』(1978年)は全米13位に達した。
『Penetrator』(1984年)では、デレク・セント・ホルムズに代わり、後にバッド・カンパニーに加入するブライアン・ハウがボーカルを担当。1988年のアルバム『If You Can't Lick 'Em...Lick 'Em』には、ジョン・ボン・ジョヴィやリッチー・サンボラと共作した楽曲「That's the Story of Love」を収録しているが、セールス的には成功しなかった。
1989年、ジャック・ブレイズ(元ナイト・レンジャー)、トミー・ショウ(元スティクス)、マイケル・カーテロンと共にダム・ヤンキースを結成。同バンドのメンバーとして2枚のアルバムを発表した後、ソロ活動に戻る。
2006年、VH1のリアリティ・ショウ『SUPERGROUP』で、セバスチャン・バック、スコット・イアン(アンスラックス)、エヴァン・セインフェルド(バイオハザード)、ジェイソン・ボーナムとバンドを組んで出演[3]。
人物
狩猟が趣味で、全米ライフル協会(NRA)の会員であると共に、銃規制にも反対の立場を取る保守的な人物として知られる。共和党右派の熱心な支持者である。ライフルを持って妻子と山へ狩猟にでかけ、捕また野生の動物を料理して楽しむのが休日の過ごし方だという。野生の動物の料理の仕方を記した著書も妻や息子と連名で出している。 また、"Gonzo Meat Biltong"というブランドのビーフジャーキーも販売している[2]。 公式ホームページの「愛用機材」の紹介ページも楽器類ではなく、全て狩猟機材メーカーへのリンクと徹底している[4]。Outdoor Channelに自身の狩猟番組を持っている。 1970年代に渋谷陽一に「あなたは狩猟をするそうですが、動物愛護の気持ちはないのですか?」とインタビューされた際に、渋谷の足を持ち上げ、「お前も動物の革で作った靴をはいてるじゃないか!」と叫んだ[5]という。
また差別発言が多い事でも知られており、「Japのメーカーのギターでブルースが弾けるか!」と発言したり(しかし日本企業コルグのエフェクターを使用している[6])、ラテン系への侮蔑的な発言、バラック・オバマへの「類人猿との交配種」[7]発言等々で常に物議を醸す存在である。
音楽性
長きにわたって変節のない豪快なハードロックンロールを信条とする。エフェクターをほとんど用いず、直通アンプのオーヴァードライヴのみというセッティングで、いわゆるハードロックギタリストとは思えないほどにクリーンなギターが特徴。愛用ギターはハードロックでは珍しいホロウボディーのギブソンバードランドで、同種のギターに付きもののフィードバックを逆に自由自在にコントロールし演奏する。
ディスコグラフィ
スタジオ・アルバム
- Ted Nugent(1975年)
- Free-for-All(1976年)
- Cat Scratch Fever(1977年)
- Weekend Warriors(1978年)
- State of Shock(1979年)
- Scream Dream(1980年)
- Nugent(1982年)
- Penetrator(1984年)
- Little Miss Dangerous(1986年)
- If You Can't Lick 'Em...Lick 'Em(1988年)
- Spirit of the Wild(1995年)
- Craveman(2002年)
- Love Grenade(2007年)
- Shutup & Jam!(2014年)
ライヴ・アルバム
- Double Live Gonzo!(1978年)
- Intensities in 10 Cities(1981年)
- Live at Hammersmith '79(1997年)
- Full Bluntal Nugity(2001年)
- Extended Versions(2005年)
- Sweden Rocks(2008年)
- Ultralive Ballisticrock(2013年)