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2016年11月18日 (金) 07:06時点における版

西山毅
生誕 1962年1月7日
出身地 神奈川県横浜市
学歴 東京歯科技工専門学校
ジャンル J-POP
ロック
職業 ミュージシャン
ギタリスト
担当楽器 ギター
活動期間 1983年
公式サイト http://nishiyama-takeshi.com/

西山毅(にしやま たけし、1962年1月7日 - )は、日本のミュージシャン神奈川県横浜市出身。

22年間、HOUND DOGギタリストとして活躍。現在では、Sound HorizonLinked Horizon、ミューア等、様々なアーティストのサポートや、ライブセッションを中心に活動中。また、音楽学校でもギター講師をし数多くのプロギタリストを輩出している。

人物

小学時代は野球選手になるのが夢だった。アニメ『巨人の星』の影響で、エキスパンダー2本を改造して大リーグボール養成ギブスを自作したという。

中学時代は主に空手に熱中。ライブでの蹴りのアクションでもその影響は垣間見れる。後に教則ビデオ『技』でも空手の道着を着て、蹴りや自然石割りなどを披露している。

その頃、4歳上の音楽好きの兄の影響もあり、ギターに興味を持ち始めた西山は、兄の弾くジェフ・ベックのフレーズに違和感を持つ。ある日こっそりとギターを触っていると突然ひらめき、そして兄に「こうやって弾くんじゃないの?」と助言すると、兄に「その通りだよ! お前ギターやれよ」という事に。

中学3年の時に、雨で中継が流れた野球の変わりに放送された映画『エレキの若大将』をたまたま観る事に。ギターを持つ寺内タケシを観て「これしかない!」と本格的にギターに目覚めると、すぐに上達し、一年後には兄や従兄弟とバンド「かうんたっく」を結成。「人前で演奏したかっただけ」という理由で、「かうんたっく」は数多くのコンテストに出場。その中でも、結成1年後の高校2年の時に出場した『EASTWEST』では、決勝大会まで進む。その時の音源は『EASTWEST78』というタイトルでレコード店に並んだ。

同時期にテレビ番組『銀座NOW!』にも出演。番組内で、山本恭司に「ライトハンド(タッピング)奏法を教えてください」と質問した。また、東京12チャンネルの『ロックおもしロック』に出演したときのゲストは、後にHOUND DOGで活動を共にする事になる鮫島秀樹がいた「ツイスト」であった。

高校3年に進級した時に、1つ年下の後輩ですごく上手いギタリスト(小野瀬雅生)を見てショックを受け、それまでのスタイルからロックギターの道に進む。その時期に小林克己に師事。「この人(師匠)に習えば彼(小野瀬)を抜けると思って、門を叩いたんです。」と西山本人も後に語っている。※その小野瀬雅生とは、2016年2月に横浜ストーミーマンデーでのライブで初共演をしている。

高校を卒業する頃に「ギタリストになりたい」と両親に言うも反対され、実家が歯医者のため技工士の専門学校(2年制)に行く事になる。しかし母親が「2年でその学校を出て、残りの2年を自由に使いなさい。その2年間でプロになれなければあきらめなさい。」と1つだけ条件を与える。

