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2016年11月18日 (金) 07:11時点における版
咲人 | |
---|---|
生誕 | 1981年6月29日(43歳) |
出身地 | 日本 宮城県 |
ジャンル | ロック |
職業 |
ギタリスト 作詞家 作曲家 |
担当楽器 | ギター |
活動期間 | 2000年 - |
共同作業者 | ナイトメア |
公式サイト | NIGHTMARE Official Site |
メンバー |
YOMI(ヴォーカル) 柩(ギター) Ni〜ya(ベース) RUKA(ドラムス) |
咲人(サキト、1981年6月29日[1] - )は、日本のミュージシャン、ギタリスト、コンポーザー。ロックバンドナイトメアの下手(しもて)ギターを務める。宮城県出身。血液型はO型[1]。
来歴
小学5年生の頃にX JAPANを聴き衝撃を受ける[2]。元々あまり音楽を聴く家庭ではなかったものの、それ以降、音楽を聴かない日がなかったほど一気にのめり込み、自身の音楽人生が始まったという[2]。スコアを買い、家にあった父のクラシックギターでX JAPANの曲を弾いたのをきっかけに、当初はクラシックギターで練習をしていたが[3][4]、中学2年生の頃にエレキギターを買った友人に触発され、hideと同じモッキンバードタイプのギター一式を買ってもらい音楽活動をスタートさせる[5]。高校1年の時に本格的にバンドを組み、LUNA SEA、L'Arc〜en〜Ciel、PIERROTのコピー[6]にいそしみながらコンテストに出場。高校2年の時にヤマハ主催のTEENS' MUSIC FESTIVALで入賞した[4][7]。
高校3年の10月に柩と出会い、柩がYOMIを、咲人がNi〜yaを紹介しメンバーが知り合う[8]。センター試験の直前まで大学へ進学するか悩んだが、惰性で進学や就職をするのではなく本気で好きなことをやりたいと考え、コンテストでの入賞を説得材料に親を押し切り、音楽の専門学校への道を選んだ[9]。専門学校デジタルアーツ仙台のミュージックアーティスト科を卒業[10]。
2000年元旦にナイトメアを結成。高校時代に組んでいたバンドでは"咲"という名前を使用していたが、ナイトメアを始めるにあたり、他の咲が付く名前を考えていた時に思いついた"咲人"という名前になる[11]。後にRUKAが加わり、仙台市を拠点にインディーズで活動開始。東京進出を経て、2003年8月に日本クラウンからメジャーデビューを果たした。
人物
RUKAと並んでナイトメアのメインコンポーザーの1人。『ジャイアニズムシリーズ』は咲人が作曲してきたものである。作詞も手掛け、最初に書いた詞は「ジャイアニズム惨」[12]。ナイトメアで作詞をするようになるまでは自らコンポーザーでありたいと考えていた[13]。しかし主軸はギタリストであり、誰々のようになりたいではなく「自分は自分でありたい」という意識が強く[14]、ギタリストとして自分にしか出せない音を出せるような"唯一無二"になりたいと語っている[14]。
影響を受けたミュージシャンはSUGIZO[6][14]、ヌーノ・ベッテンコート[要出典]、スティーヴ・ヴァイ[6][15]が主に挙げられるが、聴く音楽はロックからクラシックまで幅広い[6]。
2003年、アルバム『Ultimate Circus』の頃に自身を取り巻く環境が原因で精神的に追い込まれ、本気で全てを投げ出したくなりナイトメア脱退を考えたが、結局脱退せずにこの問題を乗り越えた[16]。
DEAD ENDのフォロワーを公言しており、『Player』2013年11月号でDEAD ENDのギタリスト足立祐二とスペシャル対談を果たした[17]。
主な活動
この節の加筆が望まれています。 |
参加作品
- DEAD END Tribute -SONG OF LUNATICS-(2013年9月4日)
- 「I Can Hear The Rain」にギタリストとして参加[17]。
- V-ANIME collaboration -homme-(2014年3月26日)
- V-ANIME collaboration -femme-(2014年5月14日)
- 「フェアリーテイル〜約束の日〜」(FAIRY TAIL)で米倉千尋と共演。
使用機材
使用ギター
- ESP FOREST-GT 咲人custom[19]
- 咲人が19歳の頃にオーダーメイドしたギター。市販のフォレストと違う点ではボディがアルダーになっていることである。チューニングは半音下げ、ピックアップはセイモア・ダンカンのSSL-1とTB-11を搭載。
- ESP FOREST-GT[19]
- 上記のサブギター。もとはシースルーブラックだったが、ライブでネックを折ってしまった際に白に変更。当初は半音下げチューニングだが、後にドロップC#(全弦半音下げ+さらに6弦のみ1音下げ)チューニングに。ピックアップはダンカンのSSL-1とTB-4を搭載。
- ESP Proto-type[19]
- オリジナルモデル"Sho-Ryu-Ken"の原点。当初は実験としてスロテッド・ヘッドを採用したが、立って弾いたときの重量バランスが悪く、あまりローが稼げなかったのでライブでは使用されず「the WORLD」のPVや機材展示で使用されたくらいだった。
- ESP N-SS-500 <Sho-Ryu-Ken>[20]
- プロトタイプを改良した後出来上がったモデル。改良された点はヘッドに球が付き、ネックジョイントをセットネックに、ボディをレスポール寄りにリファイン、さらにアーチド・トップになっていることである。当初、ピックアップはダンカンのSSL-1とTB-11を搭載していたがホワイト&ブラックバーストモデルのSho-Ryu-Kenが完成するとダンカンのAPTR-1とAPTL3JDに変更、しかし、多彩な音色に対応するためフロントをSSL-1に戻す。この後さらにドロップC#チューニング用のみハムバッカーに戻す。
