「ジャーヴィス・コッカー」の版間の差分
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2016年11月18日 (金) 07:38時点における版
ジャーヴィス・コッカー Jarvis Cocker | |
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2012年撮影 | |
基本情報 | |
出生名 |
ジャーヴィス・ブランソン・コッカー Jarvis Branson Cocker |
生誕 | 1963年9月19日(61歳) |
出身地 | イングランド・シェフィールド |
ジャンル |
オルタナティヴ・ロック ポストパンク インディー・ロック インディー・ポップ ブリットポップ アート・ロック |
職業 | ミュージシャン、シンガーソングライター、俳優、声優、ラジオDJ |
担当楽器 | ボーカル、ギター、ベース、パーカッション、ピアノ、シンセサイザー、グロッケンシュピール、ヴィブラフォン |
活動期間 | 1978年 - |
レーベル | アイランド、ラフ・トレード |
共同作業者 | パルプ、Relaxed Muscle |
ジャーヴィス・ブランソン・コッカー(Jarvis Branson Cocker 1963年9月19日 -)はイギリス・シェフィールド出身のミュージシャンである。1990年代にイギリスを中心に人気を博したバンド、パルプでの活動が有名。
来歴
1978年、学生だった時に友人と共に「Arabicus Pulp」を結成。後にバンドは「Pulp」と改名、1983年にインディーズ・レーベルから1stアルバム『It』をリリース。しかし全く注目されず地道な下積み時代を10年も送り、1993年になってようやくメジャー・レーベルとの契約にこぎ着け、1994年、メジャー移籍後初のアルバムとなった『His 'n' Hers』の発表に至る。
徐々に名前が注目され始め1995年、その当時イギリス全体に盛り上がっていたブリットポップ・ブームの波に乗ってバンドは通算5枚目のアルバム『Different Class』を発表。そこからジャーヴィスが大学生の時に出会ったギリシャ人女性のことを書いた『Common People』が一躍大ヒット。人気バンドの仲間入りを果たす。しかしバンドは2000年代に入ってからはその人気を持続することが出来ず、2年後活動休止となる(実際はほぼ解散状態)。
2002年にフランス人女性と結婚し、パリに移住。一児の父親となった。
それ以降は2003年にRelaxed Muscle(そこではDarren Spoonerと名乗っている)なるエレクトロポップ・バンドを結成したり、2005年には映画「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」に舞踏会で演奏するバンドのシンガー役で出演するなど俳優業にも進出。
その他にもシャルロット・ゲンズブールのアルバム『5:55』(2006年)の楽曲の作詞を担当したのち、2006年11月、43歳にして初のソロ・アルバム『Jarvis』を発表。アルバムは全英37位ながら、シルバー・ディスクを獲得している。
2009年にセカンドソロアルバム『Further Complications』を発表し、全英トップ20入りするという前作以上の成功を収めている。
2010年からはラジオDJとしての活動も本格的に始め、BBCラジオ6ミュージックで『ジャーヴィス・コッカーズ・サンデーサーヴィス(Jarvis Cocker's Sunday Service)』を担当している。
ブリット・アウォーズでの騒動
1996年、ブリット・アウォーズでマイケル・ジャクソンのパフォーマンス中に乱入し、彼に向かって尻を突き出したあげく、叩いたことでボディガードに捕まり、警察から取り調べを受けた[1]。 このハプニングによって、ジャーヴィスは激怒したマイケルのファンから苦情・抗議を受けたが、後に「あれは、周囲に対してまるで神のような振舞いをしていたマイケルに対する抗議だった。」とコメントしている。
当然彼の行為に対してはブラーのデーモン・アルバーンからの「非紳士的だ」などの批判があった[2]ものの、彼の行為を称えるメディアやアーティストは意外にも多く、オアシスのノエル・ギャラガーは「奴はスターだ。MBEの称号を与えるべきだ」と賞賛している。
ディスコグラフィー
※「ゴールド等認定」については、BPI (British Phonographic Industry) の記録からである。
スタジオ・アルバム
年 | タイトル | UKチャート | USチャート | ゴールド等認定 | 補足 |
---|---|---|---|---|---|
2006 | ジャーヴィス Jarvis
|
37 | - | シルバー (6万枚) | |
2009 | ファーザー・コンプリケーションズ Further Complications
|
19 | 155 |
シングル
年 | タイトル | 英 | 収録アルバム | 補足 |
---|---|---|---|---|
2006 | Running the World | - | Jarvis | ダウンロードのみ |
2007 | Don't Let Him Waste Your Time | 36 |
| |
Fat Children | 158 | |||
2008 | Temptation (Live) | 148 | - | 「ベス・ディットー & ジャーヴィス・コッカー」名義でリリース |
出典
- ^ マイケルの神々しいパフォーマンスに乱入して台無しにした男|TAP the LIVE|TAP the POP
- ^ デーモン、「ジャーヴィスのやることは癪に障る」 Damon Albarn BARKS音楽ニュース