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2016年11月18日 (金) 07:04時点における版
TAKUYA | |
---|---|
出生名 | 浅沼拓也 |
生誕 | 1971年9月9日(53歳) |
出身地 | 日本, 京都府京都市 |
ジャンル |
ロック オルタナティヴ・ロック[1] ポップ・ロック[1] J-POP |
職業 |
ギタリスト ミュージシャン 音楽プロデューサー |
担当楽器 | ギター |
活動期間 | 1990年 - |
事務所 | ユニバーサルミュージック |
共同作業者 | JUDY AND MARY |
公式サイト | (TAKUYA OFFICIAL WEB SITE) |
TAKUYA(タクヤ、1971年9月9日 - )は、京都府京都市出身の日本のギタリスト、ミュージシャン、音楽プロデューサー。 本名は、浅沼 拓也(あさぬま たくや)。元JUDY AND MARYのギタリストで、ソロ活動の際にはTAKUYA名義とソロユニットのROBOTS(ロボッツ)名義を使い分けている。血液型はO型。ユニバーサルミュージック所属。
来歴
京都市左京区のノートルダム学院小学校卒業後、父親の教育方針により当時全寮制だった男子校の長崎県の海星中学校へ単身入学。しかし、アメリカ映画のような華やかな生活をイメージしていた父の想いとは裏腹に、毎朝の点呼、空調のない部屋、いじめの標的となれば四六時中闇討ちの恐怖に苛まれ、中には精神的な理由で病院送りになる者も出るという過酷な寮生活を約2年間送ることとなる。その中で沖縄出身の同級生に部屋で闇討ちされ、頭蓋骨を骨折し、スポーツ選手の夢を断念する(本人曰く、今でも時折痛むらしい)。その後、先輩の部屋で出会った音楽に傾倒するようになる。その当時はシンセサイザーが主流の音楽が大流行していたのもあり、当初はキーボーディストを目指していた。自らもシンセサイザーを手に入れようとした矢先、京都の実家が放火で焼け落ちてしまい、両親に機材を購入してもらう計画は立ち消えとなった。寮の風呂場で落ち込んでいたところ、先輩から1万5000円で、分割でもよいからとギターを売ってもらったのがギターとの出会いである。それ以来ギターに熱中し、教師にギターを取り上げられてもなお奪い返すほどのめり込んでいった。音楽を聴けない寮生活の環境で、雑誌に載っている楽譜を見ながらひたすら練習したという。中学3年生の1学期に退学し、地元京都の周山中学校へ編入。その後、京都府立北嵯峨高等学校へ進学するも自主退学。夏休みにフルタイムで深夜のアルバイトに励むことで、商売人の両親に学歴をあきらめさせる策を練ったと後にライブで語っている。
1989年、「Relish of Rose」というビジュアル系バンドでYAMAHA TEENS' MUSIC FESTIVAL に出場し、全国大会にのぼり入賞する(当時のボーカル加藤孝之は現在お笑い芸人としてオフィス北野所属で活躍中)。それがきっかけとなり加藤と共に音楽活動をすべく上京、NHKの大道具としてバイトをしていた頃、大ファンだったデヴィッド・ボウイの影響でパントマイムを習う。
analersのヨウイチ率いるバンド・SKAFUNK(スカンクと読む。実際の表記はFにスラッシュ)に途中から在籍するも間もなく解散。その後自身でROBOTSを結成してライブを中心に活動していた頃、当時インディーズでCDをリリースしメジャーデビューに向けて準備中だったJUDY AND MARYへの加入を山羊智詞&赤羽楽団で知り合った恩田快人と五十嵐公太から誘われる。オーディションで文句なしの合格を決めて加入、1993年「POWER OF LOVE」でJUDY AND MARYデビュー。バンド中期以降はメインソングライターとして活動を支えた。その傍らROBOTSでの活動も再開させ、1997年にはライブツアーも敢行している。2001年にJUDY AND MARYを解散し、2002年からはソロ活動を開始。
2004年に地元・京都の元芸妓の女性と結婚するが、2006年に離婚している。
2005年からはプロデューサーとしても活躍し、高橋瞳、喜多修平などのプロデュースを手がけている。
2009年にROBO+Sを解散するも、現在に至るまで積極的にライブなどの音楽活動を行っており、2010年には上木彩矢とともに仮面ライダーWの主題歌にタイアップされた縁で同番組に出演、俳優デビューも飾っている。また、お笑いコンビのアメリカザリガニと結成した音楽ライブとコントを融合したコメディーユニット「商店街バンド」での活動も行っている[2]。
2015年4月・Slush Asiaにて「福岡をアジアの音楽のハブにする」構想を発表[3]。日本国内で「電源」「立地」「カルチャー」の三点から、最も福岡が条件に一致する街だという。
人物
エッジの効いた音色で激しいカッティングやアルペジオなどを用い、ヴォーカルのバッキングであっても変則的に動き回るトリッキーかつメロディアスな演奏が特徴的。 また京都市でも舞妓や芸妓など伝統文化の息づく街で育ったためか、「KYOTO」「イロトリドリノセカイ」「HOTARU」など、作風にも情緒的な世界観が表れている。
実家は、京都に数店舗ある喫茶店「あさぬま」を経営している。また四条にある「アサヌマ写真場」は叔父が経営している。
サッカーフリークとしても名を馳せ、自身では芸能人サッカーチーム「THEミイラ」に所属し、不定期ながらも試合に参加して活躍している他、『ORANGE SUNSHINE』には「special thanks to JUBILO」のクレジットが有るなどジュビロ磐田のファンとしても知られている。また、サッカー選手の稲本潤一の大ファンであり、親交も深く、稲本選手の後援会長でもある。尚、ヤマハスタジアムにあるサポーターズクラブメンバーズボードには10年以上もの間、会員の欄に「浅沼拓也」の名前がある。2008年には歌手活動も行っている現役女子サッカー選手・石田美穂子(アーティストネームは「石田ミホコ」)のデビュー曲のプロデュースを行った。