- ESP Proto-type <Sho-Ryu-Ken> White&Blackburst
- 咲人自身が気に入っているテレキャスターの音をモチーフに生み出されたギター。テレキャスターの音に近づけるためボディをアッシュにしている。ピックアップはダンカンのAPTR-1とAPTL3JD、のちにフロントをSSL-1に変更。チューニングは半音下げ。
- ESP Proto-type <Sho-Ryu-Ken> White
- ドロップC#チューニングの曲用に製作されたギター。これまでのSho-Ryu-Kenとは違い、ネックジョイントをスルーネックに変更、さらにダウンチューニング対応させるためかハムバッカーを搭載している。ピックアップはダンカンのSSL-1とSH-13を搭載。
- ESP SNAPPER-ALR 咲人custom
- ブリッジにピエゾピックアップを搭載し、アコースティックサウンドが出せるようになっているモデル。チューニングは半音下げ、ピックアップはダンカンのSSL-1×2とAPTL3JDを搭載。
- ドロップB(全弦1音半下げ+さらに6弦のみ1音下げ)チューニングの「ジェネラル」で使用されているギター。
使用アンプなど
- VHT PITTBULL (アンプ)[19]
- Hughes & Kettner TRIAMP (アンプ)[19]
- Koch SUPERNOVA 120 (アンプ)
- VHT D412-P50E (キャビネット)
- VHT 412-2530 (キャビネット)
- Koch (キャビネット)
- ROCKTRON PACHIMATE
- YAMAHA YME8 (MIDIエキスパンダー)
- BOSS GT-3 (マルチエフェクター)[19]
- BOSS DD-20 (デジタル・ディレイ)
- FULLTONE OCD (ブースター)
- ELECTRO-HARMONIX POG (オクターバー)
- ELECTRO-HARMONIX オクターブ・マルチプレクサー (オクターバー)[19]
- Seymore Duncan SFX-01 (ピックアップ・ブースター)
- CUSTOM AUDIO ELECTRONICS RS616 (ループ・システム)
- SNARLING DOGS (ワウ・ペダル)[19]
- DigTech Whammy (ワーミーペダル)[19]
- ROCKTORN BASHEE (トーク・ボックス)
書籍
- ナイトメア咲人の『鈍行いくの? 〜五十音の旅〜』(DVD付)2009年6月29日、シンコーミュージック・エンタテイメント ISBN 9784401633074
- ナイトメア咲人の『続・鈍行いくの? 〜五十音の旅〜』(DVD付)2012年3月31日、シンコーミュージック・エンタテイメント ISBN 9784401635733
- 『TABISITE Vol.1 カンボジア編』(DVD付)2013年11月5日、タイムリーレコード
- 『TABISITE Vol.2 インドネシア編』(DVD付)2014年11月12日、タイムリーレコード
脚注
- ^ a b Revelation[黙示録]history 2008, p. 17.
- ^ a b ROCK AND READ 015 2007, p. 62.
- ^ ROCK AND READ 015 2007, pp. 66、67.
- ^ a b 『BARKS+plus THE DAYS of NEW ROCK』ソフトバンククリエイティブ、2007年、p.37頁。ISBN 978-4-7973-4078-5 。
- ^ ROCK AND READ 015 2007, pp. 62、66.
- ^ a b c d glare vol.2 2007, p. 15.
- ^ ROCK AND READ 015 2007, pp. 67、55.
- ^ ROCK AND READ 015 2007, pp. 67、71.
- ^ ROCK AND READ 015 2007, pp. 55、70.
- ^ “ミュージックアーティスト科 各種実績”. 専門学校デジタルアーツ仙台. 2014年12月14日閲覧。
- ^ Revelation[黙示録]history 2008, p. 21.
- ^ ROCK AND READ 015 2007, p. 77.
- ^ ROCK AND READ 015 2007, pp. 77、75.
- ^ a b c Revelation[黙示録]history 2008, p. 46.
- ^ Revelation[黙示録]history 2008, p. 20.
- ^ ROCK AND READ 015 2007, p. 78.
- ^ a b “DEADEND足立祐二とNIGHTMARE咲人のスペシャル対談”. Player ON-LINE (2013年10月12日). 2015年9月3日閲覧。
- ^ “ナイトメアの咲人が声優に初挑戦!”. BARKS (2008年1月25日). 2015年7月17日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j glare vol.2 2007, p. 23.
- ^ glare vol.2 2007, p. 22.
参考文献
- 『ROCK AND READ 015』TOKYO FM出版、2007年、pp.50-81頁。ISBN 978-4-88745-190-2 。
- 『glare vol.2』シンコーミュージック・エンタテイメント、2007年。ISBN 978-4-401-63087-5。
- 「glare」vol,8
- 「ヤングギター」2009年6月号
- 『Revelation[黙示録]photographs and history』 BOOK-2 history、ぴあ、2008年。ISBN 978-4-8356-1704-6。
関連項目
外部リンク
- 咲人 (@suck_it_nm) - X(旧Twitter)
- ESP Artist Series - 咲人