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2016年11月18日 (金) 07:14時点における版
エリック・ジョンソン | |
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エリック・ジョンソン | |
基本情報 | |
生誕 | 1954年8月17日(70歳) |
出身地 | アメリカ合衆国テキサス州オースティン |
ジャンル |
ロック フュージョン |
担当楽器 | ギター |
活動期間 | 1974年~ |
公式サイト | ericjohnson.com |
エリック・ジョンソン(Eric Johnson、1954年8月17日 - )は、アメリカテキサス州オースティン出身のギタリスト、作曲家、音楽家。
略歴
- 1974年に、スタジオ・ミュージシャンとしての活動を開始する。その後、しばらくスタジオ・ミュージシャンとしての活動が続く。
- 1986年の4月に、初のソロ・アルバム『Tones』をリリース。このアルバムは、2度目のグラミー賞にノミネートされた。
- 1990年の2月に、2作目のアルバム『Ah Via Musicom』をリリースする。このアルバムの2曲目の「Cliffs of Dover」が大ヒットとなり、3度目のグラミー賞を受賞する。
- 1996年には、3作目のアルバム『Venus Isle』をリリース。収録曲「S.R.V.」は、同郷出身で、逝した偉大なブルース・ギタリスト、スティーヴィー・レイ・ヴォーンへ捧げられたものとなっている(「S.R.V.」とは、レイ・ヴォーンのイニシャル)。また、同年にはジョー・サトリアーニ率いるG3のツアーに参加し、その時のライブの様子は、翌年にライブ・アルバム、ライブ・ビデオとしてリリースされている。
- 1998年には、76~78年に録音され、未発表だった『Seven Worlds』をリリース。本来は、ファースト・アルバムとなる予定の作品だったが、斬新すぎる音楽アプローチが仇となり、当時の権利元が発売を却下。20年後、ARK21から改めてリリースされる。本作では、『Tones』にも収録されている「Emerald Eyes」「Zap」のオリジナル・テイクが聴ける。
- 2002年には、4作目のアルバム『Souvenir』をリリース。このアルバムは、2005年12月現在本人の公式サイトからのみ通信販売されている。
- 2005年に、5作目のアルバム『Bloom』をリリース。4度目のグラミー賞にノミネートされた。
音楽性
この記事には独自研究が含まれているおそれがあります。 |
- ロックやジャズ、ブルースといった音楽を取り込み、それを消化した独特の曲調、プレイが大きな特徴。グラミー賞を受賞した「Cliffs of Dover」などに代表されるように、美しいコード進行とメロディーの曲が多い。
- 1970年代頃から現在のスタイルを確立し、当時はまだ一般的でなかった速弾きなども、当時のアルバム(『Seven Worlds』など)で聴くことができる。
- トーンに凄まじいまでのこだわりを見せる。実際にそのトーンに対する評価は、歪ませた音でもクリーントーンでも高く、彼の音色をお手本としているギタリストも多い。過去のギター雑誌等でのインタビューでも細部の細部にまで至るこだわりについて述べている。曰く、「エフェクターは(ACアダプタでなく)電池駆動、その電池もメーカーはデュラセルのものに限る(メーカーごとの違いを聞分けられるらしい)」「エフェクターも電気が流れている以上、電波が出てるからボードの上での置く位置にも気を付けないといけない(各エフェクトごとに固有の電界があるため、相互干渉で音が変わらないようにすると言う意味)」「ライブで機材を組み立てる時に最初にすることは、エフェクターを乗せるベニヤ板を、どっちを表にするか裏にするかだ。それによって音色が変わってくるんだよ」とのこと。
- メイン・ギターは、フェンダーのストラトキャスターで、他にはギブソンのES-335、SG、レスポールなどを使うこともある。2005年には、フェンダーから自身のシグネイチャー・モデルが発売された。日本でも販売されている。2009年のNAMMショーで、ローズウッドネックヴァージョンのシグネイチャーモデルが発表された。このモデルには、ネックにバインディングが施され、ピックアップにも改造が加えられている(ネックのバインディングは、元々65年モデルなどの仕様にあったらしい)。
- チューニングの際には、通常の6弦から1弦へと順にチューニングしていくやり方ではなく、3弦、2弦、1弦、4弦、5弦、6弦の順に弦の中央側から外側に向かって広がっていくようにチューニングをする。この様子は自身の教則ビデオで確認することができる。
- ソロの他にもALIEN LOVE CHILD、ELECTROMAGNETS等のバンドでの音源も発表している。ALEAN LOVE CHILDのライブ・アルバム『Live And Beyond』では、収録曲「Rain」がグラミー賞にノミネートされている(作曲は、同バンドのベーシスト、クリス・マレシュ)。
- エフェクトボードのセッティングは、スイッチングにより、クランチはキース・リチャーズ風、クリーンはウェス・モンゴメリー、リードはエリック・クラプトン風とジミ・ヘンドリックス風の2種類のファズトーンといった、エリックが追求する理想の音像が再現出来るように工夫されている。
作品一覧
Solo albums
- Seven Worlds - November 6, 1978
- Tones - March 12, 1986
- Ah Via Musicom - February 28, 1990
- Venus Isle - September 3, 1996
- Souvenir - May 3, 2002
- Bloom - June 14, 2005
- Up Close - December 7, 2010
- EUROPE LIVE - June 24, 2014
- Eclectic - October 27, 2014 ※マイク・スターンとの共演作品
Live albums
- G3: Live in Concert - June 3, 1997 (with Joe Satriani and Steve Vai)
- Live from Austin, TX - November 1, 2005
- Live From Austin TX '84 - November 22, 2010
- Europe Live - June 23, 2014 (CD / LP)
Other Projects
- Electromagnets by Electromagnets - 1975, LP (CD: August 18, 1998)
- Alien Love Child - Live and Beyond : October 4, 2000
- Electromagnets 2 by Electromagnets - 2006
使用機材
(公式サイトより)
- 音色1
Vox Cry Baby (Late 60's)
↓
BK Butler Tube Driver (Mid 80's)
↓
Echoplex (Mid '70's)
↓
into a '68 Marshall 100 Watt Head (with a 4X12 Marshall Cabinet (Late '60's))
- 音色2
Electro-Harmonix Memory Man
↓
Boss DD2 Digital Delay
↓
T.C. Electronics Stereo Chorus
↓
Fender Twin or Deluxe Reverbs (with JBL Speakers)
- 音色3
Pete Cornish SS3 or Ibanez TS808 Tube Screamer
↓
Dallas Arbiter or Dunlop Signature Fuzz Face
↓
MXR Flanger Doubler
↓
MXR 1500 or 1000 Digital Delay
↓
into a '68 50 Watt Marshall Head or a Dumble or Fulton-Webb Head with a 4X12 Marshall Cabinet (Late '60's)
関連項目
外部リンク
- ericjohnson.com―公式サイト(英語)