ゲームも好きで、特にモンスターハンターが大得意。中川翔子も驚くほど、芸能界でもかなりの腕前である。地元京都の天下一品のラーメンが産湯というくらいの好物で、またライブでの初ギャラで打ち上げをしたのは餃子の王将で、王将の料理はソウルフードとまで明言している。
ディスコグラフィ
シングル
発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
ROBOTS(ROBO+S) | |||||
1st | 1997/9/1 | コイビト | ESDB-3788 |
|
オリコン最高31位 #3はアルバム未収録。 |
2nd | 1997/10/29 | ROBOT | ESDB-3795 |
|
オリコン最高49位 #2、#3はアルバム未収録。 |
3rd | 1998/2/25 | パレット | ESDB-3825 |
|
TBS系「Maboodachi」エンディング・テーマ #2はアルバム未収録。 |
4th | 1998/5/13 | she-through | ESDB-3835 |
|
TBS系「b」オープニング・テーマ オリコン最高69位 全曲アルバム未収録。 |
5th | 1998/9/9 | ALCHEMIST | ESDB-3863 |
|
オリコン最高44位 全曲アルバム未収録。 |
6th | 1998/9/9 | イロトリドリ ノ セカイ | ESDB-3858 |
|
JUDY AND MARYによる同曲シングルと同時リリースされた競作。セルフカバー。 オリコン最高31位 全曲アルバム未収録。 |
7th | 1999/11/3 | JUMPING JACK | ESDB-3921 |
|
I AM THE WALRUSはビートルズのカバー #1はアルバムバージョン、#2はアルバム未収録。 |
8th | 2000/1/21 | Cloud Collector | ESCB-2082 |
|
アルバム「クラウドコレクター」からのリカット。初のマキシシングル。 #2、#3アルバム未収録。 |
9th | 2006/6/18 | Greatest delight | 「ROBOT+S」改名してからの作品、ライヴ会場及びインターネット限定販売。 | ||
10th | 2007/5/28 | キルミーリルビー | ライヴ会場限定販売。 | ||
11th | 2008/12/24 | ZERO | 配信限定シングル。 | ||
12th | 2009/1/28 | バタフライ | 配信限定シングル。 | ||
TAKUYA | |||||
1st | 2002/9/11 | i love you | UPCH-5120 |
|
NTV系「『AX MUSIC-TV』AX POWER PLAY #013 |
2nd | 2002/10/23 | HOTARU | UPCH-5125 |
|
|
3rd | 2009/11/11 | W-B-X 〜W-Boiled Extreme〜 | AVCA-29379/B:CD+DVD AVCA-29380:CD |
CD
DVD
|
「上木彩矢 w TAKUYA」名義作品。「仮面ライダーW」の主題歌のため結成されたユニット。 オリコン最高8位、登場回数27回 |
4th | 2012/1/18 | 愛×Go! 勇×Go! | AVCA-49407 |
|
テレビ東京系アニメ「爆丸バトルブローラーズ ガンダリシアンインベーダーズ」TVアニメ第3期32話-(2011年11月-)のエンディングテーマ。 |
MIND THE GAP(TAKUYA & SHOGO(175R)のユニット) | |||||
1st | 2012/2/22 | 理 -Kotowari- | 配信 『秘密のケンミンSHOW』(日本テレビ系)のエンディングテーマ曲(2012年1月-3月) |
アルバム
発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
ROBOTS | |||||
1st | 1997/11/6 | GUITAR DE POP | ESCB-1845 |
|
オリコン最高17位 |
2nd | 1999/11/3 | Cloud Collector | ESCB-2043 |
|
オリコン最高45位 |
3rd | 2007/9/5 | Dying Music | TER-25003 |
|
レヴェイユ オリコン最高294位 |
4th | 2009/2/18 | 転がれサンディもサムも | COCP-60053 |
|
コロムビア オリコン最高219位 |
TAKUYA | |||||
1st | 2002/11/27 | THE WIDE WILD WORLD | UPGH-1001 |
|
|
2nd | 2004/9/1 | 54 it | UPCH-1365 |
|
読み方は「go for it」 |
3rd | 2011/11/9 | トキドキココロハアメ デモアメノチカナラズハレ | DQC-800 |
|
アプリ
TAKUYA
- TAKUYAが教えるギター・レッスン “Guitar de POP”(2013/11/20)スマートフォン向けギター教則アプリ
映像作品
ROBOTS
- video ALCHEMY(1998/9/9)VHS,PlayStation用音楽ソフト
- ALCHEMIST
- パレット
- ROBOT
- she-through
- コイビト
- 光の全くないイメージ
- その他の映像作品
- ROBOTS DYING MUSIC TOUR2007@SHIBUYA CLUB QUATTRO(2008/3/2)DVDのみ、ライヴ会場及びインターネット限定販売
- D_M_C
- キルミーリルビー
- ナイトメアリー
- TRANSONIC
- I IMAGINE LOVE(It's an emergency)
- The World Is Falling Down, Is It True?