22歳がタイムリミットだったが、結果としてギリギリ22歳でHOUND DOGに加入する事になる。

来歴

  • 1982年C-C-B(当時はCoconutBoys名義)に欠員が出たこともあり、リードギターにと勧誘を受ける。
しかし、当時のプロデューサーに「ギターはどうでも良いから、歌を頑張って!」と言われ、その言葉に同意出来ず断っている(因みに西山が断ったC-C-Bのギタリストには、後年セッションなどで共演する機会も多い米川英之が着任した)。
  • 1983年福島邦子のライブサポートギタリストとしてプロのキャリアをスタート。その後、吉川晃司桑名正博宮原学などのバックギタリストを経験。
  • 1984年蓑輪単志の推薦で、HOUND DOGに新ギタリストとして加入。
  • 1993年7月13日、リットーミュージックより教則ビデオ『技』を発売。ベストセラーとなる。
  • 1993年12月 - 1994年3月、フジテレビで放送されていた深夜番組「寺内ヘンドリックス」に「ギター侍」として出演。海外のギタリストに「ギター対決」を挑んでテクニックを見せつける企画であった。
  • 1997年宇都宮隆のソロツアー「TAKASHI UTSUNOMIYA TOUR '97 E.A.GRANDSTAND」にサポートギタリストとして参加。
  • 同年8月、1stソロアルバム「CREATURE」を発表。このアルバムは、ギタリストオススメの1枚として紹介されたりしている。
  • 2005年、HOUND DOG解散騒動が勃発。
  • 2006年、HOUND DOGを去る(「HOUND DOG#デビュー25周年目以降のバンド内の一連の騒動」項参照)。
自分が本当にやりたい音楽とHOUND DOGの音楽性は異なる」趣旨の発言をかねてから繰り返していた[要出典]が、自らの意志で脱退することはなかった。
「脱退」後はさまざまなセッション活動の傍ら、教則本の模範演奏などでも活躍している。
  • 2007年1月20日、「北京人民大会堂」で満文軍のサポートギタリストを務める。この会場でエレキギターを弾いた最初の日本人となった。
  • 2007年6月、2ndアルバム「虎音〜HU-YIN〜」発売。セブンアンドワイのCD販売ランキングのフュージョン (音楽)フュージョン部門で1位獲得。同年12月、ジョニー吉長鮫島秀樹と「J.N.S」を結成。
  • 2009年3月、劇場版『ヤッターマン (映画)』 劇中歌(「ヤッターマンの歌 2009」、「天才ドロンボー 実写版」)のギター演奏を担当。
  • 2010年、Sound Horizonの7th Story CD 「Märchen」のレコーディングに参加。
  • 同年12月 - 2011年1月に行われた7th Story Concert 「Märchen」に出演。
  • 2011年7月 - 9月、「Sound Horizon Live Tour 2011 -第一次領土復興遠征-」ツアーに参加。
  • 2011年9月23日、中国の代表的女性シンガー、「那英」の 『那又怎・ Music Live』北京工体演唱会にサポートギタリストとして参加。
  • 2012年11月25日、「Revo Linked BRAVELY DEFAULT Concert」in 横浜アリーナに出演。
  • 2013年7月、「Linked Horizon進撃の巨人 トーク&ライブイベント」に参加。
  • 2013年9月、 『ピックアップ大全~ハムバッカー・サイズ編~(シンコー・ミュージック)』 にて、ピックアップ86セットをデモ演奏。
  • 2013年10月26日、「Sound Horizon Revo's Halloween Party」in 埼玉スーパーアリーナに出演。
  • 2013年12月31日、「第64回NHK紅白歌合戦」に、Linked Horizonのギタリストとして参加。
  • 2014年8月、YOUNG GUITAR 2014年9月号付録DVDにて、フラクタル・オーディオ・システムズ”Axe-Fx II XL“サウンド・サンプル(西山 毅)を収録(音のみ)
  • 2014年9月28日、Guitar☆Man LIVE #019@鶯谷 東京キネマ倶楽部に出演。
  • 2014年10月11日、MBSアニメフェス2014@大阪城ホール Linked Horizonのギタリストとして参加。
  • 2015年1月6日・7日、西山毅 Birthday Live@横浜ストーミーマンデー
  • 2015年4月 - 5月、 Sound Horizon 9th Story Concert『Nein』~西洋骨董屋根裏堂へようこそ~ に参加。
  • 2015年9月18日、GUITAROYAL@吉祥寺JIROKICHI に出演。
  • 2015年10月、YOUNG GUITAR 2016年1月号[特別企画]YGピック・ワンダーランド DVD出演
  • 2015年11月、Facebook上の楽器店『West SelecTioN』を立ち上げ、エフェクター「TNT DRIVE」やピック等のオリジナル商品を販売開始。
  • 2016年1月6日・7日、 西山毅 Birthday Special@横浜ストーミーマンデー
  • 2016年3月4日・5日、伝説のギタリスト『神鬼(シンキ)』のライブをプロデュース。 (3/4東京・高円寺Club Mission's、3/5横浜ストーミーマンデーでライブを行う。)
  • 2016年6月25日、自身初となるギター教則本『実は“弾けてない”ギタリスト矯正カリキュラム』を、シンコーミュージックエンタテイメントより発売。
  • 2016年8月25日、Tokyo Tower Thursday's Concert出演 ( 東京タワー大展望台1階特設ステージ)にてソロLIVE。) サポートは、竹田元(Key)、ゲスト:Songil Choi(Vi)
  • 2016年10月1日より日本テレビ系列にて放送開始の連続テレビアニメ『タイムボカン24』の劇中音楽のギター演奏を担当。

脚注

外部リンク