- THE EARTH
- Greatest Delight
- GUITAR DE POP
- VS 003
- ROBOT
- UK OK?(VIDEO CLIP)
ミュージックビデオ
ROBOTS
監督 | 曲名 |
JON KLEIN | 「コイビト」 |
不明 | 「ALCHEMIST」「Cloud Collector」「JUMPING JACK」「ROBOT」「UK OK?」「she-through」 |
TAKUYA
監督 | 曲名 |
河瀬直美 | 「HOTARU」 |
The popular society in callabration with ZEEL | 「i love you」 |
楽曲提供
- 猿岩石
- 9thシングル「初恋」(1998年6月24日)
- 1曲目「初恋」(作詞・作曲:TAKUYA/編曲:ROBOTS)タイアップ: 「東京都競馬(TCK)」'98キャンペーンCMソング
- Λucifer
- 1stシングル「堕天使BLUE」(1999年9月15日)(作詞:森雪之丞)
- 1stシングルc/w「Silent Melody」(作詞:森雪之丞)
- 3rdシングル「TOKYO幻想(イリュージョン)」(2000年2月16日)(作詞:森雪之丞)
- 4thシングル「CARNATION CRIME」(2000年6月7日)(作詞:森雪之丞)
- 5thシングルc/w「輪廻の瞳」(2000年8月2日)(作詞:森雪之丞)
- 6thシングル「TSUBASA」(2000年11月8日)(作詞:森雪之丞)
- 7thシングル「ハイパーソニックソウル」(2001年8月1日)(作詞:森雪之丞)
- 2nd アルバム BEATRIP
- SHELTER 作詞:森 雪之丞 作曲:TAKUYA
- ジュエミリア
- 1stシングル「リセット」(2003年4月2日)(作詞:秋元康・TAKUYA)
- SMAP
- 15thオリジナルアルバム「SMAP 016/MIJ」(2003年6月25日)
- DISC1・11曲目収録「ススメ!」(作詞:多田琢 / 作曲:TAKUYA / 編曲:田辺恵二 / コーラスアレンジ:知野芳彦 )
- 2004年9月8日、「ススメ! GOLD盤」としてシングルカットされる予定があったが、急遽発売中止になった。
- 2011年8月17日SMAP AIDファン投票にて4位に選ばれる
- 15thオリジナルアルバム「SMAP 016/MIJ」(2003年6月25日)
- 喜多修平
- 高橋瞳
- 4thシングル コミュニケイション(2006年7月12日)
- 5thシングル コ・モ・レ・ビ(2006年11月1日)
- 6thシングル キャンディ・ライン(2007年3月7日)
- 7thシングル JET BOY JET GIRL(2007年8月1日)
- 8thシングル 強くなれ(2007年9月12日)
- 2ndアルバム BambooCollage(2007年10月24日)プロデュース
- グラデュエイション(作詞: 作曲:TAKUYA)
- STAY TUNE(作詞:Kohei Japan 作曲:TAKUYA)
- 豊崎愛生
- 1stアルバム「love your life,love my life」
- カレイドスコープ(作詞:古屋真 / 作曲:TAKUYA)
- 1stアルバム「love your life,love my life」
- Milky Bunny(益若つばさ)
- ミルクシェイクSOS!(作詞:Tsubasa、TAKUYA/ 作曲・編曲:TAKUYA)2012年3月21日
- THE NAMPA BOYS
- プランジ(プロデュース)2012年6月6日
- ギルガメッシュ
- 絶頂BANG!!(プロデュース)2012年7月4日
- おはガールちゅ!ちゅ!ちゅ!
- 私立恵比寿中学
- ハイタテキ!(作詞:TAKUYA•MEG.ME 作曲:TAKUYA 編曲:TAKUYA•Keisuke Iizuka)2014年11月5日
テレビ出演
主なライブ
- 2009年05月13日 - ミドリ、ワンマン、2009春。
- 2010年02月28日 - 明日への讃歌
- 2010年05月02日 - COMIN'KOBE10
- 2012年03月18日 - HAPPY JACK 2012
脚注
- ^ a b キューブミュージック
- ^ “元ジュディマリTAKUYA 商店街バンド結成!目指せ武道館”. スポニチ (2015年10月20日). 2015年10月20日閲覧。
- ^ OREOKA.COM 緊急取材!TAKUYAさんに聞く「福岡をアジア音楽のハブに」構想の